1億曲以上が聴き放題のApple Music(アップルミュージック)」。月額料金プランは「個人」「学生」「ファミリー」の3種類があり、最安は「学生」プランの月額580円(税込)となります。
本記事では料金プランの違いと特徴について徹底解説。競合の音楽配信サービス5社と「Apple Music」の月額料金を比較し、お得かどうかをお教えします。
※価格はすべて税込表示です。
Apple Musicの料金プランを解説! 他サービスとの違いやお得に利用する3つのコツも
「Apple Music」の料金プラン一覧
「個人プラン」月額1,080円・年間10,800円
もっともベーシックなプランで、月額1,080円で利用可能。個人で音楽を楽しみたい人は、こちらの個人プランから始めるのがおすすめ。
「Apple Music」は2022年10月に100円値上がりして1,080円になりましたが、ほかのサービスも足並みを揃えるように1,080円へ値上がりしたため、料金としては平均的です。
また「Apple Music」の個人プランは、年間プランも選択可能です。年間プランは10,800円。通常の個人プラン1年分と比較すると2ヵ月分(2,160円)お得になります。
利用する際は初めに月額の個人プランに登録してから、長期間利用すると判断した段階で年間プランへ移行すると料金を抑えられるためおすすめです。
「学生プラン」580円 高校生以下は対象外
「学生プラン」は月額料金580円で個人プランより500円もお得になります。
なお学割対象は「学士号や博士号の取得のため就学中、または同等の高等教育コースを履修中であることが条件。日本では、短大、専門学校、専門課程も対象」です。
つまり、残念ながら高校生以下は対象外なので他のプランを利用しましょう。
※利用時には在学証明が必要です
「ファミリープラン」1,680円
ファミリープランは月額1,680円と一見割高ですが、2人以上で使う時点で、個人プランよりお得です。
最大6人まで利用できるプランなので、たとえば2人で使うなら1人840円・6人で使えば1人280円と非常にリーズナブルに利用できます。
ひとりひとりに別のアカウントが発行されるので、同じプレイリストを共有するのではなく、それぞれで好きな音楽を楽しめます。
ファミリープランの詳細や共有方法などはこちら
「Apple Oneプラン」はAppleサービスの複数利用におすすめ
「Apple One」とはApple Music・Apple Arcade・Apple TV・iCloud+の4つが利用できるサブスクリプションサービス。それぞれのサービスを個々で登録するよりも料金がお得になります。
「Apple One」の個人プランは月額1,200円。4つのサービスを別々に利用するより毎月1,510円お得です。なおファミリープランは月額1,980円で最大5人まで利用可能。
Appleのサブスクリプションサービスをすでに利用している人は、「Apple One」を契約したほうが料金が安くなるかもしれません。
すでにApple TVでゲーム・映画を楽しんでいる人は、音楽が聴けて、iCloud+のストレージも増えるので特におすすめです。
他の音楽配信サービスとのプラン料金比較
サービス | 基本プラン 料金 |
年割 料金 |
学割プラン 料金 |
家族割プラン 料金 |
楽曲数 | 無料体験 |
---|---|---|---|---|---|---|
Apple Music | 1,080円/月 | 10,800円/年 | 580円/月 | 1,680円/月 | 1億曲 | 1ヶ月 |
Amazon Music Unlimited |
1,080円/月 | 9,800円/年 ※1 |
580円/月 | 1,680円/月 | 1億曲 | 1ヶ月 |
Spotify | 980円/月 | 9,800円/年 | 480円/月 | 1,580円/月 | 1億曲 | 1ヶ月 |
LINE MUSIC | 1,080円/月 | 9,600円/年 ※2 |
580円/月 | 1,680円/月 | 1億曲 | 1ヶ月 |
YouTube Music | 1,080円/月 | 10,800円/年 | 580円/月 | 1,680円/月 | 非公開 | 1ヶ月 |
他の代表的な音楽配信サービスの基本となるプラン(Apple Musicは個人プラン)・学割プラン・家族割プランの料金を比較した結果が上記のとおりです。
月額料金が最も安いのはSpotify
月額料金が最も安かったのは「Spotify」でした。各サービスの料金差は少ないながらも、唯一「Spotify」だけ月額1,000円以下で利用できるので、コスパ良く楽しめるのは事実です。
「Apple Music」や他のサービスについては、どのプランもほぼ横並び。かつて、2022年に音楽配信サービスの月額料金が値上がりする動きがあり、2024年現在は1,080円のサービスが多い状況です。
年割が最も安いのもSpotify
年割についても、さまざまな条件から総合的に判断すると「Spotify」の9,800円が最も安い結果となりました。年割は、どのサービスも1年間利用することでおよそ2ヵ月分の料金が割引される点が共通しています。
一見すると、年間9,600円である「LINE MUSIC」が最も安いのですが、こちらのプランは別途「LINE STORE」への有料会員登録が条件。未登録の場合の料金は年間10,800円です。同様に「Amazon Music Unlimited」もプライム会員への登録が条件でした。
こうした条件がないのは「Apple Music」「Spotify」「YouTube Music」。「YouTube Music」は関連サービス「YouTube Premium」を含めると少し複雑になるので、「Apple Music」「Spotify」が最もシンプルでわかりやすいです。
普段利用するサービスなどを踏まえて選ぶのがおすすめ
料金面にばかり注目した比較ですが、ふだんから頻繁に利用するコンテンツに関連したサービスに登録した方が結果的にコスパが良くなります。
先の例で挙げると、日頃から「Amazon」で買い物をする機会が多くプライム会員に登録しているのなら「Amazon Music Unlimited」に登録するのも選択肢のひとつです。
同様に「LINE」の利用頻度が高ければ「LINE MUSIC」も登録する価値があるでしょう。
なお別の観点にはなりますが、「Apple Music」は、iTunes Store購入楽曲やCD音源とも一緒に音楽を楽しめるため、iPhoneとの互換性が高いことで知られています。よってiPhoneのユーザーであれば音楽面において非常に使い勝手がよくなるでしょう。
当サイト「Appliv TOPICS」の独自調査の結果、日本国内では今もiPhoneの利用が多いことも影響してか、「Apple Music」を利用したユーザーの満足度は軒並み高い結果でした。
コスパを突き詰めるか・関連サービスとの利便性を重視するかなどを総合的に判断して、自分に合う音楽配信サービスを選ぶのがおすすめです。
その他の音楽配信サービスはこちら
Apple Musicの支払い方法
Apple Musicの支払い方法
- クレジットカード決済
- キャリア決済(au、SoftBank、ドコモ)
- AppStore & iTunes ギフトカード
- デビットカード決済
- PayPay
「Apple Music」の支払い方法はクレジットカード決済、デビットカード決済、キャリア決済、AppStore & iTunesギフトカード、PayPayの5種類。
どの支払い方法を選択しても、月額料金は同じです。
クレジットカード
対応するブランド
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
クレジットカードはほとんどの主要ブランドに対応しています。
クレジットカードからのポイントを貯めやすくなる点・1度設定すると引き落とし忘れがなくなる点などがメリットです。
デビットカード
デビットカードは、銀行の残高からリアルタイムで引き落としがされるためクレジットカードとほぼ同じ感覚で利用できます。主要なブランドに対応していますが、VISA・Mastercard・JCBが主です。
なおプリペイドカードにも対応していて、当サイトの調査では「LINE Payカード」「au PAY」などでの利用が確認できました。
キャリア決済
対応しているキャリア
- d払い(docomo)
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い(Softbank)
- ワイモバイルまとめて支払い(ワイモバイル)
キャリア決済を利用すると、カードを持っていない場合でもスマホ料金とまとめて支払いできる点がメリットです。
格安SIMでスマホを使っている場合は選択できないので、ほかの支払い方法を利用しましょう。
PayPay
「PayPay」は今もっとも浸透しているキャッシュレス決済のひとつです。
コンビニ払いや銀行振り込みにも対応しているので、現金派の場合でも気軽に利用できます。
AppStore&iTuneギフトカード
Appleのサービスに利用できるギフトカードは、全国のコンビニや家電量販店・Apple Storeの実店舗などで購入できます。
現金派の人はもちろん、18歳未満・クレジットカードが作れない、作りたくない人などにもおすすめです。
iTuneカードって何? を解決!
「Apple Music」の支払い方法の詳細のほか、支払いを変更する詳しい方法については以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。
支払い方法の詳細をチェック!
「Apple Music」をお得に利用するには?
続いて、できるだけApple Musicをお得に利用するコツをご紹介。少しでも出費を抑えたい人はチェックしておきましょう。
特に、ファミリープランを複数人で共有する方法は、学生でも使いやすいのでおすすめです。
まずは初回無料体験を利用しよう!
「Apple Music」に登録したことがないのであれば、1度使ってみて使用感や機能・楽曲ラインナップを確認するのがおすすめです。初回登録から1ヶ月間無料で利用できて、期間中も「Apple Music」有料会員と同じ機能をフルで使えます。
もし合わなかった場合は、無料期間内に解約すると料金が発生しません。無料期間中は解約後、即座に「Apple Music」が利用できなくなるので、更新される日を確認した上で余裕をもって続けるかどうかを判断するのがよいでしょう。
なお無料トライアルは1つのApple IDにつき1回までのため、2回目以降は無料トライアルが利用できない点・日割り計算がないため、期間を過ぎた段階で即座に1,080円の月額料金が発生する点に注意が必要です。
ファミリープランを2人以上で使う
「Apple Music」のファミリープランは先述したとおり、月額1,680円で6人まで使えるプラン。共有人数が多いほどお得になり、6人で使えば1人280円になりお得です。
無料トライアルがない代わりに、2人で使うと1人あたり840円なので、個人プラン(1,080円)よりも安く利用できます。解約しない限り利用の期限はないので、ずっとお得に使い続けられます。
家族に限らず、友達に共有しても問題ないので、友人間でお得に使う相談をしてもよいでしょう。
ただし、支払いは管理者ユーザー1人が一括で支払うことになるので、そのあたりの話し合いはお忘れなく。
【Apple Musicを2人家族で使う場合のイメージ】
ファミリープラン:1,680円(1人あたり840円)
個人プラン:2,160円(1,080×2人)
→ファミリープランの方が毎月480円お得
対象デバイス購入で6ヶ月無料!
AirPods、HomePod mini、Beats製品などの対象デバイスを購入すると「Apple Music」を6か月無料で利用できます。個人プランであれば6,480円分もお得。なお新規登録の方のみが対象です。
またデバイスを購入してから90日以内に登録手続きを済ませましょう。対象のデバイスはApple公式サイトより確認できます。新たにApple製品の購入を考えている方は要チェックです。
Apple Musicの料金に関するよくある質問
「Apple Music」の料金はいくら?プランは?
「Apple Music」のプランと月額料金は以下の通りです。
●個人プラン:1,080円
●学生プラン:580円
●ファミリープラン:1,680円
個人プランのみ年額での支払いに変更することもでき、年間10,800円。月額での支払いより2ヶ月分お得になります。
「Apple Music」に学割はある?
「Apple Music」には学生プラン(月額580円)があります。
ただし 高校生以下は使えないため、ファミリープランで家族と一緒に利用しましょう。
「Apple Music」に無料プランはある?
「Apple Music」には無料で使えるプランはありません。「Amazon Music」「Spotify」にはあります。
「Apple Music」の支払い方法は?
「Apple Music」の支払い方法は、以下の5種類。どの支払い方法を選択しても、月額料金は同じです。
●クレジットカード決済
●デビットカード決済
●携帯キャリア決済(au、ドコモ、SoftBank)
●AppStore & iTunes ギフトカード
●PayPay(ペイペイ)
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