ドールズフロントライン2：エクシリウム

その一手が戦況をゆるがす　砂塵と硝煙が舞う世界で、可憐な機械人形と共に戦場へ

『ドールズフロントライン2：エクシリウム（以下、ドルフロ2）』は、前作『ドールズフロントライン』の10年後の世界が舞台の戦略RPG。戦火により荒廃し、汚染が進んだ世界で、プレイヤーは少女の姿をした機械人形たちの指揮官として、数々の戦いに身を投じます。

前作経験済みはもちろん、未プレイでもおおよそ問題なし。特にグラフィックの進化は目覚ましく、前作のイラスト＋ミニキャラからフル3Dに。新たな世界、新たな姿で人形たちが躍動します。

ゲーム面も負けておらず、特にバトルは1本の戦略RPGとして1級品と言っていいクオリティを誇ります。

一方ストーリー面はプロローグから専門用語が飛び交うため、プレイヤーが置いてきぼりになりかねないのも事実。しかしそれを差し置いても戦場の緊迫した空気感が伝わるバトルは極めがいあり。

ストーリーの難解さも、それだけ世界観が作り込まれている証拠。まずはバトルを堪能しつつ、じっくりとドルフロ2の世界観を味わうとしましょう。

ミリタリー系の戦略RPGとして確かな手ごたえを感じられる出来。基本は味方と敵が交互に動くオーソドックスなターン制バトル。接近戦型の人形もいますが、必然的に銃器を用いた遠距離戦がメインとなります。

そこでポイントとなるのがマップ状の至る場所に配置されている「遮蔽物」。そこに身を隠すことで、直線上の角度からの射撃ダメージを大幅に減らせるのです。

しかし遮蔽物を利用するのは敵も同じ。そこで遮蔽物の外側の角度まで回り込む、接近戦や榴弾など遮蔽物の影響を受けない攻撃を行うといった選択を迫られます。

遮蔽物一つ取ってもこれだけの戦略性が生まれている本作。さらにそれだけには留まりません。

プレイヤーが取れる戦術は実に膨大。人形一人につき、4種類ものコマンドが用意されています。攻撃のみならず、バフ、回復、状態異常などバリエーションも豊富。さらに各人形ごとの必殺スキルも存在し、実に戦略的かつドラマティックな戦いが展開されます。

そして見逃せないのがパッシブスキルの存在です。敵の攻撃に対して自動で反撃するという、待ち伏せ戦法にうってつけのものや、条件次第で1ターンに2回行動できる反則級まで、こちらも実に多彩。

人形の性能を把握し、複数の人形を有効的に組み合わせ、戦場を掌握する……戦略RPGとしての奥深さは一級品です。

人形よりはるかに巨大な大型兵器と戦うステージも登場します。超広範囲の攻撃を仕掛けてくる、遮蔽物を破壊するなど、攻撃のスケールも特大。

対してこちらが優れているのは数と機動力。加えてステージに設置された榴弾砲塔などのギミックも利用可能です。自ずと小隊相手とは異なる戦法を求められることに。

何より、圧倒的な体躯と火力を誇る大型兵器を、知恵とコンビネーションで打ち倒す、このシチュエーションに燃えるというものです。

『ドールズフロントライン2：エクシリウム』は課金すべき？

本作の主な課金目的は、プレイアブルキャラクターである人形の加入と、武器の入手。どちらもガチャ要素である「訪問」で得る形となっています。

この手のスマホゲームの例に漏れず期間限定の人形と武器の存在もあり、都度狙っていくとなると無課金では厳しくなるのはほぼ確実……。

そこでぜひとも加入させたい人形＆武器が実装されたときに備え、知っておきたい課金方法を押さえておきましょう。

本作を毎日遊ぶつもりなら税込750円の「ゴールドプラン・月」に要注目。

購入時点で訪問に使える通貨である「クレジット」を300入手。さらに購入後の30日間、ログイン時にこれまた訪問に使える通貨の「コーラップスピース」を80もらえるようになります。「クレジット」と「コーラップスピース」はほぼ同じ通貨と考えてもらって構いません。

購入後30日間ログインし続ければ、全部で2,400のクレジットとコーラップスピースを獲得可能。これは訪問18回分に相当します。通常であれば、訪問10回につきおおよそ3,000円相当。750円で訪問18回は結構なお得感となっています。

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『ドールズフロントライン2：エクシリウム』の機能表

執筆：アプリブ編集部

※ この記事はアプリの最新バージョンをもとに制作しています
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