スピークバディのAI英会話は本当に効果ある？　メリット・デメリットを徹底解説

『スピークバディ』の基本機能

『スピークバディ』はAIを活用した英会話学習ができるアプリ。英語の４技能の中でもスピーキング力の向上に特化しています。

AIが個々のレベルに合わせたカリキュラムを自動生成し、リアルな英会話シーンで使える表現を学べます。1日15分からでも効果的に学習ができるので、忙しい人にもおすすめです。

『スピークバディ』と他のAI英会話アプリの違い

『スピークバディ』が他の英会話アプリと一線を画するのは、よりリアリティのある英会話学習ができる点。

本格的な英会話が可能な高精度AIに加えて、リアルな会話シーンを800個以上も用意しており、実用的なスピーキング力を磨くことができます。

また、AIを活用した自動会話機能は日々ブラッシュアップされており、今後も性能の向上が期待できます。

相手がAIなのでリラックスして練習できる

「いきなりネイティブの人と話すのは怖い……」と思う人は多いと思います。『スピークバディ』の一番の強みは、相手がAIであるために緊張せずに練習できる点です。

ネイティブスピーカーと話すことに不安を感じる人でも、AIが相手なら気軽にスピーキングの練習ができますよね。
実際に人を相手に英会話の練習をするのは、『スピークバディ』で基礎力を磨いたあとでも遅くありません。

効率的で無理のないカリキュラムが組まれている

『スピークバディ』のカリキュラムは、第二言語習得理論に基づいて、無駄なく効率的に組まれています。

第二言語習得理論は、母国語ではない外国語を習得する方法についての研究で、特に「大人による言語習得」に焦点を当てています。この研究をもとに、『スピークバディ』のカリキュラムは科学的かつ合理的に設計されているのです。

自動で個別カリキュラムを生成してくれる

『スピークバディ』のもう一つの強みは、AIが自動で個別のカリキュラムを生成してくれる点です。

アプリをダウンロードしてアカウント登録をしたあと、5分ほどのレベルチェックテストを受けます。このテストの結果をもとに、あなたに合ったカリキュラムを自動で生成してくれるのです。

自分専用のカリキュラムが作られることで、自分のレベルや目的に合った内容で学習ができます。一般的な英会話教材やアプリでは一律のカリキュラムしか提供されないことが多いので、非常に便利な機能です。

リアルな場面で使える実用的な英語表現が身につく

『スピークバディ』では、リアルな英会話シーンを想定したレッスンを800個以上提供しています。以下のように、想定されるシーンのジャンルも豊富です。

<レッスンのシーン例>
●　日常会話
●　ビジネス
●　おもてなし英語
●　意見を述べる
●　海外旅行

単に文法や単語を覚えるだけでなく、実際に使える表現やフレーズが身につきます。

1日15分から気軽に勉強できる

短い時間で効果的に学習できる点も、『スピークバディ』のメリットのひとつです。

ひとつのレッスンはおよそ10〜15分。忙しい日でもスキマ時間で気軽に取り組める長さです。英語学習は何よりも継続できるかが重要なので、この手軽さが多くのユーザーに魅力として受け入れられています。

上級者にはやや物足りないレベル

『スピークバディ』は初心者〜中級者には非常に有用ですが、上級者にはやや物足りない場合があります。高度なビジネス英語や専門的な語彙には対応していないため、上級者は対人と英会話できるサービスなど他のアプリを使ったほうがいいかもしれません。

AIとの完全なフリートークは難しい

もう1つの弱点は、AIとの完全なフリートークが難しい点です。

AIはプログラムされた範囲内でしか対応できないため、自然な会話の流れで多様なトピックに触れることは限られます。フリートークの練習を重視する方は、他の方法も併用することをおすすめします。

『スピークバディ』に期待できること

『スピークバディ』で最も得られるスキルは、日常英会話に必要な基本的な表現力です。

アプリ内で提供される多様なシナリオによって、ビジネスから旅行、日常会話まで幅広い場面で使える英語表現が身につきます。また、発音やリスニングも同時に鍛えられるので、基礎的な英語力が向上します。

特に「読み書きはできるけど、スピーキングは全然できない」という人に『スピークバディ』はおすすめです。いきなりネイティブスピーカーと話すのはハードルが高くても、AI相手なら気軽に練習ができます。

『スピークバディ』に期待できないこと

『スピークバディ』は英会話初心者〜中級者の練習に最適ですが、応用的なスピーキング力を磨くには、やや物足りなさがあります。

AIが提供するカリキュラムは一般的な英会話に焦点を当てているため、高度な内容についてのスキルは身につきづらいでしょう。『スピークバディ』で養った基礎を、実際の会話で利用しながら応用力を磨いていくのがおすすめです。

日常会話コース

アメリカ・ロサンゼルスを舞台に、日常生活で頻出のフレーズを学んでいくコースです。カジュアルな会話から、海外生活で日々の用事をこなすための表現、難しいトピックについての意見交換までを段階的に学ぶことができます。

挨拶など、英会話の経験がほぼない状態からスタートする初級、意見交換や病気になった時に自分の状態を伝え対応できるレベルの中級、そして会社でのトラブルにも対応できる上級と自分のレベルに合わせて学習していくことができます。

ビジネスコース

外資系企業を舞台に、ビジネスの場面で頻出のフレーズを学ぶコースです。社内での同僚との簡単なやりとりから、会議での議題の進め方・会食での顧客との会話まで、ビジネスシーンで使える会話を幅広く学べます。

ビジネスコースでは自己紹介から始まる初級、意見や提案・企画を説明できるレベルの中級、上級レベルになると交渉・契約の場面で必要となる会話を学ぶことができます。日常会話コースと同様に全30ユニットを収録。

英会話入門

こちらは初級レベルのみのあらゆる場面で頻出のフレーズを学び、会話の基礎力をつけるためのコースです。英検3級程度の基本的な表現を「使う」練習をしていきます。これまで英会話の機会があまりなく、短い会話から始めたい人におすすめのコースです。

挨拶・自己紹介•趣味・お誘いなどの基本フレーズから、感情や予定・買い物に使える基本的な英語力を学びたい人は、まずは英会話入門からはじめて、日常会話コースの移行するのが良いでしょう。

『Cake』

『AI LingoChamp』

『スタディサプリ ENGLISH』

『スピークバディ』の解約方法は？

『スピークバディ』の解約はアプリ内から簡単に行えます。無料体験期間が終了する前に解約すれば、料金は発生しません。ただし、一度無料体験期間が終了してしまうと課金が始まるため注意しましょう。

以下は、『スピークバディ』の解約の流れです。

『スピークバディ』は複数端末に対応している？

『スピークバディ』は複数端末での利用に対応しています。スマートフォンとタブレット、パソコンなど、複数のデバイスで同じアカウントの使用が可能です。

ただし、端末によってAIの話し方や温度感が異なる場合があります。違和感を覚えるかもしれませんが、「別の人を相手に練習している」と考えて、スピーキングに取り組むといいでしょう。

『スピークバディ』は無料で使える？

7日間の無料トライアルでは有料会員と同じサービスが利用できます。

レベルテスト後にAIが最適なカリキュラムを提案、コースを選択したら単語・リスニング・会話・英作文•応用問題の5つで構成されたレッスンが受講でき、その種類はなんと800以上。有料会員に移行すればそのままデータを引き継ぐことができます。

『スピークバディは意味ない』って本当？

結論から言うと「意味ない」というのは勉強の方法や目的次第です。

『スピークバディ』は効率よく「英会話力」を身につけたい人向けのアプリであり、1日15分など目標を決めたうえでカリキュラムに沿って毎日しっかりと学習すれば、『スピークバディ』の効果を十分発揮することができるでしょう。

『スピークバディ』に返金制度はある？

『スピークバディ』では一度支払った月額料金の払い戻しはできません。半年・年間プランも同様に解約しても返金されないため、始めは月額プランから始めることをおすすめします。

また無料体験期間が終了すると同時に支払いが始まるため、課金したくない場合は1週間以内に解約しましょう。