会話が10倍盛り上がる！マッチングアプリのプロフィール文章の作り方

プロフィール文章のOK例・NG例、あなたは見分けられる？

はじめに、以下2つのマッチングアプリのプロフィール文章を読んでみてください。

あなたはどちらが良い例で、どちらが悪い例かを見分けることができますか？

【基本編】まずはプロフィール文章の作り方を学ぼう！

さっそくマッチングアプリのプロフィール文章作成の基本を一緒に学びましょう。

基本編では、プロフィール文章を作る目的や、文章に入れたい要素・避けたい要素など、最初に押さえておきたい知識を解説します。

プロフィール文章を作る目的：話のきっかけ作りのため

プロフィール文章を作成する目的は、ズバリ「話のきっかけを作ること」。

相談者からよく聞くのが、「相手と何を話せばよいのかわからない」という悩みです。深堀りしていくと「マッチングアプリのプロフィール文章内で相手の人となりや興味が伝わらず、会話のヒントがないこと」が原因である場合がほとんどです。

相手の関心を引くには、プロフィール文章内に興味を引く要素を散りばめなければなりません。

では相手を「おっ！」と思わせるためには、具体的にどのような要素が必要なのでしょうか。

プロフィール文章にマストで入れたい4大要素【男女共通】

プロフィール文章を作る際には、次の4つの要素を必ず入れましょう。

①仕事・勉強：前向きに取り組んでいる姿勢を見せよう

まずは、社会人は仕事について、学生は勉強についての紹介を書きましょう。

あなたが仕事や勉強を楽しんでいる様子を伝えることが大切です。

相手から「何事も前向きに取り組めるんだな」「将来安定した暮らしができそう」とポジティブな期待を抱いてもらいやすくなります。

②趣味：なるべく具体的に書こう

趣味として取り上げるのは、毎日継続して取り組むことでなくてもOKですが、できるだけ具体的に書きましょう。

たとえばあなたと相手が音楽好き同士として繋がっても、あなたは「メタル」、相手は「K-POP」のようにジャンルの違いがあれば、話が合わない可能性があるからです。

はじめから好きな音楽のジャンルを具体的に書いておけば、「共通点があると思ったのに……。」とお互いの期待が裏切られずに済みます。

【参考】異性が好印象を抱きやすいおすすめの趣味とは？

③恋愛観：本気度が伝わるように書こう

仕事や勉強、趣味について伝えたら、次はあなたの恋愛観も伝えましょう。

相談者からは「マッチングした相手がヤリモクや業者だった」「メッセージで会話してみた相手が恋愛に消極的だった」というような悩みをよく聞きます。

やはり恋愛に対する意欲が感じられない相手を避けたいと思っている方は圧倒的に多いです。

そのため、恋愛観や会う意志が伝わらないと、相手に敬遠されてしまう可能性があります。

プロフィール文章に好みのタイプや恋愛スタイルなどを明記して、真剣な姿勢を伝えましょう。

④行動喚起：最後は会う意志を見せて締めくくろう

最後は、あなたの意志と相手の行動を促す言葉を加えましょう。

マッチングアプリでは、長期間のメッセージのやりとりを好まない方が多いので、早めに相手に会うことが恋愛を進展させるカギとなります。

「まずは飲みに行きましょう」など、普段より少しだけ積極的になってプロフィール文章を書いてみましょう。

モテない！NGなプロフィール文章の特徴を押さえよう

4大要素を押さえたら、次はNGなマッチングアプリのプロフィール文章の特徴を押さえましょう。

ここをしっかり理解できれば、冒頭で見比べたプロフィール文章の悪い点をすぐに挙げられるようになるはずです。

①絵文字を使いすぎている

プロフィール文章には、絵文字の多用は避けましょう。400文字のプロフィール文章に2～3個がベストです。

絵文字の数が多いと、無理にキャラクターを演じている印象や、おじさん感、おばさん感が強く出てしまいます。

逆に絵文字が全くないと、視認性も悪くなる上、冷たい印象を与えやすいです。

また、真剣味が失われるため「笑」や「w」の使用も避けましょう。

②長すぎる、短すぎる

プロフィール文章の長さは、200～400文字がおすすめです。

長過ぎると途中で離脱されたり、「自分語りが多そう」と敬遠されたりする可能性も高まります。

逆に短すぎても真剣さが感じられず、興味を持ってもらえるチャンスを逃す可能性が高くなります。

また句読点や記号を使ったり、2～3行に一度改行したりすることで、読みやすくまとめることも大事ですよ。

③異性が興味ない趣味ばかり書いている

プロフィール文章に趣味を含めるのは大事ですが、異性が興味を持ちにくい趣味ばかり挙げるのはNGです。

「ロックバンド」「洋画」など、異性と共通の話題にできそうな趣味をメインに書きましょう。

相手と会話を広げやすい趣味を選ぶと、関係が発展するイメージを持ってもらいやすくなりますよ。

④後ろ向きな登録理由を書いている

マッチングアプリに登録したきっかけや理由は、基本的に書かなくてOKです。

自分の意志で出会いを探していないような印象や、過去の恋愛を引きずっているような印象に繋がる可能性があるためです。

私の相談者の中には、「友人に勧められたので」「恋人と別れて寂しいため」と書いている方が多くいました。しかし、私のアドバイスに従ってそれらの文章を消すだけで、マッチング率が改善する例も多くありました。

どうしてもきっかけや理由を書く必要がある場合には、併せて出会いへの前向きな意志も見せましょう。

⑤冗長なあいさつや感謝の文が含まれている

プロフィール文章では、「はじめまして」「読んでくださってありがとうございます」のようなあいさつや感謝の文章も不要です。

冒頭の文章は特に目に入りやすいため、あなたの人となりや興味には関わらない定型文でスペースを使うのは非常にもったいないからです。

相手は何十、何百ものプロフィール文章を見ています。冗長な文章は見過ごされる原因になるので避けましょう。

⑥真面目さ、優しさをアピールしている

真面目さや優しさは、恋人や結婚相手と出会えた後には重要ですが、出会いを探している段階では魅力として映りづらいです。

プロフィール文章では、真面目さよりも親しみやすさ、優しさよりも楽しさの演出が大事です。

文章の中に少し冗談を入れたり、「面白そうだな」と感じてもらえそうな近況を入れたりするだけで、印象は大きく変わりますよ。

⑦相手に求める条件を書いている

プロフィール文章にNGな相手の条件を書くのも、マイナスイメージを持たれるので避けましょう。

例えば、「喫煙者は苦手」「料理できない人はNG」など、否定的な書き方すると傲慢な印象を持たれ、相手からも「いいね」をもらいづらくなります。

避けたい条件がある場合には、少し手間はかかりますが、相手のプロフィールやメッセージで確認しましょう。

⑧コンプレックスを出しすぎている

プロフィール文章には、コンプレックスについて書くのもNG。

あなたの弱さを受け入れてくれる異性を見つけたい気持ちはわかりますが、「どう反応すればいいの？」と相手を困らせてしまいます。

1対1の状況では共感してもらえることもありますが、プロフィール文章の段階では、個人的なコンプレックスや悩みを打ち明けるには早すぎます。

どうしても事前に知っておいてほしいコンプレックスなどがある場合には、コンプレックスを克服するために努力している姿勢や前向きな姿勢を見せましょう。

⑨忙しいアピールをしている

プロフィール文章に、「仕事で日々忙しい」「毎日バリバリ働いています」などと書くのも避けましょう。

好印象に繋がると思っている方もいますが、実は「日程調整が大変そう」と思われてしまう場合も多いです。

「事前に予定を合わせれば会えます」など、必ず進展に前向きな姿勢を見せましょう。

【実践編】モテるプロフィール文章を作成しよう

ここからはいよいよ実践編。

4大要素やNG例を踏まえて、あなたのマッチングアプリのプロフィール文章を作成・改善してみましょう！

とはいえ、いきなり0からの作成は難しいはず。今回は、特別に私が便利なフォーマットを用意しました。

そのまま使えるプロフィール文章のフォーマット

以下のフォーマットを使えば、質問に答えて文章化するだけで、異性の関心を引くプロフィール文章ができあがります。

ぜひ活用してみてください。

フォーマットを活用した完成例

さらに、フォーマットを使って作成したプロフィール文章の例を、男女別に紹介します。

あなたが作成する際に参考にしてみてくださいね。

まとめ：プロフィール文章でマッチング率・デート率を上げよう！

今回は、マッチングアプリのプロフィール文章について基本編・実践編に分けて解説しました。

実例を見ることで、押さえるべきポイントやイメージをつかめたのではないかと思います。改めて冒頭の2つの例を見比べてみると、違いがよくわかるはずです。

プロフィール文章は、マッチングアプリでの出会いにおいて、写真と併せて大事な要素です。

あなたのプロフィール文章も魅力的にブラッシュアップして、マッチング率・デート率をグッと上げていきましょう。

マッチングアプリで恋人ができるまでの流れを学ぶ