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夫婦のお金の管理をどうしよう……夫婦の働き方やライフプランによっても家計の管理方法は異なります。また上手にお金を貯めるコツについても、気になるところではないでしょうか。

この記事では、結婚後の話し合いのステップや夫婦のお金の管理方法について紹介します。また家計の管理をサポートしてくれる家計簿アプリの活用法も参考にしてみましょう。

この記事をまとめると・・・

  • 夫婦間で家計の管理や貯金について話し合うことが大切
  • 夫婦のお金の管理はお金の流れが見える家計簿の活用がポイント
  • 『マネーフォワード ME』は自動で収支を記録できるのでおすすめ
スマホからいつでも確認でき節約に役立つ!
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結婚後、家計を管理する前に話し合うこと

結婚後、家計を管理する前に話し合っておいたほうがいいことは以下の3つです。

●現在の貯蓄額と、これからのお金の貯め方
●出産やマイホームの購入など、夫婦の生活設計
●働き方によって変わるお金の管理方法

これらをお互いが共有することで、家計の管理や貯金がスムーズに。ぜひ結婚後の早い段階で話し合っておきましょう。

現在の貯蓄額と、これからのお金の貯め方

まずはお互いの貯蓄額について共有しましょう。お金の話は切り出しにくいものですが、ここで正直に話し合うことで、お互いのお金の価値観がはっきりします。またローンや奨学金など、負債になっている金額に気づけるというメリットも。

貯蓄額を知ることで自分たちの現状がわかり、どのくらいお金を貯めていけるかという計画も立てやすくなります。

出産やマイホームの購入など、夫婦の生活設計

貯蓄額についていきなり切り出せない人は、出産やマイホームの購入など、お互いのライフプランについて話し合うのもおすすめです。というのもそれぞれの生活設計によって必要な金額も変わってくるもの。お互いのこれからの人生で、どのくらいのお金が必要かがわかれば、目的をもって生活できます。

ライフプランニングの具体的なイメージが難しい人は、教育資金、住宅購入、老後資金の「基本の3つ」を考えましょう。これらを意識すれば、「子どもは何人ほしいか?」や「マイホームか、マンションか?」など、はっきりした生活設計を立てられます。

働き方によって変わるお金の管理方法

専業主婦(主夫)か共働きかでお金の管理方法は変わってきます。ポイントはその働き方で、自分たちのライフプランを達成できるかどうか。もし難しいようであれば、転職やライフプランの変更など、現実的な対処が必要になるでしょう。

ちなみに共働きが、必ずしもお金が貯まる選択ではありません。生活が忙しい分、外食費や交通費などの支出が増える傾向があるからです。自分たちの働き方でどのくらいの支出があるかがわかれば、家計の管理もしやすくなります。

夫婦のお金の管理には家計簿が基本

家計簿をつければお金の流れが見え、毎月何にいくら使ったかがわかります。記録の方法は人それぞれですが、カテゴリごとに細かく管理するのもおすすめ。たとえば食費であれば食料品や飲料品、外食費といったように分類すると、何にどのくらい使っているかがはっきりします。

また月々の収入から支出を引いて、収支を計算することも可能。今月は黒字なのか赤字なのかがわかり、状況に応じた対策がとれます。

家計簿アプリがあれば、毎月のお金の流れを見える化できる

家計簿をつけたいけれど、面倒くさいという意見も。ここで家計簿を続けられない原因で多い「3つの面倒」を見てみましょう。

●毎日、収支を記録するのが面倒
●費目ごとに月の合計金額を計算するのが面倒
●複数のレシートを管理するのが面倒

このような面倒を解決してくれるアプリが『マネーフォワード ME』です。クレジットカードや銀行のオンラインサイトのIDとパスワードを入力し、利用明細を自動で取得。使ったお金は自動で費目ごとに分類され、その月に何にいくら使ったかがわかります。

さらに現金のお買い物もレシートを撮影して、品目名や金額を自動で読み込み可能。入力の手間を削減でき、ラクに家計簿をつけられます。まずは無料でできる「家計簿の自動作成機能」で、お金の流れを見える化してみるのもいいでしょう。

▲費目ごとに円グラフで支出の割合を表示。収支の計算も自動でしてくれ、家計簿の記録がカンタンに。

▲レシートを撮影すると金額や費目が自動で表示され、入力の手間を省ける。

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月々のお金の流れが見えるから、無駄使いを減らせる

家計簿をつけて毎月のお金の流れが見えたら、支出を3つに分類しましょう。

●消費:生活に必要なものの支出
●浪費:無駄な支出や必要以上の贅沢
●投資:将来に必要、または役立つ支出

このうちで減らす支出は浪費です。サービスを利用していない年会費がある場合や、セール品の購入で家計を圧迫しているのであれば、浪費にあたります。まずは自分にとって何が浪費かを知ることから、無駄使いを減らしましょう。

夫婦の家計の管理方法4パターン

世の中の夫婦がどのように家計を管理しているかは気になるところでしょう。この記事では代表的な4パターンを紹介します。

1. 夫婦のどちらかがお金を管理して、お小遣い制にする
2. 食費や光熱費など、費目を決めて分担する
3. 共通の口座をつくり、生活費を支払う
4. 貯蓄用の口座に毎月決まった金額を入れる

いずれのパターンにおいても、家計簿をつけて管理することが基本です。

1. 夫婦のどちらかが家計を管理して、お小遣い制にする

家計の管理をどちらか一方にまかせるのは、専業主婦(主夫)に多い管理方法です。どちらが管理するかは家庭によって異なりますが、得意な方にまかせるのがいいでしょう。

というのも家計の管理は向き不向きが分かれます。向いていないほうが家計を管理するのはストレスがたまり、後々のトラブルの原因になることも。

またお金を稼ぐ側と管理する側で、力関係が生じやすい傾向があります。どちらか一方に生活の負担が偏らないように相談して決めましょう。

2. 食費や光熱費など、費目を決めて分担する

費目を分担して家計を管理するときは、固定費と変動費について理解しておきましょう。固定費とは家賃や保険料など毎月の金額が決まっている費目です。一方で変動費は食費や交通費など、月によって金額が変わります。

夫婦に収入の差があっても、それぞれの費目を話し合って決められるので、役割が分担しやすいのがメリットです。

3. 共通の口座をつくり、生活費を支払う

夫婦それぞれが稼いだ給料をひとつの口座にまとめ、そこから生活費を支払うパターンです。夫婦に収入の差がある場合でも、共有の口座に入れる金額を同じ比率にすれば公平になります。

生活費以外のお金を自由に使えるメリットはありますが、個人の支出が多くなるリスクは考えておいたほうがいいでしょう。

4. 貯金用の口座に毎月決まった金額を入れる

貯蓄と生活費を別々の口座で管理する方法です。貯金する割合はそれぞれ異なるものの、一定のペースでお金が貯まるので、確実性のある方法でしょう。また貯蓄額が毎月積み上がっていき、モチベーションアップにもつながります。

ふたりで話し合ったライフプランに合わせて、無理のない貯金額を決めましょう。

給与天引きを設定すれば、貯金を自動化できる

家計の管理をしながら貯金の仕組みづくりをするのは大変です。できれば貯金を自動化して、負担を軽くしたいもの。あらかじめ一定の金額を貯金することが決まっているなら、給与天引きを設定するのもおすすめです。給料を貯蓄用の口座に入れる手間が省けて、家計の管理に集中できます。

夫婦が上手にお金を貯めるコツ

家計の管理がうまくできていれば、効率的な貯金につながります。ここでは夫婦が上手にお金を貯めるコツを紹介。まずは無理なく貯金できる割合を確認し、ライフプランに合わせた対策や非常用のお金についても考えておきましょう。

さらに余裕があれば、無理なくできる投資を検討するのもおすすめ。『マネーフォワード ME』は証券や投資信託とも連携し、資産管理にも活用できます。

ふたりの収入や生活から、無理なくできる貯蓄率を決める

毎月決まった金額を貯金すると決めていても、収入の変化で思い通りにならないことも。そのような場合は手取り収入の○○%を貯蓄するという貯蓄率を決めれば、毎月一定の割合で貯金できます。

貯蓄率は「貯蓄額÷手取り収入×100」で計算できます。たとえば1ヶ月の手取り収入が25万円の人が7万円貯金したい場合は、「7÷25×100=28」で貯蓄率は28%です。

ちなみに世帯をもった現役世代の貯蓄率の平均は30~35%前後。自分たちのライフプランから逆算して無理のない貯蓄率を決めましょう。

夫婦どちらかの収入をすべて貯金する方法もある

共働き世帯の場合は、毎月、夫婦どちらかの給料をすべて貯金する方法もあります。一般的には収入の少ない方を貯金するパターンが多いです。細かいルールを決めずとも毎月ひとり分の給料が積み上がるので、手軽な方法といえるでしょう。

しかし出産や病気などの出来事があった場合に、貯金と生活費のバランスが崩れるリスクもあります。そのようなときの対処法も、ふたりで話し合っておくといいかもしれません。

貯金が安定すれば、投資について考えてみるのもあり

貯金がある程度貯まり、生活が安定してくれば、投資で資産を増やす方法もあります。初心者であれば1万円以下の少額から資産運用ができる「つみたてNISA」や「iDeCo」からはじめるのがおすすめです。さらに余裕のある範囲で投資を考えるなら、証券の購入や暗号資産、FXなど幅を広げるのもひとつの方法でしょう。

なお投資には、信用リスクや金利変動リスクなども考えておくことが重要。リスクを減らす分散投資の仕組みなどを理解したうえで、ライフプランに合わせた資産形成をしましょう。

→金融庁:NISA特設WEBサイトはこちら
→iDeCo公式サイトはこちら

家計簿アプリは証券や投資信託などと連携し、資産管理もできる

投資におけるリスクを減らすためには、各自でポートフォリオを組む必要があります。ポートフォリオとは、自分が保有する資産の組み合わせやその比率のことです。このように資産・銘柄を分散して投資する際は、管理が複雑になりがち。

マネーフォワード ME』は証券や投資信託、年金とも連携可能。日々の収支だけでなく、保有している資産の評価額や損益をまとめて確認できます。アプリで資産をまとめて管理することで、投資のポートフォリオも組みやすくなるでしょう。

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ライフプランに合わせた対応策を、あらかじめ決めておく

結婚後のライフイベントにかかるお金には、出産費用や教育資金、住宅購入費、老後の生活費などさまざま。たとえば子ども一人当たりの教育資金は、約1,000万円が目安です。しかしこの数字は私立の大学に進学させるまでの費用で、公立か私立かなど、それぞれの選択肢によって増減はあるでしょう。

重要なのはライフプランに合わせた対応策を話し合えているかどうか。目先のことは大体予測できていても、全体の教育資金や老後の生活費まではわからない人も多いでしょう。

今後起こりうる収入の増減も視野に入れながら、家計簿をつけたり、ファイナンシャル・プランナー(FP)に相談したりするのがおすすめです。

突発的な出来事に合わせて、柔軟な家計の振り返りも大切

ライフイベントのなかでは、転職や出産によって一時的に収入が減る人もいるでしょう。そのような場合も、家計簿で固定費と変動費に分けて家計を管理しておくことで、支出を見直せます。

無理のない節約のためには、固定費からチェックするのがおすすめ。利用していない月額制サービスの解約や水道光熱費の見直しなど、難易度の低い項目からはじめましょう。変動費は生活に支障がない範囲で、お買い物の回数を減らすなどの意識から、食費や日用品の費用を節約できます。

できるだけ自分たちのライフプランに支障がないように、1か月単位など、定期的な家計の振り返りを意識しましょう。

病気や災害などに備えて、非常用のお金があると安心

ライフプランに合わせた対応策とともに、できれば病気や災害時に頼りになるお金を用意しておきたいところ。ちなみに災害などに備えるお金は「緊急予備資金」ともいわれており、生活費の6ヶ月分が理想とされます。

また大規模な災害時には電気などのインフラが止まり、金融機関のATMが使えない可能性も。このようなリスクも考えて、生活費の1週間分を目安に、現金を手元に準備しておくと役立つでしょう。

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記事監修:伊藤真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

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