出会い系アプリやマッチングサイトでよく使われる隠語・用語まとめ

結論として、出会い系アプリで隠語を連発している人には要注意です。隠語を使っているのは業者か援助交際目的の素人が多く、真剣な出会いを求めている人はほとんどいません。プロフィールやメッセージに隠語を含めてくる会員とは関わりを持たないことをおすすめします。

逆に隠語を使っていないユーザーは、やましいことのない一般会員である可能性が高いとも言い換えられます。一部の会員が使っている隠語を知っておくと、危険な会員を避けて、効率よく一般の方と知り合えるでしょう。

ここからは、出会い系アプリで使われる隠語をあいうえお順で紹介します。

日常会話でも使われる言葉が、出会い系アプリでは隠語として使われるケースも珍しくありません。文脈からも隠語なのかそうでないのかを判断して、安心・安全に出会い系アプリを使いこなしましょう。

まずは「あ行」から隠語を紹介していきます。

＜出会い系で使われる「あ行」の隠語＞
・アンダー
・イチゴ・苺
・今すぐ会える方
・打つ
・円光・円
・援デリ
・NS（ノースキン）
・NN
・LH
・応援
・お米
・大人
・オフパコ

順番にじっくりと見ていきましょう。

アンダー＝Underで、18歳以下を表しています。万が一にも身体の関係をもってしまうと罪に問われるため、十分に注意しなければなりません。「U」という言葉が使われることもまれにあります。

15,000円という意味です。「苺でお願いします」という場合、援助交際の料金が15,000円という意味を表しています。援助交際における金額の相場になることが多く、頻繁に使われています。

その言葉の通り、今日中に会える人を探しているという意味です。しかし単純なデートではなく、援助交際を求めている場合がほとんどです。

援助交際を希望しているという意味です。ストレートに表現すると運営に削除されてしまうため、遠回しな言い方をしています。

身体の関係をもつという意味です。

円＝援、光＝交を表していて、援交という意味です。漢字を変換して隠語にしています。「￥」という言葉が代わりに使われるケースも少なくありません。

また、「逆円」「逆￥」という言葉を使っている男性は、性行為をした後に女性からお小づかいをもらいたいという思惑があります。

援助交際を持ちかけてきた人と会ってみると、実際はデリヘルだったという典型的な「業者」によるだましの手口です。法外な料金を請求される可能性もあるため、利用すべきではありません。

避妊具を付けずに性行為をするという意味です。

N＝生、N＝中という意味で、避妊具を付けずに最後まで性行為をして良いという意味です。

L＝Love、H＝Hotelで、ラブホテルという意味になります。後に解説する隠語ですが、「即」という言葉を組み合わせて「即LH」というメッセージが掲載されている場合、これは「待ち合わせてすぐにラブホテルへ行く」という意味です。

パパ活を希望しているという意味です。「応援してくれる人を探しています」というように使われることが多く、金銭的な支援をして欲しいという意味で用いられます。

お米＝お金です。語感が似通っているため、使われることがあります。

大人の付き合いという意味で使われ、援助交際と同じ意味です。

ネットで知り合った人と性行為をするという意味です。出会い系サイトやアプリだけではなく、SNSなどでも頻繁に使われています。

続いてか行の隠語を紹介します。

＜出会い系で使われる「か行」の隠語＞
・神待ち
・黄色
・キャッシュバッカー
・K（ケー）
・ゴ有・ゴあり
・コチャ

順番に解説していきましょう。

自宅に泊めてくれる人を探しているという意味です。たとえば「新宿で神待ち」という場合、新宿駅付近で拾って泊めてくれる人を探しているという意味になります。

カカオトークのことです。アイコンが黄色いため、このように略されています。

男性会員からのメッセージを受け取るなどして出会い系アプリからポイントを受け取り、それを現金や商品券等に引き換えている人を指す隠語です。ポイント目的でアプリを使っているため、いくらやり取りを重ねても出会えません。「CB」と略されることもあります。

1kのことで、1,000円を示しています。たとえば「5k」なら5,000円、「20k」なら20,000円で、その金額で援交をするという意味です。

ゴ＝ゴムという意味で、避妊具ありで性行為をするという意味です。

コ＝個、チャ＝チャットで、個別チャットを意味しています。アプリの運営の管理・監視が行き届かないところで、援交の金額や詳細の打ち合わせをしたいときに使われる言葉です。

続いてさ行の隠語を見ていきましょう。

＜出会い系で使われる「さ行」の隠語＞
・ザオラル
・サブアド
・サポ
・車内
・JK（ジェイケー）
・条件
・地雷
・すっぽ
・セックスフレンド・SF
・即会い・即アポ
・ソフレ

例文も交えながら解説していきます。

しばらく連絡を取っていなかった人にメッセージを送信するという意味です。人気ゲームに登場する「蘇生」させるための呪文が元ネタになっています。

メインとしては使用していない、予備のメールアドレスのことです。日常生活からは切り離して連絡を取りたい人にサブアドを教える人が多いです。

サポ＝サポートという意味で、援助交際を意味しています。「サポ希望」というように使われることが一般的です。

ホテルなどの室内ではなく、自家用車などの車内で援交を希望するという意味です。この後に紹介する隠語ですが、「プチ」の現場として用いられています。

会うために条件が必要という意味です。条件＝金銭であることが普通なので、援交を希望しているという意味になります。

実際に会ってみた結果、嫌な思いをしたという意味です。「地雷を踏んだ」「地雷女だった」というように使われることが多く見受けられます。

約束を「すっぽ」かされたという意味です。

その言葉の通りで、恋人関係にはならず、性行為だけをする友達という意味です。「SF」と略されることもあります。

メッセージのやり取りをした直後に会う、もしくはすぐ会う約束をするという意味です。

「添い寝フレンド」を略した言葉です。

次に、た行で使われる隠語を意味と合わせてリストアップしました。

＜出会い系で使われる「た行」の隠語＞
・対局
・助けて
・ダラメ
・茶飯
・直ホ
・直メ
・美人局
・DK（ディープキス）
・定期

こちらも例文を織り交ぜながらわかりやすく解説していきます。

性行為を意味しています。

「助けて欲しい」という意味です。金銭面の援助を求めているという意味で、援助交際を希望している女性が使う言葉です。

ダラダラとメールを続ける状態のことを意味します。具体的にデートの日程を決めるわけではなく、他愛もない会話を続けることは「ダラメ」といいます。

お茶やご飯をおごってもらうのを目的にアプリを使っている女性のことです。

待ち合わせをした後に食事などをせず、直接ホテルに行くという意味です。

直接メールをすることを意味しています。課金制アプリの場合、メッセージの送信にポイントを消費するため、早いタイミングで直メができる女性を見つけるとポイントを節約できます。

未成年者や人妻に手を出した、不倫をしたといった弱みにつけ込んでおどし、金品を脅し取る犯罪行為です。「妊娠した」と嘘をついておどしてくることもあります。読み方は「つつもたせ」です。

ディープキスという意味です。「DKはNG」というように使われることが多く、この場合は援交の最中にディープキスはできないという意味になります。

定期的に会える相手を探しているという意味です。健全な関係を望む人が使うこともありますが、基本的には「月に数回援交をしたい」という意味です。

続いて、な行の隠語を紹介していきます。

＜出会い系で使われる「な行」の隠語＞
・生
・荷

こちらも詳しく見ていきましょう。

避妊具を使わずに性行為をして良いという意味です。「生中」「生外」のように、言葉を組み合わせて使われることもあります。

荷＝二という意味で、20,000円を表しています。「荷で助けて欲しい」という場合、20,000円で援助交際して欲しいという意味になるのです。

ここからは、は行の隠語について解説していきます。

＜出会い系で使われる「は行」の隠語＞
・パパ・P（ピー）
・PJ
・ブラリ
・プチ
・ホ別

これらの言葉も頻繁に使われるので、意味をしっかりと確認しておきましょう。

パパ活を略した言葉です。「P活」、「P」という場合もパパ活を意味しているものと考えましょう。内容は人によって異なり、食事や買い物だけということもあれば、身体の関係をもつのもOKという人もいます。

P＝パパ活、J＝女子です。パパ活を希望している女子という意味なので、プロフィールに「PJ」と書かれている場合は、パパ活目的の女性だと判断しましょう。

ブラックリストの略称です。「やり取りをしていた女性からブラリになった」「運営からブラリに入れられた」というように使います。セクハラ、誹謗中傷、脅迫のようなメッセージを送った場合、ブラックリストに入れられるおそれがあるため注意しましょう。

援助交際の一種ですが、金額・行為ともに軽い内容のものを表しています。いわゆる本番行為は行われないことが一般的です。

ホテル代別という意味です。たとえば「ホ別で苺」というメッセージを受け取った場合、援交のために15,000円が必要で、それにプラスしてホテル代の自己負担が必要になります。

続いて、ま行の隠語を解説していきます。

＜出会い系で使われる「ま行」の隠語＞
・ママ活
・緑
メルレ

それぞれを詳しく見ていきましょう。

パパ活の女性バージョンです。食事や買い物などのデートをして、さらにお小づかいをもらうという内容です。主に男子大学生が30代以降の女性を対象にして行っています。

LINEを表しています。アイコンが緑色であることから「緑」という言葉が使われているのです。どちらかといえば、隠語というよりは略語という扱いで使われることが多い言葉といえるでしょう。

メールレディの略語です。男性会員とのメール交換によってポイントを稼いでいる人のことを表していて、前述した「キャッシュバッカー」とよく似ています。ただし、アプリやサイトに常駐しているわけではなく、有料サービスの仕事として堂々と活動している人のことをメルレと呼ぶことが一般的です。

続いて、や行の隠語を紹介します。

＜出会い系で使われる「や行」の隠語＞
・U吉（ユキチ）

諭吉という意味です。諭吉＝10,000円なので、「諭吉で」という場合は10,000円で援助交際をしたいという意味になります。派生した言葉として「福沢」、20,000円を表す「WU吉」、30,000円を表す「トリプルU吉」といったものもあります。

最後に、わ行の隠語を紹介しましょう。

＜出会い系で使われる「わ行」の隠語＞
・割り切り

こちらも援助交際を表す言葉です。恋愛感情なしで、割り切って行為をしたいという意味合いで使われています。「割り切りで会える人募集」などとプロフィールに記載している人は、原則として恋愛関係に発展させるつもりはありません。

出会い系アプリやサイトでは、犯罪や違反行為に使われる言葉をパトロールによって監視・削除しています。そのため「援助交際」などのストレートな言葉は利用できず、危険な行為を希望しているユーザーは、この記事で紹介したような隠語を使ってやり取りをしているのです。

隠語を使うということは、まともには活動できないような行動をしようとしている人だと考えましょう。場合によっては法律に抵触することもあり、隠語を使う人と関わってしまうと非常に危険です。ここで取り上げたような隠語を使っている人とは連絡を取らず、信頼できる一般会員とやり取りをして、素敵な出会いを見つけましょう。