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5人家族の生活費はどれくらい?……お金の話は周りに相談しにくいという人も多いのではないでしょうか。そんな人のために、この記事では5人家族の生活費の内訳を紹介。

手取り30万円の5人家族にインタビューを実施したので、その結果を参考に各家庭に応じた節約ポイントを見つけましょう。節約は支出を減らす順番を意識することで、効率的な家計のやり繰りにつながります。

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この記事をまとめると・・・

  • 食費は収入の15〜20%を目標にする
  • まずは支出を見直して、切り詰めるポイントを見つけるのが重要
  • 改善ポイントがグラフで分かる家計簿アプリ『マネーフォワード』が特におすすめ
自動で収支計算されるから面倒くさがりにもおすすめ
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5人家族の生活費の平均

まずは5人家族の生活費の平均金額と内訳を見ていきましょう。

用途分類 費用
食料 100,651円
住居 10,523円
光熱・水道 21,980円
家具・家事用品 14833円
被服及び履物 12,297円
保健医療 10,498円
交通通信 44,008円
教育 30,545円
教育娯楽 31,433円
その他消費支出 42,667円
合計 296,436円

引用「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 月次 2023年10月

5人家族の平均支出は、1ヶ月あたり「296,436円」となっています。一番大きい支出は食費で、支出全体の31.5%を占めています。

エンゲル係数15〜20%を目標に食費を管理しよう

エンゲル係数とは、支出金額に占める食費の割合です。先ほどのデータからは、エンゲル係数は31.5%であることがわかります。このままだと少し食費が大きすぎますね。

もし手取りが30万円なら月6万円ほど、手取り40万円なら8万円ほどが、食費の目標金額になります。目安にしてみてください。

5人家族の生活費を把握する家計簿の付け方

それぞれの節約を実践する前に、家計簿をつけて家計の状況を明確にしましょう。家計簿には収支の見やすさに優れた家計簿アプリがおすすめ。アプリを使えば支出ごとの割合や金額をグラフでチェックできます。

マネーフォワード ME』は手入力の手間が少なく、気づいたときにアプリを起動して家計管理ができます。

ここでは、『マネーフォワードME』を使った節約の流れについて簡単に説明します。

  • STEP1

    費目ごとに出費を洗い出す

    1ヶ月分ほど支出の記録をつけたら、費目ごとに支出金額を洗い出していきます

    まとめてカテゴリーを分類するのは大変なので、1日に1回カテゴリー分けを行うのがおすすめ。支出金額自体は自動記録されるので、あとは「外食費」「娯楽」のように項目を割り振るだけでOKです。

  • STEP2

    無駄遣いをしていそうなポイントを特定する

    明らかに支出が多くなっている項目に着目し、内訳を調べます

    たとえば食費なら、外食の頻度の多さが無駄遣いにつながりやすいです。食費の他に、娯楽費や洋服代などが支出を多くする原因になりがちです。

  • STEP3

    不必要な出費を差し引いて予算目標を決める

    支出を減らせそうな項目がわかったら、その支出分を全体の支出から差し引いて、予算目標を設定しましょう

    最初から大変すぎる目標を立ててしまうと、ストレスが溜まって生活の質が落ちてしまうリスクがあります。「外食を月4回までにする」「娯楽にかける費用を週◯円にする」など、ちょっとしたアクションから始め、徐々に負荷を強くしていくのがおすすめです。

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失敗しない家計の節約術5選

節約をする際は、毎月決まって出費がかかる固定費から見直すのがおすすめです。光熱費や通信費、保険料の支出を抑えられれば、継続して節約効果があります。

毎月かかる固定費を節約できれば生活に余裕が生まれ、無理のない範囲で食費をコントロールできます。

節約効果の大きい項目5選

  • 電力会社の見直しで電気代を年15,000円節約
  • エアコンを1℃調整して、電気代を約10%節約
  • 格安SIMへの変更で、月5,000円以上スマホ代を節約
  • 生命保険を見直して節約
  • 買い物の回数を抑えて節約

1. 電力会社の見直しで電気代を年15,000円節約

新電力会社への乗り換えで毎月の電気料金を節約できることもあります。新電力とは「ONEでんき」や「CDエナジーダイレクト」など、電力の自由化によって電気の小売事業を始めた企業です。

総務省統計局が公表の「2022年度 家計調査 家計収支編(表番号3-1)」によると、5人家族世帯の1か月あたりの電気代は15,474円。ライフプランにあった電力会社への切り替えにより月10%節約できたとすると、「1,547円×12か月=18,564円」で電気代が約18,000円安くなります。

2. エアコンを1℃調整して、電気代を約10%節約

エアコンの設定温度を調整すれば節約効果を期待できます。環境省が推奨している室温目安は「夏:28℃、冬:20℃」です。エアコンの温度を1℃変えるだけで電気代は約10%程度変動します。冷房時は1℃高め、暖房時は1℃低めを心掛けましょう。

また住環境によって設定温度より室温が上下する場合も。そんなときはサーキュレーターを活用して部屋の空気を循環させれば、快適な室温を保って節約ができるでしょう。

3. 格安SIMへの変更で、月5,000円以上スマホ代を節約

スマホを格安SIMに変更すれば、大手キャリアの半分程度の料金に抑えられることも。月額料金を格安SIMが約3,000円、大手キャリアのスマホが約8,000円とした場合、月間で5,000円の節約になります。

子供が成人するまでの18年間、毎月支払うスマホ料金を5,000円安くできれば108万円の節約が可能。これだけでも一般的な国公立大学の入学費用をカバーできるでしょう。

4. 生命保険を見直して節約

生命保険の見直しによっても保険料の負担を減らせる可能性があります。保険を見直すタイミングは、出産や子供の進学によって、生活スタイルの変化があったときがベスト。

保障内容の変更や、保険料の払込期間の見直しで、月々の保険料を抑えられるでしょう。

5. 買い物の回数を抑えて節約

買い物の回数を週1程度にすれば、不要な食材を買うリスクが減ります。まとめ買いのポイントは食材を使い切ること。あらかじめ決めた献立をもとに、メモ用紙やスマホなど自分がチェックしやすい方法で、買い物リストを作りましょう。

まずは3日分くらいから始めることで、徐々に1週間分のまとめ買いができるようになります。

キャッシュレス決済で家計を一括管理!

普段の買い物をキャッシュレス決済で統一するのもおすすめです。直接的な節約効果はなくとも、家計簿アプリと連携し、家計管理ができるのがメリット。

マネーフォワード ME』は普段の生活費決済で使っている各種クレカや電子マネーと連携し、自動で家計簿をつけられます。何にいくら使っているかをスマホでチェックでき、買い物での節約にもつながるでしょう。

▲「口座」から「連携先を追加」をタップ。各種クレカや電子マネーなど、連携先も幅広い。

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5人家族のリアルな生活費をインタビュー

ここでは手取り30万円ほどの5人家族世帯が、どのように生活のやり繰りしているかのインタビューを実施。また支出を抑えるための節約方法についても聞いてみました。子供の年齢や今後のライフプランに合わせて、節約ポイントを見つけましょう。

5人家族のやり繰りの実例を紹介

調査方法:オンラインインタビュー調査

対象者:40代後半男性・会社員
    ●茨城県在住
    ●世帯年収450万円
    ●家族構成
     妻(育休中)
     長女(10歳)
     次女(8歳)
     三女(3歳)

費目 支出金額
食費 58,000円
水道光熱費 25,000円
通信費 20,000円
生命保険料 26,000円
車維持費 15,000円
日用品費 17,000円
医療費 10,000円
教育費 25,000円
被服費 13,000円
娯楽費 20,000円
小遣い 28,000円
預貯金 30,000円
雑費 13,000円
合計 300,000円

費目ごとの内訳は以上の通りです。各ポイントごとに気になった点を質問させていただいたので、参考にしてみましょう。

●現在の総貯金額はいくらくらいでしょうか?

現在の貯金額は約350万円です。子供ができる前は700万円くらい貯金していました。

この方の場合は持ち家で、現時点でローンは返済し終わっているようです。子供ができる前にまとまった額の貯金をしていたとの話でした。

小学生のお子さんが2人いるなかで、今後の進学の方針についても聞いてみました。

●お子さんの進学は、3人とも大学までいかせたい方針ですか?進学の資金を貯めるにあたって、取り組んでいることはありますか?

現在長女を学習塾に通わせていて、娘が希望するなら行かせたいです。
妻が子育てが落ち着いたら仕事に復帰するので、それから貯金を貯めていく予定です。

教育費は月に3万円くらいとのこと。一番下のお子さんが3歳のため、奥さんは現在育休中で、子育てが落ち着いたら仕事に復帰するようです。5人家族の場合は1人だけの収入ではなく、夫婦共働きでやり繰りするのが現実的でしょう。

月々の預貯金は3万円程度で、切り詰めながら生活している様子。節約方法についても聞いてみましよう。

●普段取り組んでいる節約方法はありますか?通信費や光熱費を減らすためのコツがあれば教えてください。

時間があるときにポイ活をしています。食費は「コストコ」などで安く抑えるようにしていますね。スマホは「UQ mobile」にし、それに合わせて電気も「auでんき」にしました。

ポイ活はスキマ時間を効率的に使えるのがメリット。貯めたポイントで買い物をしたり商品に交換したりと、節約につながるでしょう。

また格安スマホや電気の乗り換えなど、積極的に節約もしている様子でした。節約は毎月必ず出費がある固定費と、食費や日用品などの変動費を分けて取り組むのが効率的です。次の項目では失敗しない節約の流れを紹介します。

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