2026年9月2日放送の日本テレビ『ZIP!』内のコーナー「1.25倍速ランキング」では、300人調査による「入れて正解 暮らし便利アプリ」のジャンルランキングを発表。1位から3位までの各ジャンルで、「アプリブ」編集長の伊藤隆史がおすすめアプリを紹介しました。
取り上げたのは、1位の地図から『ステナビ』『Googleマップ』、2位のポイ活から『ハピタス』、3位の天気から『アメミル』の計4本です。本記事ではアプリの概要と、放送ではふれられなかった詳細もまとめて解説します。
ZIP!「1.25倍速ランキング」暮らし便利アプリTOP3で紹介されたアプリ4選【2026年9月2日放送】
【1位・地図】地下でも現在地がわかる駅ナビ『ステナビ』
2020年8月に東京駅で本格運用が始まった『東京ステーションナビ』が、5周年を機に『ステーションナビ(ステナビ)』に改称。東京駅限定のアプリから、駅や街へ広げていく前提の名前に変わりました。2024年12月にARナビが加わり、2026年3月からは品川・高輪ゲートウェイエリアへの対応が進んでいます。
迷いやすい駅で効く機能
屋内測位:GPSが届かない地下や駅構内でも自分の位置がわかり、検索結果が現在地から近い順に並ぶ
バリアフリー段差解消ルート:エレベーターやスロープを通る道を案内。ベビーカー・車いす・スーツケースでの移動に便利
屋内優先快適ルート:地下や屋内を優先して、雨・暑さ・積雪を回避
マイスポット:荷物を預けたロッカーや待ち合わせ場所を登録でき、「どのロッカーに預けたか忘れる」問題を解消
事前ルート確認:現地にいなくても、出発地と目的地を指定して構内のルートの確認が可能
リアルタイム情報:一部店舗、コインロッカー、トイレの満空情報を表示
多言語対応:日本語・英語・中国語繁体字・簡体字・韓国語に対応
使う前の注意点
対応エリアは東京駅を中心に、新宿・池袋・渋谷など主要駅です。 品川・高輪ゲートウェイなどが順次追加されている段階で、全国のあらゆる駅で使えるわけではありません。まずは東京で試すアプリ、という位置づけが実態に合っています。
掲載されているのは連携している施設が中心のため、隣接する他社の商業施設が入っていないケースもある点は留意してください。
JR East Consultants Company
【1位・地図】AIに条件を投げて店を探せる『Google マップ』
定番の地図アプリですが、2026年に入って探し方そのものが変わる機能が2つ追加されています。
「マップに相談」(2026年8月7日〜)
日本でも順次提供が始まったばかりの機能です。Geminiを使って、会話形式で条件の複雑な場所探しができます。
「スマホの充電が切れそう。長い列に並ばずにコーヒーが買えて、充電もできる場所を教えて」といった、条件を重ねた聞き方に対応します。バス・電車・地下鉄・フェリーの出発時刻や遅延も分単位で確認でき、過去の会話を記憶して続きから再開することも可能です。
「この場所のヒント」(2026年2月13日〜)
レストランやホテルのページを下にスクロールすると現れます。口コミやWeb上の情報をAIが横断的に分析してまとめてくれる機能です。
人気メニューと価格帯、予約方法と混雑しやすい時間帯、駐車場の有無やアクセスの実情などがひと目でわかります。さらにチャット形式で「テラス席はありますか」「大人数でも個室は取れますか」と追加の質問を投げることも可能です。口コミを何十件も読み込む手間がなくなります。
意外と知られていない定番機能
オフラインマップ:エリアを事前にダウンロードしておけば、圏外や地下でも地図が見られます
現在地の共有:時間を区切って共有できるため、待ち合わせや帰宅の見守りに使えます
複数の経由地設定:ルート検索画面で「停車地を追加」をタップすると、用事をまとめて回れます
駐車位置を保存:駐車した場所を記録でき、戻りたい場所の目印になります
使う前の注意点
Gemini関連の機能は段階的な提供です。「マップに相談」は数週間かけて順次展開されるため、端末によってはまだ表示されないことがあります。「この場所のヒント」はアプリ限定で、PC版やモバイルブラウザ版では使えません。
【2位・ポイ活】買い物でも歩数でもポイントが貯まる『ハピタス』
2012年から続くサービスで、登録ユーザーは600万人以上(2026年3月末時点)。提携サービスは3,000以上。Yahoo!ショッピングや楽天市場といったショッピングサイトや、ビックカメラやユニクロなどでのネットショッピングの際に『ハピタス』を経由することでポイントが貯まります。
貯まったポイントは1ポイントおよそ1円として、現金、Amazonギフトカード、PayPayマネーライト、楽天ポイント、dポイント、Vポイント、QUOカードPay、JALマイレージバンクなどに交換できます。
アプリの新機能として、歩数でポイントが貯まる「ハピウォーク」が追加されたばかり(iOS版が2026年3月31日、Android版が2026年7月31日)。Android版はリリース記念キャンペーンも実施中です。
他の歩数系アプリと違うのは、次の3点です。
- GPSを使わない:公式に「位置情報の取得は行っておりません」と明記。居場所を知られる心配がなく、バッテリー消費も抑えられる
- 500歩ごとに受け取れる:1,000歩ごとが主流の他社より刻みが細かい
- 1日の上限が2万歩:1万歩を初期値とする他社より高め
歩数の読み取りを許可し(iPhoneは「ヘルスケア」、Androidは「身体活動」またはGoogle Fit)、目標歩数を5,000歩・8,000歩・10,000歩から選んで始めます。500歩ごとに「ゲット」をタップするとスタンプが1個貯まり、スタンプ10個で1ポイント(1円相当)です。
使う前の注意点
目標歩数は一度設定すると7日間変更できません。 背伸びして未達に終わるより、5,000歩で確実に取るほうが結果につながります。歩数のリセットは翌朝3時、スタンプの有効期限は最終獲得日から180日です。
金額の感覚としては、実際に試した人の報告で1日8円前後、月に200円台という水準です。歩数だけで大きく稼ぐアプリではなく、ネットショッピングでハピタスを経由している人が、そこに上乗せする使い方が実態に合っています。
OZVISION.INC.
【3位・天気】これから降る雨をカメラ越しに見る『アメミル』
カメラを空に向けると、周囲およそ10km以内の降雨が、目の前の風景に重なって表示されるARモードが特徴。雨雲と雨粒、水たまりにできる波紋のアニメーションが動き、雨の強さに合わせた雨音まで鳴る仕組みです。
「降水量2ミリ」と数字で言われてもピンときませんが、実際の景色に合成されれば、傘が必要かどうかを直感的に把握可能。雨と雪の判別にも対応済みで、雪の地域では雪のアニメーションに切り替わる仕様となっています。
指定緊急避難場所をAR空間に表示して、方角と距離を確認する使い方もできるため、天気アプリでありながら、防災の視点でも使える点が特徴です。
防災面での裏付けもあります。アメミルは、気象庁「キキクル(危険度分布)」の通知サービス協力事業者5社のうちの1社です。キキクルの通知はCritical通知に対応しているため、集中モードをオンにしていても危険な知らせは届きます。
無料で使える機能
- 雨マップ(250mメッシュ・5分更新、13階調の降雨表現+落雷情報)
- ARモード、サテライトアイ
- 登録地点への雨通知(声優の音声+レーダー動画)
- キキクル(土砂災害・浸水・洪水)の切り替えと通知
- 1時間先のAI解説
有料会員向けの機能(月額250円/iOS版)
- 15時間先のAI解説とグラフ
- 36時間先の雨量予測マップ
- GPS追従モード
※Android版は月額100円で、有料機能の内容も異なります
使う前の注意点
iOS版とAndroid版で構成が異なります。 iOS版は「雨マップ」「ARモード」「サテライトアイ」の3モード、Android版は「2D」「3D」の2モード構成で、上空から全国を俯瞰するサテライトアイはありません。放送で映っていた画面を再現したい場合は、iPhoneでの利用をおすすめします。
Shimadzu Business Systems Corporation
その他 番組で言及されたアプリ
GeoTechnologies, Inc.
Kurashiru, Inc
Weathernews Inc.
Yahoo Japan Corporation