「収穫の十二月」シリーズ第八話
全十三話連作短編ノベル「収穫の十二月」シリーズの電子書籍です。「神学の七月」はその第八作目です。マンガ調のイラスト、文章、サウンドでストーリーを楽しめます。ノベルゲーム風の演出で、画面は恋愛シュミレーションゲームのような進み方をしていきます。キャラクターのイラストを背景にその画面上に文章が重なり、バックグラウンドミュージックと効果音と共に話を読み進むことができます。今回のストーリーですが、多紙町は夏を迎えます。町には異形の神達が大量に出現します。それは土地神のしろが異形の神を制御していた力を突然失ったからでした。柾木達はしろの力を取り戻す方法を考えながらも、異形の神を退治するために自警団を作ります。落ち込んだしろが立ち直りつつあった時、今度はしろに従っていたシロウが異形の神たちと反逆を始める、というものです。ストーリーが気になってきた方、続きは本編でどうぞ。
類似アプリとの違い
もちろん急展開を告げるストーリーも魅力的ですが、ストーリーを彩るムービーにも注目したい所。序盤に流れるオープニングムービーは第7作まで呼んできたファンの方の心をくすぐるようなものになっています。垣間見える“しろ”の物悲しい表情は必見です。さあ、ストーリーもそうですが、物語にどっぷりとつかる前にムービーでテンションを最高潮にしてから、本作品を読みふけってはいかがでしょうか。
執筆:Appliv編集部
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KKO
9年前
神学の七月というアプリ
このアプリは収穫の十二月という短編小説シリーズの第八作目だそうです。初めてこの短編小説に出会ったかというと、音楽のアプリが無いかと探しているときに、たまたまこのアプリを発見してダウンロードしたことから始まりました。一作目から読んでいますが、マンガ調のイラストや文章、サウンドでストーリーを楽しむことが出来ます。ノベルゲーム風の演出で、恋愛シミュレーションのような進み方をしていきます。内容はネタバレもあるのでここでは控えますが、ストーリーだけでなく、ストーリーを彩るムービーも注目したい所です。オープニングムービーは特に一作目から読んでいる方の心をくすぐります。気になった方や一度読んでみようと思った方はぜひご購読ください。
ケムンパス
9年前
神の力を失ったしろ
短編ノベル、収穫の十二月シリーズの第八話です。第一話の「収穫の十二月」から読んでみてますがイラストも十分に可愛く、ストーリーもしっかりしているので読んでいて普通に面白く、楽しめます。登場人物も魅力的で、割といい話の時は涙腺にきたりもします。
突然しろが神の力を失ってしまうのです。私はしろが好きなので、この話はしろが話のメインとなるのでとても嬉しいですね。今回見られるしろの表情が少し切なげなのも何とも言えません。私としてはしろがこのままただの少女になってしまっても、それで柾木と幸せになれるなら、と思ってしまいますね。ネタバレになってしまうので深くは話しませんが。
スマホから読めると、仕事の休憩時などちょっとした時に読めるのが有難いですね。