AI画像生成を使えば、実写のようなリアルな画像が簡単に作れることはご存知でしょうか? この記事では、AIでリアルな画像を生成できるおすすめのアプリとサイトを紹介します。
特に、グラビア風の画像も作成可能な『Canva』については詳しく解説も掲載しています。知識がなくても簡単に高品質な画像を生成する方法が知りたい方は、ぜひご一読ください。
写真からAIイラストを自動生成、写真・動画も編集できる万能アプリ
BeautyPlus(ビューティープラス)
AIでリアルな画像生成ができるおすすめアプリ・サイト13選 グラビア風画像も作れる
この記事をまとめると・・・
- AI画像生成サービスは、プロンプトなどからAIが画像を作ってくれる
- 無料の『Canva』でも、十分なクオリティのAI画像を生成できる
- 『Canva』なら日本語でプロンプトを入力しても、画像生成が可能
AI画像生成サービスとは
AI画像生成サービスは、ユーザーが指定したプロンプト(命令文)やパラメータに基づいて、人工知能(AI)が画像を生成してくれるサービスです。
今回紹介しているサービスは単語や短文での入力かつ、日本語入力にも対応しているサービスが多いため、だれでも手軽にAI画像生成が行なえます。イメージとしては、「黒髪の女性」や「泳ぐ犬」など短い文章をプロンプトとして入力していく感じです。
ただし、著作権に関する問題も存在するため、作成した画像をSNSに公開する場合には注意が必要です。
AI画像生成アプリを試したい方はこちら
AIでリアルな画像生成ができるおすすめアプリ6選
Canva
『Canva』は多機能なデザインツールで、AI画像生成も得意としています。簡単な手順でオリジナル画像が作れるため、『Canva』内のフリー素材だけでは満足できないという人におすすめ。基本的に有料の機能ではありますが、50回分までは無料で利用できるのが嬉しいポイントです。
YouCam Perfect
『YouCam Perfect』は自撮り写真をもとにAI画像を生成してくれます。10枚~20枚ほど自撮り写真があればだれでも手軽に画像を作れるのが特徴。自分をベースにしたさまざまなAIアバターを作ってみたい人におすすめです。
AIアバターを始めとするAI機能は有料コンテンツとなっていますが、AI画像生成に関しては50回600円といった課金方法のため、必要な分だけ購入して利用できるのがメリット。回数が多くなるほど1枚あたりの料金も安くなってお得です。
AIピカソ
『AIピカソ』は、自撮りやペットの写真からAI画像を生成したり、文章を入力で画像生成をしたりできます。ほかの人が作成したプロンプトや画像をもとに画像生成ができるため、専門知識がなくても高品質のAI画像を生み出せます。
どちらの方法も簡単に実行できますが、1回の画像生成に10分~30分ほどの時間がかかる点が気になるところ。ただし、写真を利用する方法とテキストから生成する方法の2種類を使い分けられるのは便利です。
GoArt
『GoArt』は、プロンプトの入力でAI画像を生成。1枚あたり1クレジットを消費しますが、広告視聴でクレジットを追加できるのが嬉しいポイント。無料でもたくさんのAI画像を作成したい人向けです。
プロンプトは3,000文字まで記入できるため、細かな指示も出しやすいのが特徴。また、15種類のStyleの中からひとつを選ぶことで、生成する画像の方向性を簡単に決められます。
Wonder - AI Art Generator
『Wonder - AI Art Generator』は、文章からAI画像を生成できるアプリです。人だけでなく、動物や無機物などの生成も可能。完成品を修正加工できるのも本アプリならではの特徴です。
無料版では1日に5作品までの縛りはありますが、広告視聴だけで手軽にAI画像を生成できるのがメリット。作品数の上限をなくしたくなったら課金を検討するといいでしょう。
WOMBO Dream
『WOMBO Dream』は、プロンプトとアートスタイル選択してAI画像を作成するアプリです。リアルなスタイルも作成可能ですが、イラスト系の出力のほうが得意な印象。
ほかのクリエーターの画像を参照できるため、気に入った画像をベースにオリジナル画像を生成するといった使い方もできます。
AIでリアルな画像生成ができるおすすめサイト7選
AI Human Generator
料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
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日本語対応 | あり |
文字数制限 | なし |
ネガティブプロンプトの有無 | なし |
直感的な操作でAI画像を生成できるツールです。日本語訳が怪しい部分も多いサイトですが、リストから年齢や性別ポージングなどを選ぶだけで画像を作れます。
画像生成や修正には数分程度の待ち時間が発生しやすいですが、基本的に無料で使えるのが嬉しいポイント。待ち時間をなくしたい人は有料プランへの加入も検討するといいでしょう。また、ほかのサービスと同様に、テキストでのプロンプト入力も可能です。
DreamStudio
料金 | 10ドル~(1ドルあたり5枚程度生成可能) |
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体験版 | あり |
日本語対応 | なし |
文字数制限 | なし |
ネガティブプロンプトの有無 | あり |
プロンプトを入力すると、複数パターンの画像を生成してくれるサービスです。サービスの利用にはGoogleアカウントが必要。AI画像8枚分ほどの無料クレジットが付いてきますが、それ以降は生成したい画像の枚数に応じて課金が必要になります。プロンプトは日本語にも対応している点が嬉しいポイント。単語ではなく短文で記入すると、イメージ通りの画像が生成されやすくなります。
SeaArt
料金 | 無料 |
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日本語対応 | あり |
文字数制限 | なし |
ネガティブプロンプトの有無 | あり |
『SeaArt』は、リアルな画像からアニメスタイルまで、多様なアートワークを生成するAI画像生成ツールです。テキストから画像を生成する機能と画像から画像を生成する機能があり、使いやすさに優れています。特定の「呪文」をプロンプトとして入力することで、AIによる画像生成が迅速に行えるのもメリット。
高性能なだけに使いこなすのは大変ですが、クオリティの高いリアルな描写の画像を生み出すことができます。
Midjourney
料金 | 10ドル / 月~ |
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体験版 | あり |
日本語対応 | あり |
文字数制限 | なし |
ネガティブプロンプトの有無 | なし |
discord上でAI画像生成を行うサービスです。discordサーバーにアクセスできたら、「NEWCCOMER ROOMS」へ入り、メッセージ欄に「/」を入力。画像生成で使うさまざまなコマンドが表示されます。文章から画像を生成したり、写真から画像を生成したりと、多種多様な方法でAI画像生成ができます。
テキストや通話で質問をするなど、画像の生成方法や作り方のコツを教え合える環境が整っているのも嬉しいポイントです。
Leonardo.Ai
料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
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日本語対応 | なし |
文字数制限 | なし |
ネガティブプロンプトの有無 | なし |
『Leonardo.Ai』はクレジットを消費して画像を生成するWebツールです。画像生成の速度が速いのが特徴で、一回あたり4枚の画像を出力してくれます。プロンプト次第ですが、かなりリアルなが描写の画像も作れるのがメリット。数値を調整するだけでも出力結果に変化が出ます。
簡単なキーワードのみでも画像は出力されますが、個性を出すには、プロンプトや数値設定を工夫数する必要があります。そのため、初心者よりも中級者、上級者向けのサービスになっています。
Adobe Firefly
料金 | 単体で使用する場合は無料 |
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体験版 | あり |
日本語対応 | あり |
文字数制限 | なし |
ネガティブプロンプトの有無 | なし |
Adobeの生成AI「Firefly」を活用することで、テキストから画像を生成できます。無料会員には毎月25クレジットが配布され、有料会員にはプランごとに25クレジット~1,000クレジットを配布。1枚の画像を生成するたびに1クレジットを消費する仕様になっています。
また、有料プランへ加入しているユーザーは生成した画像を商用利用できますが、無料で使っている人は商用利用ができません。
Bing Image Creator
料金 | 基本無料 / 有料アイテムあり |
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日本語対応 | あり |
文字数制限 | なし |
ネガティブプロンプトの有無 | なし |
『Bing Image Creator』もAIを用いた画像生成サービスのひとつです。Microsoftアカウントでログインをすることで、誰でも無料で利用できます。
また、有害な画像や安全でない画像の生成を制限するために、管理策が導入されているのが特徴。差別的な表現を含む画像や、性的な描写を含む画像は出力されないため、大人から子供まで安心して画像生成のコンテンツに触れられます。
【無料】『Canva』でリアルなAIグラビア風画像を生成する方法
AI画像生成機能を使うと、まるで実写のようなリアルなグラビア風画像まで作れることはご存知でしょうか? ここでは『Canva』に搭載されている「Mojo AI」を使ったグラビア風画像の作り方を説明します。
1.「+」から新規作成
画面下の「+」からキャンパスを新規作成します。キャンパスサイズはお好みのものにしておいて大丈夫です。スマホを横向きにしたときの画面サイズにしたい人はカスタムサイズから1920×1080を選択するといいでしょう。
2.「Mojo AI」を起動する
次にメニューバーの右端にある「アプリ」から「Mojo AI」を選択します。2回目以降使う場合には、アプリの欄に表示されるため、素早く起動できるようになっています。
3.プロンプトを入力する
タブを「Vision Art」に切り替えたら、プロンプトを入力します。プロンプトとは、生成したい画像に組み込みたい要素を、キーワードとして入力するもの。今回なら「グラビアアイドル」や「水着」、「ツヤ」「透け感」などを入力すると、グラビア画像が生成されやすくなります。
4.画像を生成する
次にスタイルを選びましょう。グラビア画像を作るのであれば「Asia」がおすすめです。画像の縦横比を決めたら、「Create masterpiece」をタップして生成開始。しばらく待つと、2枚の画像が生成されます。
なお初回の生成時は「Create masterpiece」をタップできず、『Mojo AI』のブラウザページを開くボタンが表示されます。タップして『Mojo AI』にログインすれば、生成できるようになりますよ。
5.画像の保存は別途サイトから行う
画像の保存は現在アプリ内から行えなくなっています。ブラウザで『https://app.mojo.vn/vision-art』を開き、『Canva』内で連携に使用したアカウントでログインしましょう。
今までに生成した画像が表示されるので、各画像のダウンロードボタンをタップすることで画像を保存できます。
『Canva』で作れる! 美麗なAIグラビア画像作例
先ほど説明した『Canva』のAIイラスト生成を活用すれば、さまざまなAI画像を作れます。ここでは『Canva』で作成したグラビア画像の一例と、使用したプロンプトを紹介します。プロンプトはそのままでも使えますし、自分の好きな要素を加えるなどアレンジしてもいいでしょう。
水着の美女とプールにお出かけ
まぶしくも爽やかな水着姿に、思わずドキッ。日差しの温度や風まで感じられそうな臨場感があります。水着の質感や濡れた身体のツヤまで、丁寧に出力されています。
プロンプト:「リアル、高画質、グラビアアイドル、笑顔、水着、ツヤ、透け感、プール」
スタイル:「Asia」
画像サイズ「2:3」
クラスのあの子と遊園地で制服デート
制服デートの待ち合わせをイメージ。これから一緒に過ごすであろう楽しい時間に、想像がふくらみます。単に「学生服」などではうまく生成されないことが多いので、「ブレザー」「ネクタイ」などファッションの要素を入力するのがコツです。
プロンプト:「リアル、高画質、少女、笑顔、制服、ブレザー、ネクタイ、チェックのミニスカート、こちらを見つめる、手を振る、遊園地」
スタイル:「Asia」
画像サイズ:「2:3」
街角で目を引くストリートファッションの美女
街角でふと目が合った、美女の視線に釘付け。ふわりとした髪にかかる指先にも、絶妙な色気があります。デニムの質感やダメージも緻密に表現。
使用プロンプト:「リアル、高画質、日本人、1人、ファッションモデル、ジャケット、パーカー、デート、ストリート」
スタイル:「Asia」
画像サイズ:「2:3」
【無料】『AI Human Generator』でリアルなAI画像を生成する方法
リアルな人物画像を生成するなら、特に『AI Human Generator』がお手軽。ほかのAI画像生成ツールと異なり、プロンプトがわからなくても要素を選ぶだけで人物の画像を作れます。生成の手順は以下のとおりです。
1.人物を指定する
生成する画像の要素は、画面の右側のメニューから決定します。まずは「Body」タブで人物の要素を決めましょう。性別や人種・髪型といった外見はもちろん、ポーズまで選択できます。
2.ファッションを指定する
続いて「Clothing」タブから、人物の服装やアクセサリーといったファッションを決めます。トップスやアンダー、コートなど細かに設定が可能です。
3.背景を指定する
「Background」タブでは、人物がいる背景の指定ができます。ファッションに合う場面を選びましょう。
4.プロンプトを入力する
例えば表情や天気など、これまでに設定した条件では指定しきれない要素があれば、「Add something up」にプロンプトを入力しましょう。基本的には英語での入力が必要です。
5.画像を生成する
画面下の「Update」ボタンをタップすると、これまで設定した条件にもとづいて画像を生成できます。再び「Update」をタップしても、設定が同じなら生成される画像はほとんど変わりません。もし気に入らない場合は一度「Create New」をタップしてリセットし、生成し直すことになります。
6.好きな顔を合成できる
「Body」タブ内の「Face」に人物の写真をアップロードすると、生成された画像の顔を、その写真の顔と近いものに置き換えられます。ポーズはいいけど顔が好みじゃない……という場合に活用してみましょう。
拡大してみると顔の変化は一目瞭然。ただ生成しただけの画像よりも、キレイな顔になっています。
おすすめのAI画像専用投稿サイト4選
AI画像はただ作るだけでも楽しいものですが、AI画像の投稿サイトに投稿してみるのもおすすめです。自分の作品を発信したり、ほかの作品を見てインスピレーションを得たりと、AIクリエイター同士で交流を楽しめるでしょう。
ここではAIで生成した画像専用の投稿サイトの中から、特にリアル系画像の閲覧・投稿におすすめのサイトを紹介します。
おすすめのAI画像投稿サイト
- 『pAInter』
- 『chichi-pui』
- 『MajinAI』
- 『アワートAI』
『pAInter』
『pAInter』は投稿されている作品の数・幅ともに多いサイト。使用したAIツールとキーワードを組み合わせて検索できるなど、検索性が良好なので、多くの作品の中からも好きな作品を見つけられるでしょう。プロンプトも見られ、生成の参考にできます。
ファンからの評価でクリエイターのランクが決まり、ランクに応じて獲得したポイントを現金化できるシステムも特徴的。閲覧はもちろん、クリエイターとして活動したい人にも向いています。
『chichi-pui』
『chichi-pui』は早期から立ち上げられた投稿サイトで、こちらも多くの作品が投稿されています。投稿企画やコンテストがあり、活発な創作活動や交流ができるのが特徴。またAIを使う上で役立つ記事やスレッドなど手広い情報収集が可能です。
閲覧性についても、ランキングで優れた作品に触れられるので、手早くトレンドをキャッチできるでしょう。作品によっては、使われたプロンプトも見られます。知識やセンスを磨きたい人、芸術的な活動をしていきたい人におすすめです。
『MajinAI』
『MajinAI』は検索できるAIツールが幅広く、さまざまなツールの比較をするのにぴったり。面白いのは「えっちスコア」「アダルトスコア」なるスコアでの並べ替えができるところで、出来の良い水着グラビア画像を簡単に見つけられます。
会員登録しなくてもプロンプトの閲覧やワンクリックでのコピーができるので、生成にも活かしやすいでしょう。手っ取り早くグラビア画像を作りたい人にはおすすめです。
『アワートAI』
『アワートAI』はほかのサイトに比べると良くも悪くもシンプルですが、「フォト」「ファッション」などのタグでスムーズにリアル系画像を絞り込めます。
日替わりでお題が提供されており、作りたい画像のテーマが見つからないときも刺激を受けられます。また画像以外にもAIによる動画や文書も投稿できるのが特徴的で、幅広い分野で交流を持ちたい人にはメリットが大きいでしょう。
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