インスタ二段階認証の設定方法　アカウント乗っ取りを防止

二段階認証とは、インスタへのログイン時にIDとパスワードに加え、ログインコードの入力で認証を行う機能のこと。ログインコードはスマホに送られてくるため、もし外部にIDとパスワードが漏れても、不正ログインを防げます。

不正ログインされてしまうと、アカウントにログインできなくなるだけでなく、スパムや外部サイトへの誘導といった迷惑行為に利用されることも。安全のためにも、二段階認証を設定しておくといいでしょう。

二段階認証を設定するには、SMSとセキュリティアプリの2通りの方法があります。SMSによる二段階認証では、電話番号宛のショートメッセージに、セキュリティコードが送られてきます。

以下の説明はiPhoneの画面を例にしていますが、iPhoneでもAndroidでも操作方法はほぼ変わりません。

プロフィール画面を開き、右上のメニューアイコンをタップ。展開したメニューから「設定」を選びます。

「セキュリティ」→「二段階認証」と選択していきます。

次の画面で「スタート」をタップし、強化方法の選択画面で「SMS」を選択します。

携帯電話番号の欄には、自分のスマホの電話番号を入力します。「次へ」をタップするとコードの入力画面になるので、SMSに届いた6桁のコードを入力して「次へ」をタップします。

「次へ」をタップし、バックアップコード（Androidではリカバリーコード）をスクリーンショットやメモなどで記録すれば完了です。

バックアップコードはスマホを紛失するなど2段階認証のコードを受け取れないときに、代わりのコードとして入力しログインするためのものです。スマホがなくても見られるよう、PCやクラウドに保存しておきましょう。

SMSでの二段階認証のほかにも、1回しか使えないパスワード（ワンタイムパス）を発行するGoogleのセキュリティアプリ『Google Authenticator（Google 認証システム）』を使っての2段階認証もできます。アプリはあらかじめダウンロードしておきましょう。

SMSを使う場合と同様の手順で、二段階認証の設定画面を開きます。セキュリティ強化方法は「認証アプリ」を選択します。

次の画面で「別の方法で設定」を選ぶと、アルファベットのキーが表示されます。「キーをコピー」をタップしたあと、画面下の「次へ」をタップするとコードの入力画面に移動します。

ここからは『Google Authenticator』を開きます。右下の「＋」ボタンをタップし、「セットアップキーを入力」を選択。

アカウント情報を入力します。アカウント名は何でも構いません。キーは先ほどインスタで表示されていたアルファベットのキーを貼りつけましょう。「追加」をタップしてホーム画面に戻ると、インスタ用のパスコードが追加されています。

インスタに戻って、このパスコードを入力画面に打ち込めば完了です。以降の手順はSMSの場合と変わりません。

二段階認証を設定している場合、ログイン時の手順が1つ増えます。通常どおりユーザーネームとパスワードを入力すると、ログインコードの入力画面が表示されます。電話番号またはセキュリティアプリに6桁のログインコードが届いているので、入力すればログインできます。

6桁のログインコードの入力画面で「別の方法を試す」をタップ。展開したメニューから「バックアップコードを使用」を選びます。

8桁の入力画面が開くので、保存しておいたバックアップコードを入力すればログインできます。5つあるうちのどれを使っても構いませんが、各1回しか使えないので、どれを使ったかは覚えておきましょう。

理由があって二段階認証を解除したい場合は、以下の手順で行えます。

設定したときと同様の手順で、二段階認証の設定画面を開きます。現在設定されている方法（そこだけスイッチが消えています）を、もう一度選択します。

画面上のスイッチをタップし、表示される確認画面で「オフにする」を選択すれば、二段階認証が解除されます。