radikoの新プランが登場！過去30日以内の放送が何度でも聴き放題に

最終更新日：2024年10月22日

radikoが新たに提供するプラン『タイムフリー30』『ダブルプラン』は、過去30日以内の番組をいつでも何度でも楽しむことができます。この記事では、従来のプラン『エリアフリー』との違いをはじめ、新プランの特徴や注意点をわかりやすく解説します。

radikoに新料金プランが追加！いままでのプランと何が違う？

radikoに新たに追加された『タイムフリー30』『ダブルプラン』は、従来の『エリアフリー』とどのように違うのでしょうか？以下の表でプランごとの違いを確認してみましょう。

	無料	エリアフリー	タイムフリー30	ダブルプラン
料金	0円	月額385円/税込	月額480円/税込	月額 865円/税込
聴取できる期間	放送から7日以内	放送から7日以内	放送から30日以内	放送から30日以内
聴取できる期限	聴取を始めてから24時間	聴取を始めてから24時間	無制限に聴取できる	無制限に聴取できる
聴取できる時間	合計3時間	合計3時間	無制限に聴取できる	無制限に聴取できる
聴取できるエリア	今いる都道府県	全国の放送	今いる都道府県	全国の放送

『タイムフリー30』は、月額480円（税込）で現在いる都道府県のラジオ番組を過去30日以内であれば無制限に聴取できるプランです。

従来の『無料プラン』や『エリアフリープラン』では、過去7日以内の番組しか聴けず、さらに番組を聴き始めてから24時間以内で合計3時間までという制限がありました。そのため、長編番組を聴取する際に、繰り返し聴けないことを前提にしっかり時間を確保していた人も多いのではないでしょうか。

その点、『タイムフリー30』なら分割して何度でも聴き直すことができるため、通勤時間や家事の合間など、自分のライフスタイルに合わせて、ゆとりをもってラジオを楽しむことができるようになります。

この新プラン発表を受けてApplivで独自に調査を行ったところ、radikoユーザーから以下の喜びのコメントが寄せられました。

男性／神奈川県／リスナー歴30年

番組パーソナリティーが他の番組の発言を取り上げることがたまにあります。
これまでもコメントの応酬になって盛り上がったことも多々あります。
当然、ラジオ好きとしてはその放送をradikoで確認しにいくのですが、たまに曜日がズレて、発言があった放送を聞けないこともありました。
それがこれからは、30日前の放送も聞けるってことでめちゃくちゃ嬉しい。さすがに30日前の放送のことを言うことはないので、全部確認できる！

女性／東京都／リスナー歴22年

聴取から24時間以内、さらに合計3時間で聞けなくなるっていうのが本当に意味がわからなかったです。途中で寝ちゃったからって次の日の夜にまた聞くことはできないし、2時間番組を聴きながら寝たとして、翌日、聞き直そうとしても、3時間（つまり番組途中）で終わっちゃう。
今後はそれがなくなるのがすごく嬉しいです。助かるー。

タイムフリー30の利用で知っておきたいポイント

『タイムフリー30』を利用するにあたって、事前に知っておきたいポイントがいくつかあります。従来のプランにも共通する内容が多いので、radiko有料プランの加入を検討している人はチェックしておきましょう。

過去30日以内の日本全国の放送を聴取するなら『ダブルプラン』がおすすめ

▲radiko『ダブルプラン』紹介ページ

『タイムフリー30』では、現在いる都道府県内のラジオ番組しか聴取できません。過去30日以内の全国のラジオ番組を聴きたい場合は、『ダブルプラン』を利用しましょう。

『ダブルプラン』は、『エリアフリー』と『タイムフリー30』を併用できるプランです。月額865円（税込）で、全国のラジオ放送を対象に、過去30日以内の番組を無制限で楽しむことができます。日本全国のラジオ番組にメール投稿しているヘビーリスナー向けのプランと言えそうです。

タイムフリー非対応の番組は引き続き聴取できない

『タイムフリー30』では、ABCラジオなど一部の放送局や特定のタレント出演番組、スポーツ中継など、一部タイムフリー非対応の番組があります。また、放送事故や番組編成の都合で配信が停止されることもあるため、すべての番組がタイムフリーで聴取できるわけではありません。

なお、タイムフリー非対応の番組は、番組ページに「その他の放送」の項目が表示されません。放送後に急きょタイムフリー非対応になる場合もあるので、絶対に聞き逃したくない番組はリアルタイム視聴をしたほうが安心でしょう。

▲左の番組には「その他の放送」があるが、タイムフリー30非対応の番組だとその項目が表示されない