「LINE」はサクッと送れるのが魅力ですが、付き合う前や好きな人へのLINE、気持ちが募りすぎてついつい長文になってしまうという方、多いのでは?
お互い長文好きなら問題ありませんが、もしも長文LINEを送って返信がないとき、相手はどう返していいのか分からなくて困っているのかもしれません。
本記事では、長文LINEを送る男女の心理やベストな文章の長さ、相手から長文が送られてきた際の対処法を紹介していきます。
長文LINEを送る男性&女性の心理を赤裸々公開! ベストな長さや対処法とは
LINEで長文に感じる長さはどれくらい?
LINEメッセージを開いたときに、長文に感じる長さは男性・女性で異なるものです。もちろん感覚に個人差はありますが、まずは一般的に長文に感じやすいとされる長さについて解説します。
男性が長文に感じるのは約4行以上
男性がLINEを見たときに、長いと感じるのは4行以上。つまり、約45文字以上の文字を連ねてしまうと、「長っ!」と感じるケースが多いようです。
また、文章自体が短くても連投されると長文に見えて、返信するのが面倒になるケースも少なくありません。
とくに女性側からすると、4行程度のメッセージは日常のやり取りで慣れている傾向があるので、注意が必要です。
返信をするどころか「読むのもめんどうだ……」と、相手に思われることがないよう男性に送るメッセージは、長さに十分注意してください。
女性が長文に感じるのは約6行以上
女性がLINEを見たときに長いと感じるのは6行以上。つまり、約75文字以上の文章が送られてくると、長文に感じるケースが多いようです。
男性と比較すると女性は文字量に対して寛大なので、「これ送るとちょっと長いかな?」と感じても意外と何とも思われない可能性大。
中には3行前後のLINEが届くと、「なんか短くて寂しいな……」と物足りなさを感じる女性もいます。
そのため、男性が女性にLINEを送るときに、一言で返信するようなことが続く場合は、相手の反応に注目してください。冷たい態度に思われないように配慮する必要があります。
男女共に10行を超えると長文に感じる可能性大
LINEを見た瞬間、男女ともに長文に感じるのが10行以上。つまり、約150文字以上の文章を送れば、長いと思われるのが一般的です。
上記のトーク画像を見てもわかるとおり、スマホという小さな画面での文字の羅列は、読むだけで一苦労な印象を受けます。
この文字数を打つぐらいなら、「電話にしてくれ!」と思う男性は多いでしょうし、「返信どうしよう……」と深刻に悩む女性も少なくありません。
男性も女性も、10行以上のLINEは迷惑に思われる可能性が高いので、注意したいところです。
LINEの長文は何文字まで送れる?上限は1万文字
LINEで1メッセージで送れる文字数の限界は1万文字とされています。
機種によって画面サイズも違うので、表示される行数は異なりますが、一定の行数を超えると「すべて見る」という表示が出てきて、途中から省略されてクリックしないと全文が表示されないようになります。
【男性心理】長文LINEを送る男性の本音
ここからは、男性が長文LINEを女性に送るときの心理について紹介します。
女性に好意を抱いている
男性が好意を寄せる女性にLINEを送るとき、相手との距離を縮めたいという強い思いが影響して長文になることがあります。
「仕事が大変」「俺の趣味は○○」「休日は○○してる」など、自分のアピールポイントを伝えたり、「○○ちゃんの好きな食べ物は?」「最近は仕事忙しいの?」と、女性側に質問をしたりして、つい長くなってしまうのです。
また、好意を抱いている女性には、文章を丁寧に作成するため、長文になるだけでなく内容も濃くなる傾向があります。
着実に2人の仲を深めたい......そんな思いがLINEの文字量や内容に表れてしまうのです。
要件をきちんと伝えたい
真面目な性格の男性に多いのが、要件をきちんと伝えたいという気持ちから長文になるケースです。
このタイプの男性は、漏れなく情報を伝えることに重きを置くので、誰に対しても長文になるのが特徴的。待ち合わせ場所や集合時間、当日の天候など、相手から質問がこないほど完璧な情報を提供します。
頼れる存在ではありますが、情報量が多いと読み手を疲れさせる原因にもなる可能性大です。とくにLINEでは、堅苦しい情報を一気に伝えると相手の負担になることを考慮する必要があるでしょう。
暇をつぶしたい
長文LINEを送る男性の中には、ただ単に暇をつぶしたいという人もいます。
友人がなかなか待ち合わせ場所に現れないときや、休日に何の予定もなく暇を持て余しているときなど、退屈な時間をLINEを送ることで埋めようとするのです。
とにかくいろいろと考える時間があるため、いつもは送らないような長文LINEを突然、男友達や女性に送りつけることで暇をつぶします。
また、暇な時間を埋める目的で長文を送る男性は、相手から返信が来たにもかかわらず突然返事を返さなくなる場合があります。
そんな行為を続けていれば、相手に不快な思いをさせてブロックされる可能性大です。
交際経験が浅く情報を詰め込んでしまう
LINEが長文になる男性心理には、今までの交際経験が少ないことで困惑しているケースもあります。
「一体何を送ったらいいのか......」と悩んでいるうちに、アレコレと話題を詰め込みすぎて長文化してしまうのです。
このような男性は、結局伝えたいことを上手くまとめられず、10行以上のLINEを送ることも珍しくありません。
ウブで可愛い印象もありますが、言いたいことがよくわからない長文は迷惑でしかないと思われる場合もあるでしょう。
【女性心理】長文LINEを送る女性の本音
次は、長文LINEを男性に送るときの女性心理について紹介します。
男性に好意を抱いている
女性側も男性に好意を抱いてると、相手に送るLINEが長文になりがちです。
好きな人のことをもっと知りたい、自分のことをもっと知ってほしいという思いから、つい文章が長くなります。
また、真剣な恋愛を望んでいる女性ほど、好意を寄せている男性へのLINEが長文化する傾向があります。
お互いのことを知る目的で、メッセージのやり取りを通して、男性との相性や自分の理想の条件などと照らし合わせているのです。
相手を深く理解することで、恋愛に失敗しないよう伏線を張っているのかもしれません。
相手に共感してほしい
女性は人との関わりにおいて、共感を大事にする生き物です。LINEでも誰かとコミュニケーションをとるときは、自分に共感してほしいという気持ちが影響して、長文になる傾向があります。
相手に同調してもらえることを強く望むため、怒りや喜びを伝えるだけでなく、その感情に至った背景まで事細かく説明するのです。
日常の些細な出できごとにも共感を求めることがあるため、内容の薄い長文が送られてきた男性は、「こんなにリアルに伝えなくてもいいのに......」と感じることも少なくないでしょう。
寂しいから構ってほしい
女性が長文LINEを送るのは、寂しいから構ってほしいという心理が隠れている場合もあります。
自分の寂しい気持ちを埋めようと、誰かにLINEを打っているうちに長文化するパターンです。
相手からの返信がもらえるように、質問を自然に入れながら文章を作成していきます。
寂しい気持ちが理由で長いメッセージを送る女性は、複数人の女友達や男性に同じ文章を送っているケースが多いかもしれません。
メンヘラ気味
感情のコントロールが苦手なメンヘラ女子も、LINEが長文化する傾向にあります。
病んでいる女性はネガティブ思考が原因で、急に被害妄想を感じさせる長い文章を作成したり、自分の感情を膨大な文字数で表現したりして、相手にLINEを送りつけることがあります。
もちろん相手の都合はお構いなしです。LINEを送りつける時間帯は、深夜だろうが早朝だろうが関係ありません。
また、メンヘラ気味の女性は、送信先の相手から返事がなくても、追撃LINEを送ります。ひどい場合は、何度も電話をかけることがあるので、嫌気が差した人からブロックや着信拒否されることも珍しくありません。
【男女共通】嬉しい? うざい? 長文LINEを送られる側の心理
LINEが長文になりがちな人は、相手にどう思われているか不安に感じる人も少なくないはずです。
ここでは、長文LINEを送られる側の心理について解説していきます。
返信がめんどくさい
長文LINEを送られた側の代表的な心理が、返信するのがめんどくさいという気持ちです。
仕事や勉強、趣味に忙しい人ほど、LINEの返信に時間をかけている暇はありません。重要な内容ならまだしも、日記のような俺通信・私通信の長文には、めんどくさいと思われる可能性大です。
万が一、相手の繁忙期にスマホのスクロールが必要なほどの長いLINEを送ってしまった場合は、「こいつ空気読めなさすぎ!」と一瞬でブロックされることがあるので注意してください。
恐怖を感じる
長文LINEを送る相手との関係性によっては、恐怖を感じさせることもあります。
送る側としては、ただ単に相手を知りたい気持ちから、文章が長くなっているだけかもしれません。
しかし、知り合い程度の人に送ると、「もしかしてストーカー気質アリ?」と思われる可能性大。まだ2人の関係性が構築される前に少しでも恐怖感を与えてしまえば、男性でも女性でも敬遠されることは十分考えられます。
知り合いレベルの人に長文で送る場合は何度も読み返して、本当に必要な内容なのかチェックすることがポイントです。
要件がわからなくてモヤモヤする
長文で送られてきたLINEを見て、モヤモヤする人も少なくありません。
長い文章を読んでいるうちに、「結局なにが言いたいんだろう」「なんだか読みづらいなぁ」といった不満が湧いてモヤッとするのです。
とくに中身が薄いLINEであればあるほど、読むことがしんどくなるので、途中で読むのをやめてしまう人もいるでしょう。
相手側がLINEを見てモヤモヤすれば、テンションが一気に下がるため、人間関係の悪化を招く恐れがあります。
好きな人の場合は嬉しい
長文LINEを送ってきた相手が好きな人の場合は、純粋に嬉しいと感じるのが一般的です。
「これって脈ありなのかな!」と期待するでしょうし、内容によっては「相手のことがたくさん知れて嬉しい」と思うこともあるでしょう。
普段はLINEのやり取りがめんどくさいと感じている人でも、好きな人が相手ならテンションが上がるのが自然です。
また、好きな異性だけでなく、仲良くしたい友達からの長文LINEにも、ポジティブな感情を抱く人は少なくありません。
長い文章に対して相手がどう感じるかは、2人の関係性が大きく関わっているのです。
相手にうざいと思われないベストなLINEの長さ
LINEが長文になりがちな人は、相手に不快感を与えない長さを知りたい人が多いはずです。
ここでは、相手にうざいと思われないベストなLINEの長さを解説します。
「2~3行」にして送る
送られてきたLINEを長いと感じるかどうかは、人それぞれです。しかし、一般的には2~3行であれば長文と思う人はほとんどいません。
このように、伝えたいことの要点をまとめて送るのがポイント。
どうしても3行以内に収められない場合は、長文と感じる人が増えだす5行を超えないように気をつければ問題ありません。
また、もし長文になってしまった場合でも、「長くになってごめんね。時間があるときに読んでくれれば大丈夫です」と相手を気遣うメッセージを入れればOK。あなたの気遣いが伝われば「うざい!」と思う人はいないはずです。
相手の長さに合わせる
LINEのやり取りで相手を不快にさせないコツは、相手が送ってくる文章の長さに合わせることがポイント。自分の送った文章量が返ってきたところで、「うざい」と思う人はいないからです。
そのため、相手が10行で送る人であれば10行前後で返し、1行で送る人なら1行前後で返してみてください。
送られてくるLINEを見れば、相手側のスタンスがわかるので、ベストな長さを知りたいときは、必ずチェックしてみてください。
お互いに心地いい長さを発見できれば、2人の距離を縮めるきっかけにもなるのでおすすめです。
長文LINEをもらったときの対処法
ここからは反対に、自分に長文LINEが送られてきたときの対処法について解説します。
LINEでのやり取りで人間関係を悪化させないためにも要チェックです。
「忙しい」と伝えて返信までの時間を稼ぐ
LINEで長文をもらったときは、すぐに返事をしないといけないような気になりますが、焦って返信する必要はありません。
もし返事をする時間がない場合は、相手に「今忙しいんだ。時間があるときに返事するね!」と一言送れば大丈夫。状況を察して快く待ってくれるでしょう。
もちろん重要な内容のときは、なるべく早く返したほうがいいですが、長文となると読むだけでも時間がかかります。そのため急ぐ必要がないものは、自宅でのリラックスタイムや、帰りの電車の中といった時間に余裕があるときに返事をするので問題ないでしょう。
電話で話すことを提案する
長文LINEが送られてきて返信にめんどくささを感じた場合や、長々と打っている時間がないときは電話で話すことを提案するのもいい対処法です。
LINEでも電話でも返事がもらえることには変わりないので、相手側も不快に感じることはないはずです。
むしろ「わざわざ自分のために時間を割いてくれた」と感謝されるケースもあるかもしれません。
電話に切り替えることで両者がWin-Winの関係になれるなら、一度提案してみることをおすすめします。
内容に合わせた1文+スタンプで返事を送る
長文のLINEが送られてきたときは、内容に合わせた1文+スタンプで返事をするのも対処法の1つです。
たとえば、「今日○○に行ってきてさ~」といった俺通信や私通信が送られてきた場合は、「羨ましいな!」の一言に「GOOD」「いいね」系のスタンプがおすすめ。
また、相手が落ち込んでいるような内容が送られてきた場合は、「それは辛いね......」の一言に「頭ポンポン」「よしよし」系のスタンプを送ると、共感を示すことができます。
たった一言の返信でも内容に合わせた1文とスタンプを適切に選ぶことができれば、相手側もそこまで嫌悪感を抱くことはありません。
ただし、深刻な相談をしているケースでは相手が雑に扱われているように感じる可能性が高いため、一言で返信するのは控えた方が賢明です。
丁寧に返信する
LINEはテキストベースのやり取りで相手の表情がわからない分、誤解を招きやすいのがデメリットです。そのため、長文・短文に関わらず、丁寧に返信することが1番のポイント。
できれば相手と同じくらいの文章量で返事を出すのがベストですが、たとえ短くても、丁寧に考えたことが相手に伝われば構いません。
長文LINEの返信は、正直「めんどうだな」と思うことがあるかもしれませんが、未読スルーや既読スルーをするのは悪印象につながるので絶対にNG。
とくに好きな人や友人と疎遠にならないためにも、可能な限り丁寧に返信内容を考えることがおすすめです。
長文LINEは相手に悪印象を与える可能性大!
男性でも女性でも、長文のLINEが送られてくると、アプリを開いた瞬間、嫌悪感を抱く可能性が高いです。
とくに10行以上の文章は、男女ともに「長い」と感じることが多いので、ダラダラとメッセージを打ちがちな人は要注意。
LINEでのコミュニケーションが浸透している現代では、相手が読みやすい文章量を考えることで良好な人間関係を築けるシーンが多々あります。
メッセージを読む側の心地よい文字量を模索して、人に悪印象を与えないLINEのやり取りを心がけたいものです。
こちらの記事もおすすめ