マッチングアプリでサクラに騙されないためには、サクラのいないアプリを使うのが一番の手。

サクラの正体は出会いを求めるいちユーザーではなく、ユーザーに課金させることや、個人情報などを聞き出すことを目的としたアルバイト。特に出会いに積極的な男性をターゲットにすることが多く、マッチングアプリ上では女性ユーザーに扮したサクラが多いです。

そこで今回は、マッチングアプリのサクラの特徴と見分け方を解説します。サクラ無しのマッチングアプリも紹介するので、ぜひアプリ選びの参考にしてみてください。

あわせて読みたい

マッチングアプリおすすめNo.1を20個比較して決めてみた【2023年3月】 - Appliv出会い

マッチングアプリにおけるサクラの特徴と見分け方

マッチングアプリのサクラとは

サクラは出会いを求めているユーザーを装ってアプローチしてきます。しかしそんなサクラのプロフィールやメッセージの中には、わかりやすい特徴が表れているもの。

まずはマッチングアプリに潜むサクラの特徴と見分け方を解説します。

【サクラの見分け方】

  • プロフィールの中身が薄い
  • 同じ写真で別の名前を使っている
  • 会話を長引かせようとする
  • 会おうとするとはぐらかす
  • 他のサイトに誘導しようとする

プロフィールの中身が薄い

まず、次のようなプロフィールを設定している人には要注意。

サクラのプロフィールの特徴

  • ネットで拾ったような画像を使っている
  • 画像が1枚しか設定されていない
  • 自己紹介文がひとことだけ、または定型文
  • 美女・イケメンで高収入などやたらハイスペック
  • 「夜のお相手」など性的なイメージをさせる自己紹介文
  • 20代〜50代、150cm以上など、誰にでも当てはまるような条件

本気で恋人を探しているユーザーは自分の顔写真を使ったり、人柄がわかりやすい自己紹介文にしたり、希望条件を絞ったりと、プロフィールをきちんと設定しています。

逆に上記の特徴のあるプロフィールは、真剣に出会いを求めていないサクラの可能性大。男性がターゲットのサクラの場合、セクシーな画像を使って「最近ご無沙汰」「夜寂しい」など釣るようなプロフィールになっていることも多いです。

同じ写真で別の名前を使っている

サクラはいくつもアカウントを持っていたり、退会・再登録を繰り返したりしながら、マッチングアプリで獲物を物色しています。

拾い画のため写真は同じものを使い回し。しかし名前だけは変え、看護師やCA、保育士など男性ウケする別人になりすましているのが特徴です。

以前マッチングした覚えのある写真のユーザーと再びマッチングしたら、サクラが別アカウントで再びアプローチしてきた可能性が高いです。

会話を長引かせようとする

ポイント課金制でメッセージをするタイプのマッチングアプリでは、サクラはなるべく相手にポイントを使わせようとします。そのため、なるべくメッセージのやり取りを長く続けようとするのが特徴。

メッセージ回数を増やすのが仕事なので、会話を長引かせるくせに、やたらと返信が早いです。あなたが既読無視してもしつこくメッセージが届き、会話を再開しようとするでしょう。

さらに巧妙なのが、残りポイントを把握しているのか、相手のポイントが無くなりかけたところで写真を送ったり「会おう」「連絡先を交換しよう」と言ったりして期待させ、課金させようとする手口

ポイントが切れるタイミングで返信したくなるメッセージを送ってくる人にも注意しましょう。

会おうとするとはぐらかす

こちらから「会おう」と誘うと「いいよ!」と返事は来るものの、具体的な日時や場所を決めることはしません。「いつにする?」などの質問をスルーしたり巧みに話題をそらしたりして、はぐらかそうとするのです。

逆に、サクラからデートに誘うこともあります。しかしこちらがデートの約束を取り付けようとすると関係の無い話をはじめ、結局デートの日時を決められません。

こちらから「会いませんか?」とメッセージを送ってみて、承諾はするのに話題をそらしてくるようであればサクラの可能性が大きいでしょう。

他のサイトに誘導しようとする

他のサイトに誘導しようとする

中には他の外部サイトに誘導することを目的としているサクラもおり、やり取りを始めて間も無く他のサイトのURLが送られてくることも。

誘導の常套句は「このアプリだとメッセージにお金がかかるから」「このアプリで以前怖い思いをしたので安心できるサイトで連絡したい」など。

送られてきたURLは、おそらく高額の請求をする悪質なサイト。メッセージを始めたばかりで他のサイトに誘導されたら、決してURLは開かないようにしましょう。

マッチングアプリのサクラに当たらない方法

マッチングアプリのサクラに当たらない方法

サクラの特徴を把握して見抜くことも防衛手段ですが、それ以前にサクラ無しのサービスを選ぶことが重要です。

「マッチングアプリ」と呼ばれるものは大企業が運営しているものが多く、身分証の提示が必須。純粋に出会いをサポートしているため、サクラはほとんどいません。

一方で「出会い系サイト」と呼ばれるものは、年齢確認や身分証明が甘く、サクラを雇って一般ユーザーに課金させようとするものがあります。

よって真剣に出会いを求めるなら「マッチングアプリ」、中でもサクラがいないアプリを選ぶようにしましょう。

サクラのいないマッチングアプリの探し方

サクラがいるサービスは「メッセージ1通でいくら」というポイント課金制のものが多いです。なのでポイント課金制ではなく、月額定額制のマッチングアプリを選ぶようにしましょう。

上場企業が運営しているマッチングアプリは信用性重視のため、ほぼサクラがいません。またサービスの運営には都道府県公安委員会より遵守事項として禁止誘引行為等の監視義務があります。「適切なやり取りが行われているかのチェック」によってパトロールを徹底しているアプリは安心できるといえるでしょう。

上記を踏まえ、例としてサクラのいないマッチングアプリを2つ紹介しましょう。

with(ウィズ)

with 公式
アプリ名with
料金男性 4,200円
女性 無料
年齢層20〜40代
累計会員数700万人以上
※2022年10月時点
目的恋愛
特徴心理学を用いた性格診断で
考え方が近い相手と出会える
運営会社株式会社with

※月額料金はAppleID決済を基準に掲載しております。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。

「with」の安心ポイント

  • Facebookアカウントと連携している
  • 退会直後、すぐに再登録ができない(休止期間あり)
  • 人の目による24時間監視体制が整っている
  • ユーザー同士の通報機能がある

「with」は入会・退会を繰り返すサクラにとっては都合が悪いアプリ。退会後の再登録は1ヶ月の休止期間を置かなければいけないためです。

Facebookの偽アカウントを作って再登録する方法もありますが、そもそもFacebookへの登録には、実名や住所・電話番号などの個人情報が必要なので、サクラ用の偽アカウントを作るのも大変。

加えて、会話を引き伸ばしても月額料金以上の課金はされないため、サクラにとってのメリットゼロです。

運営会社は24時間監視体制によりサクラや業者の排除を断言していることも、安心して使えるポイントです。

出会い with(ウィズ) マッチングアプリ

with inc.

iOS無料
Android無料
App Storeを見る
Google Playを見る

Pairs(ペアーズ)

アプリ名Pairs
料金男性 4,800円
女性 無料
年齢層20〜30代
累計会員数2,000万人以上
※2022年8月時点
目的恋活、婚活
特徴会員数トップで出会いやすい
地方の人にもおすすめ
運営会社株式会社エウレカ

※月額料金はAppleID決済を基準に掲載しております。また、決済方法やプラン、また為替や値上げ等の影響によって変動する場合もあります。

「Pairs」の安心ポイント

  • 「真剣な出会い」に重点を当て、サクラにすぐに気付きやすい
  • Facebookの友達数を確認できる
  • 退会直後、すぐに再登録ができない(休止期間あり)
  • ビデオ通話機能があり、直接顔を見て話せる
  • 日本一の会員数のため、サクラを雇うメリットが少ない

筆者も「Pairs」の利用経験者ですが、真剣な出会いや交際を求めるユーザーが非常に多い印象。サクラや業者がいると逆に浮きやすく、怪しい点に気付きやすいです。

プロフィールからはFacebookのおおまかな友達数を確認可能。友達が少ないと「サクラの活動用のアカウントなのかな」と見極められます。

女性でも積極的に活動するにはオプションで課金する必要がある、退会直後に休止期間を置かないと再登録できないなど、サクラが活動しにくい環境になっていることもポイント。

Pairs(ペアーズ) 恋活・婚活のためのマッチングアプリ

eureka,Inc.

iOS無料
Android無料
App Storeを見る
Google Playを見る

マッチングアプリのサクラとは? 何が目的なの?

出会い系にいる「サクラ」とは、運営側が雇ったアルバイトのこと。

サクラの目的はこちら。

サクラのイメージ

・一般ユーザーになるべく多くの利用料を払わせる
・LINEなどの情報を聞き出し、悪質サイトへ誘導する
・イケメンや美女の利用者がたくさんいると錯覚させ期待を持たせる

つまりサクラは偽ユーザーなので、出会う気も恋人を作る気もありません。

そもそもマッチングアプリでサクラを雇うのは詐欺罪に抵触するおそれがあり、違法です。一般ユーザーはやり取りをする時間を無駄にするどころか、余計に利用料を払わされるので注意しましょう。

サクラと業者の違い

サクラ無しのマッチングアプリの中にも「業者」が紛れ込んでいることもあります。

サクラが運営会社に雇われた内部の偽ユーザーであるのに対し、業者は勧誘や営業を目的とした外部の偽ユーザー。メッセージをしたり会ったりすると、ネットワークビジネスや宗教へ勧誘されたり、個人情報を聞き出そうとしたりしてきます。

サクラ同様、業者もマッチングアプリの本来の利用目的とは異なり規約違反です。運営側は業者を排除すべくあらゆる対策を講じていますが、現状ではゼロにできていないため、自分で業者を見極めることが大切です。

怪しい人のイメージ

サクラのいないマッチングアプリで安全に出会おう!

サクラには「拾い画だとわかる写真」「プロフィールの中身が薄い」「性的な自己紹介文」などのわかりやすい特徴があります。しかしいくら見抜けるといっても、マッチングする相手がサクラばかりだと、思うように理想の相手と出会えないですよね。

サクラを避けるには、そもそもサクラゼロのマッチングアプリを使うことが何よりも重要です。

サクラのいないマッチングアプリで、安心して恋活・婚活をしていきましょう!

こちらの記事もおすすめ

出会い系とマッチングアプリとの違いは? 安全に出会えるおすすめサイトやアプリはどれ? - Appliv出会い
マッチングアプリおすすめNo.1を20個比較して決めてみた【2023年3月】 - Appliv出会い

■年代別の厳選アプリはこちら■
10代向けマッチングアプリ
20代向けマッチングアプリ
30代向けマッチングアプリ
40代向けマッチングアプリ
50代向けマッチングアプリ