バズって話題の「農業バイトアプリ」は実際稼げるの？ 『daywork』を調査してみた！

2024年10月24日、「闇バイトではなく、農業でバイトしてみませんか」というコメントが投稿され、「光バイトだ」「バイトしてみたい」「そんなバイトがあるのを知らなかった」と反響を呼んでいます。

さらに、多くの方からの「探し方がわからない」という意見に対して「農業バイト」なら『daywork』がおすすめというリポストが複数生まれ、多いもので20万表示（投稿から4日）を超えるなど、大きな話題となっています。

元の投稿は、茨城県の干し芋農家の方が「闇バイトではなく、農業でバイトしてみませんか？ 短期でも働けますし、感謝もされ、お土産も大体もらえますよ」と、美味しそうな芋掘りの写真を添えて投稿したものです。

闇バイトが話題になっているタイミングということもあり、「こういうバイトがいい」「土と触れ合うと心が穏やかになりそう」「近所にこんなバイトがあれば」といったコメントが付いていました。そのような中で、複数の方から『daywork』がおすすめという展開になりました。

話題となっている『daywork』で埼玉県内の2024年11月2日（土）の募集を調査してみたところ、以下のような結果になりました。

この日に募集されていた内容はすべて「いちごのマルチかけ作業」で統一されており、1日あたりの募集人数は約2〜6人、時給は一律1,092円に設定されていました。これはJAが仲介しているため、時給に差が生じないよう調整されていると考えられます。

この日に募集されていた内容はすべて「いちごのマルチかけ作業」で統一されており、1日あたりの募集件数は約2〜6件、朝8時から16時までで時給は一律1,092円でした。これはJAが仲介している案件だったため、時給に差がつかないよう調整されているようです。

ちなみに、2024年10月1日に改定された埼玉県の最低賃金は1,078円で、それを上回る金額が設定されています。これ以外にも農家が直接募集しているケースもあり、ネギの出荷準備作業やプチトマトの収穫作業などの求人がありました。この場合、時給は1,135円〜1,170円とやや高めに設定されています。

一方、タイミー』や『メルカリハロ』で同じように11月2日の農業バイトを調査したところ、『タイミー』では関東近郊では募集を見つけるのが困難でしたが、北海道と東北地方で数件見つかりました。

北海道はブロッコリーやキャベツの収穫作業や玉ねぎやじゃがいもの選果など作業の募集が多く、時給は1,030円前後、青森ではりんご園での着色管理作業が時給1,000円前後などがありました、また、「メルカリハロ」では農業の募集は全国で0件でした。

このようにバイト探しアプリを比較したところ、農業に特化して探すなら『daywork』のほうがおすすめだといえます。

農家とのマッチングアプリについては、以下の記事でも詳しく解説しています。