さまざまな人とやりとりをするコミュニケーションアプリ「LINE」。他人には見られたくないトーク、電話番号や住所、「LINE Pay」などお金に関することまで、プライベートな情報がアプリ内にはたくさん詰まっています。

だからこそセキュリティのため、「LINE」は他人に見られないようにしておかなければいけません。

スマホ端末自体にパスワードを設定している方は多いと思いますが、実は「LINE」アプリ自体も起動時にパスコード入力が必要なように設定可能です。二重で個人情報をしっかり守りたい方は、ぜひ「パスコードロック」をかけておきましょう。

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「パスコードロック」とは

『LINE』アプリを起動するときに、4桁の数字入力を要求するセキュリティ機能です。万が一スマホ端末自体のロックを解除されても、『LINE』が開けないように守ることができます。

▲パスコード入力画面。

「パスコード」はPC版LINEやLINE STOREなどを利用する際や、機種変更時のアカウント引き継ぎなどで入力を求められる、LINEアカウントの「パスワード」とは別ものです。

「パスワード」の変更方法などについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

LINEのパスワードはどこ?忘れたときの再設定、変更方法 ログイン制限の解除法も - Appliv TOPICS

パスコードロックの設定方法

やり方はiOS・Androidどちらも同じです。

1.LINEアプリで「ホーム」タブを開き、画面上の設定ボタン(歯車アイコン)をタップ

2.「プライバシー管理」をタップ

3.「パスコードロック」にチェックを入れる

4.パスコードを入力

好きな4桁の数字を設定します。スマホ端末のロックと同じ数字では意味がないので、異なる4桁にしましょう。

5.再度、パスコードを入力。

先ほど入力した4桁と同じ数字を入力してください。

以上で設定完了です。次回からLINE起動時にパスコード入力が求められるようになります。

パスコードの変更方法

パスコードロックを設定したときと同様に、[ホームタブ] → [プライバシー管理] と進み、「パスコードの変更」をタップすればパスコードを変えられます。

最初にパスコードを設定したときと同様、新しいパスコードを2回入力してください。Androidは新しいパスコードを入力する前に、現在のパスコード入力が要求されます。

パスコードロックに指紋認証(Touch ID)・顔認証(Face ID)を利用する

Touch ID・Face IDに対応しているスマホであれば、LINEのパスコードにも指紋認証・顔認証が利用できます。

設定方法は簡単で、「プライバシー管理」で「Touch ID(Face ID)」にチェックを入れるだけです。

これで次回から『LINE』アプリを起動するときに、指紋認証・顔認証が要求されるようになります。もちろん4桁のパスコードでのロック解除も可能なので、うまく指紋・顔が認証されないときはパスコード入力をしましょう。

▲パスコード入力の代わりに、Touch ID・Face IDで解除できる。

パスコードロックを解除する方法

「プライバシー管理」で「パスコードロック」のチェックを外せば、パスコードロックが解除されます。解除するときにパスコードの入力などは求められません。

パスコードを忘れたときの対処方法

もしパスコードを忘れてしまった場合は、『LINE』アプリを削除して再インストールするしかありません。

アプリを再インストールした場合、同じアカウントでログインしてもトーク履歴等は消えてしまいます。かなり面倒な状況になってしまうので、パスコードは忘れないように注意してください。

なお『LINE』のパスコード入力は何回間違えてもロックされることはないので、思い当たる数字をひたすら入力していくことも可能ではあります。

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