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イーロン・マスク氏によるTwitter買収から半年が経過し、4月にはマスク氏のX Holdings傘下の企業にTwitterが統合されたとの報道から、引き続き、Twitterの今後の行方に関心が高まっています。

Applivでは今年2月に、Twitterの利用状況に関する調査を実施したところ、毎日利用するユーザーの19.3%がサービスに不満を感じる、29.1%が他SNSへ移行を検討するという結果が出ました。

今もなおサービス存続に対する不安を感じているユーザーも少なくない中で、Twitterの利用状況がどのように変化しているのか、4月下旬に継続調査を行いました。

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Twitterを毎日利用しなくなった人は8.2%、他SNSの利用時間増加した人は30.1%

2月の調査時点でTwitterを「毎日利用している(1日1回以上)」と回答した651人を対象に、あらためて利用頻度を尋ねたところ、全体の91.8%が、現在でも毎日利用していると回答。

前回と比較して最も減少したのは「6時間に1回以上」のユーザーで、前回の46.5%に対し39.5%と、7pt少なくなっています。

毎日利用しなくなった人は8.2%で、全体的に見ても利用頻度はやや減少傾向にあるようです。

また、前回調査以降、Twitter以外のSNS利用時間については、全体の30.1%が「増えた」と回答しています。

他SNSへ移行を検討した人は33.5%、前回調査から4.4pt増加

前回調査では、Twitter買収後(2022年11月以降)に他SNSへの移行を検討したことがある人の割合は、毎日利用している人の29.1%でした。

今回の調査でも同じ質問をしたところ、最も多かったのは「検討したことがない(56.7%)」で、前回から5.2pt減少しています。

一方で、検討した人は33.5%と、前回調査から4.4pt増加する結果となりました。

内訳を見ると、「移行先を検討している(14.9%)」と「検討したが、特に何もしていない(14.6%)」がほぼ同じ割合になっています。

2月以降にTwitterから他SNSへの移行を考えるようになった人が増えているようです。

移行検討理由、「クライアントアプリ・関連サービスの停止」が「サービス終了の可能性」を上回る

他SNSへの移行を検討したことがある人の理由を聞いてみると、最も多かったのは「Twitterが有料化する可能性」で26.5%、続いて「Twitterクライアントアプリ・関連サービスが停止(20.9%)」でした。

API有料化などの影響で、利用していたサードパーティ製クライアントアプリ・Twitter関連サービスが終了したことが、移行を検討するきっかけになっていると考えられます。

「サービスが終了する可能性」と回答したのは18.5%と、前回とほぼ同じ割合となっており、サービス存続に対する不安を感じている人は減っていないようです。

また、前回は「Twitterを運営する企業に対する印象が悪くなった」と回答した人が13.0%でしたが、今回の結果では10%と3pt減少しています。

移行先候補1位は引き続きInstagram、次世代Twitterと話題のサービスBlueskyやMisskeyも候補に

他SNSへの移行を検討したことがあるユーザー211人の移行先候補を調べたところ、『Instagram(49.3%)』、『LINE(17.5%)』、『YouTube(19.0%)』と、上位サービスは前回と順位が変わらない結果となりました。

また、Twitterに代わるSNSとして注目されている『Mastodon(マストドン)』や『Discord(ディスコード)』の他にも、元TwitterCEOジャック・ドーシー氏が立ち上げた『Bluesky(ブルースカイ)』や、分散型マイクロブログSNS『Misskey(ミスキー)』など話題のサービスも入っていました。

■調査概要
Twitterを毎日利用する全国の10代から60代以上の男女 651人
◇性別
男性:329人
女性:322人
◇年齢
15歳~19歳 91人
20歳~29歳 112人
30歳~39歳 112人
40歳~49歳 112人
50歳~59歳 112人
60歳以上  112人

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