一人暮らしの方は、毎月の食費にいくらくらいかけているのか把握しているでしょうか?

家計の節約のためには、月々の食費などの項目ごとの出費を見直すことが大切です。また、一人暮らしの食費の平均を知ることで、今の自分がどれくらい節約すべきなのか、参考にすることができるでしょう。

理想的な食費の目安や、一人暮らしの食費の平均とあわせて、食費を無理なく節約するためのテクニックや月々の家計を見直すポイントなどを見ていきましょう。

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この記事をまとめると・・・

  • 一人暮らしの1ヵ月あたりの食費は平均39,069円
  • 自炊・外食それぞれに食費を節約するためのポイントがある
  • 家計の節約には固定費の見直しも必要。家計簿アプリ『マネーフォワード ME』なら固定費が一目でわかる
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※記事の内容は2023年12月の情報で制作しています。

家計簿なら『マネーフォワードME』がおすすめ

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食費をコントロールして、効率的に節約を行うためには、家計簿をつけることが欠かせません。とはいえ食材の買い出しのたびに家計簿をつけることに、めんどくささを感じる人は多いでしょう。

一人暮らしの人が簡単に、かつ効率的に食費を管理するなら、スマホアプリ『マネーフォワード ME』がおすすめです。

本アプリには、銀行口座との自動連携機能があります。クレジットカードで決済したら、その収支が自動でアプリに反映されるため、逐一手動で記録する必要がありません。

現金で支払った時でも、レシート撮影機能を使えば、レシートの収支を読み取って自動で記録してくれます。手軽で家計簿を続けやすいアプリになっているので、ぜひご利用してみてください。無料のままでも必要な機能は十分にそろっています。

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以下の記事で、おすすめの家計簿アプリを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

【無料】人気の家計簿アプリおすすめランキングTOP10 簡単&安全に使える!

理想的な1ヵ月の食費の目安

まずは、理想的な食費はどれくらいなのか考えてみましょう。一般的に、社会人の1ヵ月あたりの理想的な食費の目安は、毎月の手取りの15%程度といわれています。

実際、手取りの15%とはいくらなのでしょうか。手取り金額に応じた食費の目安を確認してみましょう。

1ヵ月あたりの手取り金額理想の食費(手取りの15%)
15万円22,500円
18万円27,000円
20万円30,000円
22万円33,000円
24万円36,000円
26万円39,000円
28万円42,000円
30万円45,000円

手取り20万円の場合は30,000円、手取りが30万円の場合は45,000円が理想的であることがわかります。貯金やほかの出費にお金をかけるのであれば、日頃から食費を節約しなくてはなりません。

なお、学生の場合は、仕送りや学食などで食費を抑えやすく、社会人ほど飲み会や食事会も多くありません。このような点を踏まえると、学生の一人暮らしの場合は、理想の食費の目安は社会人よりも多少下がると考えても良いでしょう。

一人暮らしの平均的な1ヵ月の食費

一人暮らしの平均的な1ヵ月の食費

続いて、一人暮らしの1ヶ月の平均的な食費について、データをもとに見ていきます。自身の食費が平均とどのくらいのズレがありそうかを確かめてみてください。

性別・年齢別の平均的な1ヵ月の食費

まずは、性別・年齢別に1ヶ月の食費平均値を見ていきます。

年齢(男) 食費(1ヶ月)
34歳以下 37,587円
35〜39歳 44,680円
60歳以上 41,348円
65歳以上 40,938円

引用「令和4年 家計調査 / 男女,年齢階級別1世帯当たり1カ月間の収入と支出(単身世帯)」 総務省

年齢(女) 食費(1ヶ月)
34歳以下 30,035円
35〜39歳 40,075円
60歳以上 37,610円
65歳以上 37,542円

引用「令和4年 家計調査 / 男女,年齢階級別1世帯当たり1カ月間の収入と支出(単身世帯)」 総務省

全体として、男性より女性のほうが食費が安くなる傾向にあります。また、男女両方とも、34歳以下が一番食費が小さいこともわかります。

年収別の平均的な1ヵ月の食費

続いて、年収別の1ヶ月の食費の平均値を見てみましょう。

年収 食費(1ヶ月)
100万円未満 31,929円
100〜200万円 32,323円
200〜300万円 37,694円
300〜400万円 39,333円
400〜500万円 40,969円
500〜600万円 47,747円
600万円以上 52,673円

引用「令和4年 家計調査 / 男女,年齢階級別1世帯当たり1カ月間の収入と支出(年間収入階級別)」 総務省

年収に比例するように、食費も大きくなっていることがわかります。20代の人は35,000円程度を食費の目安として考えると良さそうですね。

食費管理の第一歩を家計簿アプリで始めよう

食費を節約するためには毎月の出費を明確にすることが大切です。紙の家計簿帳で管理するのも良いですが、手軽に食費の管理を始めるなら家計簿アプリがおすすめ。家計簿アプリならいつでもどこでも食費の入力や確認ができるため、自然と節約に意識が向きます。

数ある家計簿アプリのなかでもとくにおすすめなのが『マネーフォワード ME』。口座やクレカとの連携が可能で、一度情報を登録すれば自動で家計簿を作ってくれます。手間がかからないので初めて家計簿をつける人でも続けやすいですよ。

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『マネーフォワードME』を使った食費の見直し方

ここからは、家計簿アプリ『マネーフォワードME』を使って食費予算を設定する手順について、スクショ付きで詳しく解説していきます。

  • STEP1

    食費をもれなく記録する

    食費をもれなく記録していきます。自炊の食材も外食費も、クレジットカードにまとめておけば、口座連携で自動記録できます。電子決済のできない出費は手動で記録するか、レシート読み取り機能を活用しましょう。

  • STEP2

    外食費を振り返る

    現金支払いの時はレシート読み取りを活用しよう

    一定期間(1ヶ月分あるとベスト)食費を記録したら、家計簿の振り返りを行います

    まずは食費の中でも特に削りやすい外食費に注目しましょう。外食費を自炊に置き換えるだけで大きな節約になる可能性があります。

    口座連携での記録の場合は店名が記録されているので、それをもとにカテゴリーを振り分けます。現金決済はその都度レシート読み取りで記録しましょう。

  • STEP3

    自炊の食材費を振り返る

    簡単なメモを残しておくとわかりやすい

    外食費を差し引いても食費が多いなら、自炊の食材費の見直しを行います。使いきれない野菜・肉類を買っていないか、お菓子やお酒などの嗜好品を買いすぎていないかチェックしましょう。

    電子決済だと食材費の内訳まで確認できないので、レシートはなるべく保存しておくのがポイントです。

  • STEP4

    予算を設定する

    洗い出した現状の課題をもとに、予算を設定します。最終的には食費を手取りの15%ほどに抑えられると、十分に節約ができているといえるでしょう。

    とはいえ、最初からハードすぎる節約プランを立てるのは、ストレスが溜まって挫折の原因になります。まずは外食を2回減らしてみる、お酒を買う頻度を減らすなど、ちょっとしたアクションから始め、慣れてきたら徐々に負荷を強めていくのがおすすめです。

食費を節約するテクニック

食費節約のために最初にすべきこと

食費を節約するテクニック

  • 過去の支出から毎月の食費を把握する
  • 1ヵ月あたりの食費の上限を決める
  • 食費の予算を1週間単位で決める

食費を節約するために、まずは過去の支出から毎月の食費を把握することが大切です。現状を把握した上で、1ヵ月あたりの食費の上限や1週間単位の予算を決めてみましょう。それぞれ詳しく解説します。

過去の支出から毎月の食費を把握する

1ヵ月あたりの食費の上限を決めるためには、自分が毎月食費にどれくらいのお金をかけているのかを把握する必要があります。

飲み会の多い月や旅行へ行く時期など、シーズンやイベントの頻度によっても食費は上下しますから、過去1年間の支出データがあると重宝します。

データがない場合は、まずはレシートを保管したり、簡単な家計簿をつけたりするところから始めてみましょう。

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1ヵ月あたりの食費の上限を決める

浪費の原因のひとつが、自分がどれくらいなら食事にお金を使っていいのか、またどれくらい使ったのかを把握せずにいることです。

まずは、過去の支出を基に、無理のない範囲で毎月の食費の上限を決めましょう。上限を設けることで、無駄遣いをなくし、予算を決めて買い物や食事をする習慣もつきます。

食費の予算を1週間単位で決める

1ヵ月につきどれくらいの食費がかかるのかを把握できたら、1週間あたり○円というように、1週間単位で予算を決めてみましょう

例えば1週間7,000円の予算で1ヵ月間やりくりできた場合は、その月の食費は28,000円~30,000程度に抑えられます。1週間単位で予算を決めれば、より具体的に自炊のメニューを決められるため、買い物の際に食材選びもしやすくなるでしょう。

外食と自炊どちらが節約になる?

外食と自炊どちらが節約になる?

一般的には節約には自炊が欠かせないとされていますが、毎食分の食材を買うとなると、それなりの費用がかかるものです。食費を節約するにあたって、外食と自炊どちらが節約になるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

自炊は継続することで節約効果が生まれる

自炊でしっかりと節約効果を得るためには、継続が必要不可欠です。数日に1回など単発で行うのではなく、最低でも1日1回など、継続的に自炊に取り組むことで節約効果が生まれます

継続的な自炊を実践しようとすると、使いまわしのできる食材を選んだり、作り置きをしたり、カサ増し料理を作ったりするようになるので、さらに食費の節約につながります。

自炊を継続するにあたっては、つい外食してしまいがちな夜も自宅で食事するようにすること、昼食は一部でも良いのでお弁当を作ることがおすすめです。自炊の頻度が増えるほど、上手に食材を使い切ることができるので食材のロスもなくなります。また、外食の多い方が陥りがちな栄養不足のリスクも軽減できます。

外食を習慣化すると浪費の原因に

外食やコンビニなどでの買い食いを習慣化させると、当然浪費につながってしまいます。しかし、自炊をしたことのない一人暮らしの方がいきなり毎日のように自炊にチャレンジするのはハードルも高く、節約効果を得る前に挫折してしまいかねません。

まずは1週間のうち2~3日の晩御飯だけ、といったペースでスタートして、慣れてきたら徐々に自炊の回数を増やしていきましょう。外食や出来合いの食事なども時には取り入れつつ、ストレスなく自炊を継続することが、無理のない節約にもつながります。

自炊で節約をするポイント

食費を節約するテクニック

自炊で節約をするポイント

  • 安くて幅広いメニューに使える食材を選ぶ
  • 買い物の頻度を抑える
  • 格安スーパーや業務用スーパーなど安いお店を見つける
  • 作り置きレシピや冷凍保存も活用

先ほども触れたように、いきなりすべての食事を自炊にすることは難しいもの。無理せず食費を節約するためにも、少しずつ自炊のレベルを上げながら、外食や買い食いの頻度を減らしていきましょう。

ここでは、節約のための自炊のコツについて解説していきます。

安くて幅広いメニューに使える食材を選ぶ

限定的なメニューにしか使えない特殊な食材は、使い残しても活用できず無駄になってしまう可能性も。安くてさまざまな料理に使いまわせる食材を選ぶことが、上手に自炊に取り組むためのポイントです。
アレンジしやすく幅広いメニューで使える食材には、以下のようなものがあります。

アレンジしやすい食材一覧

  • もやし、キャベツ、玉ねぎ、大根
  • じゃがいも、キノコ類
  • ひき肉、鶏むね肉、鶏もも肉
  • 卵、豆腐
  • 春雨、うどん、ホットケーキミックス など

使い道の少ない食材や扱いにくいと感じるものではなく、自炊のバリエーションが広がりそうな食材を選びましょう。

買い物の頻度を抑える

スーパーやコンビニへ行くと、買う予定のなかった食材やお惣菜、スイーツなどをつい手に取ってしまうという方もいるのではないでしょうか。その結果、自炊のための買い出しに行く回数が多いほど、出費も多くなってしまいます。

衝動買いをなくすためにも、買い物の頻度をなるべく抑えるよう意識することが大切です。買い物は週に2回まで、と意識するだけでも、節約効果が期待できるでしょう。また、買い物に行く曜日や時間帯は特売日やタイムセールを狙って、よりお得に買い出しができるようにしましょう。

格安スーパーや業務用スーパーなど安いお店を見つける

自宅周辺や仕事や学校からの帰り道にあるスーパーをリサーチして、特に安く食材を購入できるお店を探してみましょう

スーパーだけでなく、飲み物を安く買えるドラッグストアや、野菜や果物をお得に購入できる八百屋など、食材のジャンルごとに安く買い物ができるお店を把握しておくと節約効果がアップします。

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作り置きレシピや冷凍保存も活用

仕事や学業をこなしながら、毎日自炊するのは難しいものです。作り置きレシピや冷凍保存も活用して、料理の手間を省くテクニックも身に付けましょう

また、長期間保存できる食材を選ぶことも、食材を無駄にしないためのポイント。冷凍保存できるものとしては、次のような食材が挙げられます。

冷凍保存できるもの

  • じゃがいも・さつまいも・里芋
  • 乾麺のパスタ
  • わかめ、あおさ、ひじきなどの海藻類

常温で長期間保存できるもの

  • ごはん・食パン・餅
  • 冷凍されていない肉や魚
  • 下茹でした野菜

長期間保存できる食材はまとめ買いしても問題ないため、特売日など安く買えるタイミングを狙って購入しましょう。

外食で節約をするポイント

外食で節約をするポイント

外食で節約をするポイント

  • 格安チェーン店やハッピーアワーを利用する
  • 外食はディナーよりもランチがおすすめ
  • コンビニや自販機はなるべく利用しない
  • 割引シールやクーポンを利用する

続いて、学食で節約をするポイントについて見ていきます。

格安チェーン店やハッピーアワーを利用する

外食するときは、格安チェーン店や学食、社食など、通常よりもリーズナブルな価格で食事できる施設を上手に利用すると良いでしょう。

食事内容によっては、自炊するよりも安く済ませられる可能性もあります。また、飲み会ではアルコールを通常よりもお得な価格で注文できる、ハッピーアワーのあるお店を利用するのもおすすめです。

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外食はディナーよりもランチがおすすめ

節約をしているといっても、時には外食したいという方もいるのではないでしょうか。ランチセットをお得な価格で提供する飲食店が多いことからもわかるように、一般的に外食はディナーよりもランチのほうが出費を抑えられます

コストパフォーマンスを意識するのであれば、外食はランチタイムの利用をおすすめします。

コンビニや自販機はなるべく利用しない

寄るとついお弁当やお惣菜、飲み物やお菓子などを買ってしまうコンビニは、便利である一方でスーパーやドラッグストアよりも商品が割高なため、浪費の原因につながります。お弁当やお惣菜を買う際もなるべくコンビニの利用は避けるようにしましょう。

ただし、プライベートブランドの商品はコンビニ・スーパー問わず価格は変わりません。また、自動販売機の飲料も、スーパーなどで購入するよりも割高に設定されています。こちらもできるだけ利用は避けて、スーパーやドラッグストアで買ったり、水筒を持参したりしましょう。

割引シールやクーポンを利用する

割引シールのついたお弁当やお惣菜を狙うのも、食費節約のポイント。保存には向きませんが、買ってすぐに食べるものであれば問題ありません。

また、特定のお店で利用できるクーポンがあれば、活用するのを忘れずに。クーポン配布サイトなども定期的にチェックしましょう。

一人暮らしで自炊を無理なく続けるポイント

一人暮らしで自炊を無理なく続けるポイント

一人暮らしで自炊を無理なく続けるポイント

  • しんどい日は外食を利用する
  • ご飯+味噌汁+おかずのシンプルな献立にする
  • 休日や余力のある日にまとめて作る

前述の通り、自炊で節約効果を得るには、自炊を長期にわたって継続することが欠かせません。しかし、料理が特別好きでない人にとっては、毎日自炊を行うことは決して簡単ではないでしょう。

そこでここでは、一人暮らしで自炊を無理なく続けるコツを紹介します。

しんどい日は外食を利用する

どうしても自炊に心が向かない日は、外食や宅配を利用してOKです。

継続のポイントは、完璧主義を捨てることです。1日自炊をしなかったからといって、「やっぱり続けられなかった。自分はダメだ」と落ち込む必要はありません。作る気が起こった日だけ作れば良いのです。

また、主食だけ自分で作り、おかずはスーパーの惣菜を用意するのも効果的でしょう。できそうな範囲で無理なく自炊に取り組むのがポイントです。

ご飯+味噌汁+おかずのシンプルな献立にする

献立はなるべく固定するのがおすすめです。特に、ご飯+味噌汁+おかずのシンプルな献立なら、飽きることなく食べ続けられます。

料理に慣れていない人にとっては、献立を考えるだけでも大変ですよね。献立を固定することで、献立を考える手間を省き、料理のハードルを下げられます。

ご飯と味噌汁を固定すれば、あとはおかずを考えるだけで大丈夫です。面倒な日は、味噌汁にたくさん具材を入れれば2品でも足ります。

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休日や余力のある日にまとめて作る

予定のない日や料理への気持ちが高まっている日には、作り置きをまとめて作ってみてはいかがでしょうか

作り置きをしておけば、料理をせずとも手作りの料理を食べられます。特に、忙しい平日に作り置きがあると一安心です。野菜を使った副菜を中心に、作り置きのメニューを用意してみましょう。

食費以外に家計を節約する方法

食費以外に家計を節約する方法は?

食費以外に家計を節約する方法

  • スマホ使用料金を見直す
  • サブスクリプション契約を見直す
  • 水道光熱費を見直す
  • 保険料を見直す

食費をはじめとする家計の節約をするとなると、月々の出費を把握し、節約できそうな項目を見つけることが大切です。ここでは最後に、節約しやすい出費の項目にはどのようなものがあるのかをご紹介します。

スマホ使用料金を見直す

毎月支払いが必要で、人によって金額に大きなばらつきがあるスマホ利用料。余計なプランや、必要以上に大きなデータ通信量を契約していないでしょうか?今一度スマホの使用料金を見直してみましょう。

以下は、スマホ利用料のチェックポイントの一例です。

スマホ料金のチェックポイント

  • 格安SIMにできないか?
  • より安いプランにできないか?
  • データ通信量を減らせないか?
  • 電話料金はかけ放題にしたほうが安くないか?
  • 不要なオプションはないか?

スマホをあまり使わない人は、格安SIMにするだけでも、大幅な出費削減につながります。

サブスクリプション契約を見直す

各種サブスクリプションサービスも、一定の頻度でお金がかかる固定費のひとつ。なんとなく契約を続けているけど、初期に比べると利用頻度が減ったサービスがないでしょうか。

例えば、動画配信サービスを複数契約している場合、どれか1つに絞るだけでも、長い目で見れば大きな節約効果が期待できます。

水道光熱費を見直す

水道光熱費を大幅に減らすことは難しいですが、ちょっとした工夫を重ねることで、長期的には大きな節約につながる可能性があります

以下は、水道光熱費の節約ポイントです。

水道代を節約するポイント

  • 料理に使う水の量を最小限にする
  • お皿の汚れをキッチンペーパーで拭き取ってから洗う
  • 追い焚きをしない

電気代を節約するポイント

  • エアコンの設定温度を高めにする
  • 家電製品を最新型に買い替える
  • こまめに電気を切る

また、電気会社を変更することで、固定費が大きく下がる可能性もあります。

保険料を見直す

保険の中には、「内容はよくわからないけど、重要っぽいから入っておいた」というものもあるかもしれません。今一度見直して、自分にとって重要度の低い保険がないか確かめてみてください

一般的には、「生命保険」「医療保険」「がん保険」が必須な3つの保険だと言われることが多いです。日本の公的保険は充実しているので、それらで補えない分を別の保険で補ってあげるイメージです。

逆に以下のような保険は、不要なケースが多いものなので、今一度見直しをしてみましょう。

不要かもしれない保険・見直したほうがいい保険

  • 生命保険:公的医療保険で十分にカバーできる人もいる
  • 自動車保険:運転を全然しないなら解約でOK
  • 火災保険:不必要に高額な場合が多いので、安いものに変更できる

食費を節約できるおすすめアプリ3選

食費の管理には、家計簿をつけることが効果的です。家計簿を使えば、食費の流れが客観的にわかりやすくなり、節約のための対策を立てやすくなります。

そこでここでは、Appliv編集部おすすめの家計簿アプリを3つ紹介していきます。

『マネーフォワードME』

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『マネーフォワードME』では、カードやクレジットカードと連携をし、家計簿を自動でつけてくれます。いちいちレシートを見て家計簿を入力する必要がないので、無理なく家計簿づくりを継続できるでしょう。収支の流れが視覚的にわかりやすく表示されているので、初めて家計簿をつける人でも安心です。

また、カードだけでなく、証券や電子マネーとの連携も可能。長期的な資産管理にも適したアプリになっています。

有料プランはあるものの、無料のままでも十分に使えます。まずはインストールをしてみて、よく使うカードを登録するところから始めてみましょう。

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『貯金アプリfinbee』

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「家計簿を細かくつけるのは面倒」という人におすすめなのが、『貯金アプリfinbee』。本アプリでは、設定した貯金目標を目指してお金を貯めていきます

1日◯歩達成or達成しなかったら貯金する「歩数貯金」や、◯円単位で支払ったらおつりを貯金する「おつり貯金」など、全7つの貯金ルールが搭載されています。既存の目標だけでなく、自分でオリジナルの目標を設定することもできます。

また、銀行口座と連携せずに架空の貯金をする“つもり貯金”と、銀行口座に連携して貯金する2種類の方法から選べるユニークさも魅力です。

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『Zaim』

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『Zaim』では、手入力での収支の記録はもちろん、口座連携による自動記録ができます。基本的にはカードで自動入力をさせ、現金決済の時だけ手作業で入力するのがいいでしょう。銀行口座やクレジットカードのほか、電子マネーや証券との連携も可能なので、資産管理にも役立ちます。

また、有料プランでは複数のアカウントから1つの家計簿を管理できます。家族で共用の家計簿を作りたい人にもぴったりですね。

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月々の食費や固定費を見直して節約につなげましょう

月々の食費や固定費を見直して節約につなげましょう

食費は私たちの生活に欠かせない出費のひとつです。収入に対して食費が高いからと無理に節約しようとして、食事の回数や量を減らしたり、栄養価の低い食材ばかりを食べたりしていると、健康を損なってしまうおそれがあります。そのため、栄養バランスの取れた自炊と外食をバランス良く取り入れながら、無理なく節約を実践することが大切です。

食費以外の固定費などに不要な出費がないかも見直しつつ、家計の節約を実践していきましょう。家計の見直しには家計簿アプリの活用がおすすめです。中でも人気アプリ『マネーフォワード ME』は自動で家計簿を作ってくれるため面倒くさがりな人にぴったりです。

一人暮らしの食費についてよくある質問

よくある質問

Q1:一人暮らしの食費はどれくらいが理想?

A:一般的に、手取りの15%が理想とされています。そのため、手取り20万円であれば30,000円、30万円であれば45,000円程度が目安となります。

Q2:食費を節約するにはどうすればいい?

A:まずは過去の支出から毎月の食費を把握することが大切です。現状を把握した上で、1ヵ月あたりの食費の上限や1週間単位の予算を決めるのがおすすめです。

Q3:家計全体を節約するコツは?

A:まずは毎月一定額の出費がある固定費を見直しましょう。携帯電話や保険料などの固定費は、プランを見直したり変えたりすることで、1年を通して考えると、大きな節約になるのではないでしょうか。

※記事の内容は2023年11月の情報で制作しています。

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