おなべ(FTM)をはじめとするLGBTの存在は徐々に認知されはじめていますが、男女の出会いと比べると、まだまだ理想のパートナーを見つけられる場所は限られているのは事実。掲示板やTwitter等でパートナーを探す方も多いですが、身元が分からないという点で不安も残ります。
最近ではおなべ専門のマッチングアプリも増えており、安全に知り合いやすくなりました。
この記事では、女性のパートナーを探しているおなべの方が専門的に利用できるマッチングアプリと、非専用マッチングアプリを紹介します。
マッチングアプリ初心者の方に向けて、使い方のコツや絶対に守るべき注意点も解説しているので、ぜひ最後まで目を通してからアプリに挑戦してみてくださいね。

おなべ(FTM)の出会いにはマッチングアプリがおすすめ! 各アプリを徹底解説
おなべ(FTM)が出会う場所は? 専用マッチングアプリ3選
マッチングアプリを利用するのは恥ずかしいことではありません。むしろ出会いの場が少ないおなべ(FTM)にとっては、貴重な出会いの場として活用できます。
セクシャルマイノリティ専用のアプリを紹介します。

<おなべ(FTM)におすすめの専用マッチングアプリ>
①:Find F
②:Spindle plus for L
③:COSY
それぞれの特徴を解説します。
①:Find F

【Find Fの概要表】
活発さ |
☆☆☆ |
---|---|
目的 |
恋愛、婚活 |
会員数 |
約1,000人 |
料金 |
プレオープン期間中に登録すると永久に無料 |
年齢層 |
25歳~50代 |
特徴 |
25歳以上を対象とした同性パートナーを探す人専用のアプリ |
おなべとの出会いやすさ |
☆☆☆☆☆ |
おなべの割合 |
約40% |
最初におすすめするFind Fは、1日に5組というハイペースでカップルを誕生させ続けているマッチングアプリです。
遊び目的の人には向いていませんが、真剣に長く付き合えるパートナーを探している人におすすめできます。
登録者は全員が真剣なセクマイで、登録人数の少なさを活かして、素早く好みの相手を見つけられるでしょう。
<Find Fがおすすめの人>
・完全無料のマッチングアプリを選びたい人
・25歳以上で真剣に交際できるパートナーを探している人
②:Spindle plus for L

【Spindle plus for Lの概要表】
活発さ |
☆☆ |
---|---|
目的 |
恋愛、婚活、遊び |
会員数 |
非公開 |
料金 |
基本料金無料 |
年齢層 |
10代~30代 |
特徴 |
17 |
おなべとの出会いやすさ |
☆☆☆☆☆ |
おなべの割合 |
約80% |
女性だけが登録できる専用アプリです。
登録できる年齢は17歳以上と、他サイトと比べて若く設定されているため、若い世代同士で知り合いたい方に向いています。GPSを稼働させると、近くに住んでいる登録者を簡単に見つけられますよ。
欠点は会員数が非公開で、大手サイトと比べれば活発さに欠けることです。しかしこれから会員が増えることも期待できます。
<Spindle plus for Lがおすすめの人>
・若い世代同士で出会いたい人
・GPSを使って近くに住んでいる登録者を簡単に見つけたい人
③:COSY

【COSYの概要表】
活発さ |
☆☆☆ |
---|---|
目的 |
恋愛、婚活 |
会員数 |
非公開 |
料金 |
完全無料 |
年齢層 |
20代~40代 |
特徴 |
性的な投稿が禁止で、真剣交際を希望する人向けのアプリ |
おなべとの出会いやすさ |
☆☆☆☆ |
おなべの割合 |
60%前後 |
性的な投稿は完全に禁止されていて、真剣交際を希望する人だけが利用できるマッチングアプリです。
マッチングからトークまで完全無料で利用できます。連絡先を交換する前にお互いのことを詳しく知っておきたいという人に向いています。
こちらもiPhone専用のアプリであり、Androidユーザーは利用できません。
< COSYがおすすめの人>
・真剣な出会いを求めているiPhoneユーザー
・マッチングからトークまで完全無料で利用できるマッチングアプリを探している人
非専用マッチングアプリでもおなべ(FTM)の出会いの場所はある
おなべ(FTM)などのセクシャルマイノリティ専用アプリに抵抗がある場合は、非専用のマッチングアプリを利用してみましょう。
これから紹介するアプリには男女どちらの会員もいますが、同性愛者が利用しやすい仕組みも設けられています。

<おなべ(FTM)におすすめの非専用マッチングアプリ>
①:ハッピーメール
②:ワクワクメール
③:YYC(ワイワイシー)
④:PCMAX
⑤:Tinder(ティンダー)
⑥:Pairs(ペアーズ)
各サイトの特徴を見ていきましょう。
①:ハッピーメール

【ハッピーメールの概要表】
活発さ |
☆☆☆☆☆ |
---|---|
目的 |
恋愛、婚活、遊び、友達作り |
会員数 |
約2,700万人 |
料金 |
基本料金無料、1ポイント10円のポイント制 |
年齢層 |
20代~60代 |
特徴 |
20年以上の運営実績があり、会員数が圧倒的に多い |
おなべとの出会いやすさ |
☆☆☆☆ |
おなべの割合 |
5%前後 |
総会員数が2,700万人を突破している業界最大手のマッチングアプリです。20代から60代まで幅広い年齢層の会員がおり、新たな出会いにも期待できます。
特に掲示板の「女の子同士」などのカテゴリーに注目すると、似た目的のパートナー候補をすぐに見つけられますよ。
登録者が多い分、人気会員の競争率が上がることは欠点ではあるものの、出会いの数は期待できます。
<ハッピーメールはおすすめの人>
・業界最大手の信頼できるマッチングアプリを利用したい人
・たくさんの会員から相性の良いパートナーを見つけたい人
②:ワクワクメール

【ワクワクメールの概要表】
活発さ |
☆☆☆☆ |
---|---|
目的 |
恋愛、婚活、遊び |
会員数 |
約900万人 |
料金 |
基本料金無料、1ポイント10円のポイント制 |
年齢層 |
20代~40代 |
特徴 |
検索機能が充実した地域密着型のマッチングアプリ |
レズビアンとの出会いやすさ |
☆☆☆☆ |
レズビアンの割合 |
5%前後 |
ワクワクメールの強みは、本人確認を最重要視していることです。身分証明書と自撮り写真をあわせて提出した会員には認証マークがつき、なりすましではないことがわかります。
また、検索機能も充実していて、地元が同じで会いやすい会員を検索できることもメリットです。掲示板には「同性愛」のカテゴリーがあるため、出会いを求めるには最適。
<ワクワクメールがおすすめの人>
・サクラやなりすましにだまされるのが不安な人
・検索機能が充実していて、地元にいるパートナー候補が見つかりやすいアプリを使いたい人
③:YYC(ワイワイシー)

【YYC(ワイワイシー)の概要表】
活発さ |
☆☆☆ |
---|---|
目的 |
恋愛、婚活、遊び |
会員数 |
約1,000万人 |
料金 |
基本料金無料、1ポイント1.1円のポイント制 |
年齢層 |
20代~40代 |
特徴 |
コミュニティ機能から登録者と交流できる |
レズビアンとの出会いやすさ |
☆☆☆☆ |
レズビアンの割合 |
5%前後 |
YYC(ワイワイシー)も検索機能が充実しています。
プロフィールに書き込まれているメッセージを拾える「フリーワード検索」ができるので、「LGBT」などのキーワードを入力すると、好みの相手が簡単に見つかりますよ。
基本料金が無料であることに加え、1ポイント1.1円で購入できるという気軽さも魅力です。
<YYC(ワイワイシー)がおすすめの人>
・キーワード検索を使ってピンポイントで好みの会員を探したい人
・1ポイントの価格が安く、気軽に課金できるマッチングアプリを使いたい人
④:PCMAX

【PCMAXの概要表】
活発さ |
☆☆☆☆ |
---|---|
目的 |
恋愛、婚活、遊び |
会員数 |
約1,600万人 |
料金 |
基本料金無料、1ポイント10円のポイント制 |
年齢層 |
20代~50代 |
特徴 |
無料コンテンツやアクティブユーザー数が多い |
レズビアンとの出会いやすさ |
☆☆☆☆ |
レズビアンの割合 |
5%前後 |
会員数は1,600万人と業界全体でもトップクラスで、アクティブユーザー数も60万人を超え、活発さに定評があります。
無料で使えるコンテンツが多く、会員同士で自由に閲覧できる「日記」を使ったアピールも可能です。コミュニティの「同性愛」はブラウザ版のみなので、そちらから確認してください。
<PCMAXがおすすめの人>
・アクティブユーザー数が多く活発なマッチングアプリを求めている人
・無料で利用できるコンテンツが多いアプリを使いたい人
⑤:Tinder(ティンダー)

【Tinderの概要表】
活発さ |
☆☆☆☆ |
---|---|
目的 |
恋愛、婚活、遊び |
会員数 |
約500万人 |
料金 |
基本料金無料 |
年齢層 |
20代~50代 |
特徴 |
マッチング後は完全無料でメッセージを送受信できる |
レズビアンとの出会いやすさ |
☆☆☆☆ |
レズビアンの割合 |
約5% |
日本国内だけではなく、世界中に多くの会員を擁している大手マッチングアプリです。地域や年齢、性別などでマッチしたい相手を絞り込めますが、キーワード検索はできません。
マッチした相手とは完全無料で、何通でもメッセージ交換やビデオ通話ができます。どちらかといえば遊び目的で使っている人が多いので、ライトな出会いを求める人に最適です。
<Tinderがおすすめの人>
・気軽に遊べる相手を見つけたい人
・課金せずに何通もメッセージ交換を続けたい人
⑥:Pairs(ペアーズ)

【Pairsの概要表】
活発さ |
☆☆☆☆☆ |
---|---|
目的 |
恋愛、婚活 |
会員数 |
1,500万人以上 |
料金 |
女性は無料 |
年齢層 |
20代~40代 |
特徴 |
会員数トップで出会いやすい |
おなべとの出会いやすさ |
☆☆☆ |
おなべの割合 |
未公開 |
「Pairs」は圧倒的な累計会員数で、地方に住んでいる方にもおすすめです。またアプリ内には、LBGTコミュニティがあり、出会いやすいそう。
「LGBT理解あります」のコミュニティには3,000人以上の登録者があり、「LGBTの人、あつまれ〜!」には900人以上の登録者もいます。(2022年3月時点)
真剣な出会いを求めている人が多いので、将来を共にできるパートナーを見つけたい方にぴったりと言えるでしょう。
<Pairsがおすすめの人>
・真剣な出会いを求めているユーザー
・将来のパートナーを求めている人
【初心者向け】出会いの確率を上げる!マッチングアプリを使用するコツ
マッチングアプリ初心者の方に向けて、出会いの確率を上げるコツについて伝授します。

<出会いの確率を上げるマッチングアプリ利用術>
・複数のアプリを併用する
・プロフィール欄をすべて埋める
・笑顔で写っているものをプロフィール写真に選ぶ
・チャンスを逃さないよう積極的に行動する
順番にチェックしていきましょう。
複数のアプリを併用する
ここまでに紹介したアプリはすべて登録・基本利用が無料なので、複数アプリへの登録をおすすめします。
最初に配られる無料のポイントを使ってメッセージを送信できるので、運が良ければ課金せずに理想の相手と出会うことも可能です。登録するアプリを増やせば増やすほどチャンスの数も増えます。
プロフィール欄をすべて埋める
目的を明確に伝え、誠実さを感じてもらうためには、プロフィール欄をすべて埋めましょう。プロフィールに具体性をもたせれば、サクラや業者ではないかと疑われることも減ります。
笑顔で写っている写真をプロフィールに設定する
プロフィール写真には笑顔で写っているものを選びましょう。マッチングアプリで最初に目に入るのは写真なので、写真の表情1つで印象は大きく変わります。
さわやかな写真を使えば好印象をもたれやすくなり、プロフィールを細かく見てもらえる確率が上がりますよ。
チャンスを逃さないよう積極的に行動する
マッチングアプリには多くの登録者がいて、一人ひとりがライバルでもあります。気になった会員を見つけたときに消極的な対応をしていると、別の誰かに取られてしまうかもしれません。
チャンスを逃さないよう、常に積極的な行動を心掛けましょう。
おなべ(FTM)が出会いの場としてマッチングアプリを使う際の注意点
おなべの方がマッチングアプリを利用する際は、以下の3点に注意が必要です。

<おなべ(FTM)が出会いの場としてマッチングアプリを使う際の注意点>
・既婚者や男性が紛れていることもある
・写真と顔が違う場合もある
・業者が紛れていることもある
それぞれを詳しく解説します。
既婚者や男性が紛れていることもある
女性専用のアプリだとしても、女性だと偽って利用している男性が紛れていることもあります。冷やかしに引っ掛からないよう、実際に会って信頼できると確信できるまでは、個人情報を明かさないよう注意しましょう。
また、同性相手だとしても、既婚者が紛れている可能性もあるので要注意です。
写真と顔が違う場合もある
アプリ内で使っている写真の顔と、実際に待ち合わせ場所に来た人の顔がまったく違うというケースもありえます。アプリで加工しているだけの場合もあれば、別人の写真を使っているパターンもあるようです。
できる限り本人確認が厳しいアプリを優先して使うと良いでしょう。
業者が紛れていることもある
ぼったくりをする他サイトに誘導したり、実際に会うとマルチ商法の勧誘をしたりといった、出会うつもりのない業者がアプリに紛れ込むこともあります。
知り合って間もないのに会う約束を取りつけようとしたり、別のアプリやSNSに移るよう求めたりしてくる人には警戒しましょう。
おなべ(FTM)の出会いはどこ?マッチングアプリ以外におすすめの場所
マッチングアプリ以外から出会いたい人には、以下で紹介する4つの場所がおすすめです。

<おなべ(FTM)が出会えるマッチングアプリ以外のおすすめの場所>
・SNS
・LGBTが集まるイベント
・LGBT専用の出会い掲示板
・LGBT向けのバー
それぞれを解説しますが、マッチングアプリと比べると出会いまでの難易度は、格段に上がります。あくまでもアプリの利用をメインに考えるのがおすすめです。
SNS
TwitterやInstagramなどのSNSでも、同じ嗜好のパートナー候補を探せます。「LGBTと繋がりたい」などのタグをたどれば、効率よくパートナー候補を見つけられるでしょう。
ただし、アカウントをもっている人がリアルな出会いを求めているとは限りません。
LGBTが集まるイベント
LGBTの方が参加できるオフ会などのイベントも開かれています。会場で実際に顔を見ながら話せるのはメリットですが、開催場所は都市部が多く、地方では開催数が少ないです。
LGBT専用の出会い掲示板
LGBT専用の出会い掲示板を使えば、真剣交際を希望する人から遊び相手を探している人まで、希望に見合った人をスムーズに見つけられます。
ただし本人確認や年齢確認がアプリほど行き届いておらず、なりすましを含めた騙しや犯罪に巻き込まれる恐れもある点には注意すべきです。
LGBT向けのバー
ゲイバーやレズビアンバーのように、LGBTを受け入れている「ミックスバー」を利用して出会うという手もあります。
しかしミックスバーは新宿二丁目などに集中していて、地方都市でお店を見つけるのは困難です。
まとめ
おなべ(FTM)の出会いの場としては、同じ目的で集まっている人が多く、安全にメッセージ交換ができるマッチングアプリの利用がおすすめです。SNSや掲示板から出会える可能性もあるものの、アプリと比べるとイタズラや犯罪のリスクが高まるため注意しましょう。
この記事でお伝えした10個のマッチングアプリは安全性が高く、すべて無料で登録できるアプリです。アプリに登録した分だけ、理想的な相手と出会える確率が上がるので、複数のアプリを上手に使いこなしながら素敵な出会いを見つけてくださいね。
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