自販機の前でポケットを探って、小銭が足りないと気づくことがあります。サントリーの『ジハンピ』は、商品のボタンを押してスマホをタッチするだけで買える自販機アプリです。「自販ピ」と書かれることもありますが、正しい名前は『ジハンピ』。「自販機にピッ」という操作からきた名前です。
本記事では初期設定から、自販機での買い方、検索でよく調べられている「チケットコード」の正体、対応自販機の探し方までを順に見ていきます。無料券の有効期限や、『Coke ON(コークオン)』との違いもまとめました。
サントリーの自販機アプリ『ジハンピ』の使い方 3本無料でもらえる? チケットの引き換えと対応自販機の探し方
『ジハンピ』はサントリーの自販機で使えるキャッシュレス決済アプリ
『ジハンピ』は、サントリーが自社の自販機向けに用意したキャッシュレス決済アプリです。自販機で商品のボタンを押してからアプリを起動し、青い読み取り端末にスマホを当てると、商品が出てきます。名前や年齢、メールアドレスの登録は不要で、必要なのはSMS認証と支払い方法の連携だけです。
- 対応自販機は「ピ」のマークが目印
- 支払いはPayPayやクレジットカードなど13種類から選べる
- 楽天ポイントなど5種類の共通ポイントを貯められる
- 使える自販機は全国21万台以上
『ジハンピ』の初期設定 SMS認証と支払い方法の連携
自販機で使うには、先に支払い方法の連携を済ませておきます。ホーム画面の「最短60秒でかんたん連携」から進めば、SMS認証と支払い方法の登録がまとめて終わりますよ。
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STEP1
「ジハンピをはじめる」をタップ
インストールして起動したら、チェックボックスに印をつけて「ジハンピをはじめる」をタップします。続いて表示される画面で「お支払い方法を連携する」を選びましょう。
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STEP2
電話番号を入力してSMS認証
出典:ジハンピ※1、3、4枚目
SMSを受け取れる携帯電話の番号を入力し、届いた認証コードを打ち込みます。そのあとクレジットカードやPayPayなど、使いたい支払い方法を選んで連携を進めてください。
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STEP3
ポイントサービスとの連携
▲①の位置に、期限付きの無料券が表示されます
ポイントを貯めない場合は、この手順を飛ばしてかまいません。貯めるなら、ホーム画面の「支払い・ポイント・チケット変更」からポイントサービスを連携し、「貯めるポイント」に設定します。
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STEP4
ホーム画面に戻って設定完了
ホーム画面に戻れば設定は終わりです。名前や年齢、メールアドレスを入力せずに始められるのは手軽ですね。
『ジハンピ』の3本無料 無料券の有効期限と、表示されないときの理由
▲左が無料券を持っているときの画面、右が無料券がないときの画面
2026年9月30日までは、初回ダウンロードと支払い方法の連携で、ドリンク3本分の無料券がもらえました。すでに受け取っている無料券は、付与から180日間引き換えられます。
- 無料券がもらえたのは2026年9月30日まで
- 受け取り済みの無料券は付与から180日間引き換えられる
- 対象はジハンピ対応自販機で売られている300円以下の商品
- 受け取れたのは1つの電話番号につき1回だけ
- 具体的な期限はアプリを起動すると画面で確認できる
無料券が画面に出てこないときは、次のどれかに当てはまります。過去に退会している、同じ電話番号で受け取ったことがある、初回のSMS認証から180日が過ぎている、SMS認証のあと支払い方法の連携を止めているなどの場合は、同じ電話番号でアプリを入れ直しても、有効期限は延びません。
無料券での引き換えでも、貯めるポイントを設定しておけば1ポイント付きますよ。
今おトクに使えるのはポイントの連携
無料券とは別に、いつでも使えるおトクがポイントの連携です。貯めるポイントを設定しておけば、買うたびに共通ポイントが付きます。
- 200円未満の支払いは1回につき1ポイント
- 200円以上の支払いは200円ごとに1ポイント
- 楽天ポイント、dポイント、Vポイント、Pontaポイント、WAON POINTから選べる
- 貯めたポイントの残高で飲み物を買える
『ジハンピ』で自販機の商品を買う手順
買い方は無料券でも通常の支払いでも同じです。アプリ名の『ジハンピ』は「自販機にピッ」という操作からきた名前で、その名のとおり待ち時間はほとんどありません。
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STEP1
自販機で商品のボタンを選択
先に自販機側で欲しい商品のボタンを押します。この時点ではアプリを開いていなくてもかまいません。
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STEP2
アプリを起動して「支払いにすすむ」をタップ
無料券を持っているときは、ホーム画面に無料券が並んで表示されます。ボタンが灰色のまま押せない場合は、アプリを再起動してみてください。
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STEP3
青い端末にスマホの背面をタッチ
アプリを開いたまま、スマホの背面を端末の中央に当てます。画面側を当てても反応しません。iPhoneは背面の上部、AndroidはNFCマークの位置が中央にあたるようにします。
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STEP4
音が鳴って商品の受け取り
もう一度音が鳴ると商品が出てきます。無料券を持っている場合は、ほかの支払い方法より先に無料券が使われる決まりです。
『ジハンピ』が使える自販機を探す方法
対応自販機には青い読み取り端末が付いていて、「ピ」のマークが目印です。近くの自販機は、アプリとウェブのどちらからでも探せます。
- アプリはホーム画面左上の「≡」から「ジハンピマップ」を開く
- ウェブは公式のジハンピマップで住所や現在地から探す
- 青い端末が付いていない自販機では使えない
対応自販機は2026年6月末時点で全国21万台以上まで増えており、駅やオフィス、商業施設で見かける機会が多くなっています。青い端末が付いていない自販機や、別の決済端末が付いている自販機では使えないので、マークを確認してから並ぶと確実です。
「チケットコード」とは?『ジハンピチケット』のもらい方と使い方
「ジハンピ チケットコード」で調べる人が多いのですが、これは初回の無料券とは別の仕組みです。指しているのは『ジハンピチケット』という、ドリンクを引き換えられるチケットのほうですね。
『ジハンピチケット』はアプリから買えません。キャンペーンの景品や、勤務先の熱中症対策・福利厚生として配られるもので、配布元から届いたURLやQRコードを開いて受け取ります。受け取りにパスが設定されていることもあり、そのパスを決めているのは配布元です。わからないときは配布元に問い合わせましょう。
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STEP1
配布元のURLやQRコードからチケットを取得
アプリのダウンロード、SMS認証、支払い方法の連携を済ませた上で開きます。エラーになる場合は、アプリを最新版に更新してから試しましょう。
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STEP2
ホーム画面の「支払い・ポイント・チケット変更」をタップ
持っているチケットの一覧が開きます。左上の三本線アイコンから「チケット」を選ぶ方法もありますよ。
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STEP3
使うチケットの選択
チケットをタップすると、金額の上限などの利用条件が表示されます。ホーム画面に「使うチケット」が出ていれば選べている状態です。
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STEP4
「支払いにすすむ」を押して自販機にタッチ
商品のボタンを押してから、青い端末にスマホの背面を当てます。
- 初回の無料券が残っているあいだはチケットを使えない
- 現金や電子マネーとの併用はできない
- お釣りや差額の返金はない
- 持てるのは100枚まで
- 有効期限は配布元が設定する
『ジハンピ』と『Coke ON』の違い
どちらも自販機のキャッシュレス決済アプリですが、買い方と特典の仕組みが違います。
タッチするだけで買える『ジハンピ』は、自販機の前での手数が少なく済みます。一方の『Coke ON』はBluetoothの接続を待つ場面があるものの、使える自販機の数が多く、歩数でスタンプが貯まる「Coke ON ウォーク」のような遊びの要素もそろっています。
普段使っているポイントをそのまま貯めたいなら『ジハンピ』、使える自販機の多さを取るなら『Coke ON』が良いでしょう。
『ジハンピ』のよくある質問
3本無料の無料券は、もう一度受け取れますか?
無料券がもらえたのは2026年9月30日までで、受け取れたのは1つの電話番号につき1回だけです。
同じ電話番号で過去に受け取っている場合や、退会したことがある場合は、無料券が画面に出てきません。アンインストールして入れ直した場合も、有効期限は延びない扱いになります。
どのスマホで使えますか?
iPhoneはiPhone 7またはSE(第2世代)以降で、iOS 15以降が必要です。
AndroidはNFCを搭載していて、Android 8以降を積んだ機種が対象になります。NFCの搭載は機種ごとに違うため、メーカーのサイトで確認してください。
無料券で買ってもポイントは貯まりますか?
貯まります。ポイントの連携を先に済ませておけば、無料券での引き換えでも1ポイント分がもらえますよ。
安全性はどうなっていますか?
名前や年齢、メールアドレスの登録は不要で、SMS認証だけで始められます。
またiPhoneでエクスプレスモードのカードを設定している人向けに、アプリの起動中だけAppleウォレットの動作を止める「セーフティ機能」が用意されています。ジハンピ以外の端末に誤ってタッチしたときの決済を防ぐ仕組みです。
支払いに使えるのは何ですか?
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club Internationalのクレジットカードと、Apple Pay、Google Pay、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、モバイルSuica、メルペイ、AEON Payが使えます。
貯めたり使ったりできる共通ポイントは、楽天ポイント、dポイント、Vポイント、Pontaポイント、WAON POINTです。
(文:辻美紀子)