水に浮かぶ東京の街並み
写真家、佐藤謙吾の以前に行われた写真展に伴ってリリースされた写真集アプリです。作者は自分たちが普段暮らす街を「立ち止まって、よく観よう」と考えたそうです。ビルの下の方は全て水面になった写真集ですが、画像処理ではなく、それに見立てた素材を用い映り込みを実写したそうです。確かに水面の部分をよく見てみると1枚1枚の写真で光や映り込みの雰囲気が違っています。また地上が水面になった写真は静寂を感じるようにも、水面に建った水上都市のようにも見えなくもありません。地上の活気が見えない状態で、静寂の中に都市やビルだけが浮かんでいると、普段とは違った視点で見えてくる何かがあるような気もします。画像をダウンロードして壁紙にもできるので、ぜひゆっくりと沢山の写真を楽しんでください。
執筆:Appliv編集部
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