『NAVITIME(ナビタイム)』の無料版は、日常生活の中で移動する際にとても便利です。乗換案内から地図機能、天気情報まで多彩な機能を提供していますが、有料版と何が違うのでしょうか。また、無料で試せる機能はどれくらい便利なのでしょうか。
この記事では、そんな『NAVITIME』の無料版と有料版の違いを徹底比較し、無料で使える機能の詳細とその使い方を解説します。使ってみようと思った方は、登録方法も紹介しているので、参考にしてみてください。
『NAVITIME(ナビタイム)』無料版でできること 有料版との違い、無料お試しの登録方法
この記事をまとめると・・・
- 『NAVITIME』は、無料版でも豊富な機能を利用でき、乗り換え案内などが優秀
- 有料版に加入すると、渋滞情報や音声案内などを利用できる
- アプリをダウンロードすれば、会員登録なしでも豊富な機能が利用可能
『NAVITIME』とは
『NAVITIME(ナビタイム)』は、日本の企業「ナビタイムジャパン」が運営する総合ナビゲーションサービスです。このアプリは、日本国内外での移動手段をサポートしてくれます。特に、公共交通機関の乗り換え案内に便利です。
『NAVITIME』の強みは、ただ単に乗り換え案内をするだけでなく、多機能性にあります。例えば、徒歩や自転車でのルート案内、天気予報、周辺の観光スポットや施設の情報提供、混雑状況のリポートなど、移動に関連する多くの情報を簡単に得られます。
また、『NAVITIME』は多言語対応しており、日本国内はもちろん、海外での利用も考慮されています。これにより、観光客やビジネスで海外に行く際も、同じアプリでスムーズな移動が可能です。
『NAVITIME』無料でできること
まずは無料版でできることを紹介していきます。
ルート検索
『NAVITIME』の無料版では、ルート案内が非常に充実しています。乗換案内はもちろん、徒歩や自転車、車での移動にも対応。
公共交通機関を利用する場合、最寄りの駅やバス停から目的地までの最適なルートを提案してくれます。運賃や所要時間、乗り換え回数も明示されるため、効率的な移動が可能です。
徒歩や自転車での移動では、道路の状況や交差点、信号の位置まで考慮して最適なルートを教えてくれます。日常生活がけでなく、旅行で訪れた場所でも、活躍してくれるでしょう。
車を利用する場合には、渋滞情報や道路の状況、駐車場の有無などもリアルタイムで提供されるため、スムーズなドライブが可能。ただし、高度な道路情報や駐車場検索には有料版の利用が必要です。
電車・バス時刻表の確認
『NAVITIME』の無料版では、電車やバスの時刻表も簡単に確認できます。日本国内の主要な路線に対応しているため、多くの人々にとって非常に便利な機能です。
時刻表はリアルタイムで更新されるため、突発的な運行変更や遅延にも柔軟に対応可能。また、出発駅と到着駅を指定することで、その間の全ての停車駅の時刻も一覧で確認できますよ。
地図・施設検索
『NAVITIME』の無料版でも、地図と施設検索機能は非常に充実しています。地図は高精度で、道路名や交差点、ランドマークなどが詳細に表示。GPS機能を活用して、現在地から目的地までのルートも簡単に検索できます。
また、飲食店や観光地、公共施設など、多くの施設情報を網羅。ユーザーレビューや営業時間、連絡先なども確認できるため、お出かけの計画を立てる際に非常に便利です。
混雑リポート
混雑状況を知ることは、特に都市部での移動において重要な要素です。『NAVITIME』の無料版では、混雑リポート機能を使って、電車やバス、観光地などの混雑状況をリアルタイムで確認できます。
この情報は、NAVITAIME独自の統計的な混雑度に基づき決定。これにより、混雑を避けたルート選びや時間帯を選ぶ際の参考になります。
屋内ルート・日陰ルート案内
『NAVITIME』の無料版は、さまざまなルートバリエーションがあります。特に「屋根が多い」や「日陰優先」が特徴的。屋根が多いルートに関しては、雨天時など濡れたくない時に便利です。
また日陰ルートに関しては、炎天下の中、日陰が多い場所を通れるので熱中症対策などにもピッタリ。
ホテルやレンタカーの予約
『NAVITIME』の無料版では、ホテルやレンタカーなどの予約も行えます。旅行好きや出張が多い方など、ホテルや長距離移動が多い方におすすめ。
また観光地やレジャースポットでの割引クーポンも豊富に用意されているため、お得に旅行を楽しめます。
雨雲レーダー
天気に関する情報は、外出時には欠かせない要素です。『NAVITIME』の無料版には、雨雲レーダー機能が備わっています。これにより、現在地周辺の降水状況をリアルタイムで確認可能。突然の雨に見舞われるリスクを減らし、より快適な移動や外出が可能となります。
また雨雲レーダーだけでなく、花粉情報や台風情報など、有益な情報が地図上に表示されますよ。
『NAVITIME』無料版と有料版の違い
『NAVITIME』の無料版と有料版(プレミアムコース、プレミアムプラスコース)では、以下のように機能が異なります。
機能 | 無料版 | プレミアムコース | ファミリープランプレミアムコース | プレミアムプラスコース |
---|---|---|---|---|
乗換案内 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
時刻表 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
地図・施設検索 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
混雑リポート | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
屋内・日陰ルート案内 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ホテル検索・予約 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
雨雲レーダー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
駐車場検索 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
渋滞情報 | - | ◯ | ◯ | ◯ |
運行情報の通知 | - | ◯ | ◯ | ◯ |
広告なし | - | ◯ | ◯ | ◯ |
音声ルート案内 | - | ◯ | ◯ | ◯ |
スポット出入り口データ | - | - | - | ◯ |
My地点登録 | - | 500件まで | 500件まで | 無制限 |
複数人利用 | - | - | ◯ | - |
有料プランには、プレミアムコースとプレミアムプラスコースがあります。プレミアムコースでは、高速道路情報や駐車場検索など、無料版では利用できない機能が追加されます。一方で、プレミアムプラスコースでは、オフラインでの地図利用が可能になるなど、さらに高度な機能が利用できます。
『NAVITIME』の料金プラン
『NAVITIME』の有料版にはいくつかの料金プランがあります。以下の表で詳しくまとめました。
プラン名 | 月額料金(税抜) | 年額料金(税抜) | 支払い方法 |
---|---|---|---|
プレミアムコース | 400円 | 3,500円 | OSごとのストア決済、クレジットカード、キャリア決済 |
プレミアムコース(ファミリープラン) | 800円 | 7,000円 | OSごとのストア決済、クレジットカード、キャリア決済 |
プレミアムプラスコース | 880円 | - | OSごとのストア決済、クレジットカード、キャリア決済 |
支払い方法としては、OSごとのストア決済、クレジットカード、キャリア決済が選べます。これにより、ユーザーは自分の生活スタイルや好みに合わせて、最適な支払い方法を選ぶことができます。なお、アプリの場合はOSごとのストア決済しか利用できません。
『NAVITIME』無料お試し版の登録方法
基本的に会員登録をしなくても無料版は利用可能です。ただし、会員登録を行うと、デバイスが変わってもデータを共有できます。ほかのデバイスでも利用したい人は、会員登録を行いましょう。
ここでは、アプリで会員登録をする方法を紹介します。参考にしてみてください。
1.マイページの「ログイン/会員登録はこちら」をタップし、「NAVITAIME IDの登録はこちら」を選択
2.必要情報を入力後、プライバシーポリシーに同意して「メールを送信」をタップし、受信メール内のURLを開けば完了
『NAVITIME』の機能を最大限使いこなすなら有料プランがおすすめ
『NAVITIME』は多機能であり、無料版でも日常生活や旅行で非常に便利です。乗換案内から施設検索、天気情報まで、基本的なニーズはしっかりとカバーしています。
しかし、さらに高度な機能や情報が必要な場合、有料プランがおすすめです。最大限の機能を活用して効率的な移動や計画をしたい場合は、有料プランの加入を検討してみてはいかがでしょうか。
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