「App Store」や「Google Play」で評価の良い「シンプル日記」「My日記」をなんとなく使っていませんか? それらのアプリは簡単に日記が書けるほか、リマインダーやロック機能付きで使い勝手バツグンです。しかし、過去の日記を振り返るという点においては、少々使いづらいと感じる方もいるのではないでしょうか。

一年の終わりや人生の節目、子どもが独り立ちしたときなど、ふとした瞬間に過去の思い出に浸れるのも日記の良さです。そこで、本記事では数ある日記アプリの中から過去を振り返りやすい機能のあるアプリに絞って紹介。実際の使用感も記載しているので、参考にしてみてください。

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思い出を振り返りやすい日記アプリ5選

1. 『Diaro』フォルダーやタグで管理できる日記アプリ

日記をつけることはもちろん、メモや記録を残すことにも適している日記アプリです。フォルダー・タグ別に管理できるので、「恋愛」や「ハッピー」などのフォルダーを作って日記を振り分けておけば、少し落ち込んだときは「ハッピー」だけの日記を見返して明るい気分になることも。

また、Dropbox経由でiOS、Android、Mac、Windowsと同期できるので、スマートフォンとPCどちらからでも日記の執筆が可能。日記やメモを綺麗に整理しておきたい人におすすめです。

Diaroの日記作成ページ

▲日時、天気のアイコン、気温が自動で表示。また、写真の撮影日時を日記の日付として設定することも。

フォルダー、タグ別画像

▲フォルダー、タグ別に日記を整理。色分けもできる。

『Diaro』の使用感

日記に表示される情報が多く、日時のほかに天気や気温、位置情報などが自動で記載されます。あとで振り返るときに多くの情報が記載されている分、どんな日だったのかを思い出しやすいです。

また、キーワードから特定の日記を探せるのはもちろん、「2019年7月16日~2019年7月31日」など期間を指定することもできるので、あの頃の日記を読み返したいときに便利だと思いました。

その他にも写真を添付する際に写真の撮影日時を読み取り、日記の日付として設定することもできるので、日記を書き忘れて後日書くときに便利な仕様です。

Diaro (日記,メモ,記録)

Abhishek Kumar

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2. 『10年日記』◯年前の今日を簡単に振り返られる日記アプリ

過去にあった”今日”を振り返りながら日記を書き込めるのがポイント。1年前の今日は何をしていたのかなど、10年前の今日まで過去をさかのぼることができます。また、カレンダーには書いた日記のタイトルが6文字まで表示されるので、カレンダー上でどんな日記を書いたのか思い出しやすいです。

10年日記のカレンダー画像

▲書いた日記の最初の文章(※6文字まで)がカレンダー上に表示される。

10年日記のタイムラインビュー

▲例えば、2020年8月3日の日記を書くとき、過去の今日(2019年8月3日)の思い出を振り返られる。

『10年日記』の使用感

カレンダーに日記を書いたことを示すマークだけでなく、日記のタイトルも記載されているので、どんな出来事の日記を書いたのか思い出しやすい印象です。誕生日や結婚日などの記念日を設定すれば、記念日に書いた日記だけをまとめて振り返られるのはいいなと思いました。

日記が書き溜まっていくほど本領発揮する「10年日記」は、何年も継続して日記を書こうと思っている人におすすめです。

日記帳 - 10年日記 - 写真日記かわいい手帳

Tenyear Technology Ltd.

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3. 『ライフル/Wrifle』タイムラインで見る、SNS感覚の日記アプリ

書いた日記は「Timeline」という項目に全てまとめられ、月別や年別などで分かれていないので、日付が新しい日記がどんどん上に表示されます。日記はタイトルと画像だけでなく、130文字程度の文章も表示されるので、日記を開かずともある程度は内容を思い出せます。

また、「Timeline」にまとまって表示されるものの、日付を指定すれば過去をさかのぼれます。そのほか、キーワードを検索して特定の日記を探したり、「趣味」「恋愛」「仕事」などのフォルダーに分けて表示させたりすることも可能です。

ライフル/Wrifleのグリッドビュー

▲日記の内容がある程度わかるので、ざっくりと読み返すときに便利。

『ライフル/Wrifle』の使用感

「三(ハンバーガーボタン)」を開かないと他のページに移動できないので、操作性に関しては他の日記アプリより若干劣るかもしれません。ですが、グリッドビューで表示される日記一覧は読み返しやすいなと感じました。

「恋愛」はピンク、「仕事」はグレー、「趣味」はグリーンなどフォルダーごとに色分けされており、この日記はピンクだから「恋愛」といったように直感的に判断しやすいのもポイントです。

4. 『POPdiary+』書いた日の気分で振り返る日記アプリ

写真だけでなく動画添付もできる日記アプリ。思い出の写真だけでなく動画も残したかった人におすすめです。本アプリは320円の有料アプリ(※Androidのみ)だけあってほとんどの機能が備わっており、リマインダー・ロック・バックアップ機能のほか、過去の今日を振り返ることもできます。

また、カテゴリー以外に「面白い」「ほほえみ」など気分別に日記を表示させられるので、少し落ち込んだときは楽しかった思い出だけを振り返ることもできます。

オムレツ画像

▲動画の添付も可能。

『POPdiary+ 』の使用感

月別、気分別、カテゴリー別に振り分けられるので、あの夏の思い出や楽しかった思い出だけを読み返せるのは良いなと思いました。

書いた日記は「タイムラインビュー」「グリッドビュー」2種類の表示方法から閲覧可能で、日記内容をしっかり見たいとき・ざっくり見たいときなど、気分で切り替えられるのは良かったです。「POPdiary+」は日記を書くだけでなく、しっかり整理したい人におすすめです!

POPdiary+ : 日記、ダイアリー

enex

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Android320円
iOS版は配信されていません
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5. 『カード日記』美しい見た目で見返すのが楽しくなる日記アプリ

デザイン性の高い日記アプリ。ひとつひとつの表示が大きめなので、写真が添付された日記の見栄えはバツグン! 日記によく写真を添付する人は「カード日記」がおすすめです。

書いた日記はデフォルトで月別に分けられているので、月ごとの振り返りがしやすいく、スワイプ操作で前後の日記が見られるので流し読みしやすいです。

カード日記のタイムラインビュー

▲添付した写真が大きく表示されるので見栄え良し!

カード日記の使用感

書いた日記はタイムラインで表示され、テキストで日記の内容を確認するというより写真でイメージを思い出す感じです。とてもデザイン性が高く、まるで日記をコレクションしているかのような感覚です。

日記に写真を添付する機会が多い人は「カード日記」の良さが発揮しますよ!

「シンプル日記」「My日記」以外にも、使い勝手のいい日記アプリはたくさん

実際にいろんな日記アプリを触ってみて思ったのが、「Google Play」や「App Store」の評価だけで決めてしまうのは勿体無いということです。「Wrifle/ライフル」や「カード日記」などダウンロード数が少ないため検索上位に表示されず、あまり日の目を見ない日記アプリでも、実際に使ってみたら「あ、これは良い」と思うものが多かったです。

今回紹介した5つの日記アプリは筆者が実際に使ってみて、振り返りやすいと感じたものを厳選しているので参考にしてみてください。

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