ラクトアイスが太りやすいと言われる理由は、主に高いカロリーと糖質、脂質の含有量にあります。この記事では、ラクトアイスがなぜ太るのかを解説。またアイスクリーム、アイスミルク、氷菓との違いや、太りにくい食べ方まで紹介します。
アイス好きだけど、ダイエット中だという人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ラクトアイスで太る理由 アイスクリーム・アイスミルク・氷菓との違いを解説
この記事をまとめると・・・
- ラクトアイスは、ほかのアイスよりもカロリーと脂質が多い
- ラクトアイスを食べるときは、1日200kcal程度までで、なるべく昼間に食べる
- ラクトアイスを我慢できない人は、栄養管理アプリ『あすけん』で栄養素をチェック
【結論】ラクトアイスは太りやすい!
アイスには主にアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓といった種類があります。特にラクトアイスは、一般的に100gあたり約200〜250kcalのカロリーがあり、糖質は約20〜30g、脂質は約10〜15g含まれています。
これらの栄養素が、ラクトアイスが太りやすいとされる主な要因です。糖質と脂質はエネルギー密度が高く、体内で燃焼されずに蓄積されると体脂肪となります。特に糖質はインスリンの分泌を促し、脂肪の蓄積を助ける作用があります。
また、ラクトアイスの脂質は主に飽和脂肪酸であり、これが過剰に摂取されると、コレステロール値の上昇を招きやすいです。
ラクトアイスとほかのアイスとのカロリー比較
アイスの種類 | カロリー(100gあたり) | 糖質(g) | 脂質(g) |
---|---|---|---|
ラクトアイス | 217kcal | 20.0 | 13.6 |
アイスクリーム | 178kcal | 17.1 | 8.0 |
アイスミルク | 167kcal | 24.1 | 6.4 |
※参照:食品成分データベース
上記の表は、ラクトアイスと、ほかのアイスのカロリー・糖質・脂質の比較表です。明らかにラクトアイスのカロリーや脂質がほかと比べ、高いことが見て取れます。
このような成分がラクトアイスには多く含まれているため、ほかのアイスよりも太りやすいです。
以下では、各種アイスの特徴を紹介します。
アイスクリーム
アイスクリームは乳脂肪が多く、風味が豊かです。製法では乳脂肪分を多く含む生クリームを使用し、独特のクリーミーな食感を生み出しています。そのため、カロリーも高く、脂質も多いです。糖質も多く含まれているため、基本的にダイエット中は避けた方が良いでしょう。
アイスミルク
アイスミルクは乳脂肪が少なく、さっぱりとした食感があります。低脂肪の牛乳を主成分とし、軽い口当たりを実現しています。そのため、カロリーは比較的低めですが、糖質は多く含まれています。ダイエット中でも適量ならば食べても問題ないでしょう。
氷菓
氷菓は水とフルーツジュースを主成分としており、脂質はほとんど含まれていません。水と砂糖、フルーツジュースを凍らせることで作られることが多いです。糖質は多いものもありますが、低糖質なものや果糖を多く使用しているものも存在します。
ダイエット中には、糖質を控える必要がありますが、低糖質や果糖を多く使用した氷菓であれば、問題ないでしょう。
ラクトアイスの一日の摂取目安
ラクトアイスの1日の摂取目安は、一般的な完食の目安とされている200kcal程度がいいでしょう。この数値は、成人男女の一日に必要なエネルギー摂取量の約10%に相当します。しかし、この摂取目安はあくまで目安なので、個々の基礎代謝や活動量によって変わります。
特に運動量が少ない、またはダイエット中の場合は、この摂取目安を下回る量が望ましいでしょう。ラクトアイスは、カロリーだけでなく、脂質や糖質も高いからです。一方で、運動量が多い場合や筋トレをしている場合は、少し多めでも問題ない場合もあります。
太りにくいラクトアイスの食べ方
ラクトアイスを食べても、体重増加を抑える方法はいくつかあります。以下では、その中でも特に効果的な食べ方をご紹介します。
小分けにして食べる
小分けにして少量ずつ食べることで、糖質や脂質の急激な摂取を防ぐことができます。ラクトアイスは美味しいため、つい1度に多く食べてしまいがちです。しかし、1度に多く摂取すると、糖質や脂質が急激に体内に入り、体脂肪として蓄積されやすくなります。
低脂肪・低糖質のものを選ぶ
市販されているラクトアイスには、低脂肪や低糖質のものもあります。これらの製品を選ぶことで、カロリー摂取を抑えることが可能です。特に、脂質と糖質は体重増加の主な原因とされているため、これらを低く抑えた製品を選ぶことはダイエットに有効です。
温かいものと一緒に食べる
ラクトアイスは冷たいため、体温が下がりやすく、それが基礎代謝の低下を招く可能性があります。基礎代謝が低下すると、エネルギー消費が減少し、体重増加につながりやすいです。体温を下げすぎないよう、ラクトアイスを温かい飲み物や食べ物と一緒に摂ると良いでしょう。
朝~夕方までの時間帯に食べる
1日の中で基礎代謝が高い時間帯は、一般的に朝から夕方までです。この時間帯にラクトアイスを食べることで、消費されやすいエネルギーとして使われる可能性が高まります。特に、運動をする前に摂ると、そのエネルギーが運動で消費される可能性があります。
ラクトアイスを我慢できない方には「あすけん」で食事管理がおすすめ!
ラクトアイスの美味しさに抗えない方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、食事管理アプリ「あすけん」です。「あすけん」を活用すれば、ラクトアイスを食べた場合のカロリーや糖質、脂質の摂取量をリアルタイムで確認できます。
それによって、その日の残りの食事でどれだけ摂取すべきか、または運動でどれだけ消費すべきかが明確になります。さらに、専門の栄養士からのアドバイスも受けられるため、バランスの良い食事を続けやすいです。
このようにして、ラクトアイスを楽しみつつも健康的な生活を送ることが可能です。食事管理が難しいと感じている方、ラクトアイスを我慢できない方は、ぜひ「あすけん」を活用してみてください。
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