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『YouTube』での収益化を考えていたり、なかなか収益化条件が達成できなかったりしていませんか? 本記事では、そんな悩みを持つ人のため『YouTube』での収益化の条件から広告収入の仕組み、さらには広告収入以外の利益を出す方法まで、詳しく解説します。

ぜひ本記事を参考にして『YouTube』の収益化を達成し、人気ユーチューバーの仲間入りを果たしてください。

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『YouTube』は収益化できるか

『YouTube』は収益化が可能な動画プラットフォームです。しかし、チャンネルを作成してからすぐに収益化することはできず、一定の条件を満たした上で収益化の申請をする必要があります。

特に「YouTube パートナー プログラム」(収益化の資格)への参加が、収益化の条件で一番難しいです。

「YouTube パートナー プログラム」に参加するためには、チャンネル登録者数1,000人がマストで、「直近12ヶ月で4,000時間の再生時間」か「直近90日間でショート動画の再生回数1,000万回」を達成しなければいけません。

『YouTube』の収益化の条件

『YouTube』で収益を得るためには、いくつかの条件を満たす必要があります。これらの条件は、『YouTube』が提供するサービスの品質を保つため、また、広告主や視聴者に対する信頼性を確保するために設けられています。

18歳以上である

『YouTube』の収益化には、「18歳以上」という年齢制限があります。しかし、18歳未満の場合でも、AdSense経由での支払いに対応可能な18歳以上の法的保護者がいれば、収益化の申請が可能。

これは、『YouTube』が法的な問題を避けるための措置であり、未成年者が自身の収益を適切に管理できるようにするためのものです。

「YouTube パートナー プログラム」への参加

「YouTube パートナー プログラム(YPP)」への参加も収益化の条件となります。YPPは、クリエイターが自身の動画から広告収入を得るためのプログラムです。

このプログラムに参加することで、動画に広告を表示したり、YouTube Premiumの収益を得たりすることが可能に。ただし参加するためには、厳しい条件があります。

「YouTube パートナー プログラム」への参加に必要な前提条件

●『YouTube』のチャンネル収益化ポリシーに準拠
●「YouTube パートナー プログラム」を利用可能な国・地域に居住
●コミュニティ ガイドラインの違反警告がない
●Google アカウントで2段階認証プロセスがオンになっている
●『YouTube』の上級者向け機能の利用資格を持っている
●チャンネルにリンクするAdSense アカウントを所持

「YouTube パートナー プログラム」の必要資格

「YouTube パートナー プログラム」の必要資格は、以下の2つのいずれかを達成することで申請できます。

●チャンネル登録者数1,000人+12ヶ月間の総再生時間4,000時間
●チャンネル登録者数1,000人+直近90日間のショート動画の視聴回数1,000万回

※ショート動画の視聴時間は、総再生時間4,000時間に含まれません。

ガイドラインに準拠したコンテンツを作成している

『YouTube』のコミュニティガイドラインに準拠したコンテンツ作成していることも条件です。これは、安全で信頼性の高いプラットフォームとして保つための措置。違反内容によってはチャンネルが停止されることもあります。

契約モジュールに同意している

「YouTube パートナー プログラム」の契約モジュールに同意していることも必要です。これには、『YouTube』の著作権ポリシーや広告ポリシーなど、『YouTube』のサービスを利用する上でのルールが含まれています。

『YouTube』の広告収入の仕組み

『YouTube』の広告収入の仕組みは、広告主からの広告費を『YouTube』と動画制作者(ユーチューバー)でわけるというものです。

もっとわかりやすく解説すると、収益化されている動画が再生され、広告が表示されると動画投稿者に広告収入が支払われます。この広告収入はユーチューバーとしての収益の中で、メインの収入源になる方が多いです。

また広告収入は動画の内容や視聴者の年齢層、動画の時間などのさまざまな要素によって、1再生に対する単価が変動します。

『YouTube』の広告の種類

『YouTube』には、さまざまな広告の種類が存在します。ここではそれぞれの広告についての特徴を紹介します。

スキップ可能なインストリーム広告

動画の再生開始時に表示され、視聴者が5秒後にスキップできる広告形式です。視聴者が広告を30秒以上視聴するか、広告に対して何らかのアクション(例えば広告をクリックするなど)を取った場合にのみ収益が発生します。

スキップ不可能なインストリーム広告

視聴者がスキップできない広告形式で、動画の再生前または中に最大15秒間表示されます。この広告は、視聴者が広告を視聴するたびに収益が発生します。

バンパー広告

6秒以下の短い広告で、視聴者はスキップできません。スキップ不可能なインストリーム広告同様に、広告が再生された時点で収益が発生します。広告収入の単価的には、スキップ不可能なインストリーム広告よりも低いでしょう。

ショート フィード広告

ショート動画の間に入る広告のこと。ショート動画収益化モジュールに同意することで、ショート動画の視聴回数によって広告収益が分配されます。モジュールの同意前の視聴回数は、収益分配の対象にならないので注意しましょう。

『YouTube』収入の計算方法

『YouTube』の世界では、トップクリエイターになるほど多くの収入を得ています。しかし、具体的な数字は公開されていないため、正確な収入を知ることは難しいです。ここでは、知人ユーチューバーからの情報をもとに具体的な収入を計算してみます。

『YouTube』の広告収入の単価はいくら?

『YouTube』の広告収入の単価は、動画ごとに異なります。動画ごとの広告単価が決まる要因はさまざまな物があり、動画の長さ・視聴維持率・視聴者層・動画の内容・広告の挿入数・時期などで1再生あたりの広告収入が決まります。

そのため、詳しい内部情報がない限り広告収入の単価はわかりません。ある程度の広告収入単価の幅であれば、1再生あたり0.05〜1円程度と言われています。

登録者数10万人程度のユーチューバーはどれくらい稼いでる?

ここでは仮に、登録者数10万人程度でいくらの収入になるか実際のユーチューバーのデータを元に計算してみます。ユーチューバーの収益が気になる人は、参考にしてみてください。

知人ユーチューバーのデータ

登録者数 約14万人
平均再生回数 約5万回
投稿頻度 ほぼ毎日
平均視聴維持率 約50%
動画の長さ 10〜15分
視聴者層 10〜20代前半
動画の内容 バラエティ
広告の挿入数 デフォルト

この時、広告単価は0.5円を超えていたので、月収に換算すると75万円以上と計算できます。また12月や3月はYouTube全体の広告単価が上がることが多く、その月は広告単価が0.7円を超えるため、月収100万円を超えたそうです。

動画の内容や視聴者の年齢層は広告単価に大きく影響します。また、平均視聴維持率が高いほどインプレッションも稼げます。そのため、平均視聴維持率が70%のビジネス系でかつ年齢層が30代後半くらいの動画であれば、より高い収益を期待できるでしょう。

動画の再生回数から収益額を予想!

出典:Influencer Power Ranking

トップYouTuberは四半期で1億再生以上されています。仮に1再生が0.5円だとすると、3ヶ月で5,000万円程度稼いでいるでしょう。年収で言えば2億円もの大金を稼いでいます。

1再生の広告単価は人によるため、これ以上に稼いでいる可能性もあります。上位層に食い込むことができれば、普通の仕事では到底稼げない額のお金を得られるでしょう。

動画の再生回数を調べる方法

YouTuberとして動画を公開するまでに、同じジャンルの動画を公開している人がどれほど再生回数を稼いでいるのかを調査しましょう。ここでは、動画の再生回数を調べる方法を解説します。

1.虫眼鏡マークをタップし、キーワードを検索する

2.右上の「︙」をタップし、「検索フィルタ」を選択

3.並び替えを「視聴回数」に設定し、元の画面へ戻れば視聴回数が多い順に表示される

『YouTube』で収益化を申請する手順

『YouTube』で収益化を申請するための手順は以下の通りです。

1.YouTubeアカウントを作成し、オリジナルコンテンツを投稿する
2.チャンネル登録者数や再生回数を増やし、収益化の条件を達成する
3.YouTube Studioアプリを開き、「収益化」タブをタップする
4.「適用」を選択して、利用開始する
5.「開始」をタップしたのち、基本規定を確認して「同意」を選択する
6.「開始」を再度タップして、AdSenseアカウトの設定か既存の有効なアカウントにリンクすると申請完了

※審査は通常1ヶ月程度かかります。

これらの手順を踏むことで、『YouTube』の広告収入を得ることが可能になります。ただし、収益化を申請するためには、一定の条件を満たす必要があります。その詳細については、「YouTubeの収益化の条件」のセクションをご覧ください。

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『YouTube』で収益化するコツ

ここからは、収益化の条件を達成するためのコツを解説します。ひとつひとつ丁寧に行なっていくことで、収益化に近づくはずです。

情報カードを活用する

『YouTube』の情報カードは、動画視聴中の画面に表示できるさまざまな情報を表示できるものです。これを活用することで、視聴者にほかの動画やプレイリスト、Webサイトへのリンクなどを提示することが可能。

特にリンクの情報カードを使って、チャンネル登録を促せば、登録者数の増加に一躍買ってくれます。また視聴者のエンゲージメントを高め、チャンネルの視聴時間を増やすことも大切です。

YouTubeショートを活用する

YouTubeショートは、1分以下の短い動画のこと。これは、スマホの縦画面で視聴することを前提とした新しいコンテンツ形式です。

「TikTok」などのショートビデオが人気を博している現在、『YouTube』でもショート動画が注目されています。ショート動画は受動的に再生されるため、新規視聴者を引きつけ、チャンネルの知名度を上げるのにとても便利。

日本人で最も登録者数が多いチャンネルも、ショート動画をメインにしています。また90日間で1,000万回の視聴があれば、あとはチャンネル登録者数1,000人を超えるだけで収益化の申請が可能です。

チャンネル登録を促す

視聴者に対してチャンネル登録を促すことは、『YouTube』での収益化において重要なポイントです。収益化の申請に必要な登録者数1,000人を超えるためにも、積極的に動画内でチャンネル登録を促しましょう。

動画の最後や概要欄などで「チャンネル登録をお願いします」と呼びかけるのが、一般的な方法です。

投稿数を増やしやすい得意ジャンルを選ぶ

『YouTube』では、一貫したテーマやジャンルの動画を投稿することが推奨されています。これは、視聴者がチャンネルの内容を理解しやすくするためです。

得意なジャンルであれば投稿数を増やしやすく、さらにそのジャンルに興味がある視聴者を集めやすいため、視聴時間が増加するでしょう。

コメントの返信をする

視聴者からのコメントには、積極的に返信してあげましょう。視聴者とのコミュニケーションを図り、チャンネルへのエンゲージメントを高める効果があります。

また、活発なコメント欄は新規視聴者に対してもポジティブな印象を与え、チャンネル登録につながる可能性があります。ショート動画を投稿した際も、コメント返信は行ってくださいね。

サムネや概要欄を工夫する

『YouTube』の収益化を目指す際、視聴者の目を引くサムネイルと概要欄の工夫は欠かせません。サムネイルは視覚的なインパクトを与え、視聴者の興味を引きます。

一方、概要欄は動画の内容を詳しく説明することで、興味を持ってもらいやすいです。これらを工夫して、視聴者の関心を引き、新規の視聴者を獲得していきましょう。

再生リストを整える

再生リストは、視聴者があなたのチャンネルの他の動画を見つけやすくするための重要なツールです。テーマやジャンルごとに動画を整理し、視聴者が興味を持つ可能性のある動画を一覧できるようにしておきましょう。

気になった再生リストをタップした視聴者は、連続して動画を再生しやすく、視聴時間を延ばすことができます。

ほかのユーチューバーとコラボする

ほかのユーチューバーとのコラボは、新たな視聴者へ認知されるため、チャンネル視聴者数を増やす効果的な方法です。コラボ動画は、それぞれのチャンネルの視聴者に公開され、双方の視聴者が増えるWinWinな施策といえます。

最初のコラボ相手は、ある程度ジャンルが似ており、視聴者層も被っているチャンネルがおすすめ。同じようなタイプであれば、相手側の視聴者も動画を観てくれやすいからです。

検索されやすいキーワードを含める

『YouTube』のSEOを理解し、検索されやすいキーワードを動画のタイトル、説明、タグに含めることは重要です。これにより、動画が検索結果の上位に表示され、より多くの視聴者に視聴される可能性が高まります。

またインパクトのあるパワーワードをタイトルに入れておくと、タップしてもらいやすくなるでしょう。

投稿を分析して次に活かす

どの動画が成功しているか、どの動画が視聴者にとって魅力的でないかを理解することは重要です。YouTube Studioで、動画のインプレッションや視聴維持率、男女比、年齢層など、詳しい情報をチェックできます。

この情報を元に、次回の動画制作に活かすことで、より多くの視聴者を引きつけ、視聴時間を増やすことが可能です。

収益化が難しいジャンルには手を出さない

『YouTube』で収益化を目指す場合、競争が激しいジャンルや、あまりにも視聴者が少ないジャンルに手を出すのは避けるべきです。

自分の得意なジャンルや、視聴者がある程度いるジャンルに焦点を当てましょう。あとは質の高いコンテンツを提供することで、収益化に成功する可能性が高まります。

避けた方がいいジャンル

●ラジオ系……動画配信サービスなので、喋りだけはかなり厳しい
●配信系……配信だけで始めるのは、おすすめなどにも乗りにくく難しい
●音楽系……あまりにも才能がものをいう世界なので、収益化しにくい
●Vlog系……知らない人の日常動画は見てもらいにくい
●ニュース系……正しい情報が絶対条件なので、TV局などに勝てない

『YouTube』で広告収入以外の利益を出す方法

『YouTube』で広告収入以外の利益を出す方法には、さまざまな手段があります。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

チャンネルメンバーシップ

チャンネルメンバーシップは、視聴者が有料でチャンネルに参加し、特典を受け取れる機能です。これにより、視聴者から直接的な収益を得ることが可能。

特典としては、限定動画の視聴や専用の絵文字の使用などを用意して、視聴者に価値を提供しましょう。

スーパーチャット

スーパーチャット(スパチャ)は、『YouTube』のライブ配信中に視聴者が有料でコメントできる機能です。これにより、視聴者から直接的な収益を得られます。

スパチャを送ってもらったら、基本的にはコメントを読んであげましょう。コメントをしっかりと拾ってあげることで、視聴者が喜んでくれます。またコメントを読んでほしいと思う視聴者たちが、積極的にスパチャを投げてくれるようになるかもしれません。

企業案件

企業からのPR案件も、『YouTube』での収益化の1つです。企業から商品の紹介やレビューを依頼され、その対価として報酬を得えられます。

このいわゆる案件動画は、登録者数が増えるほど額が増え、人気のチャンネルなら動画1本で数百万円を得られることも。案件系は事務所に入ると、受けやすくなりますよ。

Super Thanks

Super Thanksは、『YouTube』の動画に対して視聴者が有料で感謝の意を示す機能です。スパチャと同じように、視聴者から直接収益を得られます。

動画のコメント欄に色付きでSuper Thanksのコメントが表示されるので、できる限り返信をしてあげましょう。Super Thanksのコメントに必ず返信しておくと、コメント返しをしてほしい視聴者たちからSuper Thanksが増えるはずです。

YouTubeプレミアム

YouTubeプレミアムは、広告なしで動画を視聴できる有料サービスです。プレミアム会員が動画を視聴すると、その視聴時間に応じて収益が得られます。これにより、広告収入以外の安定した収益源を確保することが可能です。

アフィリエイトリンク

アフィリエイトリンクは、YouTube動画の説明欄や動画のコメント欄に挿入できます。このリンクから商品購入やサービスへの登録などがされると、報酬発生。

報酬は商品やサービスによって異なり、固定報酬や一定のパーセンテージで支払われます。ただし、YouTubeのガイドラインに違反しないように注意が必要です。

オリジナルグッズの販売

オリジナルグッズの販売は、ブランドを高めるだけでなく、収益も上がります。Tシャツやマグカップ、ステッカーなど、多種多様な商品を販売してみましょう。

YouTubeのショッピング機能を利用すれば、チャンネルストアや動画内のショッピングボタンなどから、ファンが購入してくれます。

『YouTube』で収益化するには努力が必要

本記事では、『YouTube』での収益化について詳しく解説しました。これらの情報を活用し、『YouTube』での収益化を成功させるための一助としてください。

『YouTube』での活動は、コンテンツのクオリティや視聴者とのコミュニケーション、そして適切な収益化戦略が重要となります。これらを踏まえ、自身の『YouTube』活動をより良いものにしていきましょう。

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