YouTubeのエンディング(終了画面)の有無が、チャンネル登録者数の増加につながりやすいことをご存知でしょうか?
本記事では、終了画面を設定するメリットや作り方を紹介。YouTubstudioを使った終了画面の設定方法についても解説しています。誰でも手軽に作れるので、ぜひ参考にしてみてください。
豊富な編集ツールやフィルターが使える動画編集アプリ
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YouTubeエンディング(終了画面)の作り方 おすすめスマホアプリ3選
YouTubeのエンディングとは
YouTubeのエンディングは、エンゲージメント(チャンネルや動画に反応を示した数)を増やすための重要な映像です。動画の再生時間は数秒程度の短いものになりますが、動画編集初心者にとっては、シンプルな映像でもかなり大変な作業になります。
エンディング動画を作るならテンプレートを活用した制作方法がおすすめ。例えば『Canva』なら、素材やテキストを編集するだけど簡単な作業でエンディングが作れます。おしゃれなテンプレートが多いので、「映像のクオリティは妥協したくない」という人にもおすすめです。
以下の記事では、多機能な動画編集アプリを紹介しています。こちらの記事も参考にしながら自分に合ったアプリを見つけてみてくださいね。
YouTubeのエンディングを設定するメリット
YouTubeの動画にエンディングを追加することで、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。ここでは、4つのメリットについて紹介します。
次の動画へとスムーズに流れやすくなる
エンディングには、関連動画やシリーズ化した動画などへのリンクを貼れます。
「次の動画はこちら」のように設定しておけば、視聴者が動画を探す手間が省け、再生回数の増加が期待できます。視聴者に優しいチャンネル運営を心がけることで、視聴者もあなたのチャンネルをより価値あるものと感じてくれるでしょう。
チャンネル登録を促せる
エンディングまで観てくれた人は、少なからず動画が良かったと思っています。そこでチャンネル登録を呼びかければ、次第に登録者が増えていくでしょう。
ここで重要なのが「今後も動画を観たい」と思ってもらえるかです。チャンネル登録を促すだけでは「しつこさ」を感じさせる恐れがあるので、オープニングや本編の最中よりもエンディングでの呼びかけが好ましいでしょう。
チャンネルのブランディングになる
すべての動画に同じエンディングを使うと、一貫性が生まれます。特にデザインは視聴者の意識に残りやすく、無意識に安心感を与えるので、毎回変える必要はないでしょう。
チャンネルイメージの確立、すなわちブランディングは、ファンになってくれるひとつの要因となります。
別サービスへの促進で収益を狙える
エンディングから個人または会社のサイトや商品などに促すこともできます。動画内で紹介したサービスを受けられるサイトへと視聴者が流れれば、売上UPにつながるでしょう。
外部リンクやグッズの販売は「YouTubeパートナープログラム」への参加が必要。詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
YouTubeエンディング(終了画面)作成におすすめのスマホアプリ3選
ここからは、エンディング動画の制作に便利なアプリを3つ紹介していきます。
Canva
実用性が高くおしゃれなテンプレートが豊富な動画編集アプリです。画像やテキストなどを選択することで微調整も可能ですが、すでにクオリティの高いテンプレートが用意されているので、無編集の状態でも十分に利用可能な点が嬉しいポイント。
「youtubeエンディング動画」と検索をすると、YouTube動画のエンディング画面で使えるテンプレート映像が見つかります。
VLLO
おしゃれな背景と、シンプルなテキストで構成されたテンプレートが多い動画編集アプリです。テンプレートは横長と縦長両方のタイプが用意されているため、通常のYouTubeだけでなく、YouTubeショートやTikTokなどでも使えるのが魅力。映像の再生時間は7秒から10秒程度のものがほとんどです。
KineMaster
アプリ内の無料ストアから、複数パターンのテンプレートをダウンロードして使えます。YouTubeアイコンや関連動画を掲載する位置はグリーンバックになっており、完成形のイメージが湧きやすいのが特徴。
クロマキー機能を使って、緑色の部分を透過処理しておけば、必要なパーツをきれいに配置できるようになっています。
YouTubeエンディング(終了画面)作成におすすめのオンラインツール
YouTubeのエンディング動画は、動画編集アプリだけでなく、オンラインツールも併用するのがおすすめです。下記で紹介するツールを使うことでアイコンや動画から、動画を視聴できたりチャンネルのトップページ移動できたりするようになります。
YouTube Studio
投稿した動画の視聴回数やクリック数などアナリティクスを確認できる『YouTube Studio』。ブラウザ版とアプリ版がありますが、エンディング動画の設定におすすめなのはブラウザ版です。ブラウザ版では、「エディタ」タブからクリック可能な関連動画やアイコンを追加できます。
終了画面からほかの動画への導線の導線を確保しやすくなっているので、動画の再生数を伸ばしたい人は積極的に活用してみましょう。設定方法などは後述しています。
YouTubeエンディング(終了画面)作成におすすめのPCソフト2選
ここではYouTubeエンディング作成におすすめのPCソフトを2つ紹介します。
PowerDirector
YouTubeエンディングに最適なテンプレートが、多数用意されている動画編集ソフトです。スポーツ・ゲーム・Vlogなどのジャンルで使えるエンディングテンプレートが充実。テンプレート素材は自由に編集できるので、映像やテキストを変更してオリジナルのエンディング映像を作ることも可能です。
独自性のあるエンディング映像を作りたい人は、『PowerDirector』を利用してみるといいでしょう。
Filmora
簡単な操作性で初心者でも扱いやすい動画編集ソフトです。YouTube動画に使えるテンプレートが多いので、初心者でも比較的簡単にクオリティの高い映像を作れるのが魅力。
動画やアイコンを埋め込めるタイプの素材は有料ですが、スタッフロール系のテキストテンプレートなら無料でも使用可能です。
YouTubeエンディング動画の作り方
エンディング動画には、専用のカット(素材)が必要になります。ここでは動画編集アプリの『Canva』を使って素材の制作過程を紹介しています。
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STEP1
エンディング用のテンプレートを選択
デザインのタブから「YouTube エンディング」と検索すると、テンプレートが表示されます。ここからお好きなデザインを選んでみてください。
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STEP2
長さを20秒以上に設定
エンディング動画の長さは、5〜20秒に設定しましょう。またYouTube動画全体の長さが25秒以上ないと、エンディング動画を設定できないので注意してください。
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STEP3
共有からダウンロード
共有ボタンをクリックすると、ダウンロード画面が表示されます。
YouTubeエンディングのテンプレート
『YouTube Studio』で選択できるエンディング画面のテンプレートは、上記の6パターンです。グレーの部分には関連動画やアイコンを設定可能。テキストなどを追加する際には、グレーの部分にかぶらないような配置を考えておくといいでしょう。
YouTubeエンディング(終了画面)の設定方法
エンディングの設定は『YouTube Studio』のアプリからは行えません。ここではPCからエンディングを設定する方法を紹介します。
またスマホから設定したい場合も、ブラウザで「YouTube Studio」を開いて、同様の手順で設定してください。
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STEP1
「YouTube Studio(ブラウザ版)」から動画を選択
視聴者の項目で、「いいえ、子供向けではありません」にチェックを入れている場合のみ終了画面を選択できます。
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STEP2
レイアウトを決める
予め制作しておいた終了画面用の映像に合わせて表示時間を決定しましょう。レイアウトを間違えると動画本編に終了画面が表示されてしまい、動画が見づらくなる原因になります。
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STEP3
チャンネルや関連動画を指定
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STEP4
パーツの位置を調整して保存
YouTube終了画面の活用例
YouTubeの人気チャンネルの中から、実際に使用されていた終了画面を3つ紹介します。終了画面制作の参考にしてください。
中田敦彦のYouTube大学
おすすめ動画とチャンネルアイコンの掲載をしているオーソドックスなタイプの終了画面です。背景画像もシンプルな作りになっているので画面全体が見やすいのが特徴。YouTubestudioを活用して簡単に制作できます。
東海オンエア
完全オリジナルで制作されている終了画面です。動画編集アプリなどを使って映像を作る必要があるので、制作は大変ですが、このチャンネルといえばこの画面といった特別な印象を視聴者に与えられます。
赤髮のとも実写チャンネル‼
本編の終了間際に、チャンネルアイコンとおすすめ動画だけを表示しています。終了画面用の画像や映像を別途用意しなくてもいいので、簡単に制作できるのが特徴。終了画面のデザイン案が思い浮かばない人や初めて終了画面を設定する人はこれだけでも十分です。
まとめ
今回はYouTubeのエンディング動画について解説してきました。エンディングには視聴者の次の行動を促す役割があります。
基本的には関連動画やシリーズの場合は続きの動画、動画内で紹介したサービスのページなど、視聴者の行動パターンを予測して内容を決めます。もちろんチャンネル主がおすすめしたいものを掲載するのもいいでしょう。
適切なエンディングを制作して、チャンネルをより活性化させてください。
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