『Spotify』のデータ通信量に頭を悩ませていませんか? この記事では、『Spotify』の通信量の基本から通信量の節約方法まで詳しく解説します。
最後まで読むことで、『Spotify』をより快適に利用するコツがわかるはずです。通信量を気にせず『Spotify』を満喫したい、通信量を節約しながら音楽を楽しみたい人は、ぜひ参考にしてください。
『Spotify』のデータ通信量はどれくらい? 節約のコツも紹介
『Spotify』の通信量はどれくらい?
『Spotify』の通信量は、使用する音質や聴く時間によって異なります。「自動」「低音質」「標準音質」「高音質」「最高音質」の5種類の音質があり、それぞれの音質によって発生する通信量が異なるのが特徴です。
それぞれの音質による通信量は以下の通り。なお、「自動」音質は、ネットワークの接続状況に合わせて自動で設定されます。
1秒の通信量 | 5分の通信量 | 1時間の通信量 | 60時間の通信量 | |
---|---|---|---|---|
低音質 | 約24kbps | 約0.9MB | 約10.8MB | 約648MB |
標準音質 | 約96kbps | 約3.6MB | 約43.2MB | 約2,592MB |
高音質 | 約160kbps | 約6MB | 約72MB | 約4,320MB |
最高音質 | 約320kbps | 約12MB | 約144MB | 約8,640MB |
1曲あたりの時間を約5分とすると、最高音質では1曲あたり約12MBの通信量がかかることに。1日2時間を30日間再生すると、約8,640MB、つまり1ヶ月あたり約8GBもの通信データを使用する計算になります。
『Spotify』の通信量を節約する5つのコツ
『Spotify』のデータ通信量を見て、思ったよりも多いと感じてしまった人もいるかもしれません。しかし、『Spotify』は工夫次第で通信量の節約が可能です。
ここでは、簡単にできる『Spotify』の通信量を節約する5つの方法を紹介します。
1.音質を下げる
音質を高くすればするほど多くの通信データが必要になります。そのため、通信量をできるだけ節約したい人は、音質を低く設定しましょう。設定メニューの「音質」内にある「モバイルデータ通信でのストリーミング」から音質設定を変更できます。
2.データ節約モードの活用
『Spotify』には、データ節約モードがあります。データ節約モードを有効にすると、音質が低下する代わりに通信量を節約できます。データ節約モードは、設定メニューから簡単に設定の変更が可能です。
3.Wi-Fiを利用する
Wi-Fi環境下では、モバイルデータ通信量を消費せずに『Spotify』を利用できます。少しでもデータ通信量を節約したい人は、自宅や公共のWi-Fiスポットで利用しましょう。
ただし、Wi-Fi環境下でのデータ通信量の節約は、利用できる場所が限られてしまいます。移動中にWi-Fiを利用して通信量を節約しながら音楽を楽しみたい人は、ポケットWi-Fiなどの利用を検討すると良いでしょう。
4.オフライン再生やダウンロード機能の活用
『Spotify』の有料プランでは、お気に入りの曲やアルバムをダウンロードし、オフラインでの再生が可能です。下矢印マークをタップすれば、スマホ端末に曲やアルバムをダウンロードできます。Wi-Fi環境下で楽曲をダウンロードしておけば、外出先でも通信量を消費せずに音楽を楽しめるのが大きな魅力です。
ただし無料プランでは使えない機能なため、使用したい場合は有料プランに加入する必要があります。
5.格安SIMのカウントフリープランの利用
一部の格安SIMは、『Spotify』の通信量がカウントされないカウントフリープランを提供しています。このようなプランを利用すれば、『Spotify』を利用しても通信量を気にする必要がありません。コストを抑えたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
『Spotify』の通信量に関するよくある質問と解決策
ここでは『Spotify』の通信量に関するよくある質問とその解決策を紹介します。
『Spotify』でデータ通信量を抑える方法は?
『Spotify』で通信量を抑える基本的な方法には、音質の低減やWi-Fiの利用、オフライン再生やダウンロード機能の活用、データ節約モードの利用などがあります。
また、一部のモバイルプロバイダーは通信量がカウントされないプランを提供しているので、これらのプランを利用することも通信量節約の一つの方法です。
『Spotify』でデータ通信が発生する基準は?
『Spotify』でデータ通信が発生する原因は主に2つあります。1つ目は音質設定で、高音質の設定にすればするほど通信量が多くなります。2つ目は再生時間です。長時間『Spotify』を利用するほど通信量も増えます。
そのため通信量の消費を抑えるために効果的なのは、音質設定を適切に調整したり、Wi-Fi環境で楽曲をダウンロードしておいたりすることといえるでしょう。