「LINE(ライン)」でブロックしたらorされたらどうなるのか気になりますよね。『LINE』では友だちをブロックしても相手にハッキリ伝わらず、バレにくい仕様になっています。
この記事の要点まとめ
・ブロックされるとトークも通話(電話)もできなくなる
・ただしグループトークは可能
・スタンプをプレゼントしようとするとブロックされたどうかを確認できる
この記事ではブロックの仕方や解除方法、どんな変化が起きるかも含めて、ブロックにまつわる情報を網羅。皆さんのモヤモヤした疑問を解消します。
LINEでブロックしたら/されたらどうなる? 手軽に確認する方法も解説【2023更新】
【更新情報】
・2023年12月5日:友だちリストからブロックする方法を追加しました
LINEの「ブロック」とは
「LINE」のブロック機能は関わりたくない相手を拒絶する手段です。相手からのメッセージや通話などを届かないようにし、自分の情報も相手に伝わらないようにします(※一部伝わる情報もあり)。
トークや通話などのやり取りをしたくない相手やスパムメッセージの送信者など、迷惑な相手を遮断する際にブロック機能を活用します。
LINEでブロックしたら/されたらどうなる?
もし「LINE」で友だちをブロックした・された場合、LINE上でどのような変化が起きるのか紹介していきます。
ブロックした側のLINEに起こる変化
『LINE』でブロックした側の主な変化はメッセージや通話によるやり取りです。ブロックした相手からのメッセージや通話の受信を拒否するだけでなく、自分からも発信ができないようになります。
またタイムライン上にブロックした相手の投稿内容が流れてこないようになるので、見たくもないブロックした相手の投稿が目に留まることもありません。
ブロックした場合に起こる代表的な変化
- ブロック相手とのメッセージの送受信ができなくなる
- ブロック相手との通話の発着信ができなくなる
- 友だちリストからブロック相手の表示が消える
- ブロック相手がブロックリストに表示される
- LINEゲームのランキングからブロック相手の表示が消える
ブロックされた側のLINEに起こる変化
「LINE」でブロックされた側は画面上での変化はほぼありません。そのため、ブロックされていることに気付かない場合がほとんど。
メッセージや無料通話を何回しても既読が付かなかったり、応答しなかったりする場合はブロックされている可能性があります。
ブロックされた場合に起こる代表的な変化
- メッセージが相手に届かず、既読もつかなくなる
- 無料通話を何回発信しても相手が応答しない
- グループトークに招待しても承認されない
- LINEスタンプのプレゼントができなくなる
メッセージが相手に届かず、既読もつかなくなる
ブロックされてもトーク画面は普通に開くことができ、メッセージも送信できます。しかし相手にはメッセージそのものが届かないので、既読もつくことはありません。
「Twitter」のように「◯◯さんはあなたをブロックしました」と明確に表示されないので、ブロックされているから既読がつかないのか、単純にトークを見ていないだけなのか区別しづらいです。
無料通話(電話)を発信しても相手には届かない
ブロックされていても、LINE通話を発信することができます。しかしメッセージ同様に相手には通知も着信も届かないので、ただただコール音だけが鳴り続けるだけで電話することは不可能です。
LINE VOOM(旧:タイムライン)の投稿が見えなくなる
LINE VOOM(旧:タイムライン)への投稿はブロックされると見えなくなり「投稿はありません」と表示されます。ただ、相手が「全体公開」設定でLINE VOOM(旧:タイムライン)投稿している場合は、ブロックされた後でも閲覧可能です。
そもそも相手が何も投稿していなかった場合も、同様に「投稿はありません」と表示されるので、一概にブロックされたとは限りません。
LINE VOOM(旧:タイムライン)は別途ブロックの必要あり
以前のタイムラインはブロックしたときに相手の投稿が見られなくなっていましたが、LINE VOOMは別途設定しないとそのままです。
逆にLINE VOOM上でブロックしても友だち関係はブロックされないので、それぞれ使い分けることが可能です。
過去のトーク履歴・アルバム・ノートは変わりなし
これまで会話したことがある相手なら自分で削除しない限り、ブロックされる前のトーク内容が消えたり読めなくなったりすることはありません。アルバムやノートも見返せます。
グループトーク内でのやり取りは変わりなし
1:1トークだと相手にメッセージは届きませんが、グループトークであれば通常どおりにメッセージのやり取りがおこなえます。
LINEゲーム上の繋がりに影響なし
「LINE」の友だちとハートを送り合うなど、協力して遊べる「ツムツム」や「ポコパン」といったLINE系のゲームアプリに影響はありません。ブロックされていても通常どおり相手にハートが送れます。そのため、LINEゲーム上でブロックされているか、察するのは難しいです。
ブロックした側は相手のデータが消え、ブロックした相手からハートを送られてきた場合は「unknown」名義に。また、「unknown」とハートのやり取りもできます。
LINE友だちをブロック(ブロック解除)する方法
ブロックする方法
「LINE」では友だちリストまたはトークルームから友だちをブロックすることができます。
ブロックすると、友だちリストからその相手の表示が消え、逆にブロックリスト表示されるようになります。
それぞれのブロックの仕方を紹介していきましょう。
友だちリストからブロックする
【友だちリストからブロックする方法】
1.ホーム画面で友だちリスト項目の[すべて見る]をタップ
2.ブロックしたい友だちの名前を長押し
3.表示されるメニューから[ブロック]を選択して完了
トークルームからブロックする
スパムメッセージが来た場合など、友だち登録すらしていない相手はトークルームからブロックしましょう。友だち登録している相手でも使えます。
【トークルームからブロックする方法】
1.トークルーム右上の「≡」をタップ
2.[ブロック]をタップしてブロック完了
なお、もう一度同じ場所をタップすればブロックを解除することもできます。
LINE VOOM(旧:タイムライン)のブロック
友だちとしてのブロックと、LINE VOOMのブロックは別なので、一切関わりたくない場合には両方ブロックしておきましょう。
相手のプロフィール下部にあるVOOMをクリック、右上の「:」からブロック可能です。
ブロックを解除する方法
ブロックリストまたはトークルームからブロックを解除することができます。ブロックした相手とのトークルームを削除した場合は、ブロックリストからブロック解除をおこないましょう。
ブロックリストから解除する
【ブロックリストでブロック解除する方法】
1.ホーム画面の右上の歯車マーク(設定ボタン)をタップ
2.画面の下の方にある一般項目内の[友だち]をタップ
3.ブロックリストから、解除したい相手を[編集]をタップ
4.[ブロック解除]をタップすれば、解除完了
友だち設定画面にある[ブロックリスト]をタップ。ブロックを解除したい相手を選択して[ブロック解除]をタップすれば完了です。
トークルームから解除する
ブロックした相手とのトークルームが残っている場合は、ブロックリストからブロックを解除するよりもトークルームから解除した方が簡単です。
トークルーム右上の[≡]をタップして[ブロック解除]を選択するだけです。
「ブロックされている」に気付く・確認する方法
『LINE』ではトラブル防止のためか、ブロックされたことに気付きにくいシステムになっています。とはいえ自分がブロックされているのかどうかは、気になりますし確認したいですよね。
次の項目をチェックすれば、ブロックされたことを察知できますし、ほぼ確実にブロックの有無がわかります。
タイムラインの変化でブロックに気付く
※2023年12月追記:VOOM(旧タイムライン)は、相手が「全体公開」設定で投稿している場合は、ブロックされた後でも閲覧可能です。
これまでタイムラインにいろいろと書き込んでいた人の投稿が全て消え、「投稿はありません」状態になっていたらブロックされている可能性が考えられます。
また「全体公開」にしている投稿であれば、ブロックされていても見られるので、「プロフィールを変更しました。」等の投稿だけ消えていた場合もブロックされている可能性があります。
ただし、本人がまめにタイムライン投稿を削除している可能性もあるので、まだブロックされたと断定はできません。
スタンプのプレゼント機能でブロックを確認する(課金不要)
ほぼ確実にブロックの有無を確認できる方法がこちら。相手にスタンプをプレゼントすることです。本当に購入する必要はなく、決済画面まで進めるかどうかを確認すればOK。もちろん決済完了していないため、相手に通知が届くこともありません。
●相手がすでにそのスタンプを持っている
●相手からブロックされている
場合、どちらも全く同じように「○○はこのアイテムを持っているためプレゼントできません」と表示されるので、いくつかのスタンプをプレゼントして、どれも「プレゼントできません」となれば、ほぼ間違いなくブロックされています。
LINEで販売されているスタンプは130万セットを超えるので、プレゼントしたスタンプを相手がすべて偶然持っている可能性はまずあり得ません。相手が購入しなさそうなスタンプを贈ってみてください。
スタンプをプレゼントする詳しい手順はこちらで解説しています。
ブロック機能に関するQ&A
ここでは非表示や削除との違いなど、ブロック機能に関する疑問をQ&A方式で紹介します。
ブロックしたあと削除するとどうなる?
ブロックリストから削除した場合、LINE上で完全に繋がりを切ったことになります。もし、あらためて繋がりを持ちたくなったときは、ID検索やQRコードを使って友だち追加をし直さなければなりません。
非表示との違いは?
「ブロック」でなく「非表示」にした場合、文字通り友だちリストから相手を見えなくするだけになります。非表示にしたことが相手にバレることはありませんし、相手からのメッセージもごく普通に届きます。
友だちを非表示にする方法はブロックするときと同じく、LINEホーム画面の友だちリストから非表示にしたい相手を長押しすれば非表示にできます。
友だちの非表示を解除する方法は、LINEホーム画面の[歯車アイコン]→[友だち]→[非表示リスト]の順にタップ。非表示を解除したい友だち横の[編集]をタップし、[再表示]を選択すれば非表示が解除されます。
ブロックされた相手に話しかける手段はある?
ブロックされると基本的にはもうコンタクトを取れませんが、場合によっては相手に話しかける手段も残されています。
それはグループトーク上で話しかける方法です。グループトーク内ではブロックに関係なく互いの発言が届くので、たとえば共通の知人にグループを作ってもらったり、もともと所属していたグループ上で話しかけることはできます。
誤解を起こさないよう、ブロック機能の仕組みはしっかり把握しよう
筆者は以前、ある友だちのタイムラインが全て消えていたので「ブロックされたのかな」と思っていました。しかし後にスタンププレゼントの手法を試したところプレゼントできたため、「相手が単純にタイムラインを消しただけだったんだな」と気付けたことがあります。
ブロックの仕組みを知らないと、実はされていないのに「ブロックされた!」と勘違いしてしまう可能性も。仕組みをよく把握して、友人関係の参考にしてください。
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