高卒や中卒ではマッチングアプリでは低学歴扱いされて不利&出会えない。そう考えている人は多いのではないでしょうか。たしかに婚活となると、相手の学歴を気にする人が一定数いるのは事実です。
しかし、ポイントを押さえてアピールすれば、マッチングアプリの方がそれ以外の出会いより有利になることもあります。
この記事では、高卒や中卒の人がマッチングアプリを使う時のポイントや、おすすめのマッチングアプリを紹介していきます。出会いがなくて悩んでいる人や、学歴が気になって上手くいくか不安な人は、ぜひ読んでみてください。
マッチングアプリで高卒・中卒は低学歴だから不利? 悩まずに済む出会い方
マッチングアプリ経験者がパートナー選びで最も重視するもの
こちらの記事では、長期的な交際を見据えた真剣なパートナー選びの際、あなたが最も重視するものは何ですか?という質問をアプリ現在利用者500名、幸せ退会者500名の合計1000人にした結果、「価値観の一致」が半数を超えて圧倒的な1位となっています。
「学歴や職歴、経済力といったステータス」の項目は7%と少なく、さほど重視されていないことが分かります。
これにより、マッチングアプリでは低学歴だから不利になるケースは非常に少ないといえます。
引用:マッチングアプリ経験者がパートナー選びで最も重視するのは「価値観の一致」。さらに、幸せ退会者の半数以上が結婚に繋がる出会いになっていることが判明!
高卒や中卒の学歴でも、マッチングアプリなら不利を覆せる
高卒や中卒の学歴だったとしても、マッチングアプリなら恋活や婚活を成功させるチャンスはたくさんあります。理由は以下の通りです。
学歴以外の部分が重視されやすいから
マッチングアプリで主に見られるのは、写真の雰囲気とプロフィールです。まず写真が見られ、良いと思ってもらった場合にプロフィールが見られます。
プロフィールは、丁寧に作成されているか、真剣に相手を探しているか、自分と合う性格なのかが主にチェックされるポイントです。
マッチングアプリを使う上で学歴が最も重視されるということはあまりありません。そのため、魅力的な写真や、誠実さ、内面をアピールすることで、中卒や高卒でも問題なく出会えるでしょう。
学歴よりも今の年収の方が重視されるから
学歴をチェックしたい人の心理としては2つあり、1つは話が合うかどうか、そしてもう1つが、年収の高さや将来性です。そのため、仮に学歴が中卒や高卒だったとしても、年収の面で相手が求めている条件をクリアしていれば、問題なくマッチングできます。
利用者が多く、学歴を重視しない人を探しやすいから
マッチングアプリは非常に利用者が多いため、その中には学歴を重視せずに相手を探している人もいます。そのため、中卒や高卒が最終学歴だからと利用を諦める必要はありません。
アプリによっては累計会員数が2,000万人を超えているものもあり、相手に学歴を求めていない人がすぐに見つかるはずです。
実際にマッチングアプリで500人以上とやり取りした経験上、「絶対にMARCH以上じゃないとイヤ」という女性はごく少数です。また、基本的にアプリを使っていても出会う機会は少ないでしょう。
そういった層とマッチングしてしまった場合は、早々にマッチングを解消し、学歴にこだわりのない人を探しましょう。
学歴の項目を記入しなければマッチングできる?
学歴をコンプレックスに感じている人にとって、記入しなければマッチングできるかもしれないと考えることがあるかもしれません。ここでは簡単に、未記入や変わった回答に関して解説します。
無回答はあやしまれやすい
他の全てのプロフィール項目を埋めているのに、学歴だけ記入していないのは不自然に感じられてしまうでしょう。だからといってまばらに未記入にしておくのも、真剣ではないと判断されやすくなります。
どちらにせよあやしまれやすく好印象にはつながらないので、最初から正直に記入しておきましょう。
その他もNG
学歴を「その他」と設定できる場合もありますが、こちらも基本的にはNGです。一見すると大学院卒にも見えますが、大学院は項目が用意されており不自然な印象が強まります。
マッチングアプリでは、そのままの自分と釣り合っていて、相性が良い人とマッチングして会うのがベストです。変によく見せようとせず、正直に書いておくことをおすすめします。
マッチングアプリを使った経験上、女性は細かい言い回しやメッセージの言葉遣いをチェックして人柄を判断している人が多いです。
たとえば「僕なんかで良ければ」といった自信のない言葉遣いで一気に冷められてしまうこともあるほどです。
不自然な箇所は必ずツッコまれるか違和感を持たれてしまうため、小さいところでも正直に設定しておきましょう。
低学歴コンプレックスのある人におすすめなマッチングアプリ4選
自分の学歴が気になる人に向けて、おすすめのマッチングアプリを4つピックアップしました。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものを試してみてください。
「with(ウィズ)」
「with」は、心理テストで価値観が合う人を探せるマッチングアプリです。学歴を記載する欄はあるものの、性格や相性の良さ、居心地の良さを重視する人が多く集まるため、低学歴なことを気にしすぎる必要がありません。
婚活よりは恋活寄りのアプリですが、恋愛から発展させて2~3年後に結婚したいと考えている人も多く利用しています。
『with』の基本情報
月額料金 | 男性 3,600円※ 女性 無料 |
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累計会員数 | 1,000万人以上 (2024年2月時点) |
運営会社 | 株式会社with |
with, Inc.
「Pairs(ペアーズ)」
「Pairs」は、国内最大級のマッチングアプリです。利用者が非常に多く、累計2,000万人を超えています。
マイタグ(旧:コミュニティ)機能があるのが特徴で、趣味や好きなもの、共通点がある人を探しやすいです。利用者が多いアプリなので、学歴を重視せずに出会いを求めている人と知り合うチャンスが多いのも利点。
『ペアーズ』の基本情報
月額料金 | 男性 3,700円※ 女性 無料 |
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累計会員数 | 2,000万人以上 (2022年8月時点) |
運営会社 | 株式会社エウレカ |
eureka,Inc.
「Omiai」
「Omiai」は、婚活アプリの中でも利用者が多いのが特徴です。20代から30代が多く、中でもアラサーを中心に真剣な出会いを求めている人が集まります。
「Omiai」には、同じ趣味や理想を求める人とつながれる「キーワード」機能があります。「学歴を気にしない」関連のキーワードがプロフィールに表示されている人に、いいねをすることでパートナーが見つかりやすくなるでしょう。
「Pairs」よりもやや婚活寄りに作られているため、恋活ではなく婚活がしたい人、「Pairs」を使ってみて理想の相手が少ないと感じた人におすすめです。
『Omiai』の基本情報
月額料金 | 男性 3,900円※ 女性 無料 |
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累計会員数 | 1,000万人以上 (2024年7月時点) |
運営会社 | 株式会社Omiai |
株式会社Omiai
「youbride(ユーブライド)」
「youbride」は、成婚実績No.1の婚活アプリです。年齢層は30代から40代が中心とやや高めになっています。
年齢や身長、学歴が相手の条件にこちらが当てはまっているかが一目で分かるため、効率良く相手を探せます。
ライフスタイルや、具体的な結婚への希望を書ける項目があるため、結婚生活をイメージできる相手を見つけやすいのが魅力です。
『ユーブライド』の基本情報
月額料金 | 男性 4,300円※ 女性 4,300円※ |
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累計会員数 | 290万人以上 | 運営会社 | 株式会社サンマリエ |
Sunmarie,inc
ちなみに……マッチングアプリで恋人ができた人の約8割がアプリを「複数利用」しており、1つしかアプリを入れていない方は出会いづらい状態と言えます。以下のチャートから、自分に合ったアプリを選んでみてください。
高卒や中卒の学歴の人が潰しておくべきマイナスイメージ
高卒や中卒の人が出会いに不利になるものとして、異性になんらかのマイナスなイメージを持たれていることが挙げられます。どういったマイナスイメージを持たれているかを理解して、払拭できれば学歴が不利になることもないでしょう。
素行が悪そう
中卒や高卒の人が持たれるマイナスのイメージとして、素行が悪そうといったものがあります。実際には学歴によって違いがあるわけではないのですが、こういったイメージはマナーに気を付けることで払拭できます。
たとえば飲食店のスタッフにタメ口で話しかける、上から目線で接するといった態度は、学歴に関係なく特に女性には嫌われます。マナーは厳しく見られていると思って、丁寧な態度を心がけましょう。
収入が低そう
中卒や高卒の人が敬遠される理由の1つが収入です。収入が低そうだと勝手に決めつけている人もいます。収入が仮に平均的だとしても、恋活や婚活は可能です。結婚願望があって将来のことを考えて、しっかりと貯蓄出来ていることを伝えられれば印象は良くなるでしょう。
話が合わなさそう
中卒や高卒の学歴の場合、勝手に話が合わなさそうだと思われてしまうこともあります。
もし気になる相手が高学歴で話が合わないのではないかと不安になったのであれば、世間で起きているニュースや政治的な知識を浅く広く取り入れると良いかもしれません。
マッチングアプリであれば、プロフィールで趣味や好みをアピールできます。自分から好きなものをアピールすることで共通の話題から話も広げやすくなるでしょう。
親に反対されそう
親に反対されそうだからと高卒・中卒の人を敬遠する人もいます。特に親世代の場合、学歴があって安定した大企業に勤めているエリートと結婚してほしいと考えている人は多いでしょう。
しかし、世の中エリートだけが結婚できるわけではありません。親に反対されても説得して、押し切って幸せにしてくれそうと思わせられればOKです。問題に直面した時に逃げ出さない姿勢や、ものごとに真摯に立ち向かう姿を常に見せることで、問題は解決します。
家計の管理を任せられなさそう
なんとなく考えなしに散財して、家計の管理を任せられないのではないかと不安に考えている人が一定数います。
そう思われないためにも、毎月定期的に貯金して、お金の管理をしっかりしていることは積極的にアピールしましょう。コンビニで無駄遣いしない、きちんと自炊をして生活しているかどうかなど、細かい部分を見ている人も多くいます。
マッチングアプリから恋活・婚活を成功させるためのコツ
マッチングアプリを使って恋活・婚活を成功させるには、プロフィール、写真、メッセージ、デートが重要になります。それぞれのコツやポイントとなる部分を紹介します。
プロフィールのコツ
プロフィールのポイントは、写真設定と自己紹介文の両方を充実させることです。どちらかだけに力を入れても効率良く出会えなくなってしまう上、真剣な人と出会える確率も下がります。
写真のコツ
写真のコツとしては、顔が分かる写真と体型の分かる全身の写真の両方を設定することです。追加で仕事中の写真や趣味に打ち込んでいる休日の写真などがあるとベスト。
マッチングアプリで出会うために最も重要なのは写真です。どんなに内面が良くても、写真で興味を持ってもらえないとプロフィールの中まで見てもらえないからです。性格や人柄が伝わるように、幅広く様々なシーンの写真があると良いでしょう。
男性の場合はできれば自撮りは避け、笑顔を意識することが重要です。男性は自撮りに慣れておらず映りがあまり良くないことが多いのと、女性から見た男性の自撮りの評判が悪いためです。
自己紹介文のコツ
自己紹介文は、人柄や誠実さが伝わるよう意識して書きましょう。盛り込む上での重要なものは、職業、趣味、活動エリア、マッチングアプリの利用目的、どんな性格なのか、どんな相手を求めているのかの6つです。
特に、相手に求めていることや聞きたいことは自ら公開しておくといいです。そうすることでやり取りが始まった時に相手も答えてもらいやすいからです。
メッセージのコツ
メッセージのコツとしてはまず丁寧に、敬語を使うこと。ある程度距離が縮まるまでは敬語を使い、慣れてきたところでお互い敬語をやめることを提案してみましょう。
最初のメッセージでは、なるべく質問を盛り込むことが重要です。「はじめまして!」「いいねありがとうございます!」だけだと、相手も返信に詰まってしまいます。プロフィールを見て、共通点や趣味などから広げていくと良いでしょう。
デートのコツ
デートのコツですが、特に慣れていないのであれば、始めは短時間で切り上げましょう。ランチやカフェでのお茶だけでも問題ありません。メッセージと同様に、共通点から話題を広げることを意識すれば、会話も盛り上がりやすくなるでしょう。
短時間で切り上げることで「もっと話したかった」と思ってもらえれば、次回に繋がりやすくなるメリットもあります。
低学歴と気にしている男性がマッチングアプリ婚活をする上で気を付けたいポイント
ここからは男性と女性に分けて、マッチングアプリ婚活をする上で気を付けたいポイントを紹介していきます。改善をしながら継続することで、婚活の成功が目指せるでしょう。
学歴コンプレックスを捨てること
マッチングアプリで婚活を成功させるためには、学歴コンプレックスを捨てる必要があります。なぜなら、コンプレックスを感じている様子は、デートしている相手の女性に伝わってしまう可能性が高いためです。
コンプレックスを感じてモヤモヤしている様子が相手に伝わると、婚活や恋活はスムーズに進みません。学歴コンプレックスは、理想の学歴を得られていないことによる自信のなさから生まれてしまっています。仕事の面での成功や、趣味で誰かから賞賛されるなど、別の分野で自信を付けることで解消できるでしょう。
学歴を気にしない人とだけマッチングすれば良いので、実際のところ引け目に感じることはありません。
学歴を気にしない人とマッチングするためには、プロフィールを正直に書いて、自分が気になる人にいいねを送るだけです。
堂々としていることが何よりものポイントです。
収入面での不安を解消させること
中卒や高卒で婚活を進める上で、相手の女性の収入面での不安を解消させることが重要になります。学歴自体は気にしていなくても、収入は気になるという女性は多いためです。
収入面での不安を解消させるには、仕事に関する真摯な姿勢や考え方を伝える必要があります。現実的にどういったキャリアプランを描いているのかなども合わせて話し合ってみると良いでしょう。
将来のプランを真剣に立てておくこと
恋愛関係に発展できたら、相手との将来プランを真剣に考えておいて、自分なりのタイミングで相手に話してみましょう。真剣に先のことを考えてくれていることが伝われば、より信頼関係が深まります。
特に学歴が低い場合、「あまり先のことを考えていなさそう」とマイナスのイメージを持たれることがあります。相手の不安を解消していきましょう。
低学歴と気にしている女性がマッチングアプリ婚活する上で気を付けたいポイント
次は、中卒、高卒の女性が婚活の上で気を付けたいポイントを紹介していきます。相手の男性がどの部分を不安視しているか、観察してみましょう。
散財せず、節約意識と貯蓄で家計を任せられるアピールをすること
低学歴女性が婚活で気を付けるポイントとしては、日常的に散財をしないこと、そして貯蓄をすることです。男性の中には、女性に家計の管理を任せたいと考えている人が一定数います。
そういった相手に、低学歴だからと不安視されてしまうと婚活で不利になってしまいます。先のことを考えて、きちんと貯蓄出来ているというアピールになりやすいです。
プロフィールに書いておくフレーズとして、「自炊をするのが好き」「散歩が趣味」あたりは倹約家な印象にも繋がり男性ウケがよくおすすめです。
仕事への意欲を見せて、男性を支えること
低学歴の女性は婚活をする上で、仕事への意欲を見せると良いでしょう。男性からすれば、ケガや病気で一定期間働けなくなった時に、代わりに働いてくれるかが気になるポイントだからです。
仕事を今すぐにでもやめたい、専業主婦になりたいアピールをしてしまうと、逆効果になってしまう可能性も。
自炊や家事スキルを磨いて、生活力をアピール
低学歴の女性は、自炊や家事のスキルを磨くと良いでしょう。女性に対して家事の面で協力して欲しいと考える男性は多くいます。
男性は低学歴の女性に対して、生活力がないのではないか、外食や惣菜が多いのではないかと不安視している人が一定数いるためです。
まとめ:低学歴でもマッチングアプリなら出会えるチャンスはある
今回は、中卒や高卒の人がマッチングアプリでも出会える理由を解説し、おすすめのアプリや婚活する上でのポイント、注意点を解説しました。
学歴がなくても、マッチングアプリなら恋活や婚活は可能です。中には学歴をまったく気にしていない人もいますし、きちんとプロフィールを作成すれば自分の条件でも会いたいと思ってくれる人が現れるためです。
利用者の多いアプリや真剣な人の多いアプリを使って、自分を求めてくれる人を探してみてください。
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編集長 近藤:恋愛アドバイザー資格保持。これまでに試したマッチングアプリは300以上。
社会人500人を対象としたこちらのアンケートでは、恋人の学歴が気になるという質問に「はい」と回答した人が42.2%でした。
気にしない方が多数派なので、堂々と正直にプロフィールを書いて、自分と合う人とのマッチングを狙いましょう。