Tiida Tech Ltd.は、日常会話向けのアクセシビリティアプリ『じまくん(Jimakun)』を2026年7月30日より提供開始しました。目の前の会話をリアルタイムで大きな字幕にする、聞こえにくさに配慮したコミュニケーションをサポートしてくれるアプリです。

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目の前の会話をリアルタイムで大きな字幕にする、日常会話向けアクセシビリティアプリ

『じまくん』は、聞こえにくさを感じる高齢者や難聴者を主な対象に、対面での会話を追いやすくするために開発されたアプリです。家族との食事や団らんのほか、病院や薬局での会話、お店や公共窓口での案内、テレビや動画の音声確認、ビデオ通話など、幅広い場面での活用を想定した設計です。

利用にあたって複雑な設定は不要で、マイクの使用を許可するだけでその場の会話をすぐに字幕化できます。本人だけでなく、そばで見守る家族が設定して手渡すという使い方も想定されています。

家族との会話で字幕を確認する利用イメージ

▲家族との会話で字幕を確認する利用イメージ(出典:PR TIMES

アプリを開くと、周囲の音声認識が自動的に開始します。現在の発言は大きな文字で、直前の発言は一段階小さな文字で表示され、会話の流れを振り返りながら追うことができる仕組みです。

文字サイズは5段階、背景色は白・黒・セピアの3種、書体はゴシック体・明朝体の2種から選べる仕様です。文字色は背景に応じて読みやすいコントラストへ自動調整されます。また、人名や専門用語などの固有名詞をあらかじめ登録できる「ことばリスト」機能も備えています。

アプリの画面イメージ

▲アプリの画面イメージ(出典:公式サイト)

聞き取りは22言語に対応、翻訳は端末内で処理

音声の聞き取り(文字起こし)は最大22言語に対応しており、既定言語は日本語です。あわせて、選択した言語へのリアルタイム翻訳字幕機能も備えており、日本語を母語としない家族や来訪者との会話でも活用できます。翻訳処理は端末内で完結し、外部サーバーへの送信は行われません。

病院での案内確認など、多様なシーンでの利用イメージ

▲病院での案内確認など、多様なシーンでの利用イメージ(出典:PR TIMES

補聴器や医療機器ではなく、目の前の会話に特化したツール

『じまくん』は補聴器や医療機器ではなく、聴力を改善するものでもありません。会議の録音や文字起こしのような多機能ツールとも位置づけが異なり、記録を残すことではなく、目の前の家族の会話をその場で見やすくすることに機能を絞って設計されています。

アカウント登録・広告なし。7日間無料体験後は680円の買い切り

会話の内容や表示された字幕はアプリ内に保存されず、アプリを終了すると破棄される仕様です。アカウント登録も不要で、広告や広告追跡SDKも使用していません。

『じまくん』は2026年7月30日より、iOS 18以降・iPadOS 18以降に対応した端末向けに提供されています。料金は、ダウンロード後7日間の無料体験の後、680円の買い切りで、月額課金はありません。

高齢化が進む日本社会では、聞こえにくさに配慮したアクセシビリティ技術の重要性が増しつつあります。日常のちょっとした会話に寄り添うテクノロジーは、今後も広がっていくとみられます。