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自分のことがどうしても好きになれない。他人と比べてついつい落ち込んでしまう……。
上記のようにお悩みの人は多いのでは。自信がある人と自分は何が違うんだろう、と思ってしまいますよね。

そこで本記事では、自分を好きになる方法について解説していきます。シンプルかつ実践しやすい内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

自分を好きになれない理由とは?

内閣府が2019年に発表した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」によると、日本の若者に「自分自身に満足しているか」と質問したところ、約55%の人が「そうは思わない」「どちらかといえばそうは思わない」と答えたそうです。

なぜ、これほど多くの人が自分に満足できていないのでしょうか。
ここからは、自分を好きになれない主な理由について解説していきます。

完璧主義で理想が高すぎる

自分をついつい責めてしまう人は、完璧主義で高すぎる理想を掲げている傾向があります

完璧以外はダメだと考えるので、ちょっとしたミスに対して、必要以上に悲観的になってしまいます。たとえ成功した部分があっても、失敗を大きく捉えてしまい、自分を励ますことができません。

他人の長所と自分を比較してしまう

自分と他人を一切比べないことは難しいです。社会の中で生きる以上、他人との比較は避けられません。
しかし、相手の強みにばかりフォーカスし、自身と比較してしまう人が多いです。

得意なことや長所は人それぞれ違うので、相手の強みと自分を比べることには、あまり意味がありません。

たとえば同僚の強みが「コミュニケーション能力」で、自分は「じっくり考えること」が得意だとします。この場合、その同僚とコミュニケーション能力を比べて落ち込む必要は一切ありませんよね。あなたの長所は全く違うものだからです。

自分を否定する環境にいた経験がある

過去に自分を否定された経験が、そのまま自己へのネガティブな評価につながっている可能性もあります。

学校でいじめにあった。両親に常にプレッシャーをかけられていた。職場で上司に人間性を否定された。こういった他者からの評価は、決してあなたの人としての価値を下げるものではありません。誰に何を言われても、あなたはあなたです。
過去の経験にとらわれている人は、フラットな目で自分を再評価する必要があります。

自分を好きになるメリット

自分を好きになることで、生きやすさがグッと上がります。
ここからは、自分を好きになるメリットを3つ紹介します。

自分の意見を素直に言えるようになる

自分を好きになると、自身の思いや意見を伝えることに抵抗がなくなります

自分が嫌いな人は、「自分の意見が間違っていたらどうしよう」「嫌われるのが怖い」と考え、意見を周りに合わせてしまう傾向があります。

しかし自分のことが好きな人は、他人にどう思われても自身の価値が揺るがないことを理解しているので、心のままに意見を言えます。

やりたいことがはっきりわかるようになる

やりたいことがわかるようになることも、自分を好きになるメリットのひとつ

自分を嫌いな人は、ほかの人がやっていたり流行っていたりするものと、自身が本当にやってみたいと感じていることを混同しがち。
その結果、実際にやってみてもしっくりこず、いつの間にかやめてしまっていた……ということが頻繁に起こります。

自分のことが好きな人は、自身の思いや価値観に軸があるため、周りの意見や流行に惑わされることが少ないです。

周りの人を尊重できるようになる

自分のことを正しく評価できると、ほかの人の意見も尊重できるようになります

自身が満たされていなければ、周囲の人を受け入れたり尊重したりすることはできません。自分自身へのネガティブな見方は、相手への見方にも反映されるからです。
つまり、自分を好きになるだけで、人間関係まで改善される可能性が高いということです。

自分を好きになるために身につけたい習慣

「自分のことを好きになれない原因はわかったけど、具体的にはどんなことをすればいいの?」とお考えだと思います。
そこでここからは、自分を好きになるために身につけたい5つの習慣を紹介します。

良かった出来事を毎日3つ記録する

アメリカの心理学者が考案した「スリーグッドシングス」というストレス解消法があります。
やり方はシンプル。寝る前に、今日の良かった出来事を3つ書き出すだけです

良かったことを書き出す習慣を作れば、「今日は何を書こうかな」と、ポジティブな出来事を意識的に探す癖がつきます。その結果、物事の良い側面を見つけられるようになり、しいては自身の強みや良い点も見えやすくなるという効果も。

夜はネガティブなことを考えがちですが、この方法をとればスッキリと眠れるようになります。

小さなことをひとつだけ、毎日続ける

どんなに小さなことでもいいので、ひとつのことを毎日続けるようにしてみましょう。何かを継続することは自信に直結します。

完璧主義の人は大きな目標を立てがちですが、挫折をしてしまうと、さらに自分を嫌いになってしまう可能性が高いです。目標を達成することよりも、何かをサボらずに継続した事実が、あなたに自信を与えてくれます。

何をすればいいかわからない人には、「毎朝家族や職場の人に元気よく挨拶する」といった目標がおすすめ。ただの挨拶でも、意識的に続けることでポジティブな自己意識が育まれます。

SNSを控える

自分が好きでない人は、ほかの人の意見に振り回されがち。
特にSNSでの意見や情報に心を乱されることが多いです。

そのため、SNSの使用はできる限り控えることをおすすめします。
すぐにアカウントを消すのが難しい場合は、SNSを1つのフォルダにまとめて「なるべく触らない」と名前をつけておくといいでしょう。

ネガティブな感情を紙に書き出す

ネガティブな感情に陥ってしまったときは、頭に思い浮かぶことを紙に書き出してみるのがおすすめです。
頭の中の考え事は曖昧で、いつまで経っても結論が出ません。しかし紙に書き出すと、「こんなことを考えていたんだ」「そんなにたいしたことないな」と、自身の考えを一歩引いたところから見つめられます。

没頭できる趣味を複数持つ

周りのことが気にならないくらい、没頭できる趣味があると、いい意味で精神的な逃げ場所になってくれます
なるべく考え事ができない、能動的な趣味がおすすめです。たとえば、映画やYouTubeは受動的なメディアですが、本や漫画ならほかのことを考える隙はありません。サウナや筋トレなど、目の前のことに集中せざるを得ない趣味もいいですね。

自分を好きになるには、思考習慣を変えることが必要

本記事では、自分を好きになる方法について詳しく紹介してきました。

自分を好きになるには、思考習慣を変える必要があります。例えば、身につけたい習慣のひとつとして紹介したスリーグッドシングスは、数日間取り組んだだけでは意味がありません。物事の良い側面を無意識で発見できるレベルになるまで続ける必要があります。

思考習慣を変えるのは簡単ではありませんが、メリットもたくさんあります。ぜひ本記事の内容を参考に、自分を好きになるための新しい習慣づくりに取り組んでみてください。

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