2025年3月24日、世界最大級のマッチングアプリ 『Tinder®』 は、大学生向けの新機能 「Tinder®U(ティンダーユー)※イギリスでの正式名称はTinder®Uni」 を日本で提供開始しました。
「Tinder®U」は、同じ大学だけでなく他大学の学生とも簡単につながれる大学生限定のマッチング機能です。アカウントを作成すれば、共通の趣味や関心を持つ相手と気軽にマッチングできるだけでなく、大学生活を充実させるリアルイベントにも参加可能。
この記事では、「Tinder®U」に参加する条件や使い方、類似アプリとの比較を詳しく紹介します。
本当におすすめのマッチングアプリはどれ? 徹底調査しました

大学生向けマッチングアプリ「Tinder®U」が日本上陸! 学生同士の交流で友達・恋人が見つかる
「Tinder®U」は誰が使える?
「Tinder®U」は大学生限定のマッチング機能です。利用するには、以下の4つの条件を満たしている必要があります。
1.対象国に在住していること
現在、「Tinder®U」は日本、オーストラリア、インド、イギリス、アメリカの5ヵ国で利用可能です。
2.18歳から24歳であること
「Tinder®U」は大学生限定の機能です。
18歳未満の方、もしくは25歳以上の方はTinder®Uに登録できません。
3.認定された大学・教育機関に在籍していること
非営利法人として認定され、対面授業で教育課程を実施している大学・学校に在籍している必要があります。
通信制やオンラインのみの学校は対象外です。
4.大学の公式メールアドレスを保有していること
アカウントの登録には、以下のドメインを持つメールアドレスが必要です。
- .edu.au(オーストラリア)
- .edu.in(インド)
- .ac.in(インド)
- .in(インド)
- .ac.jp(日本)
- .ac.uk(イギリス)
- .edu(アメリカ)
なお、大学のメールアドレスで認証されるため、一般のユーザーが身分を偽って登録することはありません。利用者が安心して利用できる環境が整えられています。
「Tinder®U」でどんな人と出会えるの?
「Tinder®U」では、同じ大学の学生はもちろん、他大学の学生ともつながることができます。
使い方は通常の 『Tinder®』と同じく、スワイプ操作で相手を選ぶだけ。必ずしも大学生だけが表示されるわけではありませんが、設定しておくことで、「Tinder®U」に登録している同じ大学や他大学の学生が表示されやすくなります。
また、「Tinder®U」限定のイベントや特典(学生向けのカフェイベントなど)に参加することも可能。恋愛目的だけでなく、趣味の合う友達を見つけたい方にもおすすめの機能です。
「Tinder®U」の使い方
「Tinder®U」を利用するには、まず登録手続きを完了する必要があります。その後、条件に合った相手とマッチングして、メッセージのやりとりができます。それぞれの手順は以下のとおりです。
『Tinder®』に登録する方法
ここからは、初めてTinderに登録する際に「Tinder®U」に参加する手順を紹介します。
すでに『Tinder®』に登録済みの方は、プロフィールの編集画面から大学情報を入力し、「Tinder Uに登録」をタップすれば、以下の画像と同じ画面を開くことができます。

登録後は、設定画面の「アプリアイコン」に移動するか、設定完了時に表示される案内に従って、「Tinder®U」専用のアプリアイコンに変更することもできます(iOSのみ対応)。
「Tinder®U」でマッチングする方法
実際にマッチングするには、プロフィール編集画面で「Tinder®U」を有効にする必要があります。手順は以下のとおりです。

機能をONにしておけば、大学生とマッチングしやすくなります。
あとは通常の 『Tinder®』と同じように、ユーザーの写真やプロフィールを見て、スワイプするだけ。

右にスワイプすれば「LIKE(いいね)」、左にスワイプすれば「NOPE(イマイチ)」です。お互いに「LIKE」を送り合うとマッチングが成立し、メッセージのやりとりができるようになります。
実際に使ってみた大学生に話を聞いたところ、「大学生以外のユーザーも表示されるものの、Tinder®Uユーザーの割合のほうが多いかも」といった感想でした。まだ始まったばかりの機能なので、今後登録者が増えればさらにマッチしやすくなるかもしれませんね。
「Tinder®U」で表示される情報
「Tinder®U」では、写真やプロフィール情報に加えて、以下の情報を登録することができます。
「Tinder®U」で表示される情報
- 大学名
- 卒業予定年度
- 学部・学科
- サークル
設定すると、スワイプ画面で以下のように表示されます。

なお、アメリカではグリークライフ(学生の社交団体や寮のこと)の情報を設定することも可能です。
Tinder®Uってほかと比べて安全? 学生しか使えないアプリと比べてみた
学生限定のコミュニティアプリといえば、『Dtto(ディット)』が有名です。「Tinder®U」と『Dtto』の違いは以下のとおりです。
現役大学生同士でマッチングするなら『Dtto』が安心
どちらのサービスも、大学が発行するメールアドレスによる認証が必要なため、セキュリティ面では一定の信頼性があります。
ただし、「Tinder®U」はあくまで“大学生同士でマッチしやすくなる”ことを目的とした機能であり、設定によっては大学生以外のユーザーとマッチングする可能性もあります。また、「ac.jp」のメールアドレスを持つ大学職員も年齢情報を偽れば登録できてしまうため、必ずしも学生だけが利用しているとは限りません。
一方、『Dtto』は学生証の提出が必須で、卒業後はアカウントが自動的に削除されます。確実に現役大学生とだけやりとりをしたい場合は、『Dtto』のほうが安心といえるでしょう。
幅広いユーザーと出会えるのは「Tinder®U」
『Dtto』に登録できるのは、首都圏の一部大学に通う学生に限られていますが、「Tinder®U」は大学を問わず登録できるため、より多くの学生が利用でき、出会えるユーザーの幅も広がります。
また、「Tinder®U」ではマッチング機能に制限がなく、1日に何人でも「Like(いいね)」を送ることが可能です。設定次第では、年齢やエリアの範囲を広げて、大学生以外とマッチングすることも。『Dtto』のような大学生限定のコミュニティに参加できなかった方も、「Tinder®U」なら交流の機会をつくりやすいでしょう。
(文:かがわまなみ)
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