AI技術が進化する中で、写真をイラスト化する手段も多様化しています。この記事では、無料で使えるAIを活用した写真をイラスト化するアプリとWebサイトを紹介します。
さらに、動画をイラスト化するアプリも取り上げます。具体的な使い方も解説するので、AI技術を活用して、写真や動画を新しい形で楽しんでみてください。
写真からAIイラストを自動生成、写真・動画も編集できる万能アプリ
BeautyPlus(ビューティープラス)
【無料】AIで写真をイラスト化できるアプリ・サイト10選 実際のやり方も解説
この記事をまとめると・・・
- AIイラストとは、人工知能(AI)が自動生成するイラストのこと
- AIイラストアプリやサイトを使えば、写真を簡単にイラストか可能
- 『BeautyPlus』なら、初めて使う人でも高クオリティのイラストにできる
Pixocial Technology (Singapore) Pte. Ltd.
AIイラストとは
人工知能(AI)が自動生成するイラストをAIイラストと呼びます。AIは色やテクスチャ、テキストなどの要素を認識・学習し、さまざまなパターンのイラストを生成します。
AIイラストは、プロンプトやパラメータを用いて短時間で作品を生成することができるため、イラスト制作が苦手な人でも手軽に高品質なイラストを作成できます。
AIで写真をイラスト化できるアプリ4選
BeautyPlus
『BeautyPlus』は、自撮り写真からAI画像を生成できます。画像編集→編集→AIアートの順に操作してみましょう。花火、SF、アイドルなど予め決められたプロンプトが用意されているため、好きなものを選ぶだけでOK。プロンプトの種類が多いだけでなく、ワンタップで手軽に加工できる点が魅力。
『BeautyPlus』で使えるフィルター
『BeautyPlus』は油彩系のイラスト風フィルターが充実しているのが特徴。あたたかな雰囲気のあるものが多く、美しさやセンスを前面に押し出したAI画像が作れるでしょう。
Pixocial Technology (Singapore) Pte. Ltd.
Picsart
『Picsart』では単語の組み合わせからAI画像を生成できます。PC版は、追加のサービス→「AI画像ジェネレーター」を選択。スマホ版はホーム画面→「AI画像」もしくは「テキストから画像生成」を選択することで手軽にイラストを作成可能。「結果をさらに表示」をタップすると、同じプロンプトのまま、違うパターンのAIイラストを次々に生成できます。
『Picsart』で使えるフィルター
『Picsart』は人物の加工に長けたフィルターが多めで、単にイラスト化するだけでなく、動物やピエロのような加工をすることも可能。インパクトが大きいものが充実しており、SNSに投稿するネタとしても楽しめます。
WOMBO Dream
『WOMBO Dream』は、プロンプトとアートスタイル選択してAI画像を作成するアプリ。アートスタイルにはイラスト系のものが多く、画風の異なるイラストも簡単に作成できます。
ほかのクリエーターの画像を参照できるため、気に入った画像をベースにオリジナル画像を生成するといった使い方もできます。
『WOMBO Dream』で使えるフィルター
『WOMBO Dream』では画風を指定するかたちでフィルターを選びます。画風はアニメ風や水彩画など70以上が用意され、類似アプリでもトップクラスの幅広さ。もとの画像をどれだけ影響させるか強度を変更でき、細かな調整がしやすいのもポイントです。
GoArt
『GoArt』は、プロンプトの入力でAI画像を生成。1枚あたり1クレジットを消費しますが、広告視聴でクレジットを追加できるのが嬉しいポイント。無料でもたくさんのAI画像を作成したい人向けです。
プロンプトは3,000文字まで記入できるため、細かな指示も出しやすいのが特徴。また、15種類のStyleの中からひとつを選ぶことで、生成する画像の方向性を簡単に決められます。
『Go Art』で使えるフィルター
『Go Art』はアニメやアメコミなど多彩なイラスト風フィルターを中心に、ゾンビ風などユーモラスなフィルターも備えています。顔の印象がガラリと変わるものが多いので、ビフォーアフターを比べてみるとより面白いでしょう。
AIで写真をイラスト化できるWebサイト4選
VANCE AI
料金 | 650円~ |
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体験版 | あり |
対応OS | Windows/Mac |
商用利用 | 不可 |
自撮りなど、人物が写った写真からイラストを生成できるWebサービスです。イラスト化したい写真をアップロードして少し待つだけでいいため、手軽に写真のイラスト化を楽しめます。サイト内では顔がしっかりと映った写真のみ加工可能とされていましたが、後姿の写真でもイラスト化が可能。また、イラスト化した写真は、色合いや画像サイズなどの修正加工にも対応しています。
AILAB TOOLS
料金 | 4.99ドル~ |
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体験版 | あり |
対応OS | Windows/Mac |
商用利用 | 可能 |
アップロードした写真をイラスト化できるWebサービスです。無料でも1日5クレジット(画像5枚分)の加工ができる仕様。ただし、保存には2クレジットを消費するため、実質1日1枚の写真をイラスト化できるサイトになります。
鉛筆や油絵などさまざまなタッチのイラストを、ワンクリックで生成できる手軽さが魅力です。
Canva
料金 | 無料 |
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対応OS | Windows/Mac |
商用利用 | 可能 |
『Canva』ではプロンプトの内容に従ってイラストを制作します。写真からイラストを制作することはできませんが、「女性」「イラスト」「アニメ」など複数の単語を入力するだけで手軽にイラスト制作が可能。AIイラストを制作するには、メニューの「アプリ」から「Mojo AI」選択すればOKです。
Toongineer
料金 | 基本無料 / 有料プランあり |
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体験版 | あり |
対応OS | Windows/Mac |
商用利用 | 可能 |
アップロードした写真を毎月3枚までAIイラスト化できる無料サービスです。イラストのタッチは3パターンから選択可能。また、完成品を漫画風に仕上げるのか、実写風に仕上げるのかが選べます。
プロンプトは140文字までしか入力できません。しかし、性別・人種・年齢・表情など細かな部分まで指定できるので、脳内イメージをイラストに反映させやすくなっています。
AIで動画をイラスト化できるアプリ2選
YouCam Video
顔のレタッチやメイクなどの編集に長けた動画編集アプリです。編集機能の中にある「AIエフェクト」を適応することで動画をイラスト風に変化させます。ただし、有料の機能が多く、無料で使いたい人にとってはやや物足りない印象。プロンプトの入力など難しい操作は必要ないため、手軽に使いたい人には丁度いいアプリです。
Meitu
動画素材をイラスト化できる動画・画像編集アプリです。アプリ自体は無料でも使えますが、動画をイラスト化する機能は有料。10秒300円~といった具合で、動画の再生時間に応じて課金をしていくシステムです。複数人の映像には対応していないなど、使用できるものに制限がありますが、素材とスタイルを選択するだけで、手軽に動画をイラスト化できるのが魅力です。
【無料】『BeautyPlus』で写真をイラスト化するやり方
ここでは『BeautyPlus』の「AIアート」を使って、人物写真をイラスト化する方法を解説します。
最初に加工したい写真を選択して編集画面を開きます。次に「編集」→「AIアート」を選択。
お好みのフィルターを選択して、画像を保存すれば完成です。AIイラストに使えるフィルターの種類は豊富ですが、半分以上が有料のものになります。無料で使いたい場合には、機能の右上にダイヤマークが付いていない「夢」や「花火」などを選ぶと安心。
またAIアートでは、同じフィルターを使っていても、毎回少しずつ違う画像が生成されるのも面白さの一つになっています。
Pixocial Technology (Singapore) Pte. Ltd.
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