キャッシュレス決済アプリ『楽天ペイ』のAndroid版に「見てポイント」機能が追加されました。これに伴い、2025年3月1日(土)からは100万ポイント山分けキャンペーンも開催されます。広告を閲覧するだけで楽天ポイントがもらえるので、『楽天ペイ』を日常的に利用する人には、使い勝手のよいポイ活アプリといえるでしょう。

とはいえ、「見てポイント」は楽天ポイントを貯めるほかのサービスよりお得なのでしょうか? 本記事では、「見てポイント」の仕組みやキャンペーンの詳細とともに、楽天ポイントを貯めるほかのサービスとの比較を交えながら、どのような人に向いているのかを解説していきます。

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『楽天ペイ』アプリの「見てポイント」とは?

「見てポイント」は、『楽天ペイ』アプリ内で広告を閲覧することで楽天ポイントを獲得できる機能です。楽天グループが提供するポイ活アプリ『Super Point Screen(スーパーポイントスクリーン)』の一部機能を統合したもので、2024年11月からiOS版、2025年2月からAndroid版で提供が開始されました。

楽天ペイ 見てポイント 使い方

「見てポイント」の仕組みはシンプル。『楽天ペイ』アプリのTOP画面から「見てポイント」をタップし、Ⓟ1マークのついた広告を選んでタップするだけでポイントを獲得できます。

ただし、すべての広告がポイント対象ではなく、ポイントがもらえるのは1つの広告につき1回まで。一度閲覧した広告には「済」マークが表示され、再度タップしてもポイントは付与されません。

【2025年3月1日から】「見てポイント」の100万ポイント山分けキャンペーン開催

キャンペーン概要

エントリー期間 2025年3月1日(土)0:00 ~ 2025年3月31日(月)23:59
キャンペーン期間 2025年3月1日(土)0:00 ~ 2025年3月31日(月)23:59

楽天ペイ』アプリの「見てポイント」では、2025年3月1日(土)から3月31日(月)までの期間限定で「100万ポイント山分けキャンペーン」が実施されます。本キャンペーンでは、期間中にエントリーし、対象広告を閲覧してポイントを獲得することで、山分け特典として楽天ポイントを獲得できます。

キャンペーン参加方法

参加するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • エントリー期間内にエントリーする(エントリーのタイミングは問わず、キャンペーン期間中であればOK)
  • 「見てポイント」内の対象広告を閲覧し、ポイントを獲得する(「済」マークが表示されるまで閲覧)
  • 5日間以上広告を閲覧し、ポイントを獲得する

エントリーはこちらのページから対象のキャンペーンを開いて行います。対象広告は「Ⓟ1」マークがついたものです。

対象の広告

キャンペーンでポイントを山分けする方法

本キャンペーンでは、2段階の特典が用意されています。

  • 【特典1】 参加条件①②を達成 → 50万ポイントを山分け
  • 【特典2】 参加条件①③を達成 → さらに50万ポイントを山分け

すべての条件を満たせば、合計で最大100万ポイントが参加者全員で山分けされます

なお、獲得したポイントは2025年5月31日(土)頃までに付与され、利用期限は2025年7月31日(木)まで(期間限定ポイント)。期間を過ぎると失効してしまうため、早めに使うようにしましょう。

どのくらいのポイントが山分けされるの?

本キャンペーンでは、1人あたりの上限は200ポイントまでと決まっており、小数点以下は切り捨てられる仕組みです。筆者のこれまでの経験やSNSの口コミを参考にすると、過去に楽天で実施されていた山分けキャンペーンでは、多くても100ポイント、一般的には20ポイント前後というケースが多いため、今回も同程度の水準になると考えられます。

ただし、今回のキャンペーンはエントリーするだけでもらえるものではなく、5日間連続で広告を閲覧する必要があるため、条件のハードルはやや高め。その分、獲得できるポイントが従来の水準よりも多くなる可能性があります。

「見てポイント」は本当に貯まる? 実際に使って既存アプリと比較!

「広告を見て楽天ポイントが貯まる」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは楽天の『Super Point Screen』ではないでしょうか。こちらも広告を閲覧するだけでポイントが貯まる仕組みで、楽天のポイ活ユーザーにはおなじみの存在です。

今回の「見てポイント」のリリースにも、『Super Point Screen』の機能を一部統合したと記載されている通り、細かな仕様はほぼ同じでした。では、具体的にどのような違いがあるのか、実際に使って比較してみました。

1日に貯められるのは3ポイント前後

さっそく「見てポイント」を開いて「Ⓟ」マークのついた広告を探してみましたが、その数は「まばら」と言うにはあまりにも少ないレベル。結局初日に獲得できたのはたったの3ポイントで、この時点で「ガッポリ稼げるかも」という淡い期待は崩れ去りました。

この仕組みや貯められるポイント数は『Super Point Screen』と同じ。おそらく、「見てポイント」でも1日に貯められるポイントは3ポイント前後といったところでしょう。

「Ⓟ」マークが小さくて見つけづらい

Super Point Screen』と同じく、「Ⓟ」マークの表示自体が小さく見づらいうえに、スマホの小さな画面で見ているため、「対象の広告を探すのが面倒」と感じました。

まだ老眼もきていない筆者ですらそう思うのですから、普段、小さい字に読みにくさを感じている方にとっては、さらに見つけづらく感じるでしょう。

広告を探すのは手間だが、待ち時間が不要なのはうれしい

楽天ペイ』に統合したことによる違いのひとつが、ポイントを獲得するまでの手順です。

「見てポイント」でポイントを貯めるには、TOP画面から「見てポイント」にアクセスし、楽天ポイントがもらえる広告を見つけて閲覧するという流れになりますが、これがとにかく手間。TOP画面からスクロールしないと「見てポイント」は表示されませんし、対象の広告を探すためにはスクロール→広告をタップ→またスクロール……という手順が必要で、煩雑というほかありません。

しかし、その代わりに「見てポイント」では、広告を開けば即座に楽天ポイントを獲得できます。『Super Point Screen』では、アプリを起動するとすぐに広告が表示されるため、広告までのアクセスは短いものの、楽天ポイントを獲得するには5秒間の表示が必要でした。この待ち時間がなくなったのはうれしいポイントですね。

『Super Point Screen』との併用もおすすめ

実は、「見てポイント」の広告と『Super Point Screen』で表示される広告はまったく同じ。そのため、「見てポイント」で3P獲得した後に、『Super Point Screen』で同じ広告を閲覧すれば、さらに楽天ポイントをもらうことができます。つまり、1つの広告で楽天ポイントの二重取りが可能ということです。

『楽天ペイ』『Super Point Screen』のScreenshot

▲左:『楽天ペイ』の画面、右:『Super Point Screen』の画面
 どちらも「ポイントザクザクもらえるチャンス!」という広告がポイント対象になっている

少しでも多く楽天ポイントを貯めるなら、併用がおすすめです。

「見てポイント」はほかの楽天サービスと比べてお得? 貯め方を比較!

楽天ポイントは、決済、買い物、サービス利用、キャンペーン、ポイ活 など、さまざまな方法で貯めることができます。そのうち、買い物やサービスの利用をしなくても、無料でポイントを獲得できる方法は以下の5つです。

貯まる仕組み ポイントの貯め方 1日に貯められる楽天ポイント数の目安 ポイント付与条件 備考
楽天ペイ
見てポイント
広告閲覧 毎日3ポイント前後 広告閲覧、キャンペーン参加などでポイント付与 -
Super Point Screen
Super Point Screen
広告閲覧 毎日3ポイント前後 広告閲覧、キャンペーン参加などでポイント付与 -
楽天ウェブ検索
楽天ウェブ検索
楽天ウェブ検索の利用 毎日1ポイント以上 検索回数、キャンペーン内容などに応じポイント付与 毎日100万ポイント山分けキャンペーンなど
楽天インサイト
楽天インサイト
アンケート回答 アンケートによって異なる アンケートの種類、内容に応じポイント付与 Webアンケート、オンラインインタビュー、商品モニターなど。新規登録と回答で100ポイント、2ヵ月連続回答で10ポイント獲得可能
楽天ROOM
楽天ROOM
商品紹介 商品によって異なる 商品が売れるとポイント付与 -

「見てポイント」は、毎日確実に3ポイント貯められるため、楽天ペイを開くついでにコツコツ貯めたい人には向いています。しかし、短期間でまとまったポイントを稼ぐなら、ほかの方法のほうが効率的です。

楽天インサイト :新規登録&最初のアンケート回答で100ポイントもらえるほか、内容によっては高ポイントのアンケートもあり、短期間でポイントを貯められるチャンスがあります。

楽天ROOM:紹介した商品が売れれば紹介料としてポイントがもらえる仕組み。料率の高い商品が売れれば高ポイントが狙えますが、売れなければポイントはゼロなので、確実性はありません。

楽天ウェブ検索:1日30回検索することで毎日100万ポイントを山分けでき、だいたい3~6ポイント程度の獲得が可能。毎日頻繁に検索する機会がある方は、効率的にポイントが貯められます。

楽天ポイントが付与される条件や手間を踏まえると、どれも一長一短で一概に「見てポイント」が一番お得とは言い切れません。自分のスタイルに合わせて、最適な方法を選びましょう。

【タイプ別】おすすめの貯め方

  • コツコツ派:「見てポイント」『Super Point Screen』『楽天ウェブ検索』
  • 一度にたくさん稼ぎたい派:『楽天インサイト』『楽天ROOM』

結局のところ、いずれの方法も毎日続けることが大切。自分に合ったポイ活方法を見つけて、効率よく楽天ポイントを貯めていきましょう。

アプリの詳細はこちらでも解説
楽天ペイ-楽天ポイントカードも利用できるスマホ決済アプリ

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