フリマアプリ『メルカリ』では送料とは別に、販売手数料や振込手数料など様々な手数料がかかります。
この記事では『メルカリ』で洋服やアクセサリーなどの商品を購入・出品をする際、いくら手数料がかかるのか知らない人のために『メルカリ』で発生する手数料について紹介。
手数料の支払いで手元に残った売上金が思った以上に少ない……とならないように、手数料がいくらかかるのか知っておきましょう。また『メルカリ』のスマホ決済サービス『メルペイ』を使うことで、手数料を安く抑えるコツにも注目です。
メルカリ「手数料」を安く抑えるコツ 販売・決済・振込時に少しでも節約
メルカリでかかる手数料はおもに5種類
販売手数料や決済手数料など、『メルカリ』で発生する手数料は全部で5種類。それぞれどのタイミングでいくら掛かるのかを確認していきましょう。
メルカリで発生する手数料
- 販売手数料
- 売上金振込手数料
- 決済手数料
- 集荷手数料
- ライセンス料
販売手数料
出品した商品が売れたときに手数料として、売上価格の10%としてメルカリから自動で差し引かれます。
たとえば1万円の商品が売れた場合は、1,000円の販売手数料がかかるので、自分の手元に残る金額は10,000円-1,000円の9,000円です。
実際に販売手数料がいくら掛かるのかは、商品価格を設定したタイミングに自動で計算されます。また、商品を出品した段階では手数料が発生することはないので安心してください。
売上金振込手数料
『メルカリ』で商品を売って稼いだお金を現金化する場合、金融機関・申請金額にかかわらず通常振込は200円、お急ぎ振込だと400円の振込手数料がかかります。
売上金の金額に関係なく1回ごとに振込手数料がかかるので、こまめに振込申請するのは控えた方がいいでしょう。
お急ぎ振込とは
ゆうちょ銀行への振込申請時に通常の振込スケジュールより早く残高(売上金含む)を受け取ることができるサービスです。
通常の振込手数料200円に加え、別途お急ぎ振込の手数料200円が発生いたします。
決済手数料
決済手数料とは、落札した商品を購入するときに発生する手数料のこと。
クレジットカード支払いとメルペイ残高払いで決済する場合は無料ですが、コンビニ支払いやキャリア決済の場合は金額に応じて100円~880円の手数料がかかります。
『メルカリ』で後払いができる「メルペイスマート払い(あと払い)」は、コンビニやATMでの支払いに限り220円~880円の手数料がまとめて発生します。
集荷手数料
『メルカリ』独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」で、集荷サービスを依頼する際に30円の手数料が発生。手数料の30円は売上金から引かれるので、配達員に別途で支払う必要はありません。
ライセンス料
特定の商品が売れたときに発生する手数料。
ゲームアプリ「Ingress」とマンガ作品「宇宙兄弟」の二次創作物など、一部のカテゴリーの商品を販売した場合、10%の販売手数料とは別に20%のライセンス料がかかります。
※上記2種類以外の商品にはライセンス料がかからないので、ほとんどの人はライセンス料を気にしなくて大丈夫です。
少しでも手数料を安く抑えるコツ
メルペイを使えば、売上金振込手数料が実質無料
スマホ決済サービス『メルペイ』に売上金をチャージをすれば、200円の振込手数料がかからないので実質無料です。
『メルペイ』はコンビニや飲食店など多くのお店で使えるので、売上金を生活費の足しにしている方にとっては、現金化するのとあまり違いはありません。
メルペイで振込手数料を実質無料にする方法はこちら
クレジットカードまたはメルペイ残高で支払う
クレジットカード支払い、またはメルペイ残高払いで決済する場合、手数料は一切かかりません。
原則決済手数料は100円から。ですが、何度も取引を繰り返したり高額な商品を購入したりすると、手数料は馬鹿にできない金額になっていきます。
そのため、『メルカリ』での決済はクレジットカードもしくはメルペイ残高で支払うことをおすすめします。
ただしクレジットカードで分割払いの場合は、各クレジットカード会社の定める分割手数料が発生するので、注意しましょう。
利用可能なクレジットカード
・VISA
・MasterCard
・JCB
・AMEX
・DinersClub
・Discover
・セゾンカード
ほか「Vプリカ」など。クレジットカード会社が発行するプリペイドカード
※海外で発行されたクレジットカードは利用できません。
売上金で支払う
売上金をポイント購入もしくは『メルペイ』にチャージして、支払うことで決済手数料がかかりません。
『メルカリ』で出品だけでなく購入する機会も多い方は、売上金で購入することで決済手数料が浮きます。
販売価格をゾロ目にする
メルカリでは販売手数料の端数が切り捨てられます。ですので1万円の商品と9,999円の商品を販売した場合、9,999円の方が売上金は変わらず、1円分だけ手数料が安くなります。
<例>
■販売価格10,000円の場合
販売手数料:10,000円×10%=1,000円
売上金:10,000円-1,000円=9,000円
■販売価格9,999円の場合
販売手数料:9,999円×10%=999円(端数切り捨て)
売上金:9,999円-999円=9,000円
販売手数料は安くなりますが売上金は変わらいので、出品者がお得になるわけではありません。ただ購入者が商品価格の安い順で検索した場合、1円でも安い商品が上に表示されるので、商品が売れやすくなります。
メルカリの手数料は高い? フリマアプリ各社比較
メルカリの販売手数料と人気フリマアプリ各社を比較してみました。
他社は無料だったり、販売実績やプレミアム会員になると手数料が安くなる仕組みが設けられたりしています。
その点から言うとメルカリは、販売手数料が一律10%、かつ安くなる余地がないということで他社よりも高い、という印象です。
フリマサービス | 販売手数料 |
---|---|
メルカリ | 10% |
ラクマ | 4.5%~10% |
ヤフオク | 8.8%~10% |
PayPayフリマ | 5% |
モバオク | 無料 |
ジモティー | 無料 |
メルカリは販売手数料以外のところで有利
販売手数料が高めの『メルカリ』ですが、利用者が多い分、商品が売れやすい傾向にあります。
利益率を考えればより手数料が安い他社、売上金を得ることを重視する人は『メルカリ』がおすすめです。
販売手数料以外を無料にして、売上金を上手く利用
どうしても販売手数料10%は掛かってしまいますが、その他の売上金の引き出し方や決済方法を工夫すれば手数料は無料にできます。
『メルペイ』のおかげで売上金を現金化しなくても、『メルカリ』アプリ内以外で買い物できるようになったのは嬉しい限りです。
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