LINE(ライン)は、友だちと1対1でメッセージをやりとりしたり、グループで情報を共有したりと、さまざまな楽しみ方ができるアプリです。
友だちの誕生日にLINEで「おめでとう」とメッセージを送る人は多いと思いますが、LINEのタイムライン(現在はVOOMに名称変更)に誕生日を通知したりお祝いしたりできる機能があるのをご存じでしょうか。
知っておくと楽しめるLINEの誕生日機能について解説します。友だちの誕生日を、かわいいカードや風船のグラフィックでユニークにお祝いしましょう!
LINEタイムライン(VOOM)で誕生日を祝う! 風船やバースデーカード・非公開の設定
LINEのタイムラインとは(現在はVOOMに変更)
LINEには、友だち同士でメッセージのやりとりをするトークルーム以外に、自分の近況や今の気持ちを画像や動画、文章などを投稿してLINEの友だちや、LINEユーザー全体がみられるように共有する「タイムライン」という機能があります。
自分で投稿するだけでなく、友だちや公式アカウント、ほかのLINEユーザーの投稿を閲覧、コメント、共有できる場所でもあります。
※2023年7月現在、「タイムライン」は「VOOM」という名称に変わっています。
LINEのタイムラインの誕生日機能
タイムラインの誕生日機能は、かわいいデザインの「バースデーカード」やギフトをプレゼントできる機能です。LINE公式や友だちから送られてきたバースデーカードや、自分が友だちに送ったバースデーカードはタイムライン上で見ることができます。
LINEのタイムラインで誕生日機能を使う方法
LINEで友だちからバースデーカードを送ってもらうには、生年月日の登録が必須です。友だちの中に誕生日を公開している人がいると、その人の誕生日が近づいたタイミングでホーム画面の「誕生日が近い友だち」リストに表示されるようになります。
自分のホーム画面に「誕生日が近い友だち」が表示されたら、友だちに「カード」や「ギフト」を送信して、お祝いの気持ちを伝えましょう。
さらに、誕生日の前日にはLINEアプリ内で友だちに通知がいきますので、自分から誕生日をアピールしなくても、通知を受け取った友だちがあなたにバースデーカードを送ったりギフトをプレゼントしたりできます。
誕生日の設定方法
自分の誕生日を設定するには、LINEのホーム画面にある歯車マークの「設定」から「プロフィール」を開きます。プロフィール画面をスクロールして「誕生日」をタップし、入力画面で生まれた年(西暦)、月、日を選択しましょう。
「誕生日を公開」をタップすると、「公開」と「非公開」を切り替えられます。非公開にした場合は、誕生日が近づいても友だちへの通知はされません。
「年齢を公開」の項目は、オンにしてもオフにしても誕生日の通知には影響ありませんので、好きなほうを選びましょう。
誕生日の入力を間違えたときは、あとから変更可能です。ただし未設定の状態に戻すことはできません。誕生日を入力したものの、友だちに知られたくないときは「非公開」に設定しておきましょう。
誕生日にできること
誕生日のお祝い機能としてLINEに実装されているのは、「バースデーカードの送信」「風船アニメーション」「LINEギフトを利用したプレゼント」の3つです。バースデーカードにはメッセージを添えられます。
誕生日を公開している友だちがホーム画面の「誕生日が近い友だち」のリストに表示されるのは、誕生日の7日前から。このリストに入った時点で、「ギフト」ボタンからLINEギフトを利用してプレゼントを贈ることができます。
一方でバースデーカードを送信するための「カード」ボタンが表示されるのは、誕生日の前日と当日、翌日の3日間のみです。カードを送りたいときは、タイミングを逃さないように気をつけましょう。
なお、バースデーカードと風船アニメーションは無料で送ることができますが、ギフトは贈るものに応じて料金がかかります。
バースデーカード
LINEアプリに実装されているバースデーカード機能を使うと、手軽かつ無料で友だちにカードとメッセージを送ることができます。バースデーカードは、ホーム画面の「誕生日が近い友だち」リストもしくは誕生日の通知から送信可能です。
友だちの誕生日の前日になると、「誕生日が近い友だち」リストのアカウント名の右側に、「カード」のボタンが表示されます。
「カード」ボタンをタップして、カードの編集画面が開きましょう。ここでは、カードのデザインを選んだり、友だちへ向けたお祝いのメッセージを記入したりすることができます。
バースデーカードを送信できるのは、誕生日の前日・当日・翌日の3日間のみです。誕生日前日に送信しても、相手には誕生日当日になってから表示されるため、忘れないうちに送っておきましょう。
ちなみにバースデーカードは、メッセージのない状態では送信することができません。
風船
この機能を使うと、友だちに送信したバースデーカードと一緒に風船のアニメーションを表示させることができます。やり方は非常にシンプルで、カード送信画面で風船のアイコンをタップするだけ。タップした回数分だけ、最大で100個まで風船を贈ることができます。
たくさんタップしてお祝いの気持ちを伝えれば喜んでもらえるに違いありません。年齢を知っている友だちなら、年の数だけ贈るといった方法もよいでしょう。
ちなみに、バースデーカードを受け取った人は、自分に送られてきたカードの件数と風船の個数を確認することができます。青い封筒マークがバースデーカードの件数、赤い風船マークが風船の個数です。
ギフト
「ギフト」ボタンからは、LINEが提供する「LINEギフト」のサービスを使って誕生日のお祝いにぴったりのプレゼントを贈ることができます。
選べるプレゼントは、コンビニエンスストアで使えるお買い物券やコーヒーチェーンのドリンクチケットなど、さまざまな種類がラインナップされています。贈る相手のことを思いながら、喜んでもらえそうなプレゼントを選びましょう。
ギフトを贈るには、「ギフト」ボタンからギフトを選んで購入します。選択できる支払い方法はLINE Payやクレジットカードなどですが、商品によって異なりますので、あらかじめ確認しておくと安心です。携帯キャリア決済やコンビニ支払いが利用できるものもあります。
ギフトを購入したら、購入後の画面で相手にギフトを送信して完了です。このときメッセージを添えることもできます。
また、LINEギフトは「ホーム」画面の「サービス」の中にある「LINEギフト」からも贈ることができます。うっかりして友だちの誕生日を何日も過ぎてしまったときや、誕生日と関係なくプレゼントを贈りたいときは、ここから送信しましょう。
ちなみに「誕生日が近い友だち」の「ギフト」ボタンから贈るときは「友だちにギフト」というボタンのみ表示されますが、「LINEギフト」から贈るときは「自分用に購入」と「友だちにギフト」が表示されます。間違えないように気をつけましょう。
LINEギフトの大きなメリットは、プレゼントを送るのに住所や電話番号といった個人情報が必要ないことです。ギフトの多くは、該当の店頭で提示することでサービスや商品を購入できるデジタルチケットになっています。
現物を届けるタイプのギフトも、配送先は受け取り主が入力するため、住所や氏名を教えてもらう必要はありません。LINEで友だち同士になっている人であれば、誰にでも簡単にプレゼントを贈ることができます。
バースデーカードを送る相手だけに見せたい
バースデーカードに記入したメッセージはタイムラインに表示され、LINEユーザー全体に公開・共有されます。メッセージの内容を自分と相手にだけ表示させたいときは、送信する際に「非公開」にしておきましょう。
バースデーカードの非表示設定
自分から友だちに向けてLINEのバースデーカードを送るときは、「公開」と「非公開」が選べます。公開されているカードは誰でも閲覧可能ですが、非公開のバースデーカードは受け取った人しか内容を見ることができません。
また、「公開」の場合は誰が誰に送ったバースデーカードなのかも分かりますが、「非公開」の場合は送信者名も伏せられます。
タイムライン上のバースデーカードを非公開にしたいときは、送るときに「非公開に設定する」の項目にチェックを入れましょう。送信者名とメッセージの内容を、バースデーカードを受け取る友だちだけに表示させることができます。
間違って送ったバースデーカードを削除する
同じ友だちに間違って2通送ってしまったときなどは、送信したバースデーカードを削除することができます。
まずは「誕生日が近い友だち」リストの「カード」ボタンをタップするか、タイムラインをさかのぼるかして、友だちあてのバースデーカードを表示させましょう。自分が送信したカードの右上に表示されている「…」をタップすると、そのカードに対してできる操作のメニューが表示されます。
メニューの中にある「削除」をタップし、確認画面でもう一度「削除」を選べば削除完了です。
送ったバースデーカードの内容を編集する
メッセージの内容やカードのデザインを変更したいときは、「編集」を選択しましょう。送信後でも編集や変更が可能です。ただし編集したことは相手に通知されないため、見てもらえるとは限りません。
受け取ったバースデーカードを削除・通報する
自分が受け取ったバースデーカードは自由に削除することができます。不要になったものや不快な内容のカードは消してしまいましょう。バースデーカードの右上に表示されている「…」をタップして操作メニューを表示させ、「削除」を選択すれば完了です。
「通報」は、LINEの利用規約に違反している悪質なものをLINEの運営会社に通報するときに使います。バースデーカードを中傷やいやがらせに使われたときに活用しましょう。
バースデーカードで交流を深めよう
誕生日にバースデーカードやメッセージをもらうのは、誰にとってもうれしいことです。LINEの誕生日機能は、手軽にお祝いの気持ちを伝えられるうえにギフトも贈れる優れものですので、積極的に使ってコミュニケーションを楽しみましょう。
友だち同士でカードを送うなら、自分のアカウントに誕生日を登録して、「バースデーカードを送って!」と友だちにお願いしてみてはいかがでしょうか。
使っているうちに、「私もカードがほしい! 送ってみたい!」という友だちも増えてくるはずです。日ごろの感謝など、改めて伝えるのが照れくさいことでも、これをきっかけに思い切って伝えてみましょう。
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