世界中の実写画像を閲覧できる『Google Earth(グーグルアース)』。しかし中には、不気味な場所、いわくつきの場所もあります。この記事では、画面越しであってもゾクッとする、だけどついつい見たくなる、世界のおぞましいスポットを紹介していきます。
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怖すぎて絶対に検索してはいけない『Google Earth(グーグルアース)』世界の恐怖スポット集
『Google Earth』で怖い場所を見る方法
目的の場所へは、地名だけでなく緯度経度でも移動できます。「35.658581, 139.745433」のような形式のほか、「北緯35度39分30.9秒 東経139度44分43.6秒」のような度分秒でも検索可能です。地上の様子を確認したい場合は、画面右下の人型アイコンを地図上へドラッグして、ストリートビューに切り替えましょう。
▲検索窓に緯度経度を貼り付けると、その地点まで一気に移動できる
ただし、衛星画像もストリートビューも定期的に撮り直されています。話題になった当時の見え方が、今はもう残っていないことも珍しくありません。撮影時期を変えて同じ地点を見比べたいときは、画面右上の「基本地図の設定」から「過去の画像」をオンにしてください。年代のスライダーが現れ、過去にさかのぼって切り替えられます。
【イタリア】内臓が飛び出ていた……世界一おぞましいウサギ
見晴らしの良い丘に、奇妙そして巨大なウサギが横たわっています。なんと全長60メートルもあるという超巨大なウサギ人形。正体は、ウィーンの芸術家集団「ゼラチン」が2005年9月に公開した「Hase(ハーゼ)」という作品です。おばあさんたちが編んだ淡いピンクの毛糸でできており、側面の高さは6メートルもあります。
▲公開当時は、かなりの上空から見ても存在をハッキリ確認できました
▲当時の近影。お腹から内臓が飛び出しているように見えます
この作品は、風雨で朽ちていく過程まで含めて見せる狙いで置かれたため、修復されないまま放置されてきました。2016年頃にはほぼ原形をとどめておらず、現在の衛星画像では斜面に残る跡がうっすら見えるだけです。当時の姿を確かめたい人は、「過去の画像」で確認してみましょう。
▲現在の衛星画像
検索ワード:Giant Pink bunny
恐怖度:★★★☆☆
危険度:★★☆☆☆
【メキシコ】木の枝からぶら下がる何か。その正体は……
メキシコシティ南部のソチミルコにある小さな島。木の枝に何かが吊り下げられており、極めて不気味なスポットになっています。
▲対岸からの様子。何かがぶら下がっています。そこにいるのは……
▲子供の人形があちこち大量にくくりつけられている
この島は「イスラ・デ・ラス・ムニェカス(人形島)」と呼ばれる場所です。ここで暮らしていたフリアン・サンタナ・バレラさんが、水路で亡くなった少女を悼んで人形を集め、木に掛け続けたのが始まりと伝えられています。2001年に本人が世を去った後は親族が観光客を受け入れるようになり、2022年にはギネス世界記録が「呪われた人形の世界最大のコレクション」として認定しました。今も小舟で渡れる観光地であり、ストリートビューでも島の中をたどれます。
検索ワード:Island of the Dolls
恐怖度:★★★★★
危険度:★★★★☆
【アメリカ】政府が存在を隠し続けてきた謎の空軍基地
アメリカのネバダ州に「エリア51」と呼ばれる地区があります。政府はこの地区に関する情報を長年非公開にしており、「墜落したUFOが運ばれている」「グレイと呼ばれる宇宙人がいる」などさまざまな噂が飛び交っている地域です。この地区は厳重警備されており、境界には「致死的な武力の行使が認められている」と記した警告板が立っています。
▲2013年にようやく政府が存在を認めましたが、それまでは地図から消されるなど「存在しないもの」として扱われていました
▲一辺が1.2kmもある、超巨大な三角形。ここで宇宙人の電波を受け取っているとか……
▲同心円と三角形が組み合わさった幾何学模様。人の手で描かれたことは間違いなさそうです
この模様の正体については、海外のニュースサイトや地理系サイトで「1930~40年代に整備された緊急着陸場の跡」「航空写真や衛星センサーの解像度を測る校正用ターゲット」といった説が挙がっています。それでも、砂漠のただ中に人の手で描かれた巨大な図形が残っている事実だけで、十分に不思議な眺めではないでしょうか。
検索ワード:グルーム・レイク、(座標)37.629289,-116.84842、(座標)37.401319,-116.86780
恐怖度:★★☆☆☆
危険度:★★★★☆
【コロンビア】世界で最も人口密度が高い島
コラレス・デル・ロサリオ・サン・ベルナルド国立自然公園(Parque Nacional Natural Corales del Rosario y de San Bernardo)の近くにある「密集した島」イスロテ島(サンタ・クルス・デル・イスロテ)。遠目にはのどかな漁村に見えますが、拡大するとその密集ぶりには驚かされます。
▲一見美しい島に見える
▲上から見ると道が見えないほどの密集ぶり
世界で最も人口密度が高い島とも呼ばれており、限られた土地で住民はどうやって生活しているのか想像力をかき立てられます。
検索ワード:イスロテ島
恐怖度:★☆☆☆☆
危険度:★★☆☆☆
【徳島】一見平和な農村、よく見ると……。
徳島県三好市の東祖谷名頃(ひがしいやなごろ)という集落には、まるで人間が暮らしているかのように、大量のかかしが置かれています。
近所のおばあちゃんたちが井戸端会議をしているのでしょうか。一見、のどかな風景ですが、この3人、実はかかし。道端にたくさんのかかしが並ぶ風景、夜に通りかかったら相当怖そうです。
このかかしは、住民の綾野月美さんが農作業用に作ったのが始まりでした。父親の服を着せた1体を近所の人が本物と間違えて挨拶したことをきっかけに、知り合いをかたどったかかしを次々と手がけるようになったそうです。今では300体を超え、「天空の村・かかしの里」として観光客を迎え入れています。
検索ワード:天空の村 かかしの里
恐怖度:★★☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
【和歌山】大量の人形が供養された神社
和歌山市加太にある「淡嶋神社」は人形供養で有名な神社です。境内には、全国から寄せられた約2万体ともいわれる人形や石像がびっしりと並んでいます。
神社で供養済みの人形なので安心とはいえ、目が合うとドキッとしそうな表情豊かな人形たち。しかし、現地の口コミを見ると「楽しい」「見応えがある」といった声が多いので、実際に見るより写真で見るほうが恐怖感がある場所なのかもしれません。
検索ワード:淡嶋神社
恐怖度:★★☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
【カナダ】人の横顔にしか見えない大地
アルバータ州メディシンハットの近くにある荒野を上空から見ると、ヘッドホンを着けた人の横顔がくっきりと浮かび上がります。「バッドランズ・ガーディアン」と呼ばれる地形で、差し渡しは数百メートル規模です。
軟らかい粘土質の土壌が風と雨に削られてできた自然の地形で、短時間の激しい降雨によって一気に形作られたと考えられています。ヘッドホンに見える部分は人の手によるもので、その正体は油井の跡と、そこへ続く道路です。
2005年、カナダ在住の女性が『Google Earth』を眺めていて偶然発見し、インターネット上で大きな話題になりました。翌2006年には地元の郡議会が正式に命名。人の顔に見えるのは、意味のない模様に顔を見いだしてしまう脳の働きによるものです。
検索ワード:Badlands Guardian
恐怖度:★★☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
【トルクメニスタン】50年以上燃え続ける「地獄の門」
砂漠のただ中に、直径70m・深さ20mの穴がぽっかりと空いています。穴の底では炎が絶えず揺らめいており、「地獄の門」と呼ばれてきました。
きっかけは1971年の掘削調査でした。地下の空洞が崩落して有毒なガスが噴き出したため、拡散を防ごうと火を放ったところ、地下からガスが供給され続けて消えなくなったと伝えられています。
ただし、いつまでも同じ姿ではありません。周辺でガスを採取する井戸が掘られたことで、クレーターへのガス供給が減少。2025年時点の炎は最盛期の3分の1程まで小さくなりました。トルクメニスタン政府は消火に向けた計画を進めており、衛星画像で見られるうちに一度は確かめておきたい場所といえます。
検索ワード:地獄の門、タルヴァザガズクレータ
恐怖度:★★★☆☆
危険度:★★★★☆
【ブラジル】天に手を伸ばす巨大な人型
サンパウロ州イアカンガの農地を上空から見ると、大の字に手を広げた人のかたちをした池が現れます。頭も胴も脚もはっきりしていて、偶然にしてはできすぎた輪郭です。
正体は人の手で造られたため池です。周囲は農地なので、農業用の水を溜める目的で掘られたと考えられます。水面が空を映すため、条件によっては人型が黒く沈んで見えたり、銀色に光って見えたりと印象が変わります。
怖さよりも、この規模の絵を地面に描いてしまう発想に驚かされる場所でしょう。
検索ワード:(座標)-21.805010,-49.090060
恐怖度:★★☆☆☆
危険度:★☆☆☆☆
以前は見られたけれど今は見られない場所、噂
『Google Earth』の画像は定期的に更新されていくため、以前は見られたけれど今は見られなくなっている恐怖スポットもあります。また、噂が定期的に流れるものの「実際に確認できた人はいない」というスポットも。この記事で紹介したイタリアの巨大ウサギも、前者の一例です。
以下はよく噂になるスポットです。
Google Earthで話題になるスポット
- 南極海「巨大なクラーケン」(波や岩とする見方もあり、真偽不明)
- アメリカ「不気味なピエロ」(現在は見られなくなっている)
- 日本「三茶の芸能プロダクションビル」(心霊スポットとして話題)
- 日本「軍艦島のサイレンヘッド」(真偽不明)
- イタリア「全長60メートルのウサギ」(朽ちてしまい、現在は残っていない)
編集部でも、「写ってはいけないもの」を見つけたらまた追記します。
なお、画面越しに眺めるぶんには自由ですが、実際に足を運ぶとなると話は別です。私有地や軍事施設へ無断で入れば法に触れますし、心霊スポットとされる場所にも管理者がいることは少なくありません。訪問を考えるなら、公開されている観光地かどうかを必ず確かめてください。
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