コロナ禍4年目の2023年は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことを機に、行動制限がなくなりました。

生活習慣の変化に伴う運動不足やストレスによる「コロナ太り」を解消するため、ダイエットに取り組んだ人もいたでしょう。

Appliv編集部では、2023年ダイエットに取り組んだ10~60代男女554人を対象に、ダイエットに関するアンケート調査を行いました。

ダイエットを始めた理由や取り組んだ期間、取り組んだ内容、体重の変化、利用したダイエットアプリなどについて、調査の結果を公開します。

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ダイエットの目的は「自身の健康のため」が55.0%

2023年の1年間にダイエットに取り組んだことがある554人に目的を聞いたところ、最も多かったのは「健康維持のため(25.3%)」、次いで「美容・外見の改善のため(21.3%)」、「スタイル維持のため(19.0%)」でした。

病気のリスクを減らすためや、医師からの勧め、体力向上をあわせると、見た目ではなく自身の健康のためにダイエットを始めた人は、全体の55.0%となっています。

2023年調査_ダイエットを始めた目的_Appliv

また、外見の改善やスタイル維持を目的にしていた人は40.3%で、5類移行後は行動制限がなくなり、人と会う機会も増えてくるなかで、外見への意識が高まっていたのではないかと考えられます。

ダイエットを「1年以上」続けていた人は19.3%

ダイエットを続けた期間を調べた結果、「2週間~1ヵ月程度」が最も多く22.0%、次いで「2~3ヵ月程度(20.5%)」、「1年以上(19.3%)」でした。

2023年調査_ダイエットの継続期間_Appliv

1年間での体重の変化は「3~5kg減」が最多

2023年12月時点での体重の変化を調ベた結果、「3~5kg減」が35.6%で最も多い結果となりました。

回答者の約8割が、2023年1月と比較すると体重が減っていることが分かります。

2023年調査_ダイエットに取り組んだ人の体重の変化_Appliv

この結果を、ダイエットの継続期間別で見ると、継続期間が長いほど減量できている傾向に見えます。

10kg以上体重が減少した人の割合は、ダイエット継続期間が半年以下では2%前後なのに対し、7~12ヶ月では14.7%、1年以上では21.9%でした。

2023年調査_ダイエットに取り組んだ人の体重の変化(継続期間別)_Appliv

ダイエットで取り組んだことは、食事よりも運動が上位に

ダイエットで取り組んだことを尋ねると、最も多いのは「有酸素運動(275人)」、次いで「筋力トレーニング(242人)」、「運動習慣を身につけた(207人)」でした。

全体的に、食事関連よりも有酸素や筋力トレーニングなどの運動に取り組んだ人が多い結果となっています。

2024年調査_ダイエットで取り組んだこと_Appliv

ダイエットした人の2人に1人が「体重の記録・管理」アプリを活用

ダイエットの際に利用したアプリについて調べてみると、アプリを使用した人は554人中468人でした。1位は「体重の記録・管理(279人)」、2位「食事の記録・管理(191人)」、3位「ウォーキング・ランニング(178人)」でした。

ダイエット目的でアプリを利用した人のうち半数以上が「体重の記録・管理」アプリを利用していたようです。

また、「食事を記録・管理」や「運動内容の記録・管理」も上位に選ばれていることから、経過やその成果を可視化するために、アプリを活用している人が多いと考えられます。

2024年調査_ダイエットの際に利用したアプリ_Appliv

その他にも、「ウォーキング・ランニング」や「筋力トレーニング」、「ダイエットレシピ」など、取り組む内容にあわせて必要な機能を備えたアプリを選んでいることが分かります。

また、「ゲーム感覚で続けられる」「ダイエット仲間同士で励ましあう」など、モチベーションを維持しダイエットを継続するためにアプリが選ばれていました。

ダイエットにアプリを活用した理由は「記録が簡単」、「費用がかからない」

ダイエットにアプリを活用した468人にその理由を聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「簡単に体の状態を記録できるから(25.2%)」次いで「費用をかけずにできるから(19.7%)」、「目標への進捗を手軽に把握できるから(11.3%)」でした。

現在の状態を可視化し、経過を確認しつつ目標に向かって取り組むために、アプリを役立てている人が多いことが分かります。

2023年調査_ダイエットにアプリを活用した理由_Appliv

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編集長コメント

今回の調査の結果、ダイエットに取り組む人の2人に1人が、「体重の記録・管理」アプリを利用していた事がわかりました。

ダイエットアプリは痩せるための補助ツールとして使う方が多いですが、主に3つの機能を備えています。

・食事の記録:レコーディングダイエット。摂取した食事のカロリーや栄養素を記録し、日々の食事管理をサポート。糖尿病や高血圧などの健康管理に使う方も。

・運動の記録: 減量や筋力アップに効果的なエクササイズや、行った運動の種類や時間、消費カロリーなどを記録し、運動習慣を維持。体脂肪を減らしたい方や筋肉をつけてかっこよくなりたい方向けの機能。

・挫折防止:ダイエットが三日坊主になりがちな方向け。アプリからのアドバイス、コミュニティや日記機能でモチベーション維持する。

自分の状況にあったアプリを見つけるのが、ダイエットを成功させるコツです。

調査対象:2023年ダイエットに取り組んだ経験がある全国の10~60代の男女554人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年12月7日~2023年12月14日
有効回答数:562人(有効回答数:554人)
◇性別
男性:264人
女性:298人
◇年齢
15~19歳:100人
20~29歳:129人
30~39歳:121人
40~49歳:109人
50~59歳:53人
60歳以上:50人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。

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