接触確認アプリ『COCOA(COVID-19 Contact Confirming Application)』はiPhoneで使用できますが、対応バージョンは13.5以降とされています。
では一体どの機種までなら利用可能なのでしょうか。本記事ではiOSのバージョン情報の確認方法にも触れながら、『COCOA』が利用できるiPhoneの機種について解説していきます。
接触確認アプリ『COCOA』が使えるiPhoneは? iOS 13.5以降に対応
接触確認アプリ『COCOA』とは?
アプリに新型コロナウイルスの感染陽性者を登録しておくことで、Bluetoothを通して陽性者と接触したかが確認できるツールです。
Androido版とiOS版の両方で配信されています。iOSの対応バージョンは13.5以降となっているので、2020年6月時点では最新バージョンにアップデートしないと利用できません。
『COCOA』について詳しくはこちら
iOS 13.5に対応している機種
それではiOS 13.5に対応しているiPhoneはどれになるのでしょうか。以下に一覧を作成しました。
・iPod touch(第7世代)※
・iPhoneSE(第1世代、第2世代)
・iPhone 6s Plus
・iPhone 6s
・iPhone 7 Plus
・iPhone 7
・iPhone 8 Plus
・iPhone 8
・iPhone X
・iPhone XR
・iPhone XS Max
・iPhone XS
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11
※iPod touch(第7世代)はバージョン13.5に対応していますが、アプリに必要な機能が備わっていないため『COCOA』はインストールできません。
iPhone 6以前の機種は非対応
iPhone5やiPhone6の利用者もいるかと思いますが、iOS 13.5に対応していないためこれらの機種は『COCOA』を利用することができません。
今すぐどうしても接触確認アプリを使いたいという方は、iPhone 6s以降の新しい機種に買い換える必要があります。
iPadは対応している?
残念ながら対応していません。iPadが採用している「iPadOS」には接触確認アプリに必要なAPIが提供されていないため、インストールしようとしても『このデバイスには備わっていない特別な機能が必要です』と表示されます。
iPhoneのバージョンを確認する方法
もし自分のiPhoneがiOS 13.5以降に対応しているのに利用できない場合は、バージョンが古いままかもしれません。
バージョンの確認は簡単にできますので、以下の手順を参考にしてみてください。
1.ホーム画面から[設定]のアイコンをタップ
2.[一般]を選択
3.[情報]をタップで表示されるバージョンを確認
下記画像にある「システムバージョン」が13.5以上になっていればOKです。筆者のスマホには13.5.1と記載されていました。
もしもiOS13.5より古いバージョンだった場合は?
以下のリンクから最新版へのアップデート方法を確認できますので、アプリを利用する方はアップデートしましょう。
注意点として、最新版がリリースされたばかりのときは不具合が多く発生する場合があります。アップデートを行う前に、一度不具合情報などを確認してみるといいかもしれません。
アップデートの詳しい手順はこちら
古いバージョンに対応する可能性はあるの?
残念ですが古いバージョンに対応する可能性は低いでしょう。
なぜなら新型コロナ接触通知APIが導入されたのがiOS 13.5からなので、それ以前のバージョンでは本アプリを利用することができません。
また2020年6月現在、過去のバージョンでも本アプリが利用できるようになるなどのアナウンスは行われていません。
きちんと動作するか、一度試してみよう
対応機種を持っている方は、ぜひ一度利用できるか確認してみてください。接触確認アプリ『COCOA』は国民全体の普及率6割を目標に掲げています。
アプリ利用者が増加すれば相対的に陽性者との接触を検出しやすくなるため、コロナウイルスの感染源をより早く突き止められるようになります。
こちらの記事もオススメ