スマホからスーパーのチラシや特売情報をチェックできるアプリ『トクバイ』。もともとは料理レシピサービス『クックパッド』から生まれたサービスで、20代~50代という幅広い層に使われています。
そこで今回は、実際にこのアプリを利用しているユーザーさんに、普段どのように使っているのかインタビューを実施。スマホでチラシを見ることにどんなメリットがあり、どう買い物が変化するのかを伺いました。
また、このアプリを開発した、株式会社トクバイ COO 沖本裕一郎 氏にも、幅広い世代に使われる人気の理由について伺ってきました。
20代~50代に人気広がる電子チラシ『トクバイ』、主婦はどう使いこなしてる?
買い物サポートアプリ『トクバイ』ってどんなアプリ?
『トクバイ』は各店舗のチラシや商品情報を、スマホから閲覧できる買い物サポートアプリです。掲載店舗数は28,000店を超え、スーパー・ドラッグストア・ホームセンターにおいては国内No.1。
新聞を購読していない人たちは、近所のスーパーの折込チラシの情報が届かないので、いいものを安く買えるチャンスが減っているとも言えます。
トクバイなら「今日はお肉が安い!」「人気商品が入荷しました」といった情報を、お店に行かなくてもチェックできるので、節約意識の高いユーザーに重宝されています。
トクバイユーザーの主婦に、どう使っているのか聞いてみた
日頃、トクバイを使って買い物しているという主婦の方に、活用方法を教えてもらいました。
主婦A子さん(28歳)プロフィール
・都内で新婚生活をスタート
・旦那さんと2人暮らし
・共働き
・週に5日は自宅で料理をする
・買い物頻度は週に4~5回
スーパーに行く前に目玉商品を見て、その日の献立のヒントに
トクバイで近所のスーパーの、その日安いものを調べてからご飯を作るようになりました。
チラシの情報って、その時にしか買えない安いものが載っているので大事だなと思います。うちでは新聞を取っていないくて、以前はネットで調べて、企業のHPから自分で印刷したチラシを持ち歩いてたんですが、アプリならどこにいても見られるからすごく便利。
会社の休憩時間や、帰りの電車の中でトクバイを見て、スーパーに着く頃には既に買うモノを決めています。
自分が登録している店の目玉商品がリアルタイムに更新されるので、「今日はこれが安いから買いに行こう」って、急にスーパーに寄ることもありますよ。
他のお店と値段を比較して、賢く買い物。
チラシで値段をチェックしながら買い物するようになって、自分の中で値段に対する感覚が磨かれてきた気がします。今まではチラシを見ても、その値段が安いのか高いのかよく分からなかったんですよね。
アプリだと商品の比較がしやすいので、すごくいいなと思います。どうせ同じものを買うなら安く買えたほうが嬉しいし、節約した分、他でメリハリをつけられるので。
『トクバイ』の価値は情報のリアルタイム性
「いま買わなきゃ」と思う情報を元に、アプリで上手に買い物をしているA子さん。仕事と家事を両立するなかで、どこにいてもリアルタイムでスーパーの特売情報を知ることができる点に、メリットを感じているそうです。
『トクバイ』開発者インタビュー。シニアにも愛されるサービスに
株式会社トクバイ COO 沖本裕一郎 氏
新聞からスマートフォンへ、シニアにまで広がるユーザー層
トクバイは日常的に購買率が高い、20代から50代の女性をターゲットにしたサービスで、幅広い年齢層の方にご利用頂いています。
スーパーのチラシを手に取る機会は、新聞の購読率の低下とともに減少しています。20代、30代の主婦層だけに限らず、近年ではシニア層のスマートフォン所有率が伸びてきたことによって、スマートフォンで情報取得をしようとしてる人は全体的に増えています。
そういった流れもあって、トクバイのユーザー層も広がってきているように感じています。
「持ち歩けるチラシ」で楽しい買物体験を増やしていきたい
チラシは元々、移動中には見づらいメディアだったので、移動中に物事が決められるようになったことは大きな変化だと思います。
「いいものを見つけた」「自分の好きなものが安く買えた」という偶然の体験が、オンラインで予め情報を得ることで、必然に変わっていくんですよね。
生活者は年間平均700回買い物をしていると言われています。その700回の買い物全てに関われるサービスにしていけるよう、カバー領域を拡大し、ユーザーの皆さんへ提供できる情報を増やしていきたいと思っています。
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