何かと便利なお薬手帳ですが、つい忘れてしまうことも多いですよね。実際にメリットが把握できていないから持ち運ぶ気にならない、そもそも持ち運ぶのが面倒など、お薬手帳を活用していない場合もあると思います。
本記事ではお薬手帳のメリットに加え、持ち運びに困らないおすすめお薬手帳アプリ『ヘルスケア手帳』をご紹介。
スマホにアプリをインストールしておけば、お薬手帳代わりになったり、薬局の待ち時間が少なくなったりする『ヘルスケア手帳』のメリットや導入方法なども、詳しく解説するので参考にしてみてください。
お薬手帳の電子化なら『ヘルスケア手帳』がおすすめ アプリにすればもう忘れない
お薬手帳には3つのメリットがある
まずはお薬手帳の3つのメリットについて解説します。どのメリットもとても重要なので、きちんと理解しておきましょう。
医療費が安くなる場合がある
お薬手帳を使う上での最大のメリットは、「医療費の控除」を受けられる場合があることです。調剤薬局へ処方箋の薬を受け取りに行く際、お薬手帳を持参することで自己負担金が安くなるケースがあります。
これは2016年4月に改正された診療報酬制度によって、薬剤師の行う薬の説明や服用履歴の記載などの「薬剤服用歴管理指導料」が減額されるからです。
この減額が適用される場合、医療費の自己負担の割合が1割の方なら10円、3割の方なら40円、お薬手帳を出さない場合に比べ安くなります。適用されるためには様々な条件があるので、詳しくは薬局でお聞きください。
より安心して薬での治療を受けられる
お薬手帳を持参することで、より安心して薬での治療を受けられます。お薬手帳には薬の服用履歴や期間などが記載されているため、薬の飲み合わせで起きてしまうリスクを減らせるからです。
自分で細かく薬の名前までを覚えておくことは大変ですが、お薬手帳に記載されていれば、確認した薬剤師が間違えてしまうリスクが減らせます。体調を治すために薬をもらったのに、飲み合わせのせいで症状が悪化してしまうことを避けられます。
災害時に処方箋がなくても、持病の薬をもらえる場合がある
お薬手帳に持病用の薬の服用履歴があれば、大規模災害時に病院で処方箋をもらえなくても、例外的に薬を買える可能性があります。ただしこの場合、事後に処方箋を提出しなければいけません。
大きな災害だと近辺の病院が混雑してしまい、処方箋を出してもらうまで時間がかかりやすいです。いざという時のためにも、お薬手帳を持っておくと安心できます。
お薬手帳はアプリで電子化するのがおすすめ
お薬手帳のメリットを頭では理解しても、薬局に持っていくことをつい忘れてしまう……。処方箋をもらって薬局に行った際に、お薬手帳の確認をされた瞬間に手帳のことを思い出す方も多いのでは。その理由は財布やスマホのように、常に持ち歩くものではないからだと思います。
お薬手帳そのものを普段から持ち歩くのは、物自体は軽いとはいえ荷物が増えてしまいます。そんな持ち歩く面倒や忘れてしまう悩みを減らせる方法が、お薬手帳の電子化です。
お薬手帳の電子化をすることで、普段使いのスマホがお薬手帳に早変わりします。お薬手帳を忘れる可能性が大幅に減り、メリットも受けられます。お薬手帳を持ち歩く面倒臭さや、忘れやすさを解消できるため、ぜひアプリでお薬手帳を電子化してみましょう。
お薬手帳アプリなら『ヘルスケア手帳』
ここからは特におすすめのお薬手帳アプリ、『ヘルスケア手帳』のメリットを紹介します。『ヘルスケア手帳』を使えば、お薬手帳を忘れにくくなるだけでなく、家族の薬の管理や薬局の待ち時間が少なくなるなどメリットが豊富です。
ぜひお薬手帳の電子化は、『ヘルスケア手帳』を試してみてください。
スマホだけで、お薬手帳のメリットを受けられる
お薬手帳アプリ『ヘルスケア手帳』を導入すれば、普段のスマホをお薬手帳化できます。スマホさえ持ち歩いていれば、お薬手帳の持ち歩きが必要なくなり、もちろん忘れることもほぼありません。
調剤薬局で『ヘルスケア手帳』を提示すれば、医療費を抑えられる可能性があったり、安心安全な薬での治療が受けられたりしますよ。
『ヘルスケア手帳』なら家族全員分の薬を管理できる
『ヘルスケア手帳』は、自分の薬だけでなく家族全員分を管理できます。幼い子どもや高齢者のご家族がいる場合、誰かが管理することになるでしょう。
その際『ヘルスケア手帳』なら最大10人までの薬の情報を管理でき、処方箋以外の市販薬やサプリまで登録可能。ひとつの端末で管理できるので、とても便利です。
薬局での待ち時間が少なくなる
スマート薬局機能を提供している薬局に処方箋を撮影して送ると、薬が出来上がったタイミングで通知してくれます。そのため長時間薬局内で待つ必要がなく、待ち時間を有効的に利用可能。
例えば自宅近くの薬局がスマート薬局機能を提供していれば、家事をしながら薬の準備が完了したタイミングで受け取りに行けます。
薬の飲み忘れを防止できる
『ヘルスケア手帳』では、薬を飲む時間を登録し、決まった時間にアラートで通知してくれる機能があります。通知時間を設定しておけば、薬の飲み忘れ防止につながります。
通知時間は朝・昼・夜に加え、自由設定が2つと1週間ごとの曜日指定を1つ設定できます。そのため、複数種類の薬を飲む人でも安心。ついつい薬を飲み忘れてしまう人は、アラート通知機能を使ってみてください。
e薬Link対応で、初めての薬局でも安心
e薬Link対応薬局なら、ヘルスケア手帳のお薬手帳の情報が閲覧可能です。そのため、飲み合わせなども考えた薬を薬局から提供してもらえます。
e薬Linkとは日本薬剤師会が提供する、 異なる電子お薬手帳アプリの内容を相互に閲覧することを可能にする仕組みのこと。そのためe薬Link対応薬局に訪れれば、旅行先や出張先での急病にも安心です。
『ヘルスケア手帳』の使い方
実際に『ヘルスケア』手帳はどのように使えばいいのでしょうか。ここからは、『ヘルスケア手帳』の導入方法、薬局での受け取り予約の方法、薬の管理方法、アラームの設定方法を、それぞれ画像を使ってわかりやすく解説していきます。
『ヘルスケア手帳』の導入方法
まずは『ヘルスケア手帳』の導入方法を、アプリのダウンロードから使用開始までの手順に沿ってみていきましょう。
1.以下のボタンをタップし、『ヘルスケア手帳』をダウンロードして開く
2.[新規インストール] をタップし、利用規約を確認後[同意する]を選択
3.利用者情報の入力を終え、[完了]をタップすれば導入完了
『ヘルスケア手帳』の受け取り予約の使い方
続いて『ヘルスケア手帳』で処方箋を撮影し、薬局で薬を受け取る流れを画像で解説します。
1.[処方箋送付で受付]を選び、[写真を撮る]をタップ
2.[撮影画面へ] をタップし、処方箋がきれいに写るよう撮影する
3.撮影が完了したら[写真を使用]をタップし、複数枚処方箋があれば[続けて撮影]、1枚だけなら[最後の写真]を選択
4.写真の確認を行い[OK]をタップし、二次元バーコードの有無を選ぶ
写真がブレている場合などは、[撮り直し]を選び再度処方箋を撮影してください。
[あります]を選択した場合、二次元バーコードを読み取ってください。[ありません]を選択した人は次の手順に移りましょう。
5.質問事項と伝えたいことを記入したら[写真送付] をタップすれば受付完了
薬局での薬の準備が完了したら「ご来局ください」という通知がくるので、薬を受け取りに行きましょう。受け取り時は、必ず処方箋の原本を持って行ってください。
『ヘルスケア手帳』で家族の薬を管理する方法
『ヘルスケア手帳』で家族の薬を管理する際の手順は次のとおりです。お子様やご高齢の方が家族にいる方は、本アプリ1つでまとめて管理できるのでおすすめです。
1.画面下部にある[設定]を開き、[新規追加]をタップ
2.注意事項が出るので[OK] をタップし、アプリ利用規約の[同意する]を選択
3.利用者情報を入力したら、[完了]をタップしたら追加完了
『ヘルスケア手帳』のアラーム機能の設定方法
『ヘルスケア手帳』を使えば、毎日飲むような薬の飲む時間を設定し、アラームで知らせてくれます。薬の飲み忘れ防止に役立ってくれるため、家族の分も合わせて設定しておくと便利です。ここでは、そんなアラーム機能の設定方法の手順を解説します。
1.メニューの[服用アラーム]を開き、設定したいアラームのスライドボタンをタップ
メロディやバイブレーション機能のオン・オフもスライドボタンをタップすると、切り替えられます。
2.タップしたスライドボタンの時間 を押し、アラーム時間を設定したら[完了]をタップ
『ヘルスケア手帳』を使えば、お薬手帳がより便利になる
お薬手帳には、大きなメリットがある反面、薬局に持っていくのを忘れてしまいやすいというデメリットがあります。しかしお薬手帳の電子化を行えば、普段使いのスマホをお薬手帳の代わりとして利用可能です。
特にお薬手帳アプリの『ヘルスケア手帳』は、待ち時間の削減や飲み忘れ防止アラームなど、さまざまな機能があります。
お薬手帳自体のメリットも受けられるので、『ヘルスケア手帳』を使えばより便利になります。お薬手帳アプリが気になっている方は、ぜひ『ヘルスケア手帳』をダウンロードしてみてください。