机に向かい黙々とイラストを描いたり、原稿と向き合ったりする作業時間。そんな時間を誰かとゆるくつながりながら過ごせる作業通話アプリ『hoot(ふーと)』が、2026年9月6日よりブラウザ版で利用できるようになりました。
作業通話アプリ『hoot』、新たにブラウザ版が提供開始
開発の原点は、「みんなの居場所」がなくなったこと
『hoot』の開発が始まったきっかけは、一緒に作業することを目的としたアプリが2024年3月にサービスを終了し、一緒に作業できる場所を失ったクリエイターが多くいたことでした。
開発者自身も利用者だったことから、「自分たちの居場所は自分でつくろう」という思いで開発に着手したといいます。開発を告知した投稿は、当時173万インプレッション・1万リポストの反響を呼びました。
『hoot』のコンセプトは「一緒にもくもく作業したり、ちょっと話したり。あなたのおうちが、誰かとつながる場所になります」。イラスト制作や原稿執筆など、長時間の創作活動をするクリエイターをおもな対象としています。
アプリ版(iOS/Android)は今年2月18日に正式リリースされ、リリースから約半年で登録ユーザー数8万人を突破しています。
「おうち」機能とポモドーロタイマーで、ゆるくつながりながら作業
ユーザーはそれぞれ個別のスペース「おうち」を持ち、作業を始めるときに開く仕組みです。公開設定は「ともだちのみ」「だれでも」「招待のみ」の3種類から選べ、最大12人まで参加できます。おうちの主は、途中で「鍵をかける」ことで新規の参加を制限することも可能です。
「ポモドーロタイマー(※)」は、参加者全員で作業時間・休憩時間を自由に設定でき、切り替えのタイミングで効果音が鳴ります。同じリズムで作業を進められる仕組みです。
※ ポモドーロタイマーとは、一定時間の作業と短い休憩を繰り返すことで集中力を維持する時間管理法「ポモドーロ・テクニック」に基づいたタイマーのこと。一般的には25分の作業と5分の休憩を1セットとして繰り返す。
▲「おうち」参加画面のイメージ(出典:PR TIMES)
通話中はテキスト・画像・URLを共有できるチャット機能も備え、送信したチャットは24時間で自動的に削除されるほか、個別のメッセージ削除にも対応しています。
また、ノイズキャンセルにも対応し、チャット内容や来訪の通知を読み上げる機能もあります。
約3,000人のベータ版参加者から寄せられたフィードバックをもとに、長時間使っても疲れにくい柔らかなデザインと、クリアな音質にもこだわって改善を重ねてきました。
ブラウザからでも、作業画面を保ったまま利用可能に
ブラウザ版はGoogle Chrome・Microsoft Edge・Safariに対応しており、アプリ版と同じアカウントでそのままログインできます。
参加者やタイマーの表示を画面の横に置いたまま作業を続けられるほか、画像のドラッグ&ドロップにも対応しているのが特徴です。アプリを別途起動しなくても、使い慣れたブラウザの作業画面を離れずに利用できます。
▲こまどを使用してる際のスクリーンショット(提供:Hoot)
Chrome・Edgeでは、画面の一部を小さく表示する「こまど機能」も利用可能です。小さなウィンドウを開いたままほかのアプリを操作していても通話を続けられ、マイクのミュート切り替えやタイマーの確認、チャットの送信もそのウィンドウの中だけで完結します。
▲こまど機能の各画面(左から「参加者」、「チャット」、「ポモドーロタイマー」(出典:PR TIMES)
今後は画面共有機能の追加を予定しているほか、基本利用を無料としたまま、便利な機能を継続的に追加していく方針とのことです。将来的には有料プランの提供も予定しています。
在宅ワークやもくもく会など、一人で作業しながらも誰かとゆるくつながるスタイルが広がるいま、こうした音声通話アプリの存在は、そんな働き方・創作スタイルを支える選択肢の一つになっていきそうです。
RoyalCourse担当者メッセージ
hootは誘わなくていい通話アプリです。
おうちをひらけばともだちに通知が届き、気づいた人が来てくれます。
誘う側も、断る側も、気をつかわずに済みます。ぜひ、気軽におうちをひらいてみてください。