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5人家族の生活費はどれくらい?……お金の話は周りに相談しにくいという人も多いのではないでしょうか。そんな人のために、この記事では5人家族の生活費の内訳を紹介。

手取り30万円の5人家族にインタビューを実施したので、その結果を参考に各家庭に応じた節約ポイントを見つけましょう。節約は支出を減らす順番を意識することで、効率的な家計のやり繰りにつながります。

この記事をまとめると・・・

  • 手取り28万円でも切り詰めれば貯金しつつ生活は可能
  • まずは支出を見直して、切り詰めるポイントを見つけるのが重要
  • 改善ポイントがグラフで分かる家計簿アプリ『マネーフォワード』が特におすすめ
自動で収支計算されるから面倒くさがりにもおすすめ
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5人家族の理想的な生活費の内訳とは?

各家庭の収入に対して、おおよその理想的な生活費は決まっています。世帯収入が28万円の家庭の支出割合と生活費は次の通りです。自分の家庭と見比べ、支出が大きくオーバーしている項目は見直しましょう。

手取り28万円の理想の生活費

費目 支出割合 理想の生活費
住居費 24.0% 67,200円
食費 12.5% 35,000円
水道光熱費 4.5% 12,600円
通信費 5.0% 14,000円
生命保険料 5.5% 15,400円
車維持費 2.0% 5,600円
日用品費 3.0% 8,400円
医療費 2.0% 5,600円
教育費 6.0% 16,800円
交通費 3.0% 8,400円
被服費 4.0% 11,200円
交際費 2.0% 5,600円
娯楽費 3.0% 8,400円
嗜好品 1.5% 4,200円
小遣い 9.0% 25,200円
預貯金 10.0% 28,000円
雑費 3.0% 8,400円
合計 100.0% 280,000円

生活費は家計の状況に合わせて柔軟に変更してOK

表で説明した生活費の割合はあくまで理想なので、家計に応じて変更できます。総務省統計局が公表の「2021年度 家計調査 家計収支編(表番号3-1)」によると、5人家族の生活費平均は約32.5万円

こちらは全体の平均値として参考になる数字です。ライフプランや収入の変化に合わせて、生活費を見直す習慣を持ちましょう。

複雑な生活費の管理はアプリにおまかせ!

家計の状況に応じて生活費を見直す際は、管理が複雑になりがち。生活費の項目が多いと、ノートに書き写したり収支を計算したりする作業が面倒という声もあります。

そんなときは『マネーフォワード ME』の「予算機能」がおすすめ。毎月決まって出費のある固定費と、月によって支出が変わる変動費に分けて予算を管理でき、収支の計算も自動でしてくれます。設定した予算はスマホでチェックでき、お買い物の際にも便利です。

▲項目ごとに予算を管理して、気になったときにチェック。残りいくら使えるかも自動で計算してくれる。

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5人家族のリアルな生活費をインタビュー

ここでは手取り30万円ほどの5人家族世帯が、どのように生活のやり繰りしているかのインタビューを実施。また支出を抑えるための節約方法についても聞いてみました。子供の年齢や今後のライフプランに合わせて、節約ポイントを見つけましょう。

5人家族のやり繰りの実例を紹介

調査方法:オンラインインタビュー調査

対象者:40代後半男性・会社員
    ●茨城県在住
    ●世帯年収450万円
    ●家族構成
     妻(育休中)
     長女(10歳)
     次女(8歳)
     三女(3歳)

費目 支出金額
食費 58,000円
水道光熱費 25,000円
通信費 20,000円
生命保険料 26,000円
車維持費 15,000円
日用品費 17,000円
医療費 10,000円
教育費 25,000円
被服費 13,000円
娯楽費 20,000円
小遣い 28,000円
預貯金 30,000円
雑費 13,000円
合計 300,000円

費目ごとの内訳は以上の通りです。各ポイントごとに気になった点を質問させていただいたので、参考にしてみましょう。

●現在の総貯金額はいくらくらいでしょうか?

現在の貯金額は約350万円です。子供ができる前は700万円くらい貯金していました。

この方の場合は持ち家で、現時点でローンは返済し終わっているようです。子供ができる前にまとまった額の貯金をしていたとの話でした。

小学生のお子さんが2人いるなかで、今後の進学の方針についても聞いてみました。

●お子さんの進学は、3人とも大学までいかせたい方針ですか?進学の資金を貯めるにあたって、取り組んでいることはありますか?

現在長女を学習塾に通わせていて、娘が希望するなら行かせたいです。
妻が子育てが落ち着いたら仕事に復帰するので、それから貯金を貯めていく予定です。

教育費は月に3万円くらいとのこと。一番下のお子さんが3歳のため、奥さんは現在育休中で、子育てが落ち着いたら仕事に復帰するようです。5人家族の場合は1人だけの収入ではなく、夫婦共働きでやり繰りするのが現実的でしょう。

月々の預貯金は3万円程度で、切り詰めながら生活している様子。節約方法についても聞いてみましよう。

●普段取り組んでいる節約方法はありますか?通信費や光熱費を減らすためのコツがあれば教えてください。

時間があるときにポイ活をしています。食費は「コストコ」などで安く抑えるようにしていますね。スマホは「UQ mobile」にし、それに合わせて電気も「auでんき」にしました。

ポイ活はスキマ時間を効率的に使えるのがメリット。貯めたポイントで買い物をしたり商品に交換したりと、節約につながるでしょう。

また格安スマホや電気の乗り換えなど、積極的に節約もしている様子でした。節約は毎月必ず出費がある固定費と、食費や日用品などの変動費を分けて取り組むのが効率的です。次の項目では失敗しない節約の流れを紹介します。

まずは家計簿! 失敗しない家計の節約術5選

【前提】節約の基本は家計簿をつけるところから

それぞれの節約を実践する前に、家計簿をつけて家計の状況を明確にしましょう。家計簿には収支の見やすさに優れた家計簿アプリがおすすめ。アプリを使えば支出ごとの割合や金額をグラフでチェックできます。

マネーフォワード ME』は手入力の手間が少なく、気づいたときにアプリを起動して家計管理ができます。

▲数字だけでなくグラフで支出の割合を確認でき、改善すべきところをイメージしやすい。

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節約は効果の大きい順番で始めるのがおすすめ

節約をする際は、毎月決まって出費がかかる固定費から見直すのがおすすめです。光熱費や通信費、保険料の支出を抑えられれば、継続して節約効果があります。

毎月かかる固定費を節約できれば生活に余裕が生まれ、無理のない範囲で食費をコントロールできます。

1. 電力会社の見直しで電気代を年15,000円節約

新電力会社への乗り換えで毎月の電気料金を節約できることもあります。新電力とは「ONEでんき」や「CDエナジーダイレクト」など、電力の自由化によって電気の小売事業を始めた企業です。

総務省統計局が公表の「2021年度 家計調査 家計収支編(表番号3-1)」によると、5人家族世帯の1か月あたりの電気代は12,423円。ライフプランにあった電力会社への切り替えにより月10%節約できたとすると、「1,242円×12か月=14,904円」で電気代が約15,000円ほど安くなります。

2. エアコンを1℃調整して、電気代を約10%節約

エアコンの設定温度を調整すれば節約効果を期待できます。環境省が推奨している室温目安は「夏:28℃、冬:20℃」です。エアコンの温度を1℃変えるだけで電気代は約10%程度変動します。冷房時は1℃高め、暖房時は1℃低めを心掛けましょう。

また住環境によって設定温度より室温が上下する場合も。そんなときはサーキュレーターを活用して部屋の空気を循環させれば、快適な室温を保って節約ができるでしょう。

3. 格安SIMへの変更で、月5,000円以上スマホ代を節約

スマホを格安SIMに変更すれば、大手キャリアの半分程度の料金に抑えられることも。月額料金を格安SIMが約3,000円、大手キャリアのスマホが約8,000円とした場合、月間で5,000円の節約になります。

子供が成人するまでの18年間、毎月支払うスマホ料金を5,000円安くできれば108万円の節約が可能。これだけでも一般的な国公立大学の入学費用をカバーできるでしょう。

4. 生命保険を見直して節約

生命保険の見直しによっても保険料の負担を減らせる可能性があります。保険を見直すタイミングは、出産や子供の進学によって、生活スタイルの変化があったときがベスト。

保障内容の変更や、保険料の払込期間の見直しで、月々の保険料を抑えられるでしょう。

5. 買い物の回数を抑えて節約

買い物の回数を週1程度にすれば、不要な食材を買うリスクが減ります。まとめ買いのポイントは食材を使い切ること。あらかじめ決めた献立をもとに、メモ用紙やスマホなど自分がチェックしやすい方法で、買い物リストを作りましょう。

まずは3日分くらいから始めることで、徐々に1週間分のまとめ買いができるようになります。

キャッシュレス決済で家計を一括管理!

普段の買い物をキャッシュレス決済で統一するのもおすすめです。直接的な節約効果はなくとも、家計簿アプリと連携し、家計管理ができるのがメリット。

マネーフォワード ME』は普段の生活費決済で使っている各種クレカや電子マネーと連携し、自動で家計簿をつけられます。何にいくら使っているかをスマホでチェックでき、買い物での節約にもつながるでしょう。

▲「口座」から「連携先を追加」をタップ。各種クレカや電子マネーなど、連携先も幅広い。

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上手に貯金するコツ

節約で無駄遣いを減らせれば、自然と毎月の預貯金を増やせます。貯金の方法は給料から天引きされる「財形貯蓄」や口座から一定の期間積み立てる「自動積立」など、さまざま。

貯金を無理なく続けるためには、貯金する割合を決める「貯蓄率」の考え方が役立ちます。なお貯金の具体的なステップはこちらの記事を参考にしましょう。

→貯金アプリおすすめランキングTOP10

無理のない貯金の割合を決める

貯金する際は、手取り収入から貯蓄する割合を決めましょう。この貯蓄率を決めれば、収入の変化があっても一定の割合で貯金が可能。貯蓄率は「貯蓄額÷手取り収入×100」で計算できます。たとえば手取り収入が28万円の人が月4万円貯金する場合、「4÷28×100=約14%」です。

5人家族世帯は子供の成長にともない貯蓄率は少なくなりがち。子供の成長やライフプランに合わせて、ファイナンシャル・プランナー(FP)に相談するなどの工夫をしましょう。

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記事監修:伊藤真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。