カードや銀行口座と連携し、記録を自動化できる家計簿アプリ。連携させたサービスの収支を自動で記録してくれるので、家計簿をつける手間を削減できます。証券や電子マネーとの連携もできるので、資産管理にもぴったり。ウィークリーレポートなど振り返り機能も充実しており、家計の改善が見込めます。
銀行預金も家計簿もまとめておまかせ! スーパー全自動家計簿
入出金の自動入力が可能! 無料で使えるスーパー家計簿
『マネーフォワード ME』は入出金を自動で記録できる無料の家計簿アプリ。収支のわかりやすさや安全性など、アプリブが定めた基準でいずれも高い得点を獲得しました。
特に優秀なのは金融サービスとの自動連携機能。無料版では、銀行口座やカードは4件までしか登録できませんが、対応している金融サービス数は家計簿アプリのなかでトップクラスです。登録した金融サービスから収支を自動で記録し、カテゴリ分けしてグラフ表示できます。
また、大事な金融情報を預けるため、最高クラスの暗号化通信やログイン時の二段階認証などを採用。強固なセキュリティでしっかり守ってくれます。
対応している金融サービス数はトップクラス
自動連携に対応している金融サービスの数は、家計簿アプリの中でもトップクラス。2025年4月時点で2,400以上の金融サービスに対応しており、メルペイや楽天ペイといったQRコード決済サービスや、阪急百貨店のような地域限定のポイントなど、他の家計簿アプリでは対応していない金融サービスも利用できます。
ただし、無料プランで連携できる金融サービス数の上限は4つまで。5つ以上の金融サービスを利用するなら有料プランへの登録がおすすめです。
連携できない金融サービスがあっても困らないのでは? と思う人もいるでしょう。もし、日頃から利用している金融サービスがひとつでも登録できないと、入出金が追跡できず、保有している金融資産の収支を正しく把握できません。
一方で、対応している金融サービス数が多ければ入出金を細かく記録できるので、節約できる支出を見つけやすくなるでしょう。
シェア機能や確定申告など、無料で使える機能も豊富
家計簿アプリはサブスク登録で機能が開放されるものが多いため、無料で使える機能の種類を調査。その結果、『マネーフォワード ME』は無料でも豊富な機能を利用できる家計簿アプリだとわかりました。
特に注目なのが「シェア機能」で、家族やパートナーと家計簿を共有し、誰がいくら使ったかをリアルタイムで把握できます。旅行やイベントなど共同の支出管理にも役立ち、家計の効率的な分担を実現可能。大切な人と一緒にお金を見ながら、将来の計画を二人で描けるのがうれしいポイントです。
さらに珍しいのが「確定申告」の機能。日頃の決済を特定の金融サービスにまとめておいて、入出金をこまめにチェックしておけば、収支整理が簡単になり、年度末に慌てることがなくなります。
グラフ表示ではカテゴリを細かく分類して表示できる
収支・予算のグラフの有無や表示デザイン、表示できる期間を調査。なかでも、支出グラフではメインカテゴリだけでなく、サブカテゴリまで分類して表示できる機能に心を引かれました。
たとえば「食費」というメインカテゴリを日常生活で必ず発生する「食料品費」や、出費を抑えやすい「外食費」といったサブカテゴリまで分けて見れば、節約できそうな支出を細かに見つけられます。
また、カテゴリごとに予算の設定も可能。支出グラフで自分が何にいくら使っているのかを把握して、予算を決められます。予算をただ切り詰めるのではなく、適切な目標を設定できるので、無理なく節約を続けていけます。
手入力・レシート読み取りは普段使いなら問題なし
レシート読み取りと手入力における、操作STEPや登録にかかる時間を調査。『マネーフォワード ME』は、金融サービス連携による自動入力を中心にしつつ、たまにレシート読み取りや手入力を使う分には、不便を感じないレベルであることがわかりました。
レシート読み取り機能では、レシートを撮影するだけで合計金額の自動入力が可能。精度は悪くなく、コンビニやドラッグストア・飲食店など画面の枠内に収まる長さのレシートなら平均4.6秒で読み取れました。ただし、切符の領収書など特殊な形をした明細は読み取れないこともあるため、場合によっては手入力との併用がおすすめです。
手入力での記録では、金額・カテゴリ・日付を選択できるのですが、カテゴリはサブカテゴリまで計2回の指定が必要なので、何度も入力しているとやや手間に感じました。
家計簿アプリのなかでも特に優秀なセキュリティ
セキュリティに関する機能の充実度も、家計簿アプリではトップクラス。送受信される情報はSSLで暗号化されており、第三者から資産の情報を見られることを防ぎます。この暗号化はbit数が多いほど複雑で解読されにくく、『マネーフォワード ME』では最高クラスの2,048bitが使われています。
運営会社である株式会社マネーフォワードが上場企業である点もポイント。上場にあたっては情報セキュリティへの取り組みが注目されるため、上場している企業が運営している『マネーフォワード ME』のセキュリティには一定の信頼が持てるといえます。
また家計簿アプリのなかでは珍しく、ログイン時の二段階認証を設定できるのも大きな特徴。パスワードに加え、電話番号に届く認証コードが必要になるため、外部から不正アクセスされにくくなります。
なお、家計簿アプリには金融サービスの暗証番号は登録されないので、資産が不正に利用されることはありません。しかし、資産情報が流出すると詐欺のターゲットにされる危険性もあるため、『マネーフォワード ME』のようにセキュリティの高い家計簿アプリを利用した方が安全といえるでしょう。
『マネーフォワード ME』は課金すべき?
無料でも使用できる『マネーフォワード ME』ですが、どういう方がどういったタイミングでどこまで課金すべきかを解説します。
持っている口座が少ない人は無料枠で十分
無料プランでの最大の欠点は、連携できる金融サービスが4つまでという点です。ただし、持っているカードや口座が少ない場合は、無料プランのままでも問題ありません。
金融サービスを5つ以上登録したい人は有料プランに
金融サービスを5つ以上登録するなら、連携数の制限がないスタンダードコースがおすすめです。近年では、ポイント還元を目当てに、タッチ決済やQRコード決済など、複数の金融サービスに登録する人が増えています。これらを1つのアプリで一元管理できれば、入出金を正確に把握でき、無駄遣いに気付きやすくなるでしょう。
また、用途別に貯金をしたい方にも便利です。登録できる金融サービスが多ければ、用途別に分けた口座をひとつのアプリで一括管理でき、総資産額の把握がスムーズになります。
なお、スタンダードコースは月額480円、年額5,300円で、年額プランの方がお得です。資産や生活費に関わる金融サービスが5つ以上になるタイミング、たとえば結婚や出産など大きな資金が必要になる時期に、有料プランを検討すると良いでしょう。
株式や証券などを管理したい人は資産形成アドバンスコースがおすすめ
株式や投資信託での資産形成を考えている人には、資産形成アドバンスプランがおすすめです。こちらはスタンダードプランの全機能に加え、ポートフォリオの作成や、業種・利回り別での銘柄の内訳表示などができます。
特定の業界に悪影響があって株価が下がっても、保有銘柄の業種が分散していると、全体の資産額への影響を抑えられます。また利回り別の内訳からは、利回りの低い銘柄を見つけ、優先的な売却対象として検討が可能。自分の投資バランスを見直し、より堅実な資産形成ができるでしょう。
各証券会社がリリースしている株取引アプリで、保有銘柄のポートフォリオや株価は確認できますが、対応している株式は異なります。すべての銘柄を見るために、複数のアプリやページをまたぐのは面倒ですよね。
対して『マネーフォワード ME』なら、証券会社を問わず国内株と海外株をまとめて見られます。ポートフォリオも自由に組み合わせて作成でき、「成長株」「長期投資」など自分の基準でスムーズな管理が可能です。
資産形成コースの料金プランは月額980円・年額10,700円。1つの株取引アプリでは保有する銘柄を管理しきれなくなった段階で、課金を検討してもいいでしょう。
Money Forward Home, Inc.