Appliv編集部が気になる開発企業さんへインタビュー。今回はAIが音声をテキストに変換してくれる文字起こしアプリ『AutoMemo(オートメモ)』を開発するソースネクスト株式会社さんにお話を伺ってきました。
録音から文字起こしまで完結できるAIボイスレコーダー「オートメモ」シリーズがスマホアプリとして登場!
開発会社:ソースネクスト株式会社
【インタビュー】忙しいビジネスマン必見!文字起こしアプリ「Automemo」なら議事録作成もスピーディーに
ーアプリ『AutoMemo』の使い方について教えて教えてください。
まず、アプリを起動して音声を録音します。録音した音声データはオートメモのクラウドにアップロードされ、AIが自動で文字起こしを行うので、その結果をスマホアプリ上で確認することができます。
録音した音声の再生や、メールでの自動転送機能もついています。データの転送先をGoogleドライブやDropboxなどご自身のクラウドストレージに設定することも可能です。
また、オートメモのWeb版と連携させることで、ファイルの編集・共有がより簡単にできるようになっています。
ーオートメモの強みを教えてください。
一番は音声の認識精度になります。『AutoMemo』では、今年3月にChatGPTを開発するOpenAI社のWhisper(ウィスパー)を一部で採用しました。元々採用していたエンジンでも90%近い精度でしたが、Whisperによって95%以上と更に精度が上がっています。
文字起こしアプリを過去に試したけど、認識精度が低くあまり使えなかった経験がある方には、ぜひ試して頂きたいですね。
2点目は料金でして、毎月1時間分が無料、月30時間まで1,480円になります。クラウドのストレージが無制限なので、どれだけデータをアップしていただいても、クラウドに対しての料金は一切かかりません。
過去に録音して保存したデータも料金を気にせず残しておくことが可能です。
ーユーザーさんはどのような使い方をされていますか?
一番多い使われ方は会議の議事録作成ですが、他にも商談の記録や、インタビュー取材など幅広くご活用頂いています。
また、録音データをすべてテキスト情報に変換して保管できる特性を活かし、過去のアーカイブを保存して必要な情報を検索するデータベース的な使い方も非常におすすめです。
日頃から会議や商談などで『AutoMemo』を使う習慣をつけておけば、会議に欠席した人への共有や、過去のやりとりの確認、担当者変更に伴う引き継ぎなどの場面でとても役に立ちます。
会議の途中でわからない単語が出てくると、会議についていけず困ってしまうことがあるかと思いますが、過去の会議データを確認することで解決できます。
実際に社員の私達も仕事用のツールとしてオートメモが手放せなくなっています。
ーオートメモをより使いこなすヒントを教えてください。
スマホとPCを連携して頂いた方が、使い勝手の良さを実感して頂けると思います。
アプリ版はテキスト編集に対応していないため、AIが自動で文字起こししたテキストが表示されるだけなんですが、Web版には編集機能がついているので、文字起こしの内容を元に議事録作成を完結させられます。
また、「話者分離」という周波数や声の特徴を分析して発言者を自動的に分類できる機能がユーザーさんにとても好評で、アプリ版にも実装しました。
この機能を使えば、文字起こしの際に会議で発言した人別に区別することができるので、Aさんの発言にはA、Bさんの発言にはBと表示されるようになります。
1つの音声に対してのデータが多ければ多いほど精度が上がるので、会話の尺が3分以上であれば、きれいに判別できるかと思います。
ー状況に応じてアプリとWeb版を使い分けることで、仕事が効率よく進められそうですね。
はい、アプリだと編集はできませんが、手軽に手元で確認ができるので、外出先などで内容を確認したい時などは、やはりアプリの方がおすすめです。
しっかり編集したい時や人に共有する時、具体的な作業をするときは、PCを使う人が多いです。
打ち合わせに向かう移動中はスマホで、前回の内容を振り返り、打ち合わせ後にはパソコンで会議の内容をまとめ直すみたいな使い方が良いと思います。
ーオートメモの料金プランについて教えてください。
無料と有料があるんですが、機能に違いはありません。
無料プランは、文字起こしができるデータが毎月1時間まで無料です。データの録音時間がベースとなっているので、合計1時間以内であれば、30分を2回などの使い方もできます。
月額プランは、毎月30時間までで1,480円のプランです。
初月のみ無料で30時間ご利用いただけるので、まずは1ヶ月間試してみて頂きたいです。
ー今後予定しているアップデートはありますか?
はい、今回のアップデートで、Web版で好評の「話者分離」機能がアプリにも実装されました。
今まで以上に編集能力がパワーアップし、議事録や備忘録、メモとして、お手軽に使いやすくなったと思いますので、ぜひお試しください。
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申込期間 : 2023年12月14日(金)~2024年1月21日(日)
応募期間 : 2023年12月14日(金)~2024年1月28日(日)
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