「LINE(ライン)」で長く付き合いのない人や、気まずくなってしまった場合などは一度整理するために友だちから削除したいと思うこともあるでしょう。

実は「LINE」には「ブロック→削除」と「非表示→削除」の2種類の友だち削除方法があり、どちらで削除したかによって、その後の挙動が大きく変わります。

「ブロック→削除」と「非表示→削除」でどのように挙動が変化するのか、それぞれのシチュエーションごとに見ていきましょう。

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「LINE」には2種類の友だち削除方法がある

先述の通り、「LINE」には2種類の友だち削除方法があります。

①友だちを「ブロック」後に「削除」する方法
②友だちを「非表示」後に「削除」する方法(友だち一覧から削除する方法)

この2つです。②の方法は、友だち一覧から「削除」でも同じ状態になります。それぞれの主な概要は以下の通り。

①友だちをブロック後に「削除」する方法

ブロック後、ブロックリストから削除を選択

▲友だちをブロック後、設定画面のブロックリストから[削除]を選択。

友だちをブロックした後で、「削除」をする方法です。ブロックの時点で多くの制限がかかり、その制限は削除をしてもそのまま引き継がれます。

「非表示」後に「削除」との特に大きな違いは、相手と1対1トークルームで一切のやり取りができないことです。

ブロックの詳細はこちら

LINEでブロックしたら/されたらどうなる? 手軽に確認する方法も解説【2023更新】 - Appliv TOPICS

②友だちを非表示後に「削除」する方法

友だちを非表示後リストで[削除]をタップ

▲友だちを非表示にした後、設定画面の非表示リスト画面で「削除」をタップ。

友だち一覧画面から友だちを削除

▲友だち一覧画面から友だちを長押し→「削除」をタップしても同じ状態に。

友だちを「非表示」にした状態で「削除」をする方法です。こちらは自分から見て友だちではなくなりますが、お互いにメッセージの送信ができるなど、ブロック→削除に比べて制限は緩いです(設定次第で変化あり)。

大まかに言うと、「友だちほどではないけど、ある程度のやり取りはできる」という状態になります。

「ブロック→削除」と「非表示→削除」の主な違い

「ブロック→削除」と「非表示→削除」の大まかな違いは以下の通り。ブロック→削除はあらゆる行動が不可能になるのに比べ、非表示→削除はタイムライン投稿の閲覧以外は条件付きで行えます。

ブロック→削除 非表示→削除
メッセージのやり取り × 設定次第で◯
通話着信時の
自分のスマホの挙動
通知なし メッセージが届く
ノートの共有 ×
アルバムの共有 ×
相手の
タイムライン投稿の閲覧
× ×

ブロック→削除した場合の挙動

1対1トークルームでのやり取りが一切できなくなる

ブロック→削除した相手とのトークルーム

▲ブロック→削除した相手へのメッセージの送信は不可。相手からのメッセージも届かない。

ブロック→削除した相手とのトークルームの設定画面

▲アルバムやノート、イベントもグレー表示になり、選択不可。

友だちをブロック→削除すると、1対1トークルームでのやり取りが一切できなくなります。メッセージの送受信はもちろん、アルバムやノートの共有も不可に。通話も来なくなります。

グループトークでは例外的に今まで通りのやり取りができる

ブロック→削除した相手とグループトークで会話した画面

▲グループトークでは、ブロック→削除した相手とメッセージのやり取りや通話ができる。

もしブロック→削除した相手と同じグループトークに所属していた場合は別で、メッセージのやり取りや、通話、ノート・アルバムの共有は通常通り行えます。

言い換えれば、ブロック→削除の影響はグループトークには及ばないということです。

相手からの通話が届かなくなる

ブロック→削除した状態で相手が発信した場合

▲ブロック→削除した状態で相手が通話を行った場合、相手のスマホに発信画面は表示されるが、自分のスマホには何の変化もない。

ブロック→削除した場合、相手が通話を行ってもこちらには着信も通知も届きません。つまり実質的に通話が不可能になります。

タイムラインに相手の投稿が表示されなくなる

ブロック→削除する前後のタイムライン画面

▲ブロック→削除をすると、タイムラインの投稿が非表示になる。

トークルーム以外ではタイムラインにも影響があり、ブロック→削除した相手の投稿が表示されなくなります。また過去の相手の投稿も非表示になります。

非表示→削除した場合の挙動

メッセージのやり取りはできる。ただし設定による

非表示→削除した相手とメッセージのやり取りをした画面

ブロック→削除と異なり、非表示→削除をした場合は相手からメッセージと通知が届きます。それだけでなく、自分からメッセージ送信も可能。つまり友だち同士の時と同様ということです。

「メッセージ受信拒否」の設定をオンにすると、相手のメッセージが表示されない

『LINE』のプライバシー管理設定画面

▲[設定]→[プライバシー管理]の順にタップすると、「メッセージ受信拒否」の項目がある。

設定で「メッセージ受信拒否」の項目をオンにすると、友だち以外からのメッセージが受信されなくなります。

非表示→削除を行った相手は友だちではないため、この項目をオンにした場合、相手のメッセージが表示されません。以下の着信時のメッセージ通知、アルバム共有の通知も表示されなくなります。

ちなみにこちらからのメッセージ送信は可能です。

相手から通話が来ると、トーク画面に通知が届く

非表示→削除した相手から着信があった時のメッセージ画面

非表示→削除した相手から通話の着信が来た場合はコール音は鳴らず、代わりに着信が来た旨のメッセージがトーク画面に届きます。

もう一度友だち登録すれば通話が可能。言い換えれば、通話の条件は相互に友だちであること、ということです。

アルバムはお互いに共有可能

非表示→削除した相手からアルバムの共有があった時のトーク画面

メッセージと同様に、アルバムもお互いに共有、画像の追加・削除ができます。

ノートはトーク画面上に表示されないが、共有はできる

非表示→削除した相手が投稿したノートにいいねした画面

ノートは少々特殊。相手がノートを投稿しても、トーク画面上に通知は届きません。ですがノートの一覧画面を見ると確かに存在しており、いいねやコメントの投稿も可能。

つまりトーク画面上に通知が届かないこと以外は、友だち同士の時と同様の挙動ということです。

タイムラインに相手の投稿が表示されなくなる

非表示→削除した相手がタイムラインを投稿した結果

▲非表示→削除された側がタイムラインを投稿しても(画像左)、非表示→削除した側には表示されない(画像右)。

タイムラインはお互いに友だちでないと投稿が表示されない仕組みのため、非表示→削除した相手の投稿は見られません。このあたりの挙動は、ブロック→削除の時と同様です。

また筆者が確認した限りですが、非表示→削除した相手が全体公開で投稿し、別の友だちがそれを「いいね」しても、自分のタイムラインには表示されませんでした。

友だちが別の投稿をいいねしたタイムライン画面

▲友だちがいいねすると「この投稿を気に入ってます。」と投稿されるが、非表示→削除した場合はこれも出なかった。

削除した友だちの復活方法【ブロック→削除/非表示→削除 共通】

ブロック→削除、非表示→削除共に、友だちを復活させる方法はあります。トークルームが残っていれば簡単で、トークルーム上部に表示される[ブロック解除][追加]のボタンを押せばOK。

トーク画面で[追加]をタップ

▲[追加]ボタンを押せば、即座に友だちに。

もしトークルームを削除してしまった場合は、ID検索やQRコードを使って、新規追加と同じ手順で友だち登録をする必要があります。

相手のQRコードを見せてもらうのが簡単ですが、一度友だち登録をした相手であるため、不審に思われる可能性もあります。その時は「間違って消してしまったので再登録したい」と話すのが無難でしょう。

電話番号で友だち追加画面

▲相手の電話番号がわかれば、電話番号検索から復活が可能。

友だちの復活方法の詳細はこちら

「LINE(ライン)」友だちを削除した時の復活方法 トークリストが残っていれば簡単 - Appliv TOPICS

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