「インスタ映え」とはどんな写真？ 撮り方や加工のコツを大公開

河津桜をアップで撮影。背景にピンク色が入るように、なるべく花が咲いているところを撮るのがポイントです。

紅葉を逆光で撮影し、フィルターをかけて全体をオレンジ色に。紅葉のオレンジ色や赤色をフィルターで表現するのもオススメ。背景の玉ボケ（キラキラ光っている丸い玉のこと）が印象的です。

増上寺のお地蔵は撮るだけでインスタ映えに。数にインパクトがある被写体の場合は、なるべくたくさん入るように撮影しましょう。この場所は日陰になることがあるため、撮影後の露出調整は必須です。

逆光で撮影し、建物と木をシルエットで表現。夕暮れのオレンジ色を加工で強調しました。こういう遊び心があると投稿した際、グリッド表示画面にアクセントが生まれます。

企業は「インスタ映え」の人気に伴い、映える写真を意識したイベントを開催したり、商品に力をいれたりするようになりました。

例えばベストブライダルは「不思議の国のアリス」をテーマにしたデザートビュッフェ、ハウステンボスはVR施設の東京進出に伴い、ナイトプールを展開しました。

たくさんの色を使用したカラフルなものは映え写真確実。フィード（通常の投稿が表示される画面）の中でも目を惹くため、華やかな印象を与えてくれます。

リゾート地や海外はもちろん、日本にいながら、海外にいるかのような雰囲気が味わえる写真も人気。「ここどこ？」といったコメントが多く寄せられます。

世間で浸透しているものとイメージが異なるものはオススメ。例えば一般的な鳥居は朱色ですが、画像のように黄金に輝く鳥居は、見ている人の目に留まりやすくなります。

テイクアウトフードにフォーカスし、背景をぼかした構図は観光雑誌風でオシャレ。撮影するときは、その場所の雰囲気が伝わりやすいものを背景にするようにしましょう。

最近はストーリーに投稿する人も増加。ストーリーはフルスクリーンで表示され、投稿したものは24時間で消えるので、「いいね」数を気にせず投稿できるのが特徴です。

「インスタ映え」を意識したカラフルな写真ばかり撮らなくていいため、おしゃれな日常や自然なものを写したものがフィード上でも人気になってきています。

上から撮ることで料理全体が写り、より美味しそうに見せられます。メインプレートだけでなく、飲み物などの配置にこだわるのがポイント。

カフェなどに行った際、物足りなさを感じたら本やスマホなどのアイテムをいれてみましょう。画像のようにスマホをプラスすることで、ちょっとしたアクセントになります。

背景の壁がオシャレになるだけで、画像がワンランクアップします。撮影するときは、写真一面に壁が入るように調整しましょう。

足元のアートやロゴを合わせた写真もオシャレ。撮影する際は足元を大きくしすぎず、余白をとるのがポイントです。

全身写真を撮るときは、撮影者に腰の位置までしゃがんでもらい、スマホを少し上に傾けて撮影してもらうようにしましょう。脚長効果がありスタイルがよく見えますよ。

インスタに投稿する写真のサイズは通常1:1（正方形）になります。そのため最初から1:1で撮影するとバランスが崩れません。

またストーリーはフルサイズ表示なので、加工しない場合はそのままの9:16サイズで投稿するようにしましょう。

画面に余白を作ることでスッキリとした印象に。画像は青空を多く見せることで開放感がでています。この構図は海や空を撮影するときにオススメ。

『Picsart』は、スライドバーを左右に動かすだけで加工が可能。またエフェクト数も豊富なため、加工初心者さんでも簡単にオシャレな画像を作れます。

グリッド表示したときを意識して投稿する順番を考えましょう。例えば海ばかりだと全体的に青っぽくなるので、熱帯魚などの画像をいれてメリハリをつけると〇。

また画像を投稿する前にバランスをチェックできる、『グリッド』というアプリもオススメです。

花の撮影が好きな人にオススメなのが新宿御苑。春にはソメイヨシノ、梅雨の時期にはアジサイなど四季ごとに様々な花が咲き誇るので1年中楽しめます。また園内は広いですが、レストランや茶室などの休憩場所も充実していますよ。

本殿には山の神様として知られる大山咋神（おおやまくいのかみ）が祀られ、家内安全などのご利益があると信じられています。この鳥居は急な階段が特徴的ですが、思わず上ってしまいたくなるほどの神秘的な空間を体験できますよ。

増上寺は港区にある浄土宗の仏教寺院。徳川家の菩提寺として2代秀忠公はじめ、6人の将軍が眠っています。境内北側には約1,300体の地蔵が安置されており、その数に圧巻されるでしょう。

また東京タワーを背景にして撮影する本堂も素晴らしいですよ。

フラワーショップに併設されているカフェ。季節によって店内のフラワーアートが変わるのが特徴です。席によってはテーブルの天板がガラスになっているため、そのまま料理を撮影するだけでも映えるのが魅力。

花とデジタルを融合したプロジェクションマッピングなど、花にまつわる様々なコンテンツを備えたエンターテインメント型のフラワーパーク。300鉢を超えるフラワーシャンデリアは圧巻です。

気軽に海の写真を撮影するなら江の島がオススメです。夕日を撮影するときは、空が大きく入るようにすると映えますよ。

美と幸福、良縁にも御利益のある勝林寺。境内には京花小鉢もあるので、探してみてはいかがでしょうか。京花小鉢を撮影するときは、画像のような日の丸構図がオススメ。

大正区北端、尻無川沿いの水辺空間にある複合施設。カフェやレストランはもちろん、ワークショップ体験ができるコーナーもあり、子供から大人まで楽しめるでしょう。

尻無川と夕日をバックに撮影するだけで、雰囲気のある写真が撮れますよ。

明石海峡から大阪平野、 関西国際空港まで広がる大パノラマの眺望が魅力。季節ごとのイベントもあるため、ロマンティックで華やかな写真が撮れるでしょう。