スタンプの購入や「LINE Pay」の支払いなどで気がつくと貯まっている「LINEポイント(ラインポイント)」ですが、「もっと効果的に貯めたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
ポイントを貯めるのに効率の良い裏ワザ、お得な使い道、ポイントをコインに交換する方法、有効期限など「LINEポイント(ラインポイント)」にまつわるコツを徹底解説します。
LINEポイントの貯め方、使い道 ゲームやスタンプ以外にもあるオトクな交換方法
LINEポイントとは
LINEポイントは1ポイント=1円として使えるLINEのポイントサービスです。もともと「LINEフリーコイン」というサービスでしたが、リニューアルで「LINEポイント」になり、ポイントの使い道が大幅に広がりました。
「LINEショッピング」や「LINEスタンプ」の購入などの各種サービスを利用することでポイントを獲得でき、スタンプや着せかえの購入が可能。またPayPayポイントやAmazonギフト券との交換や現金化など、外部サービスで利用することもできます。
LINEポイントの有効期限は最終獲得から180日間
LINEポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得してから180日間です。LINEポイントの獲得が180日間まったくなければ、LINEポイントがすべて失くなってしまうので注意してください。
ただ、1ポイントでも獲得すれば期限が180日間延長されるので、よほどのことがない限りLINEポイントがなくなることはないでしょう。
有効期限の確認方法
今持っているLINEポイントの有効期限は、LINEアプリ内の[ウォレット] → [ポイントクラブ] → [履歴] から確認できます。
LINEポイントの貯め方6つ
LINEポイントはとにかく貯める手段が多いです。ここでは代表的な下記6つの方法をご紹介。
①ポイントクラブから友だち追加・インストール等で貯める
②Visa LINE Payクレジットカードで決済する
③LINEショッピングを経由して買い物する
④LINEアンケートに答える
⑤LINE LIVEでライブ配信を行う
⑥他社サービスで貯めたポイントから変換する
①ポイントクラブから友だち追加・インストール等で貯める
下段右端[ウォレット]タブから[ポイントクラブ]を開くと、いわゆるお小遣い稼ぎアプリのように多様なLINEポイント獲得手段が用意されています。
特定のアプリをインストールしたり、LINE公式アカウントを友だち追加したりすることで、LINEポイントを獲得することができます。「運営イチオシ」や「新着」などからキャンペーン内容を確認し、LINEポイントをゲットしていきましょう。
期間限定キャンペーンのミッションで効率よくポイントを貯める
季節限定で「ポイント山分け」などのお得なイベントが開催されることも。簡単なミッショ対応するだけで5ポイントもらえるキャンペーンなども不定期で開催されています。1分程度で獲得できるものが多いので、こまめにチェックするようにしましょう。
ポイントはLINEポイントかPayPayポイントでもらうか選ぶことが可能です。
ポイントのもらい方は、すぐにトーク画面に通知が来るので開くだけで獲得できます。
公式アカウントを友だち追加してポイント獲得
LINE各サービスのアカウントや、企業の公式アカウントなどを友だち追加するだけ。簡単なのでもらえるポイントも少ないですが、スキマ時間にでもちょこっと稼げます。
友だち追加してから公式アカウントをブロック・削除しても、獲得したLINEポイントが無効になることはありません。しかし、お得なキャンペーンやクーポン情報が届くこともあるので、グルメやファッション系など興味がある公式アカウントは残しておいた方がいいでしょう。
広告動画視聴でポイント獲得
各企業の広告動画を視聴することでLINEポイントをもらえます。企業アカウントの友だち追加もセットになっていることが多いので、広告動画の視聴だけでなく友だち追加をすることも忘れないように気をつけてください。
ただ数多くの公式アカウントを追加して、トークリストがお知らせで埋まってしまうことも。そんなときは友だち追加した公式アカウントをブロック・削除して整理してみるのもアリです。
ブロック・削除をしても獲得したLINEポイントが無効になることはないので安心してください。
クイズに回答してポイント獲得
かんたんなクイズに答えるだけで、ポイントをもらえます。ものによりますが、たとえば問題数3問、所要時間1分など気軽に行えるものが多いです。
無料の会員登録でポイント獲得
動画、音楽、マンガ、ショッピングなど、各企業のサービスに無料会員登録することでポイントをもらえます。元から興味のあったサービスであれば、ポイントをもらうついでに加入してみるといいでしょう。
動画視聴などに比べるとハードルが高いため、獲得ポイントは多めです。
クレジットカード発行やローン契約でポイント獲得
LINEアプリからカード会社などのホームページに飛び、所定の契約をすることでポイントがもらえます。もらえる額はだいたい数千ポイントと最高クラス。
ポイント稼ぎのためだけにわざわざ契約するわけにはいかないと思いますが、もともと契約を考えていた人であればLINEを通すことで非常におトクになります。
商品のQRコードを読み取ってポイント獲得
ペットボトル飲料などに貼り付けられているQRコードを読み取ってポイントがもらえます。確実に付与されるタイプもあれば、抽選で付与されるタイプも。
②Visa LINE Payクレジットカードで決済する
「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」はVisa加盟店での支払い、Visaのタッチ決済に加え、『LINE Pay』と連携すれば「チャージ&ペイ」の利用もできるクレジットカードです。
2023年6月時点で、年会費永年無料、「チャージ&ペイ」で※LINEポイント5%還元(Visaでの利用の場合は0.5%還元)。LINE Payでの決済をよく利用する方は「Visa LINE Payクレジットカード」がお得です。
※ポイント還元の上限は月500ポイントとなっています。
通常のLINE Pay残高による決済ではポイント還元されない
以前はLINE Pay残高による決済でもLINEポイントが還元されていましたが、現在は「Visa LINE Payクレジットカード」を使った「チャージ&ペイ」の支払い時のみ、LINEポイントが還元される仕様に変わっています。
そのため「Visa LINE Payクレジットカード」を持っていない方は、『LINE Pay』でいくら支払いをしてもポイント還元率は0%ということを覚えておきましょう。
③LINEショッピングを経由して買い物する
「LINEショッピング」を経由して、楽天市場やYahoo!ショッピングなどで買い物をすることでLINEポイントが付与されます。日頃からネット通販を使用されている方は、一度「LINEショッピング」によく利用する対象のショップがあるか確認してみるといいでしょう。
基本的には「LINEショッピング」を利用するために、アプリなどを新しく登録をする必要はありません(※ショップによっては会員登録を求められる場合が稀にある)。
またブラウザ設定や操作状況によって、「LINEショッピング」を経由したことが確認できなかった場合はLINEポイント還元の対象外となるので注意してください。対象外となる場合は以下のとおりです。
・Cookieをブロック(無効化)している場合
・ショップページに遷移してから支払い完了まで、同一のブラウザで操作されていない場合
・LINEショッピングを経由して24時間以上たってから購入した場合
・LINEショッピングを経由して購入した商品をキャンセルしている場合
参照元:ヘルプセンター | LINE ショッピング (U)
LINEショッピングの使い方
「LINEショッピング」の中から買い物をしたい対象のショップを選択し、[買い物する]をタップするだけ。たとえば楽天市場を選択した場合は、楽天市場のホーム画面に遷移するので、あとはいつも通りに商品を購入すればLINEポイントがもらえます。
④LINEアンケートに答える
「LINE」が提供している「LINEアンケート」に協力して、アンケートに回答するとLINEポイントがもらえます。
アンケートはターゲットに合わせて送られてくるので、LINEアプリから友だち追加しておきましょう。追加時に氏名や生年月日、住所など個人情報の入力を求められます。
「LINEアンケート」はLINEアプリ内の[ホーム] → [すべて見る] → [LINEアンケート]から友だち追加できます。
⑤他社サービスで貯めたポイントから変換する
最初に「ポイントクラブから友だち追加・インストール等で貯める」の項目で紹介したようなポイントを稼ぐサービスは、『LINE』以外でもいろいろなものがあります。例えばGポイント、ポイントタウン、Pontaポイント……など。
これらのサイトでは、稼いだポイントの交換先にLINEポイントが用意されています。時間に余裕がある方なら、いくつかのポイントサービスを併用して効率的に稼げるでしょう。
ただ必ずしもポイントの交換レートが1:1ではなく、多少損なレートであったり交換時に手数料を取られたりする点には注意してください。
LINEポイントの使い方
貯めたLINEポイントは様々なサービスに使用が可能です。
①スタンプ・着せかえ・絵文字の購入
LINEスタンプや着せかえ、絵文字の購入に使えます。
少しややこしい点が1つあり、これらを購入するには「LINEポイント」でなく「LINEコイン」が必要。2ポイント=1コイン に相当するため、たとえば100ポイントを持っているなら50コインになります。またLINEポイントからLINEコインへの変換は購入時に自動で行われます。
②LINEギフトの購入・友だちへのプレゼント
LINEポイント自体を人に譲ることはできませんが、LINEポイントでギフトを購入して友だちに贈ることはできます。
ギフトの内容はスタバ、ハーゲンダッツといった手軽なものから、お酒、お花、カタログギフトなど種類豊富。自分用に購入もできます。
「LINEギフト」のページを開くにはLINEアプリの[ホーム] → [すべて見る] → [LINEギフト]の順にタップすればOK。
③LINE Payで利用
貯めたポイントは、コンビニなど実店舗でのQR/バーコード決済の『LINE Pay』にも利用できます。
LINEポイントは現金で引き出す活用法(後述)もありますが、手数料や手間がかかるのがネック。その点、直接LINE Payで買い物すれば手数料がかからず、お手軽かつお得です。
使い方は簡単で、LINE Payのコードが表示されている画面で「LINEポイント」にチェックを入れておくだけ。決済するときにLINEポイントから優先的に消化してくれます。
④LINE MUSICクーポンを購入する
LINEポイントで「LINE MUSIC」が聞き放題になるクーポンを購入することができます。「ベーシッククーポン」と「プレミアムクーポン」が用意されており、それぞれ500円分と980円分のLINEポイントで購入可能です。
ベーシッククーポン:30日間、20時間分の好きな曲を聴けます
プレミアムクーポン:30日間、時間無制限で好きな曲が聴き放題
⑤LINEモバイルの支払いに充当
LINEの格安SIM『LINEモバイル』の月額料金の支払いに、貯めたLINEポイントを充てることもできます。
設定すれば毎月全てのポイントを自動で引くこともできるので、「LINEモバイルを契約しているけど、ポイントの使い道は特にない」という方は設定しておくと良いでしょう。
一度設定してしまえば、毎月決めた金額でポイントを支払いに充てることが可能です。
⑥LINE証券の入金に使う【実質現金化】
1株数百円から投資できる「LINE証券」では、LINEポイントを利用して入金することができます。1ポイント=1円で入金可能なので、LINEポイントが貯まっていて投資に興味がある方は「LINE証券」を利用してみるのもアリです。
「LINE証券」はLINEアプリの[ホーム] → [すべて見る] → [証券]の順にタップすると開きます。
LINE証券を活用すればLINEポイントを現金化することも
LINEポイントをLINE証券口座に入金し、LINE証券口座から銀行口座に出金すれば、実質LINEポイントを現金化できます。なお出金するには220円(税込)の手数料がかかります。
⑦LINE関連サービスのアイテム交換に使う
LINEポイントは、LINEマンガやLINE占いに使用する以外にも、ゲーム内のルビーやダイヤの購入にも使用することができます。
ポイントはLINEアプリの「LINEポイントクラブ」から使用が可能です。
LINEポイントとLINEコインの違い
LINEポイントは公式アカウントの友だち追加、広告動画の視聴などを通して稼ぐことができます。一方LINEコインは購入する以外に入手する方法はありません。
スタンプや着せかえの購入にはLINEコインの方が必要ですが、LINEポイントはLINEコインに自動変換されるのでユーザーが心配すべきことはありません。
一方、LINE Pay残高に反映したり銀行から引き出したりする際には、LINEコインでなくLINEポイントが必要。ポイント→コインは自動変換されますが、コイン→ポイントの変換はできません。
覚えて置きたいポイント・注意点
貯めるのも使うのも便利なLINEポイントですが、あらかじめ知っておくべきことがいくつかあります。
LINEポイントのプレゼントは不可
LINEポイント自体を人にあげることはできません。ただしポイントでギフトを買って贈ったり、LINE Pay残高交換して送金したり、別の方法に変換して贈ることはできます。
ポイント反映に時間がかかることもある
ポイントを獲得する手段はたくさんありますが、即時反映されるものとそうでないものがあります。
公式アカウントの友だち追加や広告動画の視聴などは獲得ポイントが即時反映されますが、カード契約やローン申し込みなど確認に時間がかかるものだと1ヶ月単位で遅れることもあります。
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