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  • 好きな楽曲が配信停止した場合、約3人に1人が「CDを購入する」と回答(Appliv調べ)
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Applivでは、音楽サブスクサービスを現在利用している10~60代の男女536人を対象に、音楽配信サービスに関する調査を行いました。

音楽配信サービスを利用しながらCDを購入する目的や、音楽を聴く時間など、アンケートの結果を公開します。

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サブスク利用者の55.2%が、2023年に1枚もCDを購入していない

音楽サブスクサービスを現在利用している男女536人を対象に、2023年の1年間で購入したCDの枚数を調査した結果、「0枚」が55.2%、次いで「1~3枚(23.7%)」、「4~9枚(13.9%)」でした。

年間で10枚以上CDを購入している人の割合は全体の5.6%となっています。

半数以上の人がCDを購入していないことから、音楽サブスクサービスを利用している人は、普段はCDを購入せずストリーミングサービスを中心に音楽を聴いていると考えられます。

サブスク利用者がCDを購入する理由、最多は「好きなアーティストのCDを収集したい」

2023年にCDを購入したサブスク利用者232人に、CDを購入する目的を尋ねると、「好きなアーティストのCDを収集するため(127人)」が最も多く、次いで「CDのみで聴ける曲のため(87人)」、「CDの特典アイテムが欲しいため(79人)」という結果でした。

全体の54.7%は、自分が好きなアーティストのCDを収集したいと考えているようです。また、配信されていない曲であることを理由にCDを購入している人は37.5%でした。

また、推し活のためと回答したのは232人中77人で33.1%であることから、約3人に1人は特定の好きなアーティストを応援する一環として、CDを購入しているようです。

回答結果で最も少なかったのは、デジタル音源が失われた際のバックアップのためで、9.4%となっています。

CDで購入した曲は、ストリーミングで再生しない傾向

購入したCDの聴き方について調査すると、最多は「CDのデータを取り込んで、スマホで聴く」で112人、2番目は「CDプレイヤーで聴く(106人)」、「パソコンで聴く(86人)」でした。

CDで購入した曲は、ストリーミングサービスを利用せずに再生している人の方が多く、再生時はストリーミングサービスを利用している人が少数派であることが分かりました。

好きなアーティストが配信停止した場合、約3人に1人が「CDを購入する」と回答

好きなアーティストの楽曲が、利用中のストリーミングサービスで配信停止となった場合どうするかを尋ねてみると、1位は「CDを新品で購入する(27.8%)」でした。

約3人に1人は、楽曲を引き続き聴くための手段として、CDを新品で購入すると回答しています。

2位は「YouTubeなどの動画サービスを利用する(26.5%)」、3位は「他で配信しているストリーミングサービスを利用する(14.6%)」と続きます。

諦めると回答した割合は全体の12.9%だったことから、多くの人は自分の好きなアーティストの曲を聴くための方法を探す傾向にあると言えそうです。

有料プランの契約年数、「3年以上」が33.7%

続いて、有料プランの契約年数について聞いてみると、最多は「1年~3年未満(26.7%)」、次いで「3年~5年未満(17.5%)」、「5年以上(16.2%)」でした。

3年以上契約している割合は33.7%を占めており、ストリーミングサービスが生活の一部に定着していると考えられます。

有料プランを利用する理由、最多は「気になった曲を無制限に聴けること」

有料プランを利用している理由について尋ねると、TOP3は「気になる曲を無制限に聴くことができるから(28.2%)」、「好きな曲を無制限に聴くことができるから(25.9%)」、「広告なしで音楽を楽しめるから(9.7%)」でした。

半数以上の人が、無制限に曲を聴くことができることを理由に、有料プランを利用しているようです。また、特定の好きな曲よりも、気になった曲を制限無く聴けることに魅力を感じている人の方がやや上回る結果となりました。

自分が好きな曲や気になる曲を、一定の料金で無制限に聴けることが、サブスクリプションサービスを利用する最大のメリットになっていると考えられます。

1日あたりのストリーミング再生時間、70.9%が「2時間未満」

ストリーミングサービスで1日あたりに音楽を聴く時間を調査すると、「30分~1時間未満(46.8%)」が最も多く、次いで「1~3時間未満(36.0%)」、「3~5時間未満(8.9%)」という結果でした。

約半数の人が「30分~1時間未満」利用していることから、通勤・通学や、空き時間、また何かを作業をしている際など、日常の少しの時間に音楽を聴いていることが考えられます。

編集長コメント

CDの売上が年々減少している反面、音楽配信市場はどんどん大きくなってきています。

今回の調査の結果、音楽配信サービスを利用する人のうち、この1年間でCDを購入した人は全体の半数程度でした。

サブスクを利用しているがCDを購入する理由としては、好きなアーティストのCDを収集したいが多く、ストリーミングサービスで配信停止した場合のバックアップを目的としている人は極一部であることが分かりました。

楽曲やアルバムを買わなくても、聴き放題になる音楽配信アプリ。曲をダウンロードしてオフライン再生もできます。せっかくの聴き放題なら、多くの楽曲を聴ける方がおトクです。平均的には約数千万~1億曲ほど、多いところでは約1億2千万曲を配信しているアプリも。

また、楽曲数も大事ですが、その中で配信されている曲のジャンルも重要。同じアーティストやジャンルでも、アプリによって充実度には差があります。まずはいくつかアプリをインストールして、自分が好きな曲の中で一番マイナーそうなものを各アプリで検索してみましょう。その曲があったアプリの中から有料プラン登録を検討することをおすすめします。

調査対象:音楽サブスクサービスを現在利用している全国の10~60代の男女536人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年12月14日~2023年12月18日
有効回答数:536人
◇性別
男性:280人
女性:256人
◇年齢
15~19歳:106人
20~29歳:113人
30~39歳:109人
40~49歳:95人
50~59歳:56人
60歳以上:57人

※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。

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