ドラクエ、FFなど「RPG」という言葉を広めた定番から、ゲーム業界に新たな旋風を巻き起こした話題作まで。新旧様々な「大作RPG」がスマホアプリに移植されています。
というわけで本記事では、スマホで遊べる大作RPG38選を一挙紹介! もしGWなどの連休で時間が空いた時は、大冒険へ出発してはいかがでしょうか?
本記事で紹介するゲームはやや高めの有料アプリがほとんど。ですがアプリを買えば感動のエンディングまで遊べるものばかり。むしろガチャに失敗して追加課金した時に比べたら安く済むはずです。
スマホ移植された「大作RPG」おすすめアプリ38選 あの名作、良作が手の平に
『ドラゴンクエスト』シリーズ(I~VIII、モンスターズ)
日本を代表するRPG『ドラゴンクエスト』(ドラクエ、DQ)シリーズ。アプリにも多数の名作タイトルが移植されています。どのタイトルもスマホ向けに最適化。
ビデオゲーム黎明期に「RPG」というジャンルを確率した作品から、比較的最近発売されたものまで様々ラインナップも様々なです。
『ドラゴンクエストI~ドラゴンクエストIII』
全てはここから始まった。当時ハードルの高かったRPGを遊びやすく改良し、JRPGの根幹を築き上げた初代『ドラゴンクエスト』。仲間が追加されボリュームが大幅にアップした『II』。転職システム初登場、社会現象を巻き起こした『III』。
ロト三部作と呼ばれる3タイトルが、『ドラゴンクエストポータルアプリ』より遊べます。JRPGの始まりをぜひ体験してみてください。
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』
天空シリーズ第1作。ゲームの途中まで主人公が入れ替わるオムニバス形式になっているのが特徴。単なる勧善懲悪では終わらないストーリーもまた、今見ても新鮮に感じます。
そしてシリーズの中でもキャラ人気が非常に高いのも特筆すべき点です。これは後に発売されたドラクエシリーズのオールスター的作品である、『ドラゴンクエストヒーローズ』で本作出身のキャラクターが多数登場している事が証明しているでしょう。
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』
親子三代に渡る壮大なストーリーが描かれる、天空シリーズ第2作。システム的にはモンスターを仲間にできるのが目玉で、新たなやりこみ要素が生まれました。
主人公がストーリー中で結婚するのも特徴。ビアンカ派、フローラ派の論争はSFC版発売の1992年から今だに続いているほどです。さらに2008年に発売されたDS版で、新たに花嫁候補としてデボラが登場した事により、さらに混沌を極める事に。あなたは誰と結婚するのでしょうか。
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』
夢と現実の世界を行き来する、天空シリーズ第3作。転職、馬車、仲間モンスターなど従来のシリーズのシステムが一斉に搭載された作品で、ストーリーも合わさりボリューム感は満点。
本作を語る上で外せないのが、魔王ムドーの存在でしょう。主人公にとって因縁の宿敵であり、ストーリー的にも強さ的にも、どれを取ってもラスボスに匹敵する風格を備えています。一部では本当にラスボスと勘違いした人もいるとかいないとか。
『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』
プレイステーション(PS)で唯一発売されたドラクエ新規ナンバリングタイトル(過去作や外伝作のリメイクはあり)。世界のほとんどが海に沈んでしまった世界、最初のバトルまで1時間以上かかるオープニング(後のリメイク版で多少改善)など、シリーズ全体として見ると異色の作風となっています。
特にストーリーがかなりの曲者で、事件は一応解決しても後味の悪い結末を迎える事も多々。シリーズ中でも屈指の重いシナリオが展開されます。それと種泥棒にご用心。
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』
2004年にプレイステーション2(PS2)で発売されたナンバリングタイトル。初のフル3Dグラフィックで、ドラクエの世界を見事に再現。広大な世界を自由に歩き回る冒険感は過去作を凌ぐレベルです。
ストーリーは前作に比べると王道展開に回帰。一方で『IV』や『VII』のような人間の負の側面や葛藤を描いたイベントもあり、正統派でありつつも深みのあるストーリーに仕上がっています。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドSP』
少年テリーがさらわれた姉ミレーユを追って異世界を大冒険。1998年にゲームボーイ(GB)で発売された『DQ モンスターズ』の原点のスマホアプリ版です。
『V』より登場した仲間モンスターシステムを独立発展。ラスボス級含めほとんどのモンスターを仲間にできるほか、二体のモンスターを組み合わせて新たなモンスターを生み出す配合など、ナンバリングタイトルとはまた違ったお楽しみが満載です。
『ファイナルファンタジー』シリーズ(I~VII,Ⅸ,XIII三部作、タクティクス、時空ノ水晶)
DQに並ぶ、もうひとつの日本を代表するRPGシリーズ『ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY)』も数多くアプリに移植されています。
1作品ごとに大きく変わる世界観とシステム、サイドビューのバトルなどDQシリーズとはまた違った魅力を持つ本シリーズ。早速ラインナップを見ていきましょう。
『FINAL FANTASY』
1987年、倒産寸前のスクウェア(現スクウェア・エニックス)より「最後の夢」という希望を込めて一つのRPGが世に生み出された。その名を『ファイナルファンタジー』という……。
神話をベースにした神秘的な世界観と、美しいサウンドがプレイヤーを魅了したFFシリーズ第一作。クリスタルを巡る物語、サイドビューのバトルなどシリーズの礎はこの頃より既に培われていました。
『FINAL FANTASY II』
FFシリーズ2作目。レベルがなく、熟練度でキャラが成長するシステムが特徴です。このシステムは後にFFと同じスクウェアが手がける『サガ』シリーズに受け継がれました。
シナリオのドラマ性はさらにパワーアップ。またシリーズ伝統のチョコボとシドが初登場した作品でもあります。
『FINAL FANTASY III』
FFシリーズ初のミリオンセラーを達成した第3作。ゲームシステム的には『I』を発展させた形で、いつでも自由にジョブを変えられる「ジョブチェンジシステム」が初採用された作品です。このシステムは後のシリーズでも様々に形を変えて採用される事に。
アプリ版は2006年に発売されたニンテンドーDS版がベースで、主人公の4人にキャラクター性がプラスされています。かつて光の戦士だった人も、また新鮮な気持ちで遊べます。
『FINAL FANTASY IV』
1991年のSFC版が初出のFFシリーズ第4作。SFC初期にして、その性能を存分に引き出したグラフィックとBGMは、スクウェアの底力を見せつけるには十分すぎるほどでした。
シリーズの中でも移植が多く、アプリ版は2007年に発売されたニンテンドーDS版がベース。ボイスの追加、デカントアビリティの搭載など様々な要素が追加されているほか、難易度もアップ。
DS版準拠の「ハード」と難易度が緩和された「ノーマル」が選べるので、プレイスタイルに合わせて好きな方を遊んでみてください。
続編の『FINAL FANTASY IV: THE AFTER YEARS -月の帰還-』もアプリで配信中。
『FINAL FANTASY V』
SFCでは2作目に発売されたシリーズ第5作。『IV』がビジュアル、演出面で劇的な進化を示した一方で、『V』はシステム面の革新性が顕著です。
『III』から復活、発展させた「ジョブチェンジシステム」によるキャラクター育成のやり込み具合は今でも十分通用するレベル。さらにバトルバランスが絶妙で、極めればなんと初期レベルでもクリアできると言われているほどです。
今だにファンの間でやり込みが進められている一作。
『FINAL FANTASY IV』
SFC最後のFF。極まったドット絵はまさに圧巻の一言。「ドット絵が美しいゲーム」と言われれば、筆者は真っ先に本作をイメージします。
ストーリーとしては、シリーズ恒例だったクリスタルが撤廃されSF色が濃くなった作品。パーティーメンバーが非常に多く、ストーリーの進行具合で主人公格が変わる群像劇となっています。ストーリー中盤のオペライベントは本作を象徴する名シーン。
『FINAL FANTASY VII』
PS初のFF。グラフィックが3Dになり、当時最高峰のグラフィックで表現された世界は多くのゲーマーの度肝を抜きました。
ストーリーは『VI』よりもさらにSF路線が濃くなり、シリーズとしての大きな転換点に。作品単体としての人気も高く、その後多くの派生作品を生み出しています。
『FINAL FANTASY Ⅸ』
PS最後のFF新規ナンバリングタイトルです。『VI』より続いたSF・近代化路線から一転、ファンタジーな世界観への原点回帰を図った一作。クリスタルも登場します。
売り上げこそ『VII』、『VIII』には一歩及ばなかったものの、個性的な仲間たちが「生きる」意味を探す物語には多くのプレイヤーが涙し、今なお名作と語り継がれています。
『FINAL FANTASY XIII』
PS3初のFFナンバリングタイトル。この頃になるとグラフィックは実写と見間違うほどにまで進化を遂げ、バトルも「オプティマシステム」によりさらにスピーディーで戦略性の高いものに。
またスマホ版『FFXIII』シリーズを通して、クラウドを利用してゲームの進行状況に合わせて読み込みが行われるシステムが採用されています。そのため20MBほどの容量があれば遊べる省エネ設計です。
『FINAL FANTASY XIII-2』
『XIII』の正統続編。3年後の世界を舞台に、前作主人公ライトニングの妹セラと、新キャラクターのノエルが時空を超える旅を繰り広げます。
戦略性と爽快感溢れるバトルはさらに進化。また前作では一本道だったシナリオが本作に寄り道要素が追加されており、全体的にボリュームがアップしています。
『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』
『FFXIII』三部作最終章。主人公は再びライトニングに戻り、「ライトニングサーガ」は完結を迎えます。
本作はオープンワールドになっており、滅びが13日後に迫った世界を自らの意思で冒険し、そして結末を見届けます。
『FFXIII』より続くスピーディーなバトルもパワーアップ。3つのスタイルを切り替えながら戦う新鮮なバトルを体験できます。
『FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争』
1997年にPSで発売された、『FINAL FANTASY』の名を関したSRPG。アプリ版はPSPリメイク版の『獅子戦争』がベースとなっています。
ジョブ、アビリティなどFFらしい要素は持つものの、国家、宗教、身分が絡んだ重く陰鬱なストーリーが展開されるのが特徴。しかしそれがかえって新鮮さを生み、コアなファンも確かに存在する異色作です。
『FINAL FANTASY LEGENDS II 時空ノ水晶』
元はソーシャルゲームだったのものが、サービス終了を期に有料買い切りアプリとしてリニューアルされたFFです。
ソーシャルゲーム時代のすべてのシナリオを収録。主人公の少年・トゥモロが、突如やってきた記憶喪失の少女と共に、時空を超えた冒険を繰り広げます。
おなじみのサイドビューバトルやアビリティシステムはしっかり継承されており、FFらしい手応えを感じられます。
『聖剣伝説』シリーズ(初代、2)
スクウェア(現スクウェア・エニックス)を代表するアクションRPG。いくつもの武器を使い分けるアクション性、美しくも切ないストーリー、そして冒険を彩るBGMが高い評価を生み、現在も移植やリメイクが盛んに行われています。
『聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝』
後にシリーズ化されたアクションARPG『聖剣伝説』。マナの樹を巡る切なくも美しい物語や、多彩な武器を使い分けるシステムはこの時から既にできあがっていました。アプリ版はPS Vita版と同時に発売されたリメイクバージョン。
ちなみに本作のみファイナルファンタジーの外伝として位置づけられているため、チョコボが登場します。
『聖剣伝説2』
『聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝』の続編。シリーズとして独立した他、仲間ができるなど多くの要素がパワーアップ。神秘的なBGM、切ないストーリーも健在です。
2018年には、PS4やPS Vita向けに『聖剣伝説2 SECRET of MANA』としてフルリメイクされました。
アプリ版は初出のSFC版を元に移植したもの。逆に言えば、発売当時の雰囲気そのままで遊べるという事ですね。
『ロマンシング サガ2』
フリーシナリオ、技の閃きなど、RPGの新境地と言えるシステムが人気の『ロマサガ』シリーズ2作目。アプリ版はグラフィックが一新され、新ダンジョンや新クラスなども追加されたリメイク作です。
『2』は皇位伝承による何世代にも渡る壮大な戦い魅力。宿敵である七英雄も高い人気を誇ります。
『クロノ・トリガー』
坂口博信氏、堀井雄二氏、鳥山明氏など豪華すぎるクリエイターが一挙集結した伝説的RPGです。アプリ版は新ダンジョンなど追加要素が加わったニンテンドーDS版を移植したもの。
時空を超える物語、仲間と連携して放つ必殺技、任意のタイミングで挑めるラスボスなど、当時革新的だった要素が詰まった傑作。その完成度の高さは、今遊んでも目を見張るものがあります。
『ヴァルキリープロファイル』
死者の魂の選定者として、美しき戦乙女レナス・ヴァルキュリアが地上に舞い降りる。1999年にPSで発売されたトライエース(AAA)の人気作です。
北欧神話をベースにした、死をテーマにした重厚なストーリー。組み立て次第でダメージがどんどん伸びるバトルなど、RPGとしての完成度の高さは随一です。今一度レナス・ヴァルキュリアと共に、死の先を歩んでみてはいかがでしょうか。
『不思議のダンジョン 風来のシレン』
今だ誰も辿り着いた者のいない桃源郷を目指し、風来人のシレンが不思議のダンジョンに挑む。1,000回遊べるRPGとして人気を博した『風来のシレン』のアプリ版です。グラフィックやBGMもSFC版の雰囲気が再現されています。
ギタン(お金)は強力な投擲武器になる、上手くやれば店の商品を持ち逃げできるなど単なるキャラクターのレベルでは収まらない、「プレイヤーの知識」がそのまま攻略法になるプレイフィールが魅力です。
『イース』シリーズ(Iクロニクルズ、IIクロニクルズ)
1987年に日本ファルコムよりPCで登場した、アクションRPGの金字塔的作品『イース』(Ys)。「今、RPGは優しさの時代へ。」と謳われたゲームデザインと良質なビジュアル。そして「ファルコムサウンド」と称されるビートの効いたサウンドは、多くのプレイヤーを虜にしました。その魅力は、20年以上の時を経た現在でも色褪せません。
アプリにも『I』と『II』のPSP移植版である『クロニクルズ』がそれぞれ販売されています。
『イースIクロニクルズ』
赤髪の冒険家アドル・クリスティンの最初の冒険。エクステリア王国を解放するため、6冊の神聖な書を探す旅に出ます。操作は移動とメニューの操作のみ。手応えを覚えつつも、テンポ良く進められる絶妙なゲームバランスが感じられます。
『イースIIクロニクルズ』
『イースI』の続編。『I』と『II』は短い時系列の連続した物語になっており、ほぼ前後編と言っても差し支えありません。
アドルとヒロインの恋愛模様も『イース』シリーズを語る上で外せない要素の一つ。特に本作のヒロインであるリリアは絶大な人気を誇り、「ミス・リリア・コンテスト」まで開催されました。
『英雄伝説 空の軌跡』シリーズ(FC、SC、the 3rd)
『イース』シリーズと同じ、日本ファルコムが展開するRPGシリーズ『英雄伝説』。その中の『空の軌跡』シリーズ全3作が、スマホアプリ版として移植されています。
綿密に練り込まれた物語と、安心のファルコムサウンド。魅力たっぷりに仕立て上げられた世界観に注目。SRPGに似たバトルも独自の戦略性を持っています。
『英雄伝説 空の軌跡FC』
偉大な父を持つ異姉弟、エステルとヨシュアが、新米遊撃士として世界中を旅し、様々な人と出会い、成長していく。『空の軌跡』シリーズの第1作目です。
後に『零の軌跡』、『閃の軌跡』などの『軌跡』シリーズの原点となった本作。後のシリーズは遊んだ事はあるけど、まだ本作を遊んだことのない人は、エステルとヨシュアが歩んできた「軌跡」に触れてみてください。
『英雄伝説 空の軌跡SC』
『英雄伝説 空の軌跡FC』の続編。本当に『FC』のエンディング直後から物語が始まるので、先に『FC』をクリアしてからのプレイを強くおすすめします。
新たな敵、そして前作からの因縁に決着が付く本作。前作を遥かに上回るストーリーボリュームで、エステルとヨシュアが主人公の物語は結末を迎えます。そして物語は新たな局面へ……。
『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd』
『SC』の物語から半年後、『SC』にも登場したケビン・グラハムを主人公に据え、新たな舞台で展開される『空の軌跡』シリーズ3作目。前二作に比べると外伝色が強いため単体でも楽しめますが、それでも前二作をプレイした方が楽しめるのは間違いありません。
新たなストーリー展開はもちろん、シリーズ最多のパーティキャラ16人など見どころは満点。後の『零の軌跡』、『閃の軌跡』への伏線も用意されています。
『真・女神転生』シリーズ(I、II)
悪魔をメインにした独自の世界観と、一癖も二癖もあるストーリーで知られるRPG『女神転生』(メガテン)シリーズ。90年代にSFCで発売され、後にGBAにも移植された『真・女神転生』の『I』と『II』がアプリに登場しています。
後に『ペルソナ』シリーズなどの派生作品を生み出した源流を辿ってみてはいかがでしょう。
※2019年4月22日時点ではiOS11以降のバージョンに対応していないのでご注意を。
『真・女神転生』
現実の東京を舞台に、悪魔を使役しながら戦いを繰り広げる。「ファンタジー」「勇者」といった記号がRPGを象徴していた時代に現れた、伝奇ジュブナイルのパイオニア的作品。
悪魔と会話し仲魔にする悪魔交渉、他のゲームでは「正義」に当たる行動が必ずしも正しいとは言い切れない世界観など、今見ても斬新なシステムが満載です。
『真・女神転生Ⅱ』
『I』のあるエンディング後の世界が舞台の『II』。悪魔交渉などシリーズを代表するシステムは残しつつも、前作とは打って変わって近未来的でありながら退廃的な雰囲気になっています。『I』でハマった人はもちろん、ダークファンタジーが好きな人にもおすすめです。
『マリーのアトリエ Plus ~ザールブルグの錬金術士~』
2019年にも新作が発表され続けている、『アトリエ』シリーズの第1作「マリーのアトリエ」のスマホアプリ版。
目標は魔法学校の留年を回避すること。「世界を救うのはもうやめた」のキャッチコピーに象徴される自由なコンセプトが多くのユーザーの支持を集めました。その血流は現在の『アトリエ』シリーズにも確かに受け継がれています。
『ユグドラ・ユニオン YGGDRA UNION』
2006年にGBAで発売され、2009年にPSPリメイク版も発売されたSRPG『ユグドラ・ユニオン』が、10年の時を経て復活。
国を追われた王女ユグドラが、逃亡先で出会った盗賊の少年ミラノらと共に、祖国解放の戦いに身を投じる……きゆづきさとこ氏が描くかわいらしいキャラクターとは裏腹な、戦争モノとしてのハードなストーリーが描かれます。
バトルでは逆転性の高いタクティクスカードシステムを搭載。常に緊張感溢れる戦いが繰り広げられます。
『モンスターハンター ストーリーズ』
カプコンの人気ハンティングアクション『モンスターハンター』シリーズ初のRPGです。
本作の特徴は、モンスターを狩る”ハンター”ではなく、モンスターと絆を結んで共に戦う”ライダー”が主人公である点。リオレオスを仲間にできたり、ハンターと対立したり、本作ならではの要素が満載です。
据え置き型ゲームがスマホアプリに……手の平に感じる時代の流れ
今回紹介したアプリの多くは、もともと据え置き型ゲーム機で発売されたもの。それがスマホで遊べるようになったとは、時代の進歩を感じますね。
昔たくさんゲームで遊んだ人も、子どもの頃はなかなかゲームで遊ぶ機会がなかった人も、RPGの礎となった名作の雰囲気に触れてみてください。