「お金はないけれど、キャンプはしたい!」という金欠ドケチ社会人の筆者が、ちまたで話題の格安通販、『Temu』で約1万4,000円分のキャンプギアをそろえてデイキャンプに挑戦してみました。安すぎて品質が心配……という気持ちはもちろんありましたが、実際に使ってみたら想像以上のクオリティに驚き。限られた予算でどこまでアウトドアを楽しめるのか、気になる結果をリアルにお伝えします!
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格安通販Temuのギア約1万4,000円分集めてデイキャンプしたら最高だった
信じられないぐらい格安な通販、Temuで商品をリサーチ
まずはTemuのサイトでキャンプ用品を物色。「テント」と検索すると、なんと1,000円台から購入できる商品がズラリ。セール対象商品とそうでない商品で大きな価格差があるので、タイミングを見計らって購入するのが良さそうです。
キャンプグッズ10商品の合計金額が14,741円の衝撃(35,724円割引)
今回購入したキャンプ用品は、テントや寝袋、マット、小型のランタンなど計10点。その合計金額はなんと14,741円! 驚くべきは初回クーポンや日替わりセールのおかげで、定価の50,055円から大幅割引が適用されたことです。
しかも、安さだけを重視したわけではなく、デザインやレビュー重視で選んだ結果、この価格になったというのもポイント。必要最低限の機能を備えたキャンプ用品を、お財布に優しく手に入れることができました。
デイキャンプ開始
購入品を軽自動車に積み込み、キャンプ場へ出発。すべて一人用でコンパクト設計のため、収納や運搬は驚くほど楽々でした。
まずはテントを設営。袋から取り出し、上部を持ち上げるだけで自立するポップアップ式。支えの脚部分もしっかりした作りで、台風などの極端な天候でない限り問題なさそうな様子でした。
四方には風通しや採光に便利な窓が付いており、くるくる巻くだけで簡単に開閉が可能。
テント内には地面の冷気を防ぐマットと寝袋をセット。大人1人がちょうど寝転がれるスペースで、横にはバッグや小物を置ける余裕もありました。
さらに、枕元にはスマホや財布を収納できる便利なポケット付き。ちょっとしたデイキャンプでは不便を感じることなく快適に過ごせます。
寝転ぶと、網戸越しに差し込む柔らかな自然光が心地よく、穏やかな昼下がりを満喫しました。
設営を終えた後は、天井につり下げたランプを点灯。その明るさは想像以上! 優しい光がテント内を照らしてくれます。
テーブルや椅子、たき火台をセットアップしてみると、かなり本格的な雰囲気! 「格安」という言葉にあったよからぬイメージも、この光景を前にすると意外にも払拭され、気分はいっぱしのソロキャンパーに。
椅子に腰掛けてみると、小ぶりながら意外としっかりした座り心地。背もたれの角度もちょうどよく、ちょっとしたリラックスタイムには十分な性能です。
そして迎えた夕方。撤収作業ではまたもつり下げ式のランプが活躍してくれました。かなり広範囲を明るく照らしてくれたおかげで、ほかに光源がなくても問題ありませんでした。
今回そろえたTemuのギアでは冬以外のデイキャンプがベスト
設営が簡単なポップアップテントや、軽量で持ち運びしやすい椅子・テーブルは、初心者でも扱いやすく、手軽にアウトドアの雰囲気を味わうには最適です。ただし、体験した日は夕方になると気温が下がり、だいぶ寒く感じたため、このギアだけでは秋や冬といった気温の低い季節には対応が難しいと感じました。寒い時期には防寒対策や追加の装備が必要です。
また、今回のデイキャンプでは快適に使用できましたが、1回の使用だけでは耐久性については未知数です。長期間の使用や、繰り返しの設営・撤収でどの程度劣化するかはこれから検証が必要でしょう。例えば、椅子やテーブルの軽さは便利な反面、強風時や重い荷物を載せた際には安定性に欠ける可能性があります。こうした点には注意しましょう。
それでも、「まずは手軽にデイキャンプを試してみたい」という初心者の方にとっては、十分すぎる内容と言えるでしょう。今回の体験を通じて、かなり格安で買った商品でも意外にしっかり楽しめることを改めて実感しました。初心者の方も、ぜひ気軽に格安ギアを活用してアウトドアの楽しさを味わってみては? ただし、利用時には天候や使用環境に応じた追加の準備を心がけ、安全で快適な時間を過ごしてください。
最近では、中国のアリババグループが提供する越境ECアプリ『TAO』が日本市場向けにリリースされるなど、格安通販の選択肢はさらに広がりつつあります。今回のように、格安通販でも期待を超えるような商品はたくさんあるので、まずは覗いてみましょう。
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